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5.媚薬ジュース1(ジュリオ視点)※BL注意
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俺はあの話の後、意気揚々と宮へと帰り、ルカに子供の事や完全に女になる事への相談をしようとした。
ルカの執務室は……俺の部屋の中にある。元々は居間だった場所を執務室に作り変えた。勿論、応接室もある。
因みに寝室などの生活スペースは一番奥だ。
だから、部屋に帰るにはどのみちルカの執務室を通らなくちゃならない。
「…………お前、何飲んでんだよ」
相談しようと執務室に入ったまでは良かったんだけど、俺はルカが飲んでるものに面食らった。
だって……お前それ……。
「貴方が大量に媚薬入りの酒やらジュースやらを作っていたので、在庫が余ってしまっているのですよ。かと言って、売るわけにもいかないので……」
「だからって飲むなよ……」
「甘さととろみに目を瞑れば、味は悪くありませんので、飲めます」
甘くしないと薬の味が、どうしても残るんだよな……って、そうじゃなくて……。
それ……男が飲んでも女が飲んでも、すぐ発情しちゃうくらいキツいやつなのに、何で平然と飲んでるんだよ……。
効果の程は、ロベルトと俺自身で実証済みなのに……。
「つーか、ひと瓶飲まされた時は、本当に死ぬかと思ったのに……、どうしてそれをお前は平然と飲んでいられるんだよ」
「ふっ、貴方やロベルト殿下のような未熟者と一緒にしないで下さい」
「…………」
……ムカつく。
俺は、ムッとしてしまった。相談する事も忘れて、ルカに目に物を見せてやりたくなってしまった。
媚薬で乱れたルカに、「お前も未熟者だな」と言って笑ってやりたくて堪らなくなってしまった。
「俺、侍女たちの仕事を手伝ってくる」
「……それは構いませんが、一応女性の姿をしているのですから、言葉遣いには気をつけなさい。何の為に妃殿下からマナーレッスンを受けているのですか?」
「……はいはい、それは申し訳ございませんでした」
「返事は一回で充分です」
「はい!」
ぜってぇに媚薬で乱してやる。
その涼しい顔を崩してやるから待ってろよ。
俺は部屋から飛び出し、その在庫の媚薬入りジュースと酒がある部屋に忍び込んだ。
「何だ……まだ結構残ってるんだな」
俺はニヤッと笑いながら、乱れたルカを見てみたい一心で媚薬の濃度を変えた。これは元々、俺が考案して俺が作り出した物だ。
ふふん、濃度を変えるなんて朝飯前だ。
あいつ……普段から涼しい顔で飲んでるせいか耐性でもついたのかな? 毒の耐性みたいな感じか?
「ふむ……取り敢えず5割……いや、念のため10割増しで作っとけば無難か?」
10割増しの濃度だと、流石のルカでも乱れるだろ。
乱れて苦しくなっちゃうだろ、多分。
「ふっふっふっ」
見てろよ、ルカ……。
でも、俺はこの時忘れていた。
媚薬で我を忘れたルカの相手をするのは俺自身だという事を……すっかり忘れていたんだ……。
ただルカが涼しい顔で媚薬入りの飲み物を飲んでるから、それが悔しくて……乱れたルカを見てみたくて……。つい、後先考えずにルカの執務室に濃度10割増しの媚薬ジュースを忍ばせてしまったんだ。
◆後書き◇
リクエスト内容
「媚薬ジュースを涼しい顔で普通に飲んでいるルカに、乱れたルカを見てみたい一心でジュリオが10割増し濃度でルカ専用媚薬ジュース作って、ジュリオが泣きを見るお話。男ver.と女ver.両方で」
後先考えない行動は、ジュリオの得意技ですね(笑)
ルカの執務室は……俺の部屋の中にある。元々は居間だった場所を執務室に作り変えた。勿論、応接室もある。
因みに寝室などの生活スペースは一番奥だ。
だから、部屋に帰るにはどのみちルカの執務室を通らなくちゃならない。
「…………お前、何飲んでんだよ」
相談しようと執務室に入ったまでは良かったんだけど、俺はルカが飲んでるものに面食らった。
だって……お前それ……。
「貴方が大量に媚薬入りの酒やらジュースやらを作っていたので、在庫が余ってしまっているのですよ。かと言って、売るわけにもいかないので……」
「だからって飲むなよ……」
「甘さととろみに目を瞑れば、味は悪くありませんので、飲めます」
甘くしないと薬の味が、どうしても残るんだよな……って、そうじゃなくて……。
それ……男が飲んでも女が飲んでも、すぐ発情しちゃうくらいキツいやつなのに、何で平然と飲んでるんだよ……。
効果の程は、ロベルトと俺自身で実証済みなのに……。
「つーか、ひと瓶飲まされた時は、本当に死ぬかと思ったのに……、どうしてそれをお前は平然と飲んでいられるんだよ」
「ふっ、貴方やロベルト殿下のような未熟者と一緒にしないで下さい」
「…………」
……ムカつく。
俺は、ムッとしてしまった。相談する事も忘れて、ルカに目に物を見せてやりたくなってしまった。
媚薬で乱れたルカに、「お前も未熟者だな」と言って笑ってやりたくて堪らなくなってしまった。
「俺、侍女たちの仕事を手伝ってくる」
「……それは構いませんが、一応女性の姿をしているのですから、言葉遣いには気をつけなさい。何の為に妃殿下からマナーレッスンを受けているのですか?」
「……はいはい、それは申し訳ございませんでした」
「返事は一回で充分です」
「はい!」
ぜってぇに媚薬で乱してやる。
その涼しい顔を崩してやるから待ってろよ。
俺は部屋から飛び出し、その在庫の媚薬入りジュースと酒がある部屋に忍び込んだ。
「何だ……まだ結構残ってるんだな」
俺はニヤッと笑いながら、乱れたルカを見てみたい一心で媚薬の濃度を変えた。これは元々、俺が考案して俺が作り出した物だ。
ふふん、濃度を変えるなんて朝飯前だ。
あいつ……普段から涼しい顔で飲んでるせいか耐性でもついたのかな? 毒の耐性みたいな感じか?
「ふむ……取り敢えず5割……いや、念のため10割増しで作っとけば無難か?」
10割増しの濃度だと、流石のルカでも乱れるだろ。
乱れて苦しくなっちゃうだろ、多分。
「ふっふっふっ」
見てろよ、ルカ……。
でも、俺はこの時忘れていた。
媚薬で我を忘れたルカの相手をするのは俺自身だという事を……すっかり忘れていたんだ……。
ただルカが涼しい顔で媚薬入りの飲み物を飲んでるから、それが悔しくて……乱れたルカを見てみたくて……。つい、後先考えずにルカの執務室に濃度10割増しの媚薬ジュースを忍ばせてしまったんだ。
◆後書き◇
リクエスト内容
「媚薬ジュースを涼しい顔で普通に飲んでいるルカに、乱れたルカを見てみたい一心でジュリオが10割増し濃度でルカ専用媚薬ジュース作って、ジュリオが泣きを見るお話。男ver.と女ver.両方で」
後先考えない行動は、ジュリオの得意技ですね(笑)
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