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第一章・街の中へ
ギルドと新しいスキル
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皿洗いはなかなか終わらなかった。
いざやってみると、これは大変な作業だ。
――いくらなんでも、これは多すぎるんじゃないかな……。
山積みになった食器。
それを前にして、僕は途方に暮れた。
アンネさんが「仕方ないわね」というように笑う。
結局、手伝ってもらうことになってしまった。
申し訳ないけど、なにしろすごい量だ。
兵士たち全員の食事のぶんだ。
簡単に終わるはずはない。
だから、これは本当に仕方がないと思う。
一方、ふたりで並んで皿を洗う。
この状況は、なんだか嬉しい。
ちょっとテンションがあがってしまう。
――そういえば、いままでこれをひとりでやっていたんだろうか。
ふと疑問に思って、そう尋ねた。
「ううん、いままではギルドに依頼を出して、手伝いにきてもらってたのよ」
「おお、ギルドってあるんですか」
「そう。依頼を出せばたいていのことはやってくれるの」
「モンスター退治とかもあるんですか?」
「あるわよー。うふふ、やっぱり男の子って、そういうの好きなのね」
「はい」
――ギルドかあ、行ってみたいなあ。
と僕は思った。
前世でファンタジー小説を読んだことはある。
もちろんゲームをやったこともある。
その中には、冒険者のギルドがあるものも多かった。
主人公は、そこで依頼をこなしていく。
そして、次第に強くなっていくのだ。
自分のギルドでの活躍を想像してみた。
掲示板に依頼の書かれたメモが貼られている。
その中のひとつをピッと剥がす。
メモをカウンターに叩きつけて言うのだ。
「この依頼を受けることにする」
「えっ、これはドラゴンの爪の納入依頼……」
ギルドのお姉さんが眉をひそめる。
その様子に、ギルド内の視線が集まる。
責めるような、呆れたような視線。
ヒソヒソとささやきあう声。
馬鹿にしたような笑い声も聞こえる。
「お言葉ですけど、この依頼の難易度、わかっていますか?」
「もちろん、わかっている」
「だったら、ギルドとしては無理な依頼は受けないでもらいたいんで――」
「何を言っている? 依頼はもう達成だ。品物はもうここに用意してある」
アイテムボックスから、「それ」を取り出す。
そして、カウンターの上に置く。
それ――ドラゴンの爪を。
ドラゴンは巨大だ。
その爪もまた大きい。
カウンターからはみ出そうになっている。
音をたててごろりと転がる。
そこには、まだ生々しい血のあとが残っていた。
ギルドのお姉さんが目を見開いた。
集まってきた冒険者達からも、驚きの声があがる。
「おい、あれ、本物じゃないか?」
「どうやって手に入れたんだよ」
「まさかドラゴンを倒したわけじゃないよな」
「討伐隊が召集されたって話も聞かないし、それはないだろ。個人で倒せるわけもないしな」
「いやまて、聞いたことがあるぞ。あいつもしかして」
「俺も聞いたことがある。間違いない」
「噂どおり、要ジョンそっくりの顔つき。あいつは、あいつの名は――」
「そう、僕です!」
とまあこんな具合だ。
――とりあえず、まずはイノシシに勝てるようになることからかな。
頑張っていれば、そのうちなんとかなるだろう。
不老不死だから時間はたっぷりある。
「でも良かったわー」
と、隣にいるアンネさんが口を開いた。
しゃべりながらも手を動かしている。
次々と皿がきれいになっていく。
「ギルドに頼むと毎回違うひとが来るのよねー」
「あー、気を使いますか?」
「うん、それもなんだけど、誰かいてくれたほうがおしゃべりもできるから、そこはあんまり気にならないの。それより、毎日来てくれれば、皿洗いにも慣れてくるでしょ?」
「はい。毎日やっていれば慣れると思います」
「そしたら、私が楽できるじゃない」
うふふと嬉しそうに笑っている。
なんだか僕も嬉しくなってしまった。
「じゃあ、アンネさんに楽をしてもらえるように頑張りますね」
「うん、期待してるわね。うふふ」
「はい、待っていてくださいね」
と言ってから、
――あれ?
と疑問に思う。
いまの話。
ここで働いている人間。
まるでアンネさんひとりみたいな言い方だった。
そんなわけはない。
料理を作るひとが、ほかにもいるはずだ。
「あのー、ここで働いているのはアンネさんだけなんですか?」
「そうよ?」
「ええっ、料理も全部ひとりで作っているんですか?」
洗うだけでも大変な量の皿だ。
これに盛り付ける料理を、ひとりで作る。
そんなことができるんだろうか。
「ふふん、私すごいのよ」
と満足そうに笑ってから、種明かしをしてくれた。
「あのね、料理スキルがあるから、そんなに大変じゃないのよ」
「ああ、そういうスキルもあるんですね。スキルがあると料理も簡単に作れたりするんですか」
「そうなの。意外とレアなスキルなのよ。だからひとりで厨房を任されているわけ」
「おー、じゃあ、それなら僕は皿洗いスキルを獲得することにします」
「うふふ。頑張ってね」
そうして数日後、異変が起きた。
皿洗いが妙に早く終わるのだ。
ふたりで皿を洗う。
すると、時間があまるようになってしまった。
「あら、ずいぶん慣れてきたのね。すごいけど、いくらなんでも速いわよね?」
アンネさんが首をかしげていた。
僕の洗った皿を手に取り、しげしげと見つめている。
「うーん、手抜きしてるわけでもないわね。ちゃんと綺麗に洗ってあるわ」
「はい。しっかり洗いましたよ」
アンネさんが残りの皿も確認する。
「えー? なんで?」とつぶやいている
指先で表面を撫でたりもしていた。
――もしかして。
僕はステータスの確認をする。
「ステータスオープン」
最初は何もなかったただの枠。
その中に、まずは辛さ耐性が現れた。
そしていま、また新しいスキルが表示されていた。
「皿洗い」
その三文字が、燦然と輝いていた。
「おおー、見てください。皿洗いスキルが手に入りましたよ」
「えー? うそー?」
とアンネさんが覗き込む。
「あら本当。皿洗いスキルなんてあるのね」
「はい……えっ、皿洗いをしていたら手に入るものなんじゃないんですか?」
「ううん。こんなの聞いたこともないわよ。本当にあるとは思わなかったわ」
「おー、レアなスキルなんですね」
「うん。そうだと思う。誰も持ってるひといないんじゃないかしら」
「やりましたねー」
「でも、ここの仕事でくらいしか使い道がないわね」
「ああ、たしかに……」
「うふふ」
――そういえば。
僕はサファイアにお願いしたことを思い出す。
すべてのスキルが手に入るように。
適正も才能も関係なく。
そう言ったのだった。
普通なら手に入らないはずのスキル。
皿洗い。
これが手に入ったのはそのせいかもしれない。
アンネさんはちょっと考え込んでから、にっこり笑った。
「じゃあ、あしたからは皿洗いはひとりでできるわね!」
「あー、そうなりますか……そうなってしまいますよね……はい」
アンネさんと並んでの共同作業。
それができなくなるのは残念だった。
――もうしばらく皿洗いスキルのことは秘密にしておいたほうが良かったかもしれない。
そう思ったけれど、いま皿だった。
いざやってみると、これは大変な作業だ。
――いくらなんでも、これは多すぎるんじゃないかな……。
山積みになった食器。
それを前にして、僕は途方に暮れた。
アンネさんが「仕方ないわね」というように笑う。
結局、手伝ってもらうことになってしまった。
申し訳ないけど、なにしろすごい量だ。
兵士たち全員の食事のぶんだ。
簡単に終わるはずはない。
だから、これは本当に仕方がないと思う。
一方、ふたりで並んで皿を洗う。
この状況は、なんだか嬉しい。
ちょっとテンションがあがってしまう。
――そういえば、いままでこれをひとりでやっていたんだろうか。
ふと疑問に思って、そう尋ねた。
「ううん、いままではギルドに依頼を出して、手伝いにきてもらってたのよ」
「おお、ギルドってあるんですか」
「そう。依頼を出せばたいていのことはやってくれるの」
「モンスター退治とかもあるんですか?」
「あるわよー。うふふ、やっぱり男の子って、そういうの好きなのね」
「はい」
――ギルドかあ、行ってみたいなあ。
と僕は思った。
前世でファンタジー小説を読んだことはある。
もちろんゲームをやったこともある。
その中には、冒険者のギルドがあるものも多かった。
主人公は、そこで依頼をこなしていく。
そして、次第に強くなっていくのだ。
自分のギルドでの活躍を想像してみた。
掲示板に依頼の書かれたメモが貼られている。
その中のひとつをピッと剥がす。
メモをカウンターに叩きつけて言うのだ。
「この依頼を受けることにする」
「えっ、これはドラゴンの爪の納入依頼……」
ギルドのお姉さんが眉をひそめる。
その様子に、ギルド内の視線が集まる。
責めるような、呆れたような視線。
ヒソヒソとささやきあう声。
馬鹿にしたような笑い声も聞こえる。
「お言葉ですけど、この依頼の難易度、わかっていますか?」
「もちろん、わかっている」
「だったら、ギルドとしては無理な依頼は受けないでもらいたいんで――」
「何を言っている? 依頼はもう達成だ。品物はもうここに用意してある」
アイテムボックスから、「それ」を取り出す。
そして、カウンターの上に置く。
それ――ドラゴンの爪を。
ドラゴンは巨大だ。
その爪もまた大きい。
カウンターからはみ出そうになっている。
音をたててごろりと転がる。
そこには、まだ生々しい血のあとが残っていた。
ギルドのお姉さんが目を見開いた。
集まってきた冒険者達からも、驚きの声があがる。
「おい、あれ、本物じゃないか?」
「どうやって手に入れたんだよ」
「まさかドラゴンを倒したわけじゃないよな」
「討伐隊が召集されたって話も聞かないし、それはないだろ。個人で倒せるわけもないしな」
「いやまて、聞いたことがあるぞ。あいつもしかして」
「俺も聞いたことがある。間違いない」
「噂どおり、要ジョンそっくりの顔つき。あいつは、あいつの名は――」
「そう、僕です!」
とまあこんな具合だ。
――とりあえず、まずはイノシシに勝てるようになることからかな。
頑張っていれば、そのうちなんとかなるだろう。
不老不死だから時間はたっぷりある。
「でも良かったわー」
と、隣にいるアンネさんが口を開いた。
しゃべりながらも手を動かしている。
次々と皿がきれいになっていく。
「ギルドに頼むと毎回違うひとが来るのよねー」
「あー、気を使いますか?」
「うん、それもなんだけど、誰かいてくれたほうがおしゃべりもできるから、そこはあんまり気にならないの。それより、毎日来てくれれば、皿洗いにも慣れてくるでしょ?」
「はい。毎日やっていれば慣れると思います」
「そしたら、私が楽できるじゃない」
うふふと嬉しそうに笑っている。
なんだか僕も嬉しくなってしまった。
「じゃあ、アンネさんに楽をしてもらえるように頑張りますね」
「うん、期待してるわね。うふふ」
「はい、待っていてくださいね」
と言ってから、
――あれ?
と疑問に思う。
いまの話。
ここで働いている人間。
まるでアンネさんひとりみたいな言い方だった。
そんなわけはない。
料理を作るひとが、ほかにもいるはずだ。
「あのー、ここで働いているのはアンネさんだけなんですか?」
「そうよ?」
「ええっ、料理も全部ひとりで作っているんですか?」
洗うだけでも大変な量の皿だ。
これに盛り付ける料理を、ひとりで作る。
そんなことができるんだろうか。
「ふふん、私すごいのよ」
と満足そうに笑ってから、種明かしをしてくれた。
「あのね、料理スキルがあるから、そんなに大変じゃないのよ」
「ああ、そういうスキルもあるんですね。スキルがあると料理も簡単に作れたりするんですか」
「そうなの。意外とレアなスキルなのよ。だからひとりで厨房を任されているわけ」
「おー、じゃあ、それなら僕は皿洗いスキルを獲得することにします」
「うふふ。頑張ってね」
そうして数日後、異変が起きた。
皿洗いが妙に早く終わるのだ。
ふたりで皿を洗う。
すると、時間があまるようになってしまった。
「あら、ずいぶん慣れてきたのね。すごいけど、いくらなんでも速いわよね?」
アンネさんが首をかしげていた。
僕の洗った皿を手に取り、しげしげと見つめている。
「うーん、手抜きしてるわけでもないわね。ちゃんと綺麗に洗ってあるわ」
「はい。しっかり洗いましたよ」
アンネさんが残りの皿も確認する。
「えー? なんで?」とつぶやいている
指先で表面を撫でたりもしていた。
――もしかして。
僕はステータスの確認をする。
「ステータスオープン」
最初は何もなかったただの枠。
その中に、まずは辛さ耐性が現れた。
そしていま、また新しいスキルが表示されていた。
「皿洗い」
その三文字が、燦然と輝いていた。
「おおー、見てください。皿洗いスキルが手に入りましたよ」
「えー? うそー?」
とアンネさんが覗き込む。
「あら本当。皿洗いスキルなんてあるのね」
「はい……えっ、皿洗いをしていたら手に入るものなんじゃないんですか?」
「ううん。こんなの聞いたこともないわよ。本当にあるとは思わなかったわ」
「おー、レアなスキルなんですね」
「うん。そうだと思う。誰も持ってるひといないんじゃないかしら」
「やりましたねー」
「でも、ここの仕事でくらいしか使い道がないわね」
「ああ、たしかに……」
「うふふ」
――そういえば。
僕はサファイアにお願いしたことを思い出す。
すべてのスキルが手に入るように。
適正も才能も関係なく。
そう言ったのだった。
普通なら手に入らないはずのスキル。
皿洗い。
これが手に入ったのはそのせいかもしれない。
アンネさんはちょっと考え込んでから、にっこり笑った。
「じゃあ、あしたからは皿洗いはひとりでできるわね!」
「あー、そうなりますか……そうなってしまいますよね……はい」
アンネさんと並んでの共同作業。
それができなくなるのは残念だった。
――もうしばらく皿洗いスキルのことは秘密にしておいたほうが良かったかもしれない。
そう思ったけれど、いま皿だった。
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