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溢れる何か
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風呂の準備ができたと奴が戻ってきて、普通に俺を抱き上げようとしてきた。
「いやいや、それはいいから肩かしてくれ。気合いで足動かすから。」
すると、奴はシーツに隠れたおれの腰のあたりにさっと目を走らせて言った。
「しかし そうすると 恐らく・・・、いえ私は別にかまわないんですが。」
奴がぶつぶつ何か言っていたが、やおら奴の顔が輝いたような気がした。
「そう むしろ・・・わかりました。肩をお貸しします。手をこちらに。」
その言葉に、俺は奴の肩に 腕を回した。
それを奴の手が握って 支えてくれた。
奴の空いている方の腕が、俺の腰のあたりに来たが、まあそれは仕方がないと諦める。
そして数歩行った その時。
太ももを何かが伝い落ちる不快な感触がした。えっと思って動きを止めると、
「・・・どうかしましたか?」
と、いやに優し気な奴の声が耳元で響いた。
「いや、ちょっと・・・」
たぶん奴に出されたアレだと思ったが、さすがに言葉にするのも憚られた。
「やっぱり、零れてきましたか?・・・ここから。」
奴がそう言って、腰に回されていた奴の腕がするりと臀部に降りたと思ったら、指が割れ目に潜り込んできて、すぐに秘所を探り当てた。
あふれ出た何かを確認するように奴の指がうごめくたびに、ヌチヌチと水音が響く。
さんざん挿入されて敏感になっているそこに、まるでそれを表面に塗り込めるように割れ目に沿うように動かされた。
俺は瞬間的に息が詰まって、呼吸を忘れてしまった。
「これは今夜のものかな・・・。
この一週間、守の中にたくさん注いできたから もっと溢れてくるかもしれないな。
途中で床が汚れてしまうかもしれませんね?押さえましょうか?・・・こんな風に」
ツプ、と入ってきたと思ったら、ヌププと奴の指が押し込まれてきたが、それを俺のソコは難なく飲み込んでしまった。
あまりのことに愕然としていると、奴は そこにあるであろう精液を 俺の内部に塗り込めるように撫でまわし始めた。
動かされるたびにそこはクチクチと小さな音を立てて、おれの鼓膜を犯していく。
「・・・っ、ぬ、抜け・・・。」
俺は何とか声を絞り出した。
「おおせのままに」
腹が立つほど楽し気な声が降ってくると同時に、じゅぷっと一気に引き抜かれた。
「んぁ・・・っ!」
ほとんど予告なしに受けた衝撃に、声をこらえることができなかった。
膝から力が抜けて崩れそうになったとき、奴の腕が 俺の膝裏に さっとあてがわれると、そのまま掬われるように横抱きにされていた。
奴のなすがままにされて、情けなさに思わず手で目を覆った。
「・・・なんつーことすんだよ・・・」
乱れた息を整えながら、文句の一つも言ってやろうと奴を見上げたと同時に、かぶりつくようなキスが降ってきた。
「いやいや、それはいいから肩かしてくれ。気合いで足動かすから。」
すると、奴はシーツに隠れたおれの腰のあたりにさっと目を走らせて言った。
「しかし そうすると 恐らく・・・、いえ私は別にかまわないんですが。」
奴がぶつぶつ何か言っていたが、やおら奴の顔が輝いたような気がした。
「そう むしろ・・・わかりました。肩をお貸しします。手をこちらに。」
その言葉に、俺は奴の肩に 腕を回した。
それを奴の手が握って 支えてくれた。
奴の空いている方の腕が、俺の腰のあたりに来たが、まあそれは仕方がないと諦める。
そして数歩行った その時。
太ももを何かが伝い落ちる不快な感触がした。えっと思って動きを止めると、
「・・・どうかしましたか?」
と、いやに優し気な奴の声が耳元で響いた。
「いや、ちょっと・・・」
たぶん奴に出されたアレだと思ったが、さすがに言葉にするのも憚られた。
「やっぱり、零れてきましたか?・・・ここから。」
奴がそう言って、腰に回されていた奴の腕がするりと臀部に降りたと思ったら、指が割れ目に潜り込んできて、すぐに秘所を探り当てた。
あふれ出た何かを確認するように奴の指がうごめくたびに、ヌチヌチと水音が響く。
さんざん挿入されて敏感になっているそこに、まるでそれを表面に塗り込めるように割れ目に沿うように動かされた。
俺は瞬間的に息が詰まって、呼吸を忘れてしまった。
「これは今夜のものかな・・・。
この一週間、守の中にたくさん注いできたから もっと溢れてくるかもしれないな。
途中で床が汚れてしまうかもしれませんね?押さえましょうか?・・・こんな風に」
ツプ、と入ってきたと思ったら、ヌププと奴の指が押し込まれてきたが、それを俺のソコは難なく飲み込んでしまった。
あまりのことに愕然としていると、奴は そこにあるであろう精液を 俺の内部に塗り込めるように撫でまわし始めた。
動かされるたびにそこはクチクチと小さな音を立てて、おれの鼓膜を犯していく。
「・・・っ、ぬ、抜け・・・。」
俺は何とか声を絞り出した。
「おおせのままに」
腹が立つほど楽し気な声が降ってくると同時に、じゅぷっと一気に引き抜かれた。
「んぁ・・・っ!」
ほとんど予告なしに受けた衝撃に、声をこらえることができなかった。
膝から力が抜けて崩れそうになったとき、奴の腕が 俺の膝裏に さっとあてがわれると、そのまま掬われるように横抱きにされていた。
奴のなすがままにされて、情けなさに思わず手で目を覆った。
「・・・なんつーことすんだよ・・・」
乱れた息を整えながら、文句の一つも言ってやろうと奴を見上げたと同時に、かぶりつくようなキスが降ってきた。
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