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第一部
11.ルドヴィカの過去
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私は湯船に浸かりながら、昔のことを思い出していた。
私は、此処から海を越えて渡った大陸にあるエトルリアという国の伯爵家の私生児として生まれ、その魔力の高さから、伯爵家に引き取られ、16になったら、国王の側室として捧げられる事が決まっていた。
祖父程に、年の離れた男の慰み者として……。そのおかげか、父は私に何処に出しても恥ずかしくない教養と魔力の扱い方を与えてくれた。
だが、どうしても己の未来を受け入れられなかった私は、全てに嫌気が差し、10歳の時に隣国のイストリア国へと逃げた。そして、そこで首座司教という男に拾われ、己が全属性だという事を知り、本格的な魔法の使い方、剣術、槍術、体術、外で生き抜く術を教えて頂いた。
13歳になれば、ノービレ学院に入学し、この国の貴族としての在り方を学び、いずれは跡を継げとまで言ってくれた師匠に私は背を向け、13歳になる前日にイストリア神殿を飛び出した。
どうしても世界を見たくなったのだ。このように狭い貴族社会に閉じ込められているのは、どうしても嫌だったのだ。
己が恵まれた位置にいる事くらい分かっていた。分かってはいたが、今の己の状況を全て捨ててみたくなったのだ。
そして私は海を渡り、他の大陸に渡る事にした。その大陸は、魔法がなく、大小様々な国が入り乱れ、常に何処かと何処かが争っているような場所だった。
常に命のやり取りが行われ、気を抜けば殺される……そんな血生臭い状態に、己が今までいた環境が、どれ程恵まれていたかを思い知った……。
師匠から学んでいなければ、あっという間に死んでいただろう。あの時の此処は、そういう場所だった。
私がどうしようかと途方に暮れている時、戦争で大切な恋人であるルチアが瀕死になり、絶望に打ちひしがれているマルクスと出会った。
あの当時、傭兵をしていたマルクスは、恋人のルチアや小さな弟妹たちを守る為に必死で生きていた。
「………………」
マルクスは、よく言っていた。
愛する人を守れる力が欲しいと……。戦争を終わらせる力が欲しいと……。
そして、誰もが明日に怯える事なく、自由に生きられる世にしたいと……。
彼の夢に触れた私は、どうしても共にその夢を見たくなった。その夢がいばら道だと分かっていても、どうしても共に見たくなったのだ。
どうしても、その頭に冠を戴いたマルクスを見たくなった。彼を揺るぎない王にしたいという果てしない夢を抱いてしまったのだ。
その時に、私はマルクスへの恋心を捨てた。捨てたのだ。
この命を賭して、マルクスを玉座へとのし上げる。心は通わせられなくとも、同じ方向を見ているなら、大丈夫だと、繋がっていると、己に言い聞かせ、奮い立たせ、私は突っ走って来たのだ。
マルクスが大小様々な国を従え、統一し、この地に帝国を築き、大陸全土に皇帝を名乗った時、側を離れようと思った。
国境を守る辺境伯になると言ったヴェンツェルに、共にのんびりと国境付近を守らないかと誘われ、付いていこうと思った。思ったのに、マルクスがずっと側にいて、俺と帝国を守ってくれなんて言って縋り付くから離れられなくなったのだ。
勝手な男だ。恐らく、私の心を知った上で、私を離さなかったのだ。私の力を利用していたのだ。分かっていた。そんな事は分かっていた。それなのに、離れられなかったのは私だ。
そして、私はマルクスの即位10周年の折、神殿で誓いと祝福を捧げた。
私の命のある限り、この帝国とマルクスの血を受け継ぎし者と共にあると……何があっても命を賭して、この国を守ると……我が命は常に皇帝と共にあると誓いと祝福を捧げた。
けれど、その誓いは破られた……マルクスの死後、マルクスの子供や孫との折り合いが悪くなった私は城を飛び出し、ヴェンツェルの下へと逃げた。
でも見捨てた訳ではない。国境付近で、帝国を守りながら死んでいきたいと思った気持ちに嘘はないのだ。
私の人生は突っ走ってばかりで、忙しかったが、それでも結構気に入っていたのだ。そして最後はヴェンツェルの子孫たちに見守られながら、死ねて本当に幸せだったのだ。
悔いのない人生だった。それなのに、何故私はまたルドヴィカとして生きているのだろうか……。ルイーザの心を消してまで、何故私は私でいるのだろうか……。
「いつまで入っているつもりだ。ふやけるぞ」
その瞬間、ルキウスの声がして、私は振り返った。思い出に耽りすぎて、気配に気付かなかった……。
「ルキウス……」
「今日から、其方には私の正妃教育を受けてもらう」
「正妃教育? 何だそれは?」
「まず皇族としての言動、立ち居振る舞い、嗜みなどから始まり、社交レッスン、ダンス、芸術、神学、古語、修辞学、弁証法、幾何学、天文学、弓道、水泳、乗馬、糸紡ぎ、裁縫、刺繍などなど、その他諸々と学ぶ事は多岐に渡る。ついでに其方の言っていた剣術も学べるように手配をしておいた」
人前に出る時の話し方はルイーザを真似ろと言われたが、私は余りの学ぶ量の多さに唖然として、返事が出来なかった。
「い゛っ!!」
その瞬間、背中を思いっきり蹴られ、私は素っ裸のまま、浴室の床に転がった。
「いったぁ……ルキウス! 何をするのだ!?」
「一度しか言わぬ。返事は必ずしろ。それから、2人きりの場では許すが、公の場ではルイーザ同様、殿下と呼べ」
「………………」
「返事は?」
ルキウスは転んだまま、見上げている私の太腿を容赦なく踏みつけた。
「わかった! わかったから! 脚を踏むな!」
「ならば、良い。さっさと身支度を整え、ルドヴィカの姿になれ」
「だが、この部屋の中では無理だ。この部屋は私がマルクスから隠れて昼寝をする為に、念のために魔力を感知されぬように作ったせいで、この部屋ではまともな魔法を使うことは出来ぬのだ」
それを言った瞬間、ルキウスはまるでゴミを見る目で、また私の太腿を踏みつけた。
「其方しか魔力が使えぬのに、何故魔力を感知されないようにする必要性があったのか言ってみろ」
「さあ、何故だろうな……当時の私に聞いてくれ。何となく気分だ」
「この怠け者が!」
ルキウスは更に力を込め、足でグリグリと踏みつけて来たので、私は流石に痛いからやめろと喚いたら、漸く開放された。
「まあ、其方の怠け心のおかげで、今までルイーザを閉じ込めておけたのだから良しとするか」
「………………」
「だが、一々ルイーザに戻られては厄介だ。其方に私の部屋の続きの間を与えよう」
「え゛っ!?」
そんな部屋いらぬ。自由がまったくないではないか!
私がぶんぶんと首を振っていたら、ルキウスは素っ裸の私を己の部屋へと引きずって行った。
「せめて、服を着させろ! 体を拭かせろ! 床が濡れるだろう!」
「うるさい」
ルキウスは、隠し通路を抜け、ルキウスの部屋へと入り、隣の続きの間に私を放り込んだ。
「ぐえっ」
「色気のない声を出すな」
勝手なことを……だったら、優しく連れて来いよ……チッ。
私は放り投げられた部屋を見渡し、懐かしい気持ちになった。
「懐かしいな……此処は私の趣味の部屋だった。薬草やら本などを溜め込み、よく回復薬を作ったものだ」
「回復薬? 作れるのか?」
「材料があればな……」
すると、ルキウスはニヤリと笑い、私に必要な材料を書き出すように言ったので、私が首を傾げていると、早くしろとまた蹴られた。
「それが人に物を頼む態度か? チッ、ほら、これが材料だ」
「今後、舌打ちをすることは許さぬ。次は、舌を切り落とすぞ」
「こ、怖い事を言うな……」
その後、ルキウスは私にルドヴィカとして身支度を整えるように命じ、正妃教育とやらの教師を紹介してくれた。
「ルイーザの教師はどうしたのだ?」
「ルイーザの顔を知っている者は全て処分済みだ。其方には魔法を教える必要もないし、最低限の礼儀作法も必要はない。邪魔な者は、さっさと掃除してしまうに限る」
私がルキウスのマントを引っ張りながら、コソッと聞くと、私の耳元で穏やかではない事を言って、ルキウスは去って行った。
私は、此処から海を越えて渡った大陸にあるエトルリアという国の伯爵家の私生児として生まれ、その魔力の高さから、伯爵家に引き取られ、16になったら、国王の側室として捧げられる事が決まっていた。
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そして私は海を渡り、他の大陸に渡る事にした。その大陸は、魔法がなく、大小様々な国が入り乱れ、常に何処かと何処かが争っているような場所だった。
常に命のやり取りが行われ、気を抜けば殺される……そんな血生臭い状態に、己が今までいた環境が、どれ程恵まれていたかを思い知った……。
師匠から学んでいなければ、あっという間に死んでいただろう。あの時の此処は、そういう場所だった。
私がどうしようかと途方に暮れている時、戦争で大切な恋人であるルチアが瀕死になり、絶望に打ちひしがれているマルクスと出会った。
あの当時、傭兵をしていたマルクスは、恋人のルチアや小さな弟妹たちを守る為に必死で生きていた。
「………………」
マルクスは、よく言っていた。
愛する人を守れる力が欲しいと……。戦争を終わらせる力が欲しいと……。
そして、誰もが明日に怯える事なく、自由に生きられる世にしたいと……。
彼の夢に触れた私は、どうしても共にその夢を見たくなった。その夢がいばら道だと分かっていても、どうしても共に見たくなったのだ。
どうしても、その頭に冠を戴いたマルクスを見たくなった。彼を揺るぎない王にしたいという果てしない夢を抱いてしまったのだ。
その時に、私はマルクスへの恋心を捨てた。捨てたのだ。
この命を賭して、マルクスを玉座へとのし上げる。心は通わせられなくとも、同じ方向を見ているなら、大丈夫だと、繋がっていると、己に言い聞かせ、奮い立たせ、私は突っ走って来たのだ。
マルクスが大小様々な国を従え、統一し、この地に帝国を築き、大陸全土に皇帝を名乗った時、側を離れようと思った。
国境を守る辺境伯になると言ったヴェンツェルに、共にのんびりと国境付近を守らないかと誘われ、付いていこうと思った。思ったのに、マルクスがずっと側にいて、俺と帝国を守ってくれなんて言って縋り付くから離れられなくなったのだ。
勝手な男だ。恐らく、私の心を知った上で、私を離さなかったのだ。私の力を利用していたのだ。分かっていた。そんな事は分かっていた。それなのに、離れられなかったのは私だ。
そして、私はマルクスの即位10周年の折、神殿で誓いと祝福を捧げた。
私の命のある限り、この帝国とマルクスの血を受け継ぎし者と共にあると……何があっても命を賭して、この国を守ると……我が命は常に皇帝と共にあると誓いと祝福を捧げた。
けれど、その誓いは破られた……マルクスの死後、マルクスの子供や孫との折り合いが悪くなった私は城を飛び出し、ヴェンツェルの下へと逃げた。
でも見捨てた訳ではない。国境付近で、帝国を守りながら死んでいきたいと思った気持ちに嘘はないのだ。
私の人生は突っ走ってばかりで、忙しかったが、それでも結構気に入っていたのだ。そして最後はヴェンツェルの子孫たちに見守られながら、死ねて本当に幸せだったのだ。
悔いのない人生だった。それなのに、何故私はまたルドヴィカとして生きているのだろうか……。ルイーザの心を消してまで、何故私は私でいるのだろうか……。
「いつまで入っているつもりだ。ふやけるぞ」
その瞬間、ルキウスの声がして、私は振り返った。思い出に耽りすぎて、気配に気付かなかった……。
「ルキウス……」
「今日から、其方には私の正妃教育を受けてもらう」
「正妃教育? 何だそれは?」
「まず皇族としての言動、立ち居振る舞い、嗜みなどから始まり、社交レッスン、ダンス、芸術、神学、古語、修辞学、弁証法、幾何学、天文学、弓道、水泳、乗馬、糸紡ぎ、裁縫、刺繍などなど、その他諸々と学ぶ事は多岐に渡る。ついでに其方の言っていた剣術も学べるように手配をしておいた」
人前に出る時の話し方はルイーザを真似ろと言われたが、私は余りの学ぶ量の多さに唖然として、返事が出来なかった。
「い゛っ!!」
その瞬間、背中を思いっきり蹴られ、私は素っ裸のまま、浴室の床に転がった。
「いったぁ……ルキウス! 何をするのだ!?」
「一度しか言わぬ。返事は必ずしろ。それから、2人きりの場では許すが、公の場ではルイーザ同様、殿下と呼べ」
「………………」
「返事は?」
ルキウスは転んだまま、見上げている私の太腿を容赦なく踏みつけた。
「わかった! わかったから! 脚を踏むな!」
「ならば、良い。さっさと身支度を整え、ルドヴィカの姿になれ」
「だが、この部屋の中では無理だ。この部屋は私がマルクスから隠れて昼寝をする為に、念のために魔力を感知されぬように作ったせいで、この部屋ではまともな魔法を使うことは出来ぬのだ」
それを言った瞬間、ルキウスはまるでゴミを見る目で、また私の太腿を踏みつけた。
「其方しか魔力が使えぬのに、何故魔力を感知されないようにする必要性があったのか言ってみろ」
「さあ、何故だろうな……当時の私に聞いてくれ。何となく気分だ」
「この怠け者が!」
ルキウスは更に力を込め、足でグリグリと踏みつけて来たので、私は流石に痛いからやめろと喚いたら、漸く開放された。
「まあ、其方の怠け心のおかげで、今までルイーザを閉じ込めておけたのだから良しとするか」
「………………」
「だが、一々ルイーザに戻られては厄介だ。其方に私の部屋の続きの間を与えよう」
「え゛っ!?」
そんな部屋いらぬ。自由がまったくないではないか!
私がぶんぶんと首を振っていたら、ルキウスは素っ裸の私を己の部屋へと引きずって行った。
「せめて、服を着させろ! 体を拭かせろ! 床が濡れるだろう!」
「うるさい」
ルキウスは、隠し通路を抜け、ルキウスの部屋へと入り、隣の続きの間に私を放り込んだ。
「ぐえっ」
「色気のない声を出すな」
勝手なことを……だったら、優しく連れて来いよ……チッ。
私は放り投げられた部屋を見渡し、懐かしい気持ちになった。
「懐かしいな……此処は私の趣味の部屋だった。薬草やら本などを溜め込み、よく回復薬を作ったものだ」
「回復薬? 作れるのか?」
「材料があればな……」
すると、ルキウスはニヤリと笑い、私に必要な材料を書き出すように言ったので、私が首を傾げていると、早くしろとまた蹴られた。
「それが人に物を頼む態度か? チッ、ほら、これが材料だ」
「今後、舌打ちをすることは許さぬ。次は、舌を切り落とすぞ」
「こ、怖い事を言うな……」
その後、ルキウスは私にルドヴィカとして身支度を整えるように命じ、正妃教育とやらの教師を紹介してくれた。
「ルイーザの教師はどうしたのだ?」
「ルイーザの顔を知っている者は全て処分済みだ。其方には魔法を教える必要もないし、最低限の礼儀作法も必要はない。邪魔な者は、さっさと掃除してしまうに限る」
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