53 / 82
小山田固まる
しおりを挟む
射精後、桐生はノットの膨らみを失った陰茎を抜いた。
ずるる・・・ぬぽ。
「んっ!」
抜ける瞬間、小山田から小さな嬌声が上がった。
行為中、絶えず小山田の様子をじっと見つめる桐生。
その耳がそれを聞き逃すはずはなく、その口からは、はぁ…とため息が漏れた。
「・・・っ、・・・っ。」
ぐったりと四肢をシーツに投げだし、快感の残響にピクピクと震える小山田を見下ろす。
小山田の可憐な後孔からは白濁が漏れだし、ヒクヒクした動きを見せていた。
まだ足りないと、それに甘くねだられているように桐生は感じた。
桐生は、小山田の後孔に指二本を入れ、掻き回した。
「あ!なに!? お前何して・・・!」
「・・・掻き出さないと。これもいつものことだ。」
「いっ、いつもの、こと、なのか・・・?」
瀬戸内の凪いだ目をして頷きながら、掻き出さず、掻き乱す桐生。
そうとは知らない小山田は乱れた。
「あ・・・っ。ん・・・っ!桐生、まだか・・・?」
「まだだ。αの精液の量は多い。」
「んっんっ、は、早く・・・はやくしてくれよぉ・・・」
目をぎゅっと閉じて耐える小山田。
そんな小山田に桐生の淡々とした声がかけられた。
「弱すぎるな小山田。やはり慣れだ。お前には慣れが必要だ。」
「慣れって言っても・・・あっ!ひっ?」
突然、中心が灼熱に包まれた感覚に、目を見開く。
小山田が視線を下に向けると、そこには覆い被さる桐生の艶やかな頭髪が見えた。
ふと 顔を上げた桐生の美しい口に小山田の聞き分けのないちんこが咥えられていた。
「!!!!!」
既に容量オーバーだった小山田の脳はついにフリーズした。
固まってしまった小山田に対し、あくまでも淡々とした調子で語りかける 安心安全の男。
「小山田、大丈夫だ。何事も慣れだ。俺なら安心・・・そうだよな?」
そんなことを言いながら しかし、無防備な状況に陥った小山田を放っておくわけがない桐生なのだった。
ずるる・・・ぬぽ。
「んっ!」
抜ける瞬間、小山田から小さな嬌声が上がった。
行為中、絶えず小山田の様子をじっと見つめる桐生。
その耳がそれを聞き逃すはずはなく、その口からは、はぁ…とため息が漏れた。
「・・・っ、・・・っ。」
ぐったりと四肢をシーツに投げだし、快感の残響にピクピクと震える小山田を見下ろす。
小山田の可憐な後孔からは白濁が漏れだし、ヒクヒクした動きを見せていた。
まだ足りないと、それに甘くねだられているように桐生は感じた。
桐生は、小山田の後孔に指二本を入れ、掻き回した。
「あ!なに!? お前何して・・・!」
「・・・掻き出さないと。これもいつものことだ。」
「いっ、いつもの、こと、なのか・・・?」
瀬戸内の凪いだ目をして頷きながら、掻き出さず、掻き乱す桐生。
そうとは知らない小山田は乱れた。
「あ・・・っ。ん・・・っ!桐生、まだか・・・?」
「まだだ。αの精液の量は多い。」
「んっんっ、は、早く・・・はやくしてくれよぉ・・・」
目をぎゅっと閉じて耐える小山田。
そんな小山田に桐生の淡々とした声がかけられた。
「弱すぎるな小山田。やはり慣れだ。お前には慣れが必要だ。」
「慣れって言っても・・・あっ!ひっ?」
突然、中心が灼熱に包まれた感覚に、目を見開く。
小山田が視線を下に向けると、そこには覆い被さる桐生の艶やかな頭髪が見えた。
ふと 顔を上げた桐生の美しい口に小山田の聞き分けのないちんこが咥えられていた。
「!!!!!」
既に容量オーバーだった小山田の脳はついにフリーズした。
固まってしまった小山田に対し、あくまでも淡々とした調子で語りかける 安心安全の男。
「小山田、大丈夫だ。何事も慣れだ。俺なら安心・・・そうだよな?」
そんなことを言いながら しかし、無防備な状況に陥った小山田を放っておくわけがない桐生なのだった。
24
お気に入りに追加
1,249
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
変なαとΩに両脇を包囲されたβが、色々奪われながら頑張る話
ベポ田
BL
ヒトの性別が、雄と雌、さらにα、β、Ωの三種類のバース性に分類される世界。総人口の僅か5%しか存在しないαとΩは、フェロモンの分泌器官・受容体の発達度合いで、さらにI型、II型、Ⅲ型に分類される。
βである主人公・九条博人の通う私立帝高校高校は、αやΩ、さらにI型、II型が多く所属する伝統ある名門校だった。
そんな魔境のなかで、変なI型αとII型Ωに理不尽に執着されては、色々な物を奪われ、手に入れながら頑張る不憫なβの話。
イベントにて頒布予定の合同誌サンプルです。
3部構成のうち、1部まで公開予定です。
イラストは、漫画・イラスト担当のいぽいぽさんが描いたものです。
最新はTwitterに掲載しています。
平凡顔のΩですが、何かご用でしょうか。
無糸
BL
Ωなのに顔は平凡、しかも表情の変化が乏しい俺。
そんな俺に番などできるわけ無いとそうそう諦めていたのだが、なんと超絶美系でお優しい旦那様と結婚できる事になった。
でも愛しては貰えて無いようなので、俺はこの気持ちを心に閉じ込めて置こうと思います。
___________________
異世界オメガバース、受け視点では異世界感ほとんど出ません(多分)
わりかし感想お待ちしてます。誰が好きとか
現在体調不良により休止中 2021/9月20日
最新話更新 2022/12月27日
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
発情期がはじまったらαの兄に子作りセッされた話
よしゆき
BL
αの兄と二人で生活を送っているΩの弟。密かに兄に恋心を抱く弟が兄の留守中に発情期を迎え、一人で乗り切ろうとしていたら兄が帰ってきてめちゃくちゃにされる話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる