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14.お仕置き2(シルヴィア視点)
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「では、シルヴィア。君に選ばせてあげるよ。ずっとイカせ続けられるのと、イケないのだったら、どっちが良い?」
「え? ですが……」
わたくしは言われている事の意味が分かりませんでした。わたくしが戸惑っていると、ロブがわたくしを強引に押し倒しました。
突然、四つん這いの体勢からくるん、と反転され、ベッドに組み敷かれると、とても驚く反面……ドキドキもするのです。
交われば……何とかなるのではないかという淡い期待があるのです。交わっている時は、優しいロブに戻ってくれるのでは? という期待があるのです。
それは甘い考えでしょうか……?
「ロブ……わたくし、イク事を我慢など出来ません」
「別にそんな事は期待していないよ」
「そう、ですか……」
今日は、やはり変なのです……。
わたくしの失敗如きで、こんなにも怒る方ではないのに……やはり、貿易のお話がそんなにも嫌だったのでしょうか?
◆
「ああっ……んぅ、やぁっ……んんっ」
体が変です。ロブは胸の周りや内股などの際どいところを触るだけで、ちゃんと触って下さいません。
ずっと焦らすように触られると、体中が敏感になって……何処を触られても、何だか変なのです。
わたくしが抗えず、ロブにしがみついてしまっても、ロブはその点については怒りませんでした。けれど、意地悪なのです。
ひっきりなしに嬌声をあげ続け、体をビクビクと震わせるわたくしを、酷薄な笑みを浮かべて見ているのです。
「ロブ……ロブ、だめっ、も……いやなのっ」
「何が嫌なんだい?」
ロブは楽しそうにわたくしの体を触るのに、胸の蕾や秘所には触れて下さいません。胸の蕾の周りをクルクルと撫でられながら、脚の付け根をスーッとなぞられると、体がピクンと大きく跳ねてしまうのです。
「ふぅ……っ、やぁ……あ、焦らさないでっ……も、やだっ……ああっ」
「焦らす? では、どうされたいんだい?」
ロブの嘲るような声に鼓膜も……全身すらも震えた気が致しました。
ロブはわたくしの反応を楽しんでいるのですよね……。
でも、わたくし……こんなの嫌です。
「焦らさないで……もっと、ちゃんと触って下さい……。イカせて欲しいの……」
「シルヴィアはいやらしい子だね。ならば、これを使って君自身ですれば良いよ」
「え?」
ロブはポンと、無造作に何かを置きました。
その動きを追うように視線を動かすと、男性器を模したオモチャ……が目に入って、わたくしは無意識に首を横に振ってしまいました。
大きいのです……ロブのよりかは小ぶりですけれど……、以前お散歩の時に使ったものよりかは……大きいのです……。
「シルヴィア、挿れたまえ」
低い声音で命令され、わたくしの体はビクッと震えました。
「ロブ……わたくし……」
「シルヴィア、脚をしっかり開き、挿れるところを見せ、自慰をしたまえ」
「…………はい」
拒否は……出来ないのですよね?
許して下さらないのですか? ……ロブ。
逆らう事を許さないという雰囲気のロブに、わたくしは大きく息を吸ってから、ロブに見えるように座り、脚を広げてオモチャを挿入致しました。
「では、それを良いところに当たるように動かしたまえ」
「は、はい……っぅ、あっ、ああっ……ひ、んっ」
ロブに見られながら、オモチャをゆっくりと挿れていくだけで、わたくしの体はビクビクと震え、蜜を滴らせシーツを濡らしてしまいました。
本当は嫌なのに……。わたくしは、ロブに触って頂きたいのに……。
「ロブ……あっ、もぉ……やだっ、ああっ」
「嫌? 僕には悦んでいるように見えるけど? シルヴィアは本当にいやらしいね。そのような無機物にでも感じて愛液を滴らせるのだから……」
酷い……このようなお仕置きは酷いのです……。
わたくしはただ……ちゃんと話し合って仲直りがしたかっただけなのに……。
悲しい……悲しいのです。
「手が止まっているよ。ちゃんと出来ないなら、今日はずっとこのままだけど良いのかい?」
ロブの冷たい笑みと声にわたくしは小さく頷き、オモチャを動かしました。
「ひぅ、あっ、あぅ、んん……っ」
「シルヴィア、気持ちが良いのかい?」
「……オモチャを……挿れて……それを、ロブに見られていると……」
「見られていると?」
「恥ずかしい……のに、感じてしまうの……」
嗚呼、ロブの笑みが怖いのです。
今日のロブは嫌なのです。
◆後書き◇
マシュマロのリクエストのお尻ペ◯ペ◯みたいなお仕置きプレイは、こんな感じで良いでしょうか? このまま突っ走っても良いですか?
ちゃんと前のロブに会えてますか?
ロベルトってパワハラ? モラハラ? 的なところがありますよね_(:3 」∠)_
「え? ですが……」
わたくしは言われている事の意味が分かりませんでした。わたくしが戸惑っていると、ロブがわたくしを強引に押し倒しました。
突然、四つん這いの体勢からくるん、と反転され、ベッドに組み敷かれると、とても驚く反面……ドキドキもするのです。
交われば……何とかなるのではないかという淡い期待があるのです。交わっている時は、優しいロブに戻ってくれるのでは? という期待があるのです。
それは甘い考えでしょうか……?
「ロブ……わたくし、イク事を我慢など出来ません」
「別にそんな事は期待していないよ」
「そう、ですか……」
今日は、やはり変なのです……。
わたくしの失敗如きで、こんなにも怒る方ではないのに……やはり、貿易のお話がそんなにも嫌だったのでしょうか?
◆
「ああっ……んぅ、やぁっ……んんっ」
体が変です。ロブは胸の周りや内股などの際どいところを触るだけで、ちゃんと触って下さいません。
ずっと焦らすように触られると、体中が敏感になって……何処を触られても、何だか変なのです。
わたくしが抗えず、ロブにしがみついてしまっても、ロブはその点については怒りませんでした。けれど、意地悪なのです。
ひっきりなしに嬌声をあげ続け、体をビクビクと震わせるわたくしを、酷薄な笑みを浮かべて見ているのです。
「ロブ……ロブ、だめっ、も……いやなのっ」
「何が嫌なんだい?」
ロブは楽しそうにわたくしの体を触るのに、胸の蕾や秘所には触れて下さいません。胸の蕾の周りをクルクルと撫でられながら、脚の付け根をスーッとなぞられると、体がピクンと大きく跳ねてしまうのです。
「ふぅ……っ、やぁ……あ、焦らさないでっ……も、やだっ……ああっ」
「焦らす? では、どうされたいんだい?」
ロブの嘲るような声に鼓膜も……全身すらも震えた気が致しました。
ロブはわたくしの反応を楽しんでいるのですよね……。
でも、わたくし……こんなの嫌です。
「焦らさないで……もっと、ちゃんと触って下さい……。イカせて欲しいの……」
「シルヴィアはいやらしい子だね。ならば、これを使って君自身ですれば良いよ」
「え?」
ロブはポンと、無造作に何かを置きました。
その動きを追うように視線を動かすと、男性器を模したオモチャ……が目に入って、わたくしは無意識に首を横に振ってしまいました。
大きいのです……ロブのよりかは小ぶりですけれど……、以前お散歩の時に使ったものよりかは……大きいのです……。
「シルヴィア、挿れたまえ」
低い声音で命令され、わたくしの体はビクッと震えました。
「ロブ……わたくし……」
「シルヴィア、脚をしっかり開き、挿れるところを見せ、自慰をしたまえ」
「…………はい」
拒否は……出来ないのですよね?
許して下さらないのですか? ……ロブ。
逆らう事を許さないという雰囲気のロブに、わたくしは大きく息を吸ってから、ロブに見えるように座り、脚を広げてオモチャを挿入致しました。
「では、それを良いところに当たるように動かしたまえ」
「は、はい……っぅ、あっ、ああっ……ひ、んっ」
ロブに見られながら、オモチャをゆっくりと挿れていくだけで、わたくしの体はビクビクと震え、蜜を滴らせシーツを濡らしてしまいました。
本当は嫌なのに……。わたくしは、ロブに触って頂きたいのに……。
「ロブ……あっ、もぉ……やだっ、ああっ」
「嫌? 僕には悦んでいるように見えるけど? シルヴィアは本当にいやらしいね。そのような無機物にでも感じて愛液を滴らせるのだから……」
酷い……このようなお仕置きは酷いのです……。
わたくしはただ……ちゃんと話し合って仲直りがしたかっただけなのに……。
悲しい……悲しいのです。
「手が止まっているよ。ちゃんと出来ないなら、今日はずっとこのままだけど良いのかい?」
ロブの冷たい笑みと声にわたくしは小さく頷き、オモチャを動かしました。
「ひぅ、あっ、あぅ、んん……っ」
「シルヴィア、気持ちが良いのかい?」
「……オモチャを……挿れて……それを、ロブに見られていると……」
「見られていると?」
「恥ずかしい……のに、感じてしまうの……」
嗚呼、ロブの笑みが怖いのです。
今日のロブは嫌なのです。
◆後書き◇
マシュマロのリクエストのお尻ペ◯ペ◯みたいなお仕置きプレイは、こんな感じで良いでしょうか? このまま突っ走っても良いですか?
ちゃんと前のロブに会えてますか?
ロベルトってパワハラ? モラハラ? 的なところがありますよね_(:3 」∠)_
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