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17.お願い、やめて(シルヴィア視点)
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「そろそろ良いかな?」
「……?」
何がですか?
やっと許して下さるお気持ちになったのですか?
わたくしは期待を抱きました。けれど、その淡い期待は次のロブの行動により、露と消えました。
ロブはわたくしをベッドに組み敷き、わたくしの両手を魔力で拘束したのです。
ロブ? これは……何ですか?
「ロブ。嫌です……縛らないで……」
「シルヴィア。この際、ココを最後まで調教してあげるよ」
え?
突然お尻の穴に触れたロブに、わたくしが目を見開いて固まると、ロブは酷薄な笑みでわたくしを見下ろしました。
「い、嫌っ、嫌です! ロブ、お願いします! やめて!」
「うるさいよ。口答えは許さないと言っただろう?」
ロブ、やだ……嫌です……。
以前、指を一本挿れられてしまったけれど、あの後は何もして来なかったのに……。
わたくし……お尻は苦手なのです……。
触って頂くなら秘所が良いのに……。
逃げたい……。そう思っても拘束されているので逃げられないわたくしを、ロブは嘲笑を浮かべ、「今日は僕のを挿れてあげるよ」と仰いました。
挿れる? ロブのを挿れる?
本来、受け入れる場所ではないところに……ロブのを?
確かにお義兄様たちは、そうしているかもしれませんけれど……わたくしは、そんなのは嫌です……。確かに、少し……興味は持ってしまいましたけれど……。
「嫌っ、嫌です! そんなの無理です!」
わたくしがイヤイヤと首を振りながら暴れようとするとロブは、わたくしの腰と脚までをも魔力で拘束致しました。
脚を大きく開かされて、わたくしは恥ずかしさ以上に、この後される事を予想して怖くなりました。
それなのに……ロブはわたくしが青ざめているのも気に留めず、秘所の蕾を指の腹で捏ねながら、ゆっくりとお尻にオイルをかけ、お尻の穴を触り始めました。
ロブはオイルをたっぷりと使い、わたくしのお尻の穴をゆっくりと慣らしています。
「ぁっ、やぁ……ひっ、待っ、待って、やだぁ、抜いてっ」
「ほら、僕の指が第二関節まで入ったよ。この前慣らしておいたのが良かったのかな?」
ロブは、わたくしの「嫌だ」という言葉を無視して、秘所の蕾を弄りながら、ゆっくりとお尻に挿れた指を動かしました。
「いやぁ、やだやだ、抜いて! ロブ、怖いの! やめてっ!」
このまま続けさせるのは絶対に駄目なのです。
ロブのなんて、絶対に入らないのです。
ロブ、お願いします。やめて……。
「ひっ、いやぁ、やめ、やめてっ! 本当に嫌なのっ! やだぁ、ひっ、っぅ」
「君が嫌かどうかは、どうでも良いのだよ」
「っ!!?」
酷い……。ロブ、何故? 何故ですか?
ロブは秘所のナカに指を挿れながら、秘所とお尻の両方を弄り始めました。徐々にお尻を弄られている違和感がなくなり、どちらで快感を得ているのか分からなくなってきました。
本当に駄目……駄目なのです。このままでは、本当に最後まで許す事になってしまいそうです。
いや、怖い……怖いの……。
最後までしようとするロブも、話を聞いて下さらないロブも……全部全部怖いの……。
「ほら、指が2本入ったよ。あと1本くらい入れば、僕のも受け入れられるかな?」
「いやっ、ああっ、ひあっ……やぁっ、やめてっ、おねがっ、やだぁ」
わたくしがどれだけ泣き叫んでも聞いて下さいません。
指が3本?
ロブのロブの大きさを考えて下さい。大きさや長さだって全然違うのに……そんなモノ、入るわけないのに……何故、そんな恐ろしい事が出来るのですか……?
わたくしが怒らせたからですか?
言うことを聞かなかったからですか?
わたくしが愚図だからですか?
情けないのです。こんなくだらない喧嘩で、ロブはわたくしの事など、どうでも良くなってしまうのですね。
わたくしへの想いなんて、所詮その程度なのですか? わたくしは、貴方にとってオモチャでしかないのですか?
話し合う必要のない『物』なのですか?
わたくしは、怖いと言ったのに……絶対に嫌だと言ったのに……。
「ほら、指が3本入ったよ。もう良いかな」
「もう嫌……怖い……触らないで……怖いのっ!」
わたくしが、どれ程泣き叫んでも、怖いと言っても、ロブは笑うだけで、聞いて下さいません。
それどころか、わたくしのお尻にオイルを沢山かけて、ご自分のモノにもオイルをたっぷり塗り込んでいます。
「シルヴィア、挿れるよ。力を抜きたまえ」
「嫌っ、嫌です! 怖い! 怖いの! いやぁ! ああっ!」
ロブは「うるさいよ。どうせなら、もっと淫らに啼きたまえ」と煩わしそうに仰いました。
ロブ?
……ロブ?
わたくしがショックのあまり固まってしまうと、ロブはゆっくりと挿れてから動き出しました。
もう……無理なのですか?
わたくしは、もう要らない?
「……?」
何がですか?
やっと許して下さるお気持ちになったのですか?
わたくしは期待を抱きました。けれど、その淡い期待は次のロブの行動により、露と消えました。
ロブはわたくしをベッドに組み敷き、わたくしの両手を魔力で拘束したのです。
ロブ? これは……何ですか?
「ロブ。嫌です……縛らないで……」
「シルヴィア。この際、ココを最後まで調教してあげるよ」
え?
突然お尻の穴に触れたロブに、わたくしが目を見開いて固まると、ロブは酷薄な笑みでわたくしを見下ろしました。
「い、嫌っ、嫌です! ロブ、お願いします! やめて!」
「うるさいよ。口答えは許さないと言っただろう?」
ロブ、やだ……嫌です……。
以前、指を一本挿れられてしまったけれど、あの後は何もして来なかったのに……。
わたくし……お尻は苦手なのです……。
触って頂くなら秘所が良いのに……。
逃げたい……。そう思っても拘束されているので逃げられないわたくしを、ロブは嘲笑を浮かべ、「今日は僕のを挿れてあげるよ」と仰いました。
挿れる? ロブのを挿れる?
本来、受け入れる場所ではないところに……ロブのを?
確かにお義兄様たちは、そうしているかもしれませんけれど……わたくしは、そんなのは嫌です……。確かに、少し……興味は持ってしまいましたけれど……。
「嫌っ、嫌です! そんなの無理です!」
わたくしがイヤイヤと首を振りながら暴れようとするとロブは、わたくしの腰と脚までをも魔力で拘束致しました。
脚を大きく開かされて、わたくしは恥ずかしさ以上に、この後される事を予想して怖くなりました。
それなのに……ロブはわたくしが青ざめているのも気に留めず、秘所の蕾を指の腹で捏ねながら、ゆっくりとお尻にオイルをかけ、お尻の穴を触り始めました。
ロブはオイルをたっぷりと使い、わたくしのお尻の穴をゆっくりと慣らしています。
「ぁっ、やぁ……ひっ、待っ、待って、やだぁ、抜いてっ」
「ほら、僕の指が第二関節まで入ったよ。この前慣らしておいたのが良かったのかな?」
ロブは、わたくしの「嫌だ」という言葉を無視して、秘所の蕾を弄りながら、ゆっくりとお尻に挿れた指を動かしました。
「いやぁ、やだやだ、抜いて! ロブ、怖いの! やめてっ!」
このまま続けさせるのは絶対に駄目なのです。
ロブのなんて、絶対に入らないのです。
ロブ、お願いします。やめて……。
「ひっ、いやぁ、やめ、やめてっ! 本当に嫌なのっ! やだぁ、ひっ、っぅ」
「君が嫌かどうかは、どうでも良いのだよ」
「っ!!?」
酷い……。ロブ、何故? 何故ですか?
ロブは秘所のナカに指を挿れながら、秘所とお尻の両方を弄り始めました。徐々にお尻を弄られている違和感がなくなり、どちらで快感を得ているのか分からなくなってきました。
本当に駄目……駄目なのです。このままでは、本当に最後まで許す事になってしまいそうです。
いや、怖い……怖いの……。
最後までしようとするロブも、話を聞いて下さらないロブも……全部全部怖いの……。
「ほら、指が2本入ったよ。あと1本くらい入れば、僕のも受け入れられるかな?」
「いやっ、ああっ、ひあっ……やぁっ、やめてっ、おねがっ、やだぁ」
わたくしがどれだけ泣き叫んでも聞いて下さいません。
指が3本?
ロブのロブの大きさを考えて下さい。大きさや長さだって全然違うのに……そんなモノ、入るわけないのに……何故、そんな恐ろしい事が出来るのですか……?
わたくしが怒らせたからですか?
言うことを聞かなかったからですか?
わたくしが愚図だからですか?
情けないのです。こんなくだらない喧嘩で、ロブはわたくしの事など、どうでも良くなってしまうのですね。
わたくしへの想いなんて、所詮その程度なのですか? わたくしは、貴方にとってオモチャでしかないのですか?
話し合う必要のない『物』なのですか?
わたくしは、怖いと言ったのに……絶対に嫌だと言ったのに……。
「ほら、指が3本入ったよ。もう良いかな」
「もう嫌……怖い……触らないで……怖いのっ!」
わたくしが、どれ程泣き叫んでも、怖いと言っても、ロブは笑うだけで、聞いて下さいません。
それどころか、わたくしのお尻にオイルを沢山かけて、ご自分のモノにもオイルをたっぷり塗り込んでいます。
「シルヴィア、挿れるよ。力を抜きたまえ」
「嫌っ、嫌です! 怖い! 怖いの! いやぁ! ああっ!」
ロブは「うるさいよ。どうせなら、もっと淫らに啼きたまえ」と煩わしそうに仰いました。
ロブ?
……ロブ?
わたくしがショックのあまり固まってしまうと、ロブはゆっくりと挿れてから動き出しました。
もう……無理なのですか?
わたくしは、もう要らない?
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