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第3章 出逢い
出逢いⅤ
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はっと瞼を開ける。
今まで見ていたものは夢だったのだろうか。痛みを感じる程に、物凄くリアルな夢だった。
恐る恐る腹部に手を当てながら布団を捲ってみたけれど、傷は無いようだ。
嫌な汗をか掻いてしまった額を拭い、大きな溜め息を吐いた。
カノン――何処か懐かしく感じる響きだ。確かに私はその人になっていた。
それもただの夢だろう。睡魔には抗えず、再び重たい瞼は閉じていった。
――――――――
小鳥のさえずりが聞こえる。グレーがかった視界の中で、まだ眠っていたいと時間に抗ってみる。それでも眠れずに、小さな溜め息を吐き、ゆっくりと瞼を開けていった。
時計を見てみれば、今は十一時過ぎ――朝食を摂るには遅すぎる時間だ。
のそっと上半身を起こし、伸びをする。
そう言えば、昨日は日記も書かずに寝てしまった。昼食まではまだ時間があるし、今のうちに昨日の分を書いてしまおう。
瞼を擦りながらベッドから抜け出し、ノートが置かれたテーブルへと向かった。インクも羽根ペンもあるし、準備は万端だ。
椅子に腰掛け、ノートのページを捲っていく。しおりが挟まれているのは一昨日のページだから、昨日は此処だ。目的のページを見付け出すと、羽根ペンにインクを付けて昨日の出来事を思い出していく。
昨日は夜まで本当に何もしていなかった。していた事といえば、この日記を書き始めた事くらいだ。
夜は私の歓迎会で、他の魔導師の三人がパーティーを開いてくれた。三人の名前は、確か――アレクとクラウとフレアだった筈だ。三人とも頼りがいのある年上の人――
料理を食べたり、他己紹介を聞いたり、花火を見たり。最初は緊張したけれど、久し振りに楽しいと思えた。
三人とは仲良くなれますように。一文を添えて日記を締めくくった。
日記を書いてしまうと、本当にやりたい事が無くなってしまう。「ふぅ……」と溜め息を吐く。
そうだ、城下町に行っても良いだろうか。
すうっと息を吸い込む。
「アリア」
呼んで相手に聞こえるのかは分からない。それでも、部屋の外からは軽快な足音が聞こえてきた。
「お呼びでしょうか?」
ドアが開き、アリアが顔を覗かせる。
「城下町に行ってみたいんだ~。行っても良い? 昨日の魔方陣みたいなの使って」
ほんの些細な願い事なのに、アリアは顔を曇らせる。
「申し訳ありませんが、それは禁止されているんです。外出はお控えください」
「そんなぁ……」
では、この狭い空間で、ずっと生活していかなければならないのだろうか。考えるだけでストレスが溜まっていきそうだ。
「ミユ様の趣味は何かありませんか? それなら叶えて差し上げられるかもしれません」
「趣味?」
「はい」
唸り声を上げてみる。いや、考えるまでも無いのだけれど、この世界にフルートがあるのだろうか。
「この世界に音楽はある?」
「勿論ありますよ」
「じゃあ、フルートは?」
「フルート、ですか? どのような物ですか?」
アリアはちょこんと小首を傾げる。
「横笛なんだけど、このくらいの長さで、シルバーの……」
両手を広げてフルートの長さを伝えてみる。すると、アリアの表情はぱっと明るくなっていった。
「その横笛を思い浮かべて下さい。いきますよ」
アリアが私の額にくっついている雫形の石に触れると、一気に辺りが明るくなっていく。あまりにも眩しくて瞼を思い切り閉じた。
「ミユ様。目を開けて下さい」
光が止んだ頃に声が聞こえたので、ゆっくりと瞼を開けていく。
差し出されたアリアの手の中には、確かにフルートが握られていた。
「これ、どうしたの?」
「私の魔法ですよ。凄いでしょう」
アリアは得意げに微笑むと、ぐいっとフルートを私に押し付ける。
「吹いて良いの?」
「勿論です」
両手を差し出すと、アリアはそこにフルートを収めてくれた。
キーの配置や楽器の構造、何処から見てもフルートだ。
じっくりとフルートを観察していると、アリアは「ふふっ」と笑う。
「楽譜もあった方が良いですよね。少し探してきます」
アリアは軽い足取りで部屋から出ていってしまった。
折角貰ったのだから、吹いてみよう。上部管を側部管から外し、口を当てて何時も通り息を吹き込んでみる。
中音域の音が心地良く部屋を震わせる。
ちゃんと音が鳴った。
何だか酷く懐かしい気持ちになる。胸も温かくなる。
再び上部管を側部管に差し、今度は音階を吹いてみる事にした。
息を吹き込みながら指を躍らせると、正確にドレミファソラシドと音階を踏んでくれた。
運指もばっちりだ。
嬉しくて心の中でガッツポーズをしてみると、ドアが開く音が聞こえた。
「これだけ楽譜がありました」
現れたアリアの手には、山のような紙の束が――
「危ないよ~!」
このままでは楽譜が崩れ落ちてしまう。
慌ててテーブルに楽器を置き、アリアの手から半分だけ紙の束を奪い取った。それだけでも紙の重さがずっしりと腕にかかってくる。
テーブルの片隅に楽譜を置くと、アリアもその上に楽譜を重ねる。
「これだけあれば、曲には困らなさそうですね」
アリアは一切の疲れも見せずに、納得したように何度か頷いた。
此処は素直に感謝をしておこう。
アリアに微笑み掛け、一番上に置かれた楽譜を手に取ってみる。
ト音記号に、音符がずらりと並んでいる。これは日本でも見た事があるものだ。ただ、文字だけは読む事が出来なかった。英語に似てはいるものの、それではない、見た事の無い文字だったからだ。
テンポやメロディーは雰囲気で何とかしてみよう。
そのうち、文字もアリアに教えてもらおう。
その日は気が済むまでフルートを吹くことが出来た。これで元の世界に帰れたとしても、ブランクを気にせずに済む。
夜が更けた頃に疲れた私が見た夢は、又しても矢から逃れようとする誰かの夢だった。
今まで見ていたものは夢だったのだろうか。痛みを感じる程に、物凄くリアルな夢だった。
恐る恐る腹部に手を当てながら布団を捲ってみたけれど、傷は無いようだ。
嫌な汗をか掻いてしまった額を拭い、大きな溜め息を吐いた。
カノン――何処か懐かしく感じる響きだ。確かに私はその人になっていた。
それもただの夢だろう。睡魔には抗えず、再び重たい瞼は閉じていった。
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小鳥のさえずりが聞こえる。グレーがかった視界の中で、まだ眠っていたいと時間に抗ってみる。それでも眠れずに、小さな溜め息を吐き、ゆっくりと瞼を開けていった。
時計を見てみれば、今は十一時過ぎ――朝食を摂るには遅すぎる時間だ。
のそっと上半身を起こし、伸びをする。
そう言えば、昨日は日記も書かずに寝てしまった。昼食まではまだ時間があるし、今のうちに昨日の分を書いてしまおう。
瞼を擦りながらベッドから抜け出し、ノートが置かれたテーブルへと向かった。インクも羽根ペンもあるし、準備は万端だ。
椅子に腰掛け、ノートのページを捲っていく。しおりが挟まれているのは一昨日のページだから、昨日は此処だ。目的のページを見付け出すと、羽根ペンにインクを付けて昨日の出来事を思い出していく。
昨日は夜まで本当に何もしていなかった。していた事といえば、この日記を書き始めた事くらいだ。
夜は私の歓迎会で、他の魔導師の三人がパーティーを開いてくれた。三人の名前は、確か――アレクとクラウとフレアだった筈だ。三人とも頼りがいのある年上の人――
料理を食べたり、他己紹介を聞いたり、花火を見たり。最初は緊張したけれど、久し振りに楽しいと思えた。
三人とは仲良くなれますように。一文を添えて日記を締めくくった。
日記を書いてしまうと、本当にやりたい事が無くなってしまう。「ふぅ……」と溜め息を吐く。
そうだ、城下町に行っても良いだろうか。
すうっと息を吸い込む。
「アリア」
呼んで相手に聞こえるのかは分からない。それでも、部屋の外からは軽快な足音が聞こえてきた。
「お呼びでしょうか?」
ドアが開き、アリアが顔を覗かせる。
「城下町に行ってみたいんだ~。行っても良い? 昨日の魔方陣みたいなの使って」
ほんの些細な願い事なのに、アリアは顔を曇らせる。
「申し訳ありませんが、それは禁止されているんです。外出はお控えください」
「そんなぁ……」
では、この狭い空間で、ずっと生活していかなければならないのだろうか。考えるだけでストレスが溜まっていきそうだ。
「ミユ様の趣味は何かありませんか? それなら叶えて差し上げられるかもしれません」
「趣味?」
「はい」
唸り声を上げてみる。いや、考えるまでも無いのだけれど、この世界にフルートがあるのだろうか。
「この世界に音楽はある?」
「勿論ありますよ」
「じゃあ、フルートは?」
「フルート、ですか? どのような物ですか?」
アリアはちょこんと小首を傾げる。
「横笛なんだけど、このくらいの長さで、シルバーの……」
両手を広げてフルートの長さを伝えてみる。すると、アリアの表情はぱっと明るくなっていった。
「その横笛を思い浮かべて下さい。いきますよ」
アリアが私の額にくっついている雫形の石に触れると、一気に辺りが明るくなっていく。あまりにも眩しくて瞼を思い切り閉じた。
「ミユ様。目を開けて下さい」
光が止んだ頃に声が聞こえたので、ゆっくりと瞼を開けていく。
差し出されたアリアの手の中には、確かにフルートが握られていた。
「これ、どうしたの?」
「私の魔法ですよ。凄いでしょう」
アリアは得意げに微笑むと、ぐいっとフルートを私に押し付ける。
「吹いて良いの?」
「勿論です」
両手を差し出すと、アリアはそこにフルートを収めてくれた。
キーの配置や楽器の構造、何処から見てもフルートだ。
じっくりとフルートを観察していると、アリアは「ふふっ」と笑う。
「楽譜もあった方が良いですよね。少し探してきます」
アリアは軽い足取りで部屋から出ていってしまった。
折角貰ったのだから、吹いてみよう。上部管を側部管から外し、口を当てて何時も通り息を吹き込んでみる。
中音域の音が心地良く部屋を震わせる。
ちゃんと音が鳴った。
何だか酷く懐かしい気持ちになる。胸も温かくなる。
再び上部管を側部管に差し、今度は音階を吹いてみる事にした。
息を吹き込みながら指を躍らせると、正確にドレミファソラシドと音階を踏んでくれた。
運指もばっちりだ。
嬉しくて心の中でガッツポーズをしてみると、ドアが開く音が聞こえた。
「これだけ楽譜がありました」
現れたアリアの手には、山のような紙の束が――
「危ないよ~!」
このままでは楽譜が崩れ落ちてしまう。
慌ててテーブルに楽器を置き、アリアの手から半分だけ紙の束を奪い取った。それだけでも紙の重さがずっしりと腕にかかってくる。
テーブルの片隅に楽譜を置くと、アリアもその上に楽譜を重ねる。
「これだけあれば、曲には困らなさそうですね」
アリアは一切の疲れも見せずに、納得したように何度か頷いた。
此処は素直に感謝をしておこう。
アリアに微笑み掛け、一番上に置かれた楽譜を手に取ってみる。
ト音記号に、音符がずらりと並んでいる。これは日本でも見た事があるものだ。ただ、文字だけは読む事が出来なかった。英語に似てはいるものの、それではない、見た事の無い文字だったからだ。
テンポやメロディーは雰囲気で何とかしてみよう。
そのうち、文字もアリアに教えてもらおう。
その日は気が済むまでフルートを吹くことが出来た。これで元の世界に帰れたとしても、ブランクを気にせずに済む。
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