地導の使者

カボチャの甘煮

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8, 西ノ国へ その一

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「シャル。あんた、悪い冗談はよしなさいよ…」



あくる日、目の前に広げられたその上衣を眺めながら、チェナは震える声でシャルを窘めようとする。



「冗談じゃないさ!俺がこれを失くしたのはもう三日前の、しかも東ノ国の草原だ。それに仮に俺が今までこの上衣を隠し持っていたとしても、俺がハルのことを知ったのは昨日のこと。この一晩でこの刺繍を入れることの出来る道具も時間も無い!」



「そんなことわかってるわよ!でも、こんな、こんなこと…」



チェナの声の震えが一層強くなる。その震えは驚きよりも恐怖が勝っていることの証左であった。



「…シャル君。私は決してこれが君の冗談だとは思わない。でも、だからこそだ。こんなこと…。そうだな、私もチェナと同じだ。私達はこれが恐ろしく見えてならないんだ」



そう正直に伝えたユウもまた、自身の声の震えを懸命に抑えようと一つ一つの言葉を噛み締めるかのように紡いでいる。



「君はこの衣が届けられたことで群青の軽業師がかつてのハルで、彼が君を地導に導き、そしてこの衣を君のもとに戻したと信じて止まないだろう。だが、軽業師を見たという人間は皆口をそろえて軽業師は若い男だったと言う。昨日話した通りハルはもう百年近くも前に生まれた人間だ。仮に軽業師がハルだったとしても、少なく見積もっても齢が九十近くになっているハルがそんな若い姿をしているなんて、おかしい話のはずなんだ…」



二人の怯える姿を見て、シャルはこれを二人に見せたことを後悔していた。里の人間であるチャナとユウにとってハルは忌むべき存在のはず。そんな人間の生存を示唆するようなものなど、彼らに相談しようとするのではなく昨日のうちに誰の目にも届かない場所に捨ててしまえばよかった。少し考えれば分かることのはずだ。



「…ごめんなさい。わざわざ二人を怖がらせるようなものを持ってきて…」



その罪悪感に耐え切れずシャルは頭を下げる。



「いや、いいんだ。この刺繍は我々のこれまでの認識を改める為のきっかけなのかもしれない。それならこの衣は忌避の対象ではなくむしろ我々にとって必要なものだ」



「私達の認識…?それに私はハル、ってこの文字…。叔父さん、本当にハルが生きているなら私達の罪はまだ許されていないってこと…?」



これまで見せたことの無い、小さな少女のような、か細い声でチェナがユウに問う。



「それは、分からない。とにかく、この衣は里に持って行き長老達に見せなければならないものだ。シャル君、いずれにしてもこれは君のもの。里に着くまで肌身離さず持っていて欲しい。私達のことを気にする必要は無い。私も昨日君を不必要に追い詰めてしまったからね。これでおあいこだ」



「はい、ありがとうございます…」



シャルは遠慮がちにその青い上衣を引き寄せる。それを何か言いたげにじっと見つめていたチェナだったが、ユウに気にするなと言われた手前もあり、結局は何も言わずにシャルが衣を羽織る様子を見守っていた。



「うん。ちょっと大きい気もするが、中々似合っているじゃないか」



衣を纏ったシャルを見て、ユウは優しく微笑む。その顔には既に取り乱したような色は無く、まだ思うところがある表情を見せるチャナとは対照的だ。



「さぁ、シャル君も大事なものを取り戻したことだし、出立と行こう」





かつての集落を後にした一行はそこからまた二日程かけて過酷な下山を乗り越え、そして草ノ大陸に足を踏み入れた。



「わぁ…」



初めて自分の目で見る草ノ大陸を前にして、シャルはこれまでの疲れをしばし忘れ、その光景に魅入った。東ノ国のそれとはずっと大きいことが体感で分かる程の広大な草原がどこまでも広がり、青く澄んだ空と薄緑色に染まる地平線の二色が視界の殆どを埋める世界。



「奇麗でしょ?」



不意に横に立つチェナがそう語り掛けて来た。



「うん…。今まで岩ばかりの寂しい場所に住んでいたから余計にそう感じるよ」



「この果てしない草原をスイやソラに乗って走る感覚は他では得られない、私にとって特別なものなの。だから、私もこの大地が好き」



「特別か」



シャルは横に佇むソラを見る。長い間ゴツゴツした山の中を歩いて来たせいもあるのだろう。広大な草原を前にしてソラもどこか興奮気味に見え、気ぶるかのように鼻を勢いよく鳴らしている。まるで「早く背に乗ってくれ。直ぐにでも走りたいんだ」とでも言っているかのようだ。



「…悪いけど、ここを皆で走るのはもう少し先だ。直ぐ近くの宿場町でセシムさんの馬を買わなくちゃいけないからね」



そんなソラの首をユウはポンポンと優しく叩く。彼の言葉の意味が分かるのか、再び鼻を鳴らしたソラはどこか不満気に見えた。



「だってさ、ソラ。もう少し待たないとね。俺も久しぶりにソラに乗りたいよ」



ユウに続き、シャルも優しくソラの首筋を撫でてやる。シャルはこれまでの旅で賢くて人懐っこいソラが大好きになっていた。チェナの言うように終わりの無い目の前の草原をソラの背に乗って駆けることが出来るならきっと心地良いだろう。そう思いながらシャルはソラの手綱を握り皆と共に歩き出した。





やがてシャル達はその日の夕暮れ近くに宿場町に辿り着いた。遠目から見ると草原の中にぽつんと存在する小さな町に見えたが、近づくに連れてかなりの規模の町であることが分かってきた。



「ここは山越えを果たし、これから草原を進む行商達と、これから山越えをしようとする行商達が多く集まり、そして物資を補給する町だ。時間があれば売られている品々をじっくりと見て回りたいところだが、生憎とそんな余裕は私達には無い」



ユウがシャルに、端的にこの宿場町の説明をしてくれる。



「ユウさん。僕、宿場町っていうものを初めて見るんですけど、ああいう天幕が町中に張られているのは西ノ国では普通のことなんですか?」



シャルが指摘したように、町は東ノ国の市の円に見られたような簡単な木造の家屋に混じり、遊牧民達が用いる円形の大きな天幕がそこかしこに張られていた。



「あぁそうだ。遊牧の文化が根本にある西ノ国では例え町と言われる場所であってもああいう天幕が多く用いられているんだ。特に西ノ国出身の行商は元々遊牧民であることが多いからね、物心ついた時から暮らしてきた生活様式のほうが安心するんだろう」



シャルにそう説明してくれたユウは、そこで足を止め今度はセシムに話しかける。



「セシムさん、お手数ですがあなたは馬を一頭購入しておいて下さい。代金はこちらをお使い下さい。こんなはした金ではあまり良い馬は手に入らないとは思いますが…」



ユウはセシムに自分が持っている持ち前の半分程の金を渡した。



「はした金なんてとんでもない、有難く使わせて頂きます」



謙遜しながらセシムはユウからその金を受け取る。彼は自分の正体を隠す為に帝の腕の象徴である黒い鎧の一切を捨てられた里に置いてきた上で、少しくたびれたユウの替えの服に身を包み、最低限の武装として持ってきた刀もユウの馬に乗せられた荷の中に隠していた。それに加え、里を出てからというものセシムはその狼のような鋭く、威圧的な気迫を一切外に出すことなく、自らを武人として悟られること無いように振舞っていた。このような「切り替え」が出来るのも彼が帝の腕たる所以だろう。



「セシムさんが馬を見ている間に私達はこれから今日泊まる宿と、里に着くまでの食糧と物資を確保しておきます。互いに用が済んだらここに集まるとしましょう」



「分かりました。では」



セシムはシャル達に軽く会釈をすると、踵を返し直ぐに目の前の人混みの中に消えていった。



「よし。それじゃあチェナ、シャル君。二人は買い出しを頼むよ。私は宿探しだ」



「分かったわ。行くわよ、シャル」



「りょうかい」



そして三人もそれぞれ別れ、それぞれの仕事にとりかかり始めた。





「ねぇチェナ。あれ、何?」



米やタハや干し肉、薪や薬、チェナの新しい刀。旅路に必要なものを一通り揃え、それらをソラに括り付けている時、シャルは目線の先にある井戸のようなものと、その周りに出来た人だかりを確かめた。小さな天幕の傍に作られたそれは確かに井戸のようだったが、シャルが見つけたそれは水を汲み出すには些か大きすぎる穴を囲うように男の背丈程のやぐらが組まれており、そのやぐらから穴に向かって一本の丸い木柱が差し込まれていた。その木柱はやぐらに据え付けられた絡繰りと連動しているようで、やぐらに登り絡繰りを動かす男達の動きに合わせて左右に回転を繰り返していた。



「あぁ、西ノ国に初めて来たのならあれを見るのも初めてか。多分あんたも見たことあるものだと思うけど、話すより直接見てみたほうが早いわ。行きましょ」



チェナはシャルが指すものを一瞥すると、特段驚いたような様子を見せず、荷を載せたスイを連れて井戸のほうに歩いてゆく。シャルも遅れないように急いでソラに荷がしっかり括り付けられていることを確かめるとチェナの後に続いた。



井戸を囲う人だかりに混じった時、井戸からひんやりした冷たい風が流れてくるのを感じた。更に井戸からはその風に混じり、差し込まれた木柱の回転に伴いガリ…ガリ…という何かを削るような音が聞こえてくる。



「よしいいぞ。入ってくれ」



やぐらの上で絡繰りを動かす男達が手を止め、下にいる仲間に井戸の中に入るよう促す。やけに厚着をしたその仲間は井戸に縄梯子を投げ入れると片手に木桶を持ち、その冷たく暗い穴の中に入って行った。そして暫くして井戸から出て来た男が持つ木桶の中にあるものを見たシャルは目を丸くした。



「氷…!?」



木桶の中には黒い土が混じった半透明の氷が山のように入っていたのだ。やぐらの上に者達も下に降りて同じ木桶を手に取り、せっせと穴の中に入っては桶一杯の氷を地上に運び出している。



「草ノ大陸の地下にはね、大昔から大量の氷が地下に眠っているの」



横に立つチェナがその氷の正体について説明を始める。



「場所によって氷までの深さは様々なんだけど、特に地上に近い場所にある氷はこうして井戸を作って地下から掘り出すのよ。掘り出された氷は主に移動中の食糧の保存に使われるわ」



「へぇ。行商達がたまに荷に載せている氷はこうやって採られていたのか…」



「何だ、やっぱり知ってたんじゃない」



少し得意げに氷について説明していたチェナがむすっとした顔を見せる。



「まぁ…ね。でも採っているところを見るのはこれが初めてだよ」



「やぁ二人共。買い出しは終わったかい?」



二人が話していると背後からユウが話しかけて来た。どうやら宿は取れたらしい。



「お、あれは採氷井戸だね。あれを見るのは初めてだろう?」



「はい」



「この大地の下に眠る氷は夏の暑い時期には融けだして草ノ大陸の貴重な水源になるんだ。あの氷があるおかげで草ノ大陸はいつも青々とした草が生い茂り、また海ノ大陸と異なり年中問わず安定して水を確保出来る。草ノ大陸に生きる人間にとってあの氷は無くてはならないものなんだよ」



「そうなんですね」



シャルは次々に運び出される氷を改めて見る。掘り出された氷は沈む夕日に照らされて、キラキラと輝いている。



「さぁ、もう行こう。セシムさんももう買い物を済ませたとこだろうし」



「はい」



しかし三人が集合場所に戻ろうと井戸から離れたその時、くたびれた服を着た男が葦毛色の馬に跨りこちらに向かって来た。セシムも三人を見つけたようだ。しかしセシムの顔は別れた時とは違いどこか険しく、その眉間にはまた皺が刻まれている。



「皆、聞いてくれ」



その表情を崩すことなく、セシムは三人に駆け寄るとひらりと華麗に馬から降りた。優れた武人としての顔を隠し通しているセシムであるが、その身のこなしの節々までは完全に変えることは出来ないようだ。



「先程町の入り口に襲撃を受けた行商団が息も絶え絶えになって駆け込んで来た。彼らは昨日の朝この町を出立し、そして山に入ろうとした時襲われたそうだ。そして彼らが言うには襲撃してきた者の中には普通の盗賊に混じり、黒い鎧を身に着けた大男と鼠色の外套を纏った者がいたそうだ」



「…!それはつまり…」



「あぁ、最悪の状況だ。灰の風だけではない。忌々しいことに私の弟は自らを『帝の腕』だと誰の目にも分かる姿で襲撃をかけた。これでもはや風狩りの再現は不可能だろう。それどころか通商協定の前提すら覆りかねん…」



セシムの言わんとしていることが、今のシャルには分かった。ただでさえ風狩りは異例の出来事。にもかかわらずシユウが帝の腕、つまり東ノ国に属する武人として灰の風と共に行商を襲ったのだ。これが西ノ国の耳に入れば両国の対立は避けられぬだろう。



「…ユウさん。宿を取ってくれたところ大変申し訳ないのですが、直ぐにもここを出立出来ないでしょうか?」



「武人としての勘、というものですか?」



ユウは眉をひそめる。



「そうとしか言えないですが、私にはどうにも嫌な予感がしてならないのです」



「…分かりました。しかし今すぐ出発するというのはだめです。せめて夜までは休みましょう。私や貴方はともかく、馬や若い二人は疲れています。無理はさせられません」



「……」



ユウのその言葉でセシムの皺が一瞬、これまでない程深くなった。しかし



「そうですね。山を越えて来たばかりで随分と酷なことを言ってしまいました。分かりました、夜まで待ちましょう」



と落ち着いた声でそう告げる。セシムから放たれたその気迫に流石のユウも気圧されたのだろう。セシムが夜までは休むということを認めたその瞬間僅かにユウの肩から力が抜けるのが分かった。



「申し訳ないが二人とも、そういうわけだ。宿の主人には私から話を付けておく。夜まで時間が無いがしばし休息を取ろう。ついてきてくれ」



そしてユウは皆を先導し宿までの案内を始めた。





「君にそれは必要ないのではないか?」



夜まで休むだけなら、ということで宿の主人に頼んで一つの部屋に皆で入ることになった四人。その中でシャルは一つしかない布団を有難く使って眠り、ユウは部屋の壁に歌座りの恰好で寄りかかりながら俯き、目を瞑っていた。そして暗い部屋の中、小さい明かりを使いながら買ったばかりの刀を研ぐチェナにセシムが問いかける。



「いえ、地導使いでも武器は必要なんです。例え戦いに身を置く者でも地導を使うのは本当に必要な時だけ。女神様から頂いた力をそう簡単に使ってはいけないんです」



「なるほど。私が地導を得た時も師は剣の鍛錬を怠るなと私に告げたが、それはそういう意味だったのか」



「あの、セシムさん」



チェナは刀を研ぐ手を止める。



「どうした?」



「お師匠様、つまりトルク翁は都でも息災ですか?お師匠様は軍部重臣になってから滅多に里に帰ることが出来なくなり、その近況も時々送られて来る便りでしか知ることが出来ないので…」



「そんなことか。あぁ、トルク殿は頗るお元気だ。ただ最近は軍部重臣としての役は自分には疲れたと時折ぼやいているがな」



「そうですか、それは良かった」



セシムのその言葉にチェナはほっと胸を撫でおろす。



「それにしても、君もトルク殿を師と呼ぶのだな」



「はい。里に居た頃のトルク翁は武術の先生として過ごしていたので皆お師匠様と呼んでいるんです。里に武術で彼に敵う者はいないので」



「そうか。師は故郷でも師として生きていたのだな。道理でものを教えるのが上手いわけだ。それでは君も?」



「はい。短い間ですが」



「それでは私は君の弟弟子に当たるな」



「ふふ。そうなりますね」



そう言いながら笑みを浮かべるセシムを見て、チェナも思わず微笑み返す。



(この人、凄く気難しい人だと思っていたけど、こんな子供みたいな笑い方するのね…)



そんなことを思いながら再び砥石を握ろうとするチェナ。しかし…



「…すみません、セシムさん。貴方に従うべきでした」



部屋の隅からユウの小さな声が聞こえる。どうやらチェナとセシムが感じた“それ”をユウも感じ取ったようだ。



「謝罪は必要ありません。それよりも早くシャル君を…」



そう言いながらセシムは自分の刀を抜き部屋の外を見据える。それに倣いチャナも研いだばかりの刀を握る。



「シャル君、起きるんだ…。ほら、早く…」



唯一変わらずに寝息を立てているシャルの身体をユウは強く揺する。



「う…んぅ…」



シャルが緊張感の無い声を上げた瞬間





バー――ンッ!!!





外から激しい破裂音が響き渡り、その直後に橙色の光が暗く狭い部屋を明るく照らす。

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