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第二章 王妃
39.国境線について(マッティア視点)
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国境線については、イストリア王イヴァーノ様との協議の末、お互いの国の辺境伯に命じ、明確な国境線を引き、そこに転移の魔法陣を敷いた強固な門を作る事に決まった。
従来通り、双方の許可書を持つ商人などの往来は認めるとの取り決めとなった。
問題は父上だな……まあ、あの砦はイストリアとの国境沿いにはないが……。父上の事だ……状況を把握しているだろう。
一度、どうしているかを事細かく把握しておかねばなるまい……帰ったら女官長かエフィージオを送り込んでみるか……。
「それにしても、ベアトリーチェ王妃陛下は聡明な方だ。そちらとは友好的な関係が築けているが、明確にした方が良い事の方が多い」
「畏れ入ります。今後はお互い、協力して防衛や流通に力をいれていきたいと思っております」
「うむ」
先代のイストリア王は愚鈍な男だと父上から聞いていたが、イヴァーノ王は物腰の柔らかい、聡明で話の分かる男であった……。
とても優しそうな男だ……フォレストグリーンの瞳に、整った顔、深緑の髪を肩まで伸ばしていて、まるで物語に出てくる王子様のようだ。
…………ベアトリーチェが好みそうだ……気をつけねば……。
まあ、私のベアトリーチェは他国の王を見て、騒ぐほど愚かではないが……。それでも、少しでも見惚れられたら、心中穏やかではいられないだろう。
泣いて謝るまで犯してしまいそうだ……そんな事をすれば、ベアトリーチェに更に嫌われそうなので、避けねばなるまい。
そして、私たちは両国の今後について協議を重ねた。我が国の元老院やイストリアの大臣の方々とも意見交換が出来、有意義な時間が過ごせたといえよう。
協議の後は、ベアトリーチェと、イストリア王妃と共に、下町の視察へと赴く事になった。イストリアには、貴族街と下町があるが、イストリア王妃のたっての望みで下町へと赴く事となったらしい。
イストリア王妃は、ベアトリーチェと同じように市井にくだり、民と話す事を好む方のようだ。ベアトリーチェと同じように、よく視察に行っているのだろうな。
此度の視察を、ベアトリーチェも楽しんでくれれば良いのだが……少しは息抜きになるだろうか……。
「わあ! とても賑やかですね。エトルリアの王都は、ここまで活気的ではないので、イストリアを目指して、もっと頑張りたいですね」
「だけれど、ベアトリーチェ様が文芸復興に力を入れているので、活気が戻りつつあると風の噂で聞きましたわ」
ベアトリーチェが感嘆の声を上げて、とても嬉しそうにしている。それを見て、私はとても安堵した。
ベアトリーチェはカタルーニャ侯爵の事があってから、心より楽しむという事がなかったように思う。エリオノールと父上の件が落ち着いてからは、少しはマシになって来たとは思うが……、それでもまだまだだろう。
こうやって、エトルリアを離れ、違う土地で、普段とは違うものに触れ、少しは心を癒やして欲しいものだ。
それに、ベアトリーチェとイストリア王妃は、とても気が合うようだ。もう仲良くなっている。
私が微笑ましく思いながら、2人を見守っていると、イヴァーノ王も同じように優しい瞳で、見ていたので、私はどこの国も王妃に魅了されている王ばかりだなと、内心笑ってしまった。
「ええ、今までは先代の国王陛下により抑圧されておりましたから、今後は皆様がこちらのイストリアの民の方のように幸せに満ちた日々を過ごす事が出来る様に頑張りたいと思っております」
私がベアトリーチェに見惚れていると、ベアトリーチェが私の横に来て、そう言い微笑んだ。
ベアトリーチェは変わった。民の事や国の事を、共に考え、良くしようと頑張ってくれている。もう処刑されたいと嘆いていた頃のベアトリーチェではない。
「ベアトリーチェ王妃は、稀に見る良き王妃になるかもしれぬ」
イヴァーノ王の言葉にベアトリーチェが目を瞬いているが、私はそうですねと、間髪入れずに肯定した。
私のベアトリーチェの素晴らしさが分かるとは、とても見る目のある男のようだ。
「そうですわ、ベアトリーチェ様はとても頑張っていますもの。私も頑張らねばと考えさせられたのですよ」
イストリア王妃がニコニコと微笑みながら、ベアトリーチェの手を握って駆け出した。市場を覗きながら、色々と説明しているようだ。
ベアトリーチェのいきいきとした姿を見て、私はとても喜ばしい気持ちになった。それだけでも、イストリアに来た甲斐があるといえよう。
「このような事を聞くのは失礼かもしれぬが……、マッティア王はベアトリーチェ王妃と、どの様に過ごされているのだろうか? ……いえ、恥ずかしい事に我が国は、まだ世継ぎに恵まれていないので……」
「それは我が国も同じです。どちらも王妃には頭が上がらないという事ですね」
私が可愛いベアトリーチェに見惚れていたら、イヴァーノ王が、そう声をかけて来たので、私は戯けるように笑った。
何処の国でも世継ぎの誕生は課題のようだが……イヴァーノ王の口振りからすると、寝所をあまり共に出来ていないのだろうな。
私もベアトリーチェの許しがないと出来ない点を言えば……似たようなものだ……何処の国でも妻には頭が上がらぬという事だな。
「ねぇねぇ、イヴァーノ。市場で食べ歩きしても宜しいでしょう? 絶対その方が楽しいと思うのです」
「だが、毒味の必要もある故、簡単に許す事は出来ぬ」
私たちが話しているとベアトリーチェとイストリア王妃が近寄って来て、そう申し出たが、イヴァーノ王によって却下されてしまい、2人とも残念そうにしている……。
だが、私もやめた方が良いとは思う。万が一の事があっては危険だ。2人は色々食べ物を抱えているが……2人とも、その細さで何処に入るのだろうか……。
それにしてもイストリア王妃は神殿に籠もり、王妃らしさに欠けるが、民の人気が高い王妃だという報告は間違えていなかったようだ。
何処に行っても、声を掛けられ、味見をしてくれと言われ、何かしら食べ物を貰っている……。
とても人気が高く、人心を集める事に長けているのは素晴らしい事だ。それに纏っている雰囲気が王妃らしからぬ……まるで戦場に立つ剣士のようだな……とても興味深い……。
「で、では……、色々と買って帰りましょう。お城で食べてもきっと美味しいと思うのです」
ベアトリーチェの提案にイストリア王妃も喜んでいるが……。正直なところ、これ以上買って食べられるのかが疑問だ。
だが、その後は城に戻らず、神殿に行く事になった。ベアトリーチェが、イストリアの中央神殿を見たいと言ったからだ。
「此処がイストリア神殿なのですね……」
「ほう。我が国とまた違った造りですね」
「正面の破風には青銅のレリーフが飾られていて、基礎の上部に円堂と半球形のドームが載った構造のとても大きな白い建物には、見ているだけで圧倒されるでしょう?」
神殿を眺めている私たちにイストリア王妃が嬉々として説明してくれた。
「確かに、広さと丸さに更に圧倒されますね。まるで円の中にすっぽり入ったみたいです」
「内部は上品な黄色で統一され、黄色い大理石を円柱に使い、床は大理石で造られたカラフルな模様が、とても素敵なのです」
「私は天井のドーム頂上部分にある採光の開口部に、とても驚きました。あれは何の役割を持っているのですか?」
私の疑問に、イストリア王妃がニコニコと微笑み、オクルスですと答えた。
「その天井の開口部は目という意味を持つオクルスと呼ばれているのです。オクルスから入ってきた光が神殿の内面を照らし、昼間はとても明るいのですよ」
「成る程、さながら神の祝福のような光ですね。照らされ方がとても美しい」
私たちが神殿内を興味深そうに見回っていると、首座司教が姿を現した。
成る程……聖職者とは思えぬ佇まいの男だ。この男が、イストリアの要という訳か……。
「首座司教を務めておりますアナクレトゥスと申します。以後、お見知りおきを」
首座司教は、恭しく跪き、挨拶をすると神殿の役割について説明をしてくれた。
「我が国はこの神殿を起点に結界が張り巡らされております。故に、今まで国境線を必要としなかったのです。明確に結界がそれを示していたので……」
「ふむ。では我が国でも、その様に結界を取り入れる事は出来るでしょうか?」
私の問いに、首座司教がイヴァーノ王を見つめた。イヴァーノ王が教えても良いと頷いたので、首座司教が私の問いに答えてくれた。
確かに結界の件は重要な機密だ。おいそれと漏らせる事ではないが、大国の余裕だろうか……。結界や聖獣、属性に関して、細かく教えてくれる……。
「まず結界を張るためには全属性が必要となります。国王陛下と王妃陛下は2人で足りないものを補いあう事が出来れば可能かと思われます。まずは、神殿の地下に聖獣が眠る部屋がある筈です。お2人で魔力を注ぎ、目覚めさせる事に尽力されて下さい」
「真っ白な空間に魔法陣が描かれた台座があるお部屋なのですけれど、負担にならないように少しずつ供給して下さいね。一気に魔力を吸われると意識を失い、命の危険も伴うので……」
首座司教の言葉にイストリア王妃が捕捉する様に説明をしてくれた。イストリア王妃は、かつてイストリアの属国において聖獣を蘇らせた事があるらしいので、注意点に必死さが窺えた。
「早速、帰国後に我らも試してみる事にします。この度は本当に有益な情報ばかりを齎して下さり、何と感謝して良いか……」
「ええ、本当に。これにより、エトルリア国は成長し発展していく事が出来ると、わたくしとても嬉しいのですよ」
「我が国としても廃れていく、本来あるべき姿を広めていく事は急務なのだ。エトルリアが本来あるべき姿に戻る事を願っている」
従来通り、双方の許可書を持つ商人などの往来は認めるとの取り決めとなった。
問題は父上だな……まあ、あの砦はイストリアとの国境沿いにはないが……。父上の事だ……状況を把握しているだろう。
一度、どうしているかを事細かく把握しておかねばなるまい……帰ったら女官長かエフィージオを送り込んでみるか……。
「それにしても、ベアトリーチェ王妃陛下は聡明な方だ。そちらとは友好的な関係が築けているが、明確にした方が良い事の方が多い」
「畏れ入ります。今後はお互い、協力して防衛や流通に力をいれていきたいと思っております」
「うむ」
先代のイストリア王は愚鈍な男だと父上から聞いていたが、イヴァーノ王は物腰の柔らかい、聡明で話の分かる男であった……。
とても優しそうな男だ……フォレストグリーンの瞳に、整った顔、深緑の髪を肩まで伸ばしていて、まるで物語に出てくる王子様のようだ。
…………ベアトリーチェが好みそうだ……気をつけねば……。
まあ、私のベアトリーチェは他国の王を見て、騒ぐほど愚かではないが……。それでも、少しでも見惚れられたら、心中穏やかではいられないだろう。
泣いて謝るまで犯してしまいそうだ……そんな事をすれば、ベアトリーチェに更に嫌われそうなので、避けねばなるまい。
そして、私たちは両国の今後について協議を重ねた。我が国の元老院やイストリアの大臣の方々とも意見交換が出来、有意義な時間が過ごせたといえよう。
協議の後は、ベアトリーチェと、イストリア王妃と共に、下町の視察へと赴く事になった。イストリアには、貴族街と下町があるが、イストリア王妃のたっての望みで下町へと赴く事となったらしい。
イストリア王妃は、ベアトリーチェと同じように市井にくだり、民と話す事を好む方のようだ。ベアトリーチェと同じように、よく視察に行っているのだろうな。
此度の視察を、ベアトリーチェも楽しんでくれれば良いのだが……少しは息抜きになるだろうか……。
「わあ! とても賑やかですね。エトルリアの王都は、ここまで活気的ではないので、イストリアを目指して、もっと頑張りたいですね」
「だけれど、ベアトリーチェ様が文芸復興に力を入れているので、活気が戻りつつあると風の噂で聞きましたわ」
ベアトリーチェが感嘆の声を上げて、とても嬉しそうにしている。それを見て、私はとても安堵した。
ベアトリーチェはカタルーニャ侯爵の事があってから、心より楽しむという事がなかったように思う。エリオノールと父上の件が落ち着いてからは、少しはマシになって来たとは思うが……、それでもまだまだだろう。
こうやって、エトルリアを離れ、違う土地で、普段とは違うものに触れ、少しは心を癒やして欲しいものだ。
それに、ベアトリーチェとイストリア王妃は、とても気が合うようだ。もう仲良くなっている。
私が微笑ましく思いながら、2人を見守っていると、イヴァーノ王も同じように優しい瞳で、見ていたので、私はどこの国も王妃に魅了されている王ばかりだなと、内心笑ってしまった。
「ええ、今までは先代の国王陛下により抑圧されておりましたから、今後は皆様がこちらのイストリアの民の方のように幸せに満ちた日々を過ごす事が出来る様に頑張りたいと思っております」
私がベアトリーチェに見惚れていると、ベアトリーチェが私の横に来て、そう言い微笑んだ。
ベアトリーチェは変わった。民の事や国の事を、共に考え、良くしようと頑張ってくれている。もう処刑されたいと嘆いていた頃のベアトリーチェではない。
「ベアトリーチェ王妃は、稀に見る良き王妃になるかもしれぬ」
イヴァーノ王の言葉にベアトリーチェが目を瞬いているが、私はそうですねと、間髪入れずに肯定した。
私のベアトリーチェの素晴らしさが分かるとは、とても見る目のある男のようだ。
「そうですわ、ベアトリーチェ様はとても頑張っていますもの。私も頑張らねばと考えさせられたのですよ」
イストリア王妃がニコニコと微笑みながら、ベアトリーチェの手を握って駆け出した。市場を覗きながら、色々と説明しているようだ。
ベアトリーチェのいきいきとした姿を見て、私はとても喜ばしい気持ちになった。それだけでも、イストリアに来た甲斐があるといえよう。
「このような事を聞くのは失礼かもしれぬが……、マッティア王はベアトリーチェ王妃と、どの様に過ごされているのだろうか? ……いえ、恥ずかしい事に我が国は、まだ世継ぎに恵まれていないので……」
「それは我が国も同じです。どちらも王妃には頭が上がらないという事ですね」
私が可愛いベアトリーチェに見惚れていたら、イヴァーノ王が、そう声をかけて来たので、私は戯けるように笑った。
何処の国でも世継ぎの誕生は課題のようだが……イヴァーノ王の口振りからすると、寝所をあまり共に出来ていないのだろうな。
私もベアトリーチェの許しがないと出来ない点を言えば……似たようなものだ……何処の国でも妻には頭が上がらぬという事だな。
「ねぇねぇ、イヴァーノ。市場で食べ歩きしても宜しいでしょう? 絶対その方が楽しいと思うのです」
「だが、毒味の必要もある故、簡単に許す事は出来ぬ」
私たちが話しているとベアトリーチェとイストリア王妃が近寄って来て、そう申し出たが、イヴァーノ王によって却下されてしまい、2人とも残念そうにしている……。
だが、私もやめた方が良いとは思う。万が一の事があっては危険だ。2人は色々食べ物を抱えているが……2人とも、その細さで何処に入るのだろうか……。
それにしてもイストリア王妃は神殿に籠もり、王妃らしさに欠けるが、民の人気が高い王妃だという報告は間違えていなかったようだ。
何処に行っても、声を掛けられ、味見をしてくれと言われ、何かしら食べ物を貰っている……。
とても人気が高く、人心を集める事に長けているのは素晴らしい事だ。それに纏っている雰囲気が王妃らしからぬ……まるで戦場に立つ剣士のようだな……とても興味深い……。
「で、では……、色々と買って帰りましょう。お城で食べてもきっと美味しいと思うのです」
ベアトリーチェの提案にイストリア王妃も喜んでいるが……。正直なところ、これ以上買って食べられるのかが疑問だ。
だが、その後は城に戻らず、神殿に行く事になった。ベアトリーチェが、イストリアの中央神殿を見たいと言ったからだ。
「此処がイストリア神殿なのですね……」
「ほう。我が国とまた違った造りですね」
「正面の破風には青銅のレリーフが飾られていて、基礎の上部に円堂と半球形のドームが載った構造のとても大きな白い建物には、見ているだけで圧倒されるでしょう?」
神殿を眺めている私たちにイストリア王妃が嬉々として説明してくれた。
「確かに、広さと丸さに更に圧倒されますね。まるで円の中にすっぽり入ったみたいです」
「内部は上品な黄色で統一され、黄色い大理石を円柱に使い、床は大理石で造られたカラフルな模様が、とても素敵なのです」
「私は天井のドーム頂上部分にある採光の開口部に、とても驚きました。あれは何の役割を持っているのですか?」
私の疑問に、イストリア王妃がニコニコと微笑み、オクルスですと答えた。
「その天井の開口部は目という意味を持つオクルスと呼ばれているのです。オクルスから入ってきた光が神殿の内面を照らし、昼間はとても明るいのですよ」
「成る程、さながら神の祝福のような光ですね。照らされ方がとても美しい」
私たちが神殿内を興味深そうに見回っていると、首座司教が姿を現した。
成る程……聖職者とは思えぬ佇まいの男だ。この男が、イストリアの要という訳か……。
「首座司教を務めておりますアナクレトゥスと申します。以後、お見知りおきを」
首座司教は、恭しく跪き、挨拶をすると神殿の役割について説明をしてくれた。
「我が国はこの神殿を起点に結界が張り巡らされております。故に、今まで国境線を必要としなかったのです。明確に結界がそれを示していたので……」
「ふむ。では我が国でも、その様に結界を取り入れる事は出来るでしょうか?」
私の問いに、首座司教がイヴァーノ王を見つめた。イヴァーノ王が教えても良いと頷いたので、首座司教が私の問いに答えてくれた。
確かに結界の件は重要な機密だ。おいそれと漏らせる事ではないが、大国の余裕だろうか……。結界や聖獣、属性に関して、細かく教えてくれる……。
「まず結界を張るためには全属性が必要となります。国王陛下と王妃陛下は2人で足りないものを補いあう事が出来れば可能かと思われます。まずは、神殿の地下に聖獣が眠る部屋がある筈です。お2人で魔力を注ぎ、目覚めさせる事に尽力されて下さい」
「真っ白な空間に魔法陣が描かれた台座があるお部屋なのですけれど、負担にならないように少しずつ供給して下さいね。一気に魔力を吸われると意識を失い、命の危険も伴うので……」
首座司教の言葉にイストリア王妃が捕捉する様に説明をしてくれた。イストリア王妃は、かつてイストリアの属国において聖獣を蘇らせた事があるらしいので、注意点に必死さが窺えた。
「早速、帰国後に我らも試してみる事にします。この度は本当に有益な情報ばかりを齎して下さり、何と感謝して良いか……」
「ええ、本当に。これにより、エトルリア国は成長し発展していく事が出来ると、わたくしとても嬉しいのですよ」
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