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ずっと一緒に
バージンロード
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「悠登どうしたの、髪真っ黒!あのうっとしい前髪も切ったんだ。あんたのそんな姿見たの中学生以来だわ」
「先週未央の家に挨拶行ったから」
「やるじゃん」
「だろ」
けらけらと笑う悠登のお母さんは、悠登と友達のように話す。
「意外と黒髪似合うね悠登。ちょっとは真面目に見えるんじゃない?」
「俺元々真面目なんだけど」
悠登は先週髪を真っ黒に染め直し、短髪になった。
美容室に行くとは聞いていたけれど、帰ってきた悠登は一瞬、誰?と思ってしまうぐらい雰囲気が変わっていた。
今の髪色気に入ってるって言ってたのにどうして黒くしちゃったの?というあたしの質問に悠登は「未央のお母さんに初めて会うんだもん。チャラチャラしてるって思われたらお母さんは未央のこと心配しちゃうでしょ?」と笑って答えた。
ただでさえ若いし、これだから若い子は…って思われたくないし、とも言っていた。
あたしのお母さんがちょっと怒っていたことを聞いたから少しでも不安を取り除こうとしてくれたのだと思う。悠登のその気持ちが嬉しくて仕方がなかった。結果、お母さんはあたし達の結婚を認めてくれた。
怒っていたというより心配な気持ちや、まず最初にあたしから離婚したということを聞けなかったことに寂しい気持ちがあった様で…サバサバした人だけれどあたしに愛情を持ってくれていることが改めて知れて嬉しかったし、ちゃんと謝ることが出来た。
「未央ちゃん、うち来るのめちゃくちゃ緊張してたんでしょー?全っ然気にしなくてよかったのに!お菓子までもらっちゃってありがとうね、嬉しいー。パパもちゃんと未央ちゃんにありがとうって言って!」
悠登のお父さんが小さくお辞儀をして「ありがとう」と言ってくれた。静かで落ち着いていて、クールな雰囲気が悠登に少し似ている気がする。
お父さんと正反対にお母さんは賑やかでよく笑う人だ。
「ねー未央ちゃん、晩御飯何が食べたいー?」
「えっ…」
「あれ、食べてかないの?」
「いや、そんな…ご挨拶だけと思っていたので申し訳なくて」
「何言ってんのー!遠慮しないでよ、もう家族じゃん。あれ?気早すぎ?」
照れくさそうに笑うお母さんの顔がとても可愛い。…重ねてはいけないけれど、明るい悠登のお母さんを見てあたしはつい佳江さんを思い出してしまった。
「いえ、嬉しいです。ありがとうございます!」
温かく迎えてくれていることが伝わってきてすごく嬉しくて、あたしは少し泣きそうになってしまった。…優しそうな人で良かった。
悠登のお母さんは二十歳の時に悠登を産んだらしい。今日は会えなかったけれど、その2年後に弟さんを産んだと聞かされた。
だから悠登がこの年で結婚をすることに反対もしないし、年齢差も大して気にならないようで安心した。
それからは、時間があっという間に過ぎていった。会社に報告することもなんだかんだで緊張したな…
社内で一番にお祝いの言葉をくれたのは本城さんだ。人事部に住所変更届けを提出しなければならなかった為必然的にそうなってしまったに過ぎないのだけれど。
「半年後に苗字変更しなきゃなんです」
「そうだろうね。この住所佐伯くんと同じだもん」
「…はい。実は結婚が決まりまして」
「おめでとう。よかったね」
本城さんがにっこりと笑った。いつもと変わらない、余裕の笑顔で。
「本城さんには色々ご迷惑お掛けして申し訳ないです!」
「大丈夫だよ。未央ちゃん、幸せになってね。俺は未央ちゃんが幸せでいてくれることが何より嬉しいよ」
「ありがとうございます」
「上司として部下の幸せを祈ってる…ということにしておいてね」
その言葉に含みがあるということは気付いたけれど、あたしは一礼して本城さんの元を去った。
社内の人達はそれはもうひっくり返るほど驚いていた。これまで嘘をつき続けていたのだから、不倫していたわけじゃないことを周りにはちゃんと説明して報告した。理解してもらえればありがたいけれど邪推する人がいるのも当然だし、それは仕方がないことだと思っている。
「ただいま」
「おかえり、未央。残業お疲れ様」
「悠登もお疲れ様。あれ、ご飯食べてないの?昨日おかず作ったからチンして食べてねって言ったのに…お腹空いたでしょ?」
「未央と食べたいから待ってた」
仕事が終わって、お互い同じ家に帰ること。一緒に食事が出来ること。やっと、人に隠さず過ごせるようになったこと。色んなことが幸せでたまらない。
「あっためるから待っててね」
「俺も飲み物とか用意する、ありがと。食べ終わったら式の話とかしよっか」
「うん」
結婚式は家族だけで行い披露宴も行わず、食事会をすることにした。前にしていなかったとはいえ結婚自体二度目だし、派手にやるのは気が引けたからだ。
それから。
優斗と決別し、悠登と暮らし始めた半年後。あたしの苗字が佐伯に変わった。
その日のうちに免許証の名前の変更手続きをしに行き、「佐伯さん」と呼ばれてしばらく気付かないあたしに悠登が「未央、呼ばれてるよ」と笑いながら教えてくれた。
あたしは今日から佐伯未央になったんだ。今は不思議な感覚だけれど、これから慣れていくのかな。悠登と付き合う前は「佐伯くん」と呼んでいたわけだけれど、自分がその苗字になるなんて思いもしなかったな。そう思うとなんだか顔がにやけてしまうのだった。
***
「はぁー…」
ウエディングドレスに身を包んだあたしを見た悠登がため息をついた。
「…未央めちゃくちゃ綺麗」
「そう?ありがとう」
「ため息出るくらい綺麗ってほんとにあるんだなー…」
「そんなに言われたら恥ずかしいよ」
「本当のことだし。…俺と結婚してくれてありがとう。絶対に幸せにするから」
「こちらこそあたしと結婚してくれてありがとう。それから、もう幸せだよ」
「そっか、俺も。これからもずっと幸せにする。ずっと一緒に、幸せでいようね」
「うん」
「じゃあ行こっか」
あたし達はお互いの家族の前で永遠の愛を誓った。泣き虫なあたしはやはり泣いてしまいお母さんへの手紙を読んでいる間じゅう、悠登が隣で何度もハンカチであたしの目元を抑えてくれた。
未央の花嫁姿を見られて良かった。娘に手紙をもらうのってこんなに嬉しいことなのね、とお母さんが目に涙を滲ませて言ってくれた。
…優斗と結婚した時、式をしないことに「そうなのね、まぁ2人でそう決めたならいいじゃない」とあっさり言っていたけれど本当はして欲しいとずっと思っていてくれたのかもしれない。…一応、親孝行が出来たのかな。
準備の為に早朝から式場に行き、笑ったり泣いたり慌ただしい日を過ごしたにも関わらずその夜、あたし達は変わらずいつもの様に愛し合った。今までと違うのは避妊をしなかったということだけ。悠登の温もりを今まで以上に感じていたくてあたしからそれを求めた。
「…初めて中に出しちゃった」
あたしの中に悠登の熱が流れ込んでいく感覚が心地よくて幸せ。
「ん…あったかい…すき、悠登」
「俺も好きだよ」
「これからはずっとこうして…」
「わかった」
「悠登、キスしたい」
悠登の唇があたしに触れる。さっき散々重ね合ったはずなのに悠登が愛しくてたまらなくて何度も求めてしまう。唇を離した後、悠登がにこっと笑った。
「俺、結婚した実感やっと湧いてきた」
「…今?」
「男は苗字変わったりしないからね。…式して良かった」
「うん。あたしもそう思う…」
「これからは夫婦としてよろしくね」
「…こっちこそ、よろしくお願いします」
夫婦として、家族として。あたし達の生活が始まった。
「先週未央の家に挨拶行ったから」
「やるじゃん」
「だろ」
けらけらと笑う悠登のお母さんは、悠登と友達のように話す。
「意外と黒髪似合うね悠登。ちょっとは真面目に見えるんじゃない?」
「俺元々真面目なんだけど」
悠登は先週髪を真っ黒に染め直し、短髪になった。
美容室に行くとは聞いていたけれど、帰ってきた悠登は一瞬、誰?と思ってしまうぐらい雰囲気が変わっていた。
今の髪色気に入ってるって言ってたのにどうして黒くしちゃったの?というあたしの質問に悠登は「未央のお母さんに初めて会うんだもん。チャラチャラしてるって思われたらお母さんは未央のこと心配しちゃうでしょ?」と笑って答えた。
ただでさえ若いし、これだから若い子は…って思われたくないし、とも言っていた。
あたしのお母さんがちょっと怒っていたことを聞いたから少しでも不安を取り除こうとしてくれたのだと思う。悠登のその気持ちが嬉しくて仕方がなかった。結果、お母さんはあたし達の結婚を認めてくれた。
怒っていたというより心配な気持ちや、まず最初にあたしから離婚したということを聞けなかったことに寂しい気持ちがあった様で…サバサバした人だけれどあたしに愛情を持ってくれていることが改めて知れて嬉しかったし、ちゃんと謝ることが出来た。
「未央ちゃん、うち来るのめちゃくちゃ緊張してたんでしょー?全っ然気にしなくてよかったのに!お菓子までもらっちゃってありがとうね、嬉しいー。パパもちゃんと未央ちゃんにありがとうって言って!」
悠登のお父さんが小さくお辞儀をして「ありがとう」と言ってくれた。静かで落ち着いていて、クールな雰囲気が悠登に少し似ている気がする。
お父さんと正反対にお母さんは賑やかでよく笑う人だ。
「ねー未央ちゃん、晩御飯何が食べたいー?」
「えっ…」
「あれ、食べてかないの?」
「いや、そんな…ご挨拶だけと思っていたので申し訳なくて」
「何言ってんのー!遠慮しないでよ、もう家族じゃん。あれ?気早すぎ?」
照れくさそうに笑うお母さんの顔がとても可愛い。…重ねてはいけないけれど、明るい悠登のお母さんを見てあたしはつい佳江さんを思い出してしまった。
「いえ、嬉しいです。ありがとうございます!」
温かく迎えてくれていることが伝わってきてすごく嬉しくて、あたしは少し泣きそうになってしまった。…優しそうな人で良かった。
悠登のお母さんは二十歳の時に悠登を産んだらしい。今日は会えなかったけれど、その2年後に弟さんを産んだと聞かされた。
だから悠登がこの年で結婚をすることに反対もしないし、年齢差も大して気にならないようで安心した。
それからは、時間があっという間に過ぎていった。会社に報告することもなんだかんだで緊張したな…
社内で一番にお祝いの言葉をくれたのは本城さんだ。人事部に住所変更届けを提出しなければならなかった為必然的にそうなってしまったに過ぎないのだけれど。
「半年後に苗字変更しなきゃなんです」
「そうだろうね。この住所佐伯くんと同じだもん」
「…はい。実は結婚が決まりまして」
「おめでとう。よかったね」
本城さんがにっこりと笑った。いつもと変わらない、余裕の笑顔で。
「本城さんには色々ご迷惑お掛けして申し訳ないです!」
「大丈夫だよ。未央ちゃん、幸せになってね。俺は未央ちゃんが幸せでいてくれることが何より嬉しいよ」
「ありがとうございます」
「上司として部下の幸せを祈ってる…ということにしておいてね」
その言葉に含みがあるということは気付いたけれど、あたしは一礼して本城さんの元を去った。
社内の人達はそれはもうひっくり返るほど驚いていた。これまで嘘をつき続けていたのだから、不倫していたわけじゃないことを周りにはちゃんと説明して報告した。理解してもらえればありがたいけれど邪推する人がいるのも当然だし、それは仕方がないことだと思っている。
「ただいま」
「おかえり、未央。残業お疲れ様」
「悠登もお疲れ様。あれ、ご飯食べてないの?昨日おかず作ったからチンして食べてねって言ったのに…お腹空いたでしょ?」
「未央と食べたいから待ってた」
仕事が終わって、お互い同じ家に帰ること。一緒に食事が出来ること。やっと、人に隠さず過ごせるようになったこと。色んなことが幸せでたまらない。
「あっためるから待っててね」
「俺も飲み物とか用意する、ありがと。食べ終わったら式の話とかしよっか」
「うん」
結婚式は家族だけで行い披露宴も行わず、食事会をすることにした。前にしていなかったとはいえ結婚自体二度目だし、派手にやるのは気が引けたからだ。
それから。
優斗と決別し、悠登と暮らし始めた半年後。あたしの苗字が佐伯に変わった。
その日のうちに免許証の名前の変更手続きをしに行き、「佐伯さん」と呼ばれてしばらく気付かないあたしに悠登が「未央、呼ばれてるよ」と笑いながら教えてくれた。
あたしは今日から佐伯未央になったんだ。今は不思議な感覚だけれど、これから慣れていくのかな。悠登と付き合う前は「佐伯くん」と呼んでいたわけだけれど、自分がその苗字になるなんて思いもしなかったな。そう思うとなんだか顔がにやけてしまうのだった。
***
「はぁー…」
ウエディングドレスに身を包んだあたしを見た悠登がため息をついた。
「…未央めちゃくちゃ綺麗」
「そう?ありがとう」
「ため息出るくらい綺麗ってほんとにあるんだなー…」
「そんなに言われたら恥ずかしいよ」
「本当のことだし。…俺と結婚してくれてありがとう。絶対に幸せにするから」
「こちらこそあたしと結婚してくれてありがとう。それから、もう幸せだよ」
「そっか、俺も。これからもずっと幸せにする。ずっと一緒に、幸せでいようね」
「うん」
「じゃあ行こっか」
あたし達はお互いの家族の前で永遠の愛を誓った。泣き虫なあたしはやはり泣いてしまいお母さんへの手紙を読んでいる間じゅう、悠登が隣で何度もハンカチであたしの目元を抑えてくれた。
未央の花嫁姿を見られて良かった。娘に手紙をもらうのってこんなに嬉しいことなのね、とお母さんが目に涙を滲ませて言ってくれた。
…優斗と結婚した時、式をしないことに「そうなのね、まぁ2人でそう決めたならいいじゃない」とあっさり言っていたけれど本当はして欲しいとずっと思っていてくれたのかもしれない。…一応、親孝行が出来たのかな。
準備の為に早朝から式場に行き、笑ったり泣いたり慌ただしい日を過ごしたにも関わらずその夜、あたし達は変わらずいつもの様に愛し合った。今までと違うのは避妊をしなかったということだけ。悠登の温もりを今まで以上に感じていたくてあたしからそれを求めた。
「…初めて中に出しちゃった」
あたしの中に悠登の熱が流れ込んでいく感覚が心地よくて幸せ。
「ん…あったかい…すき、悠登」
「俺も好きだよ」
「これからはずっとこうして…」
「わかった」
「悠登、キスしたい」
悠登の唇があたしに触れる。さっき散々重ね合ったはずなのに悠登が愛しくてたまらなくて何度も求めてしまう。唇を離した後、悠登がにこっと笑った。
「俺、結婚した実感やっと湧いてきた」
「…今?」
「男は苗字変わったりしないからね。…式して良かった」
「うん。あたしもそう思う…」
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