52 / 78
52.全てロブのせい(シルヴィア視点)
しおりを挟む
「見てください! 着物というものを着せて頂いたのです! とても美しいでしょう?」
晩餐会の後、着物が気に入ったと言ったら、快く着付けをして頂いたのです。わたくしは、嬉しくて、とても嬉しくて、クルクルと回りながらロブに見せました。
「へぇ、良いね。いつもと違って、嫋やかで美しく……乱したくなるよ」
「っ!」
ロブが突然グイッと、着物の襟を抜くように引っ張ったので、わたくしは慌てて振り払いました。
きゅ、急に何をするのですか?
「さ、触らないで下さい」
折角、着せて頂いたのに……
もう少し着ていたいのです。
何故、何でも思考がそっちの方にいくのですか? 他国の民族衣装を目で見て楽しむ、という気持ちにはならないのですか?
「ふーん。そのような事を言うんだね」
「え?」
わたくしが「え?」と思った瞬間、ロブが酷薄な笑みを浮かべました。
その顔は、今までろくな事がないのです。
ちゃんと駄目って言わなければ、と思った瞬間……わたくしが着ている着物がブワッと炎に包まれ、消えてなくなりました。
「きゃ、きゃあっ!」
えっ? 何? 何ですか?
何が起こったのですか?
わたくしが慌てて体を隠すように座り込むと、ロブはわたくしに一歩近づきました。
ロブ? どうして?
「触れずに脱がして欲しいようだったから、期待に応えてあげたのだよ。心配せずとも、君には何の影響もない。熱くはなかっただろう?」
そういう問題ではないのです。
わたくしは……わたくしは……。
「酷い……。わたくし、着られて嬉しかったのに……」
「僕に触れるなと言うからだよ。ヴィアのくせに……」
酷い……酷いのです。
「ロブの馬鹿!」
わたくしは、わたくしの手を掴もうとしたロブの頬を叩き、体にシーツを巻きつけ、部屋を飛び出しました。
絶対に、絶対に、許さないのです。
ロブなんて、嫌い。此処に来てから、欲求を押し付けるばかりで……わたくしの気持ちなんて……無視なのです……。
「ヴィア、待ちたまえ! シルヴィア!」
名を呼ぶロブには振り返らず、わたくしはジュリアちゃんのお部屋に向かいました。
今日はジュリアちゃんと眠るのです。
チェチーリア様のところは、ちょっと行きにくいので……。陛下の前だと、やはり緊張してしまうのですよね……。優しくて、良い方だとは分かっているのですけれど……。
やはり、国王陛下……の前では緊張するのです。
◆
「…………」
「ま……、……ルカ」
あ……何か声が聞こえるのです……。
ジュリアちゃんのお部屋の前に来たのですけれど……扉を開けようとすると、何やら声が聞こえました。
わたくしはあれ? と思って耳を澄まして、ドアに耳をつけてみました。
いけない事をしているのは、分かっているのです。
でも、万が一意気揚々と扉を開けて、最中だったら困るので……。
わたくしは、己の行いに言い訳をしながら聞き耳を立てました。
「ルカ、やめて……。今、月のもの来てるから……ルカの手も、ここの家具も汚してしまう……」
「大丈夫ですよ。そこには触れません。ただ、少し……少しだけ貴方に触れるだけです」
「で、でも……ぜ、絶対少しですまない、だろ……」
「貴方が悪いのですよ、物欲しそうな顔をしているから……」
こ、これは……。
入ってはいけない状況なのです……。
恐らく、このようにドアに耳をつけると声がするという事は、入ってすぐの洋室のところで致しているのだと思うのです。
わたくしは駄目だと思いながらも、ドアにつけている耳を離せませんでした。
ドキドキ致します……。
「ルカ……あっ……胸、やだっ」
「……ですか? ここはこんなにも…………なのに……」
…………。
ちょっと、ルカ様の声が聞こえづらいのです。
わたくしはドアの一部になったかのように、ドアにピッタリと張り付きました。
「やっ、ひあっ……乳首、クリクリするなっ……ひゃぁ、ぁっ……それ、だめ、すぐイッちゃうからっ……やめてっ、ああっ!」
あらあら、ジュリアちゃんったら、お胸が弱いって本当だったのですね。それにしても、元男性とは思えない程に、可愛らしいお声なのです。
「ヴィア!」
え? あ……ロブなのです。
折角良いところなのに……。
「君は何を考えているんだい? そのような格好で、部屋の外に飛び出すなんて……。此処は、他国なのだよ。いや、自国だとしても許されないよ」
「ちょ、ちょっと……静かにして下さいませ……」
このようにドアの前で騒ぐと、ルカ様に聞こえてしまうのです。ジュリアちゃんは、きっとそれどころじゃないと思いますけれど……。
「何が静かにしろ、なんだい? 早く部屋に戻るよ」
「いや、離して! わたくし、此処にいたいのっ!」
「何をしているのですか?」
えっ?
その瞬間、カチャっと扉が開き……凍てつくような目をしたルカ様に見下ろされました。いえ、見下されました。
「…………えっと、これはその……」
ほら、ロブが騒ぐからです。
ロブが騒ぐから、バレてしまったではないですか……。
「うるさいよ、ルカ。僕は今それどころではないんだよ」
「ほう」
ロブの馬鹿。
ルカ様の目が更に冷たいものになったではありませんか……。
その後、わたくし達は逃げようとしましたが、ルカ様に部屋に引きずりこまれ、1時間半に渡ってお説教を受けてしまいました。
ジュリアちゃんは、恥ずかしそうに「俺、寝るから。腹、痛くなってきたし……」とか何とか言って、早々に逃げました。
当たり前ですが……助けてくれませんでした……。
うう、わたくし……シーツ一枚なのに……。
ロブのせいで。
それに大人しく謝っていれば良いのに、ロブが一々反論するから、その度にお説教が長引くのです。
この部屋の気温だけ、真冬のようなのです。
シーツ一枚では寒いのです。
凍えそうです。
その後、わたくし達は二度と邪魔をしないと誓わされて、部屋を放り出されました。
「ルカ様、怖いのです……」
「ふん。腹の立つ奴だよ」
………………。
ロブったら、全然反省していないのです。
わたくしはジトっとした目でロブを睨みました。
「ヴィア、体が冷えただろう? 部屋に帰って暖めてあげるよ」
「……触らないで」
わたくしはロブの手を振り払って歩き出しました。
「ヴィア? 君まで、何を怒っているんだい?」
何故?
折角、着せて頂いた着物を魔法で燃やしたくせに。
「ルカのせいで、機嫌が悪くなったのかい?」
「最低。ルカ様は関係ありません。わたくしが怒っている理由が分かるまで、わたくしに触らないで」
「ヴィア?」
わたくしが、ふんっと歩き出すと、ロブが慌てて「ヴィア? 何が気に入らないんだい?」とついて来ました。
寧ろ、ほんの2時間前の事を忘れているロブに驚きです。まあ、ロブからしたらわたくしの着ているものを脱がす事が、悪い事だとは思っていないのでしょうね。
燃やしておいて……。
ロブは、わたくしが普段強く出ないせいか、たまにこうやって怒ると、途端に大人しくなるのです。
なので、この調子で暫く、反省させる必要があるのです……。
晩餐会の後、着物が気に入ったと言ったら、快く着付けをして頂いたのです。わたくしは、嬉しくて、とても嬉しくて、クルクルと回りながらロブに見せました。
「へぇ、良いね。いつもと違って、嫋やかで美しく……乱したくなるよ」
「っ!」
ロブが突然グイッと、着物の襟を抜くように引っ張ったので、わたくしは慌てて振り払いました。
きゅ、急に何をするのですか?
「さ、触らないで下さい」
折角、着せて頂いたのに……
もう少し着ていたいのです。
何故、何でも思考がそっちの方にいくのですか? 他国の民族衣装を目で見て楽しむ、という気持ちにはならないのですか?
「ふーん。そのような事を言うんだね」
「え?」
わたくしが「え?」と思った瞬間、ロブが酷薄な笑みを浮かべました。
その顔は、今までろくな事がないのです。
ちゃんと駄目って言わなければ、と思った瞬間……わたくしが着ている着物がブワッと炎に包まれ、消えてなくなりました。
「きゃ、きゃあっ!」
えっ? 何? 何ですか?
何が起こったのですか?
わたくしが慌てて体を隠すように座り込むと、ロブはわたくしに一歩近づきました。
ロブ? どうして?
「触れずに脱がして欲しいようだったから、期待に応えてあげたのだよ。心配せずとも、君には何の影響もない。熱くはなかっただろう?」
そういう問題ではないのです。
わたくしは……わたくしは……。
「酷い……。わたくし、着られて嬉しかったのに……」
「僕に触れるなと言うからだよ。ヴィアのくせに……」
酷い……酷いのです。
「ロブの馬鹿!」
わたくしは、わたくしの手を掴もうとしたロブの頬を叩き、体にシーツを巻きつけ、部屋を飛び出しました。
絶対に、絶対に、許さないのです。
ロブなんて、嫌い。此処に来てから、欲求を押し付けるばかりで……わたくしの気持ちなんて……無視なのです……。
「ヴィア、待ちたまえ! シルヴィア!」
名を呼ぶロブには振り返らず、わたくしはジュリアちゃんのお部屋に向かいました。
今日はジュリアちゃんと眠るのです。
チェチーリア様のところは、ちょっと行きにくいので……。陛下の前だと、やはり緊張してしまうのですよね……。優しくて、良い方だとは分かっているのですけれど……。
やはり、国王陛下……の前では緊張するのです。
◆
「…………」
「ま……、……ルカ」
あ……何か声が聞こえるのです……。
ジュリアちゃんのお部屋の前に来たのですけれど……扉を開けようとすると、何やら声が聞こえました。
わたくしはあれ? と思って耳を澄まして、ドアに耳をつけてみました。
いけない事をしているのは、分かっているのです。
でも、万が一意気揚々と扉を開けて、最中だったら困るので……。
わたくしは、己の行いに言い訳をしながら聞き耳を立てました。
「ルカ、やめて……。今、月のもの来てるから……ルカの手も、ここの家具も汚してしまう……」
「大丈夫ですよ。そこには触れません。ただ、少し……少しだけ貴方に触れるだけです」
「で、でも……ぜ、絶対少しですまない、だろ……」
「貴方が悪いのですよ、物欲しそうな顔をしているから……」
こ、これは……。
入ってはいけない状況なのです……。
恐らく、このようにドアに耳をつけると声がするという事は、入ってすぐの洋室のところで致しているのだと思うのです。
わたくしは駄目だと思いながらも、ドアにつけている耳を離せませんでした。
ドキドキ致します……。
「ルカ……あっ……胸、やだっ」
「……ですか? ここはこんなにも…………なのに……」
…………。
ちょっと、ルカ様の声が聞こえづらいのです。
わたくしはドアの一部になったかのように、ドアにピッタリと張り付きました。
「やっ、ひあっ……乳首、クリクリするなっ……ひゃぁ、ぁっ……それ、だめ、すぐイッちゃうからっ……やめてっ、ああっ!」
あらあら、ジュリアちゃんったら、お胸が弱いって本当だったのですね。それにしても、元男性とは思えない程に、可愛らしいお声なのです。
「ヴィア!」
え? あ……ロブなのです。
折角良いところなのに……。
「君は何を考えているんだい? そのような格好で、部屋の外に飛び出すなんて……。此処は、他国なのだよ。いや、自国だとしても許されないよ」
「ちょ、ちょっと……静かにして下さいませ……」
このようにドアの前で騒ぐと、ルカ様に聞こえてしまうのです。ジュリアちゃんは、きっとそれどころじゃないと思いますけれど……。
「何が静かにしろ、なんだい? 早く部屋に戻るよ」
「いや、離して! わたくし、此処にいたいのっ!」
「何をしているのですか?」
えっ?
その瞬間、カチャっと扉が開き……凍てつくような目をしたルカ様に見下ろされました。いえ、見下されました。
「…………えっと、これはその……」
ほら、ロブが騒ぐからです。
ロブが騒ぐから、バレてしまったではないですか……。
「うるさいよ、ルカ。僕は今それどころではないんだよ」
「ほう」
ロブの馬鹿。
ルカ様の目が更に冷たいものになったではありませんか……。
その後、わたくし達は逃げようとしましたが、ルカ様に部屋に引きずりこまれ、1時間半に渡ってお説教を受けてしまいました。
ジュリアちゃんは、恥ずかしそうに「俺、寝るから。腹、痛くなってきたし……」とか何とか言って、早々に逃げました。
当たり前ですが……助けてくれませんでした……。
うう、わたくし……シーツ一枚なのに……。
ロブのせいで。
それに大人しく謝っていれば良いのに、ロブが一々反論するから、その度にお説教が長引くのです。
この部屋の気温だけ、真冬のようなのです。
シーツ一枚では寒いのです。
凍えそうです。
その後、わたくし達は二度と邪魔をしないと誓わされて、部屋を放り出されました。
「ルカ様、怖いのです……」
「ふん。腹の立つ奴だよ」
………………。
ロブったら、全然反省していないのです。
わたくしはジトっとした目でロブを睨みました。
「ヴィア、体が冷えただろう? 部屋に帰って暖めてあげるよ」
「……触らないで」
わたくしはロブの手を振り払って歩き出しました。
「ヴィア? 君まで、何を怒っているんだい?」
何故?
折角、着せて頂いた着物を魔法で燃やしたくせに。
「ルカのせいで、機嫌が悪くなったのかい?」
「最低。ルカ様は関係ありません。わたくしが怒っている理由が分かるまで、わたくしに触らないで」
「ヴィア?」
わたくしが、ふんっと歩き出すと、ロブが慌てて「ヴィア? 何が気に入らないんだい?」とついて来ました。
寧ろ、ほんの2時間前の事を忘れているロブに驚きです。まあ、ロブからしたらわたくしの着ているものを脱がす事が、悪い事だとは思っていないのでしょうね。
燃やしておいて……。
ロブは、わたくしが普段強く出ないせいか、たまにこうやって怒ると、途端に大人しくなるのです。
なので、この調子で暫く、反省させる必要があるのです……。
0
お気に入りに追加
382
あなたにおすすめの小説
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
性欲の強すぎるヤクザに捕まった話
古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。
どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。
「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」
「たまには惣菜パンも悪くねぇ」
……嘘でしょ。
2019/11/4 33話+2話で本編完結
2021/1/15 書籍出版されました
2021/1/22 続き頑張ります
半分くらいR18な話なので予告はしません。
強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。
誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。
当然の事ながら、この話はフィクションです。
鬼畜柄の愛撫 〜口答えをする暇があるならベッドで脚を開きたまえ〜
Adria
恋愛
「これから君に屈辱と快感を与える主人の顔を、よくその眼に刻みつけたまえ」
侯爵令嬢シルヴィアは、ある日第3王子の婚約者候補に選ばれてしまった。
だが第3王子は女性にだらしないと有名な人。控えめに言っても苦手なのでシルヴィアは辞退することに決めたのだが、そのことが彼のプライドを傷つけたのか……その日から始まる彼の鬼のような所業にシルヴィアは惨めにも堕ちていく。
※タイトルやタグに鬼畜とあるようにヒーローがヒロインを慮らない態度や行為が中盤くらいまで続きます。そういうのが苦手な方は気をつけてください。
表紙絵/束原ミヤコ様(@arisuthia1)
慰み者の姫は新皇帝に溺愛される
苺野 あん
恋愛
小国の王女フォセットは、貢物として帝国の皇帝に差し出された。
皇帝は齢六十の老人で、十八歳になったばかりのフォセットは慰み者として弄ばれるはずだった。
ところが呼ばれた寝室にいたのは若き新皇帝で、フォセットは花嫁として迎えられることになる。
早速、二人の初夜が始まった。
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
女体化してしまった俺と親友の恋
無名
恋愛
斉藤玲(さいとうれい)は、ある日トイレで用を足していたら、大量の血尿を出して気絶した。すぐに病院に運ばれたところ、最近はやりの病「TS病」だと判明した。玲は、徐々に女化していくことになり、これからの人生をどう生きるか模索し始めた。そんな中、玲の親友、宮藤武尊(くどうたける)は女になっていく玲を意識し始め!?
【完結】Mにされた女はドS上司セックスに翻弄される
Lynx🐈⬛
恋愛
OLの小山内羽美は26歳の平凡な女だった。恋愛も多くはないが人並に経験を重ね、そろそろ落ち着きたいと思い始めた頃、支社から異動して来た森本律也と出会った。
律也は、支社での営業成績が良く、本社勤務に抜擢され係長として赴任して来た期待された逸材だった。そんな将来性のある律也を狙うOLは後を絶たない。羽美もその律也へ思いを寄せていたのだが………。
✱♡はHシーンです。
✱続編とは違いますが(主人公変わるので)、次回作にこの話のキャラ達を出す予定です。
✱これはシリーズ化してますが、他を読んでなくても分かる様には書いてあると思います。
悪役令嬢は王太子の妻~毎日溺愛と狂愛の狭間で~
一ノ瀬 彩音
恋愛
悪役令嬢は王太子の妻になると毎日溺愛と狂愛を捧げられ、
快楽漬けの日々を過ごすことになる!
そしてその快感が忘れられなくなった彼女は自ら夫を求めるようになり……!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる