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第六話 「取り調べ。」
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案内されるがまま数日前に歩いた廊下を再び歩く。
拘束されて連れてこられた時と違い、客扱いなのかすれ違う兵士さんが皆会釈をして通り過ぎていく。
「あれ?カエデちゃん。また何かしたの?」
部屋の扉が開いて、中から出てきたカナリアさんが私の顔を見てニヤリと笑った。この人には色んなことされたっけ・・・。っていうか、そんな言い方だと日頃から悪さをしてお世話になってるみたいな感じになるよね?私まだ何もやってないけど?
「またって何ですか。日頃から悪さしてるような言い方しないでくださいよ。てか、私ここに来るの二回目ですけど、まだ何もやってませんからね?」
二回とも冤罪で連行されているわけで、本当に犯した罪なんて一つもない善良な一般市民だ。
「ごめんごめん。で、今回はどうしたの?」
「彼女たちは今回のニコラウスの件の重要参考人ですよ。」
「なるほどね。まぁ、あなたはこの街に来てから日も浅いし、少し話を聞くだけで終わるんじゃない?」
がんばってね。と言わんばかりに手を振って、通路脇にある階段を降りて行ってしまう。適当だなぁ。カナリアさんも忙しいんだろうけど。
兵士さんに案内された部屋は、いかにも取調室ですといわんばかりに質素な部屋だった。6畳ほどの部屋の真ん中に机と二人分の椅子が置かれているだけ。
昔の警察みたいに怒号が飛んでくる・・・なんて事は無いように祈っておこう。
「もうすぐお前の担当が来るから、大人しく待っていろ。」
強めな口調で私に指示をすると、部屋を出ていく兵士さん。
大丈夫なのかな?私、重要参考人とかでしょ?逃げようと思ったら逃げれちゃうよ?これ。
そんな無意味な事はせずに大人しく待つこと数分。思ったよりも早く担当の人が入ってきた。
「お待たせしてすまないね。君、確か数日前に吸血鬼と疑われて連行されてきたでしょ?よく間違われるねぇ。」
無精髭を生やした痩せ型の男の人が、私の正面の椅子に座った。
この人も警務隊の人?失礼だけどあまり強くはなさそうに見える。戦闘よりも頭脳で貢献するタイプなのだろうか?
「おっと、初めましてだったね。俺の名前はクラウド、階級は少佐だ。よろしくな。」
クラウド少佐はそう言うと、部屋の外にいた兵士を一人呼びつけた。
「おいおい。重要参考人とは言っても容疑者じゃないんだし、事情を教えてもらう側なんだからお茶ぐらい出せよぉ。」
「は、はい!すぐに持ってきます!」
クラウド少佐に注意されて急いでお茶を淹れにいく兵士。言い方は全然キツくなく、寧ろ優しい上官のイメージだが、部下の背筋の伸び方を考えると、結構な権力があるのか・・・それともただただ上下関係が厳しい組織なのか。
「ごめんね。気が利かない奴らで。」
「いえ、それよりも、私がここに呼ばれた理由は話を聞くためなのですか?」
「そうだよ?聞いてない?」
質問を逆に質問で返される。聞いていないどころか、クレアさんの対応は私たち全員が共犯だと言っているようにも見えた。この間の協力の話もあるのに、急に手のひらを返されるとこっちはどうすればいいのか分からなくなる。
「まるで犯人扱いだったんですけど・・・。」
「でも、拘束されたわけじゃないんだろ?」
「はい・・・。」
「なら大丈夫だ。彼女なりに何かそういう態度をとる理由があったんじゃないかな?」
戻ってきた兵士の人が、私とクラウド少佐の前にコーヒーの入ったカップを置いた。
「ご苦労さん。」
兵士の人は、クラウド少佐の言葉に黙って一礼し、速やかに部屋を出ていく。
クレアさんにどんな理由があるかは知らないが、あの態度を説明出来る理由が見当たらない。
私のことを犯人だと思っていなければ、普通に話を聞きにくるだけでいいはずだ。しかも、マスターは拘束されて連行されている。ただ事ではないのは確かだ。
「マスターはちゃんと帰れるんですか?」
私の問いに、今までヘラヘラとしていたクラウド少佐の表情に真剣味が増した。
「それは分からない。無実だと分かればすぐにでも釈放されるだろうが・・・。俺たちは彼の事を重要参考人であり、容疑者として扱っている。」
「容疑者・・・?」
一体何の容疑で?マスターが一体何をしたって言うのだろうか?
「マ、マスターが何かしたんですか?」
一般人に教えてくれるかどうかは分からなかった。でも、少なくともこの事件についての情報を聞き出すために私をここに連れて来たはずだから、これくらいの情報はこちらにもくれないと不公平でもある。
「ニコラウスが行方不明なんだ。」
「ニコラウスが!?」
数日前までは確かにこの街に居たのを確認している。他のゴロツキと恐喝まがいな事をしている場面も目撃していたから、確実にニコラウスだと言い切れる。
「それって本当なんですか?」
「あぁ。それに、関所をニコラウスが出たという記録が一切ないんだ。」
ってことは、まだこの街の中にいるということになる。しかし、ここまで大きな組織が一人の人間を、限られた範囲の中から見つけられずに騒ぎ立てているとも考えられない。本当に行方不明になってしまっているのだろうか。
ニコラウスの失踪、私たちへの取り調べとマスターの拘束。もしかすると、ニコラウスの失踪事件の犯人はマスターで、私たちは何か有力な手がかりを知っているんじゃないかと思っているのかもしれない。
「街の中でニコラウスを見はしましたけど、近づいたのは最初に出会った時だけで、それ以外は会話すらしてませんよ?」
「だと思うよ。君やタツさんとニコラウスが話しているところは、その一回しか見られていないし、君たちに応じて彼が人気のない所に出向くとも考えずらい。ましてや、タツさんはともかく、君にはニコラウスに声をかけるメリットも無いしね。」
クラウド少佐はコーヒーを片手にまたヘラヘラと笑った。こんなにゆるい人が少佐で本当に大丈夫なのだろうか?
しかし、私やタツさんからニコラウスの情報を聞き出すのが目的ではないとすると、考えられるのはマスターの事についてだが・・・。私はマスターの事をまだ何も知らない。多分、下調べは済ましてあるだろうから、警務隊の方がマスターのことについては詳しいはずだ。
「で、君には喫茶カマロのマスターについて聞きたいんだが・・・。知らないよね?」
「生憎ですが、私はこの街に来たばかりで・・・え?」
「そうだよなぁ。たまたまあの店に居合わせていただけみたいだし、俺は君を呼ぶのはお門違いだって言ったんだけどなぁ。上が話を聞けってうるさいんだよ。」
ヘラヘラとしているかと思いきや、今度は項垂れてダルそうな態度をとるクラウド少佐。悪い人ではないみたいだけど・・・なんか・・・。
「クラウド少佐って警務隊の中では、何を担当されているんですか?」
「お?俺に興味ある?」
色んな意味で。というのは言葉に出さずに飲み込んだ。
戦闘に強いイメージもなく、取り調べも覇気がない。普段は書類整理的な仕事をしていて、私がまだ若いから圧の少ない彼が担当についた・・・という風にしか考えられなかった。
「俺の仕事は、任務における諜報と、今みたいな聴取がメインだね。」
「え、じゃあ事情聴取のプロ・・・?」
「そうそう。なかなか話さない相手にはやむなく拷問することもあるよぉ~。」
ものすごくフランクに怖いことを言ってくれるクラウド少佐。しかし、今の彼の雰囲気から鬼のような拷問が出来る人だとは考えにくい。
「その表情は、俺の事信じてないね?」
「は、はい。ごめんなさい。ちょっと信じられないです。」
「そっかぁ。俺って優しく見えるもんね。まぁ、実際に優しいんだけど~。」
本当にこうして見ているとお調子者のおじさんにしか見えないんだけど、これで少佐に任命されるほどの実績があるというのだからビックリだ。
「君がこの国の不穏分子にならない限り、俺の力は見る機会がないと思うよ。」
そう言ってにっこりと笑うクラウド少佐。何やら少し・・・、いや、かなり不気味だ。
そうして短い事情聴取が終わり、私は解放されることになった。まだ、タツさんやマスターは中に居るらしい。クラウド少佐曰くタツさんは今日中には解放されるとの事だったが、マスターは少なくとも数日は留置されるようだ。
早く出て来れたらいいのに。
外に出た時にはすでに日は傾いていた。硬貨の入った皮の袋は日に日に軽くなっていく。
「仕事探さないとなぁ。」
小声でぼやきながら、帰り道で軽食を買って宿に戻ったのだった。
拘束されて連れてこられた時と違い、客扱いなのかすれ違う兵士さんが皆会釈をして通り過ぎていく。
「あれ?カエデちゃん。また何かしたの?」
部屋の扉が開いて、中から出てきたカナリアさんが私の顔を見てニヤリと笑った。この人には色んなことされたっけ・・・。っていうか、そんな言い方だと日頃から悪さをしてお世話になってるみたいな感じになるよね?私まだ何もやってないけど?
「またって何ですか。日頃から悪さしてるような言い方しないでくださいよ。てか、私ここに来るの二回目ですけど、まだ何もやってませんからね?」
二回とも冤罪で連行されているわけで、本当に犯した罪なんて一つもない善良な一般市民だ。
「ごめんごめん。で、今回はどうしたの?」
「彼女たちは今回のニコラウスの件の重要参考人ですよ。」
「なるほどね。まぁ、あなたはこの街に来てから日も浅いし、少し話を聞くだけで終わるんじゃない?」
がんばってね。と言わんばかりに手を振って、通路脇にある階段を降りて行ってしまう。適当だなぁ。カナリアさんも忙しいんだろうけど。
兵士さんに案内された部屋は、いかにも取調室ですといわんばかりに質素な部屋だった。6畳ほどの部屋の真ん中に机と二人分の椅子が置かれているだけ。
昔の警察みたいに怒号が飛んでくる・・・なんて事は無いように祈っておこう。
「もうすぐお前の担当が来るから、大人しく待っていろ。」
強めな口調で私に指示をすると、部屋を出ていく兵士さん。
大丈夫なのかな?私、重要参考人とかでしょ?逃げようと思ったら逃げれちゃうよ?これ。
そんな無意味な事はせずに大人しく待つこと数分。思ったよりも早く担当の人が入ってきた。
「お待たせしてすまないね。君、確か数日前に吸血鬼と疑われて連行されてきたでしょ?よく間違われるねぇ。」
無精髭を生やした痩せ型の男の人が、私の正面の椅子に座った。
この人も警務隊の人?失礼だけどあまり強くはなさそうに見える。戦闘よりも頭脳で貢献するタイプなのだろうか?
「おっと、初めましてだったね。俺の名前はクラウド、階級は少佐だ。よろしくな。」
クラウド少佐はそう言うと、部屋の外にいた兵士を一人呼びつけた。
「おいおい。重要参考人とは言っても容疑者じゃないんだし、事情を教えてもらう側なんだからお茶ぐらい出せよぉ。」
「は、はい!すぐに持ってきます!」
クラウド少佐に注意されて急いでお茶を淹れにいく兵士。言い方は全然キツくなく、寧ろ優しい上官のイメージだが、部下の背筋の伸び方を考えると、結構な権力があるのか・・・それともただただ上下関係が厳しい組織なのか。
「ごめんね。気が利かない奴らで。」
「いえ、それよりも、私がここに呼ばれた理由は話を聞くためなのですか?」
「そうだよ?聞いてない?」
質問を逆に質問で返される。聞いていないどころか、クレアさんの対応は私たち全員が共犯だと言っているようにも見えた。この間の協力の話もあるのに、急に手のひらを返されるとこっちはどうすればいいのか分からなくなる。
「まるで犯人扱いだったんですけど・・・。」
「でも、拘束されたわけじゃないんだろ?」
「はい・・・。」
「なら大丈夫だ。彼女なりに何かそういう態度をとる理由があったんじゃないかな?」
戻ってきた兵士の人が、私とクラウド少佐の前にコーヒーの入ったカップを置いた。
「ご苦労さん。」
兵士の人は、クラウド少佐の言葉に黙って一礼し、速やかに部屋を出ていく。
クレアさんにどんな理由があるかは知らないが、あの態度を説明出来る理由が見当たらない。
私のことを犯人だと思っていなければ、普通に話を聞きにくるだけでいいはずだ。しかも、マスターは拘束されて連行されている。ただ事ではないのは確かだ。
「マスターはちゃんと帰れるんですか?」
私の問いに、今までヘラヘラとしていたクラウド少佐の表情に真剣味が増した。
「それは分からない。無実だと分かればすぐにでも釈放されるだろうが・・・。俺たちは彼の事を重要参考人であり、容疑者として扱っている。」
「容疑者・・・?」
一体何の容疑で?マスターが一体何をしたって言うのだろうか?
「マ、マスターが何かしたんですか?」
一般人に教えてくれるかどうかは分からなかった。でも、少なくともこの事件についての情報を聞き出すために私をここに連れて来たはずだから、これくらいの情報はこちらにもくれないと不公平でもある。
「ニコラウスが行方不明なんだ。」
「ニコラウスが!?」
数日前までは確かにこの街に居たのを確認している。他のゴロツキと恐喝まがいな事をしている場面も目撃していたから、確実にニコラウスだと言い切れる。
「それって本当なんですか?」
「あぁ。それに、関所をニコラウスが出たという記録が一切ないんだ。」
ってことは、まだこの街の中にいるということになる。しかし、ここまで大きな組織が一人の人間を、限られた範囲の中から見つけられずに騒ぎ立てているとも考えられない。本当に行方不明になってしまっているのだろうか。
ニコラウスの失踪、私たちへの取り調べとマスターの拘束。もしかすると、ニコラウスの失踪事件の犯人はマスターで、私たちは何か有力な手がかりを知っているんじゃないかと思っているのかもしれない。
「街の中でニコラウスを見はしましたけど、近づいたのは最初に出会った時だけで、それ以外は会話すらしてませんよ?」
「だと思うよ。君やタツさんとニコラウスが話しているところは、その一回しか見られていないし、君たちに応じて彼が人気のない所に出向くとも考えずらい。ましてや、タツさんはともかく、君にはニコラウスに声をかけるメリットも無いしね。」
クラウド少佐はコーヒーを片手にまたヘラヘラと笑った。こんなにゆるい人が少佐で本当に大丈夫なのだろうか?
しかし、私やタツさんからニコラウスの情報を聞き出すのが目的ではないとすると、考えられるのはマスターの事についてだが・・・。私はマスターの事をまだ何も知らない。多分、下調べは済ましてあるだろうから、警務隊の方がマスターのことについては詳しいはずだ。
「で、君には喫茶カマロのマスターについて聞きたいんだが・・・。知らないよね?」
「生憎ですが、私はこの街に来たばかりで・・・え?」
「そうだよなぁ。たまたまあの店に居合わせていただけみたいだし、俺は君を呼ぶのはお門違いだって言ったんだけどなぁ。上が話を聞けってうるさいんだよ。」
ヘラヘラとしているかと思いきや、今度は項垂れてダルそうな態度をとるクラウド少佐。悪い人ではないみたいだけど・・・なんか・・・。
「クラウド少佐って警務隊の中では、何を担当されているんですか?」
「お?俺に興味ある?」
色んな意味で。というのは言葉に出さずに飲み込んだ。
戦闘に強いイメージもなく、取り調べも覇気がない。普段は書類整理的な仕事をしていて、私がまだ若いから圧の少ない彼が担当についた・・・という風にしか考えられなかった。
「俺の仕事は、任務における諜報と、今みたいな聴取がメインだね。」
「え、じゃあ事情聴取のプロ・・・?」
「そうそう。なかなか話さない相手にはやむなく拷問することもあるよぉ~。」
ものすごくフランクに怖いことを言ってくれるクラウド少佐。しかし、今の彼の雰囲気から鬼のような拷問が出来る人だとは考えにくい。
「その表情は、俺の事信じてないね?」
「は、はい。ごめんなさい。ちょっと信じられないです。」
「そっかぁ。俺って優しく見えるもんね。まぁ、実際に優しいんだけど~。」
本当にこうして見ているとお調子者のおじさんにしか見えないんだけど、これで少佐に任命されるほどの実績があるというのだからビックリだ。
「君がこの国の不穏分子にならない限り、俺の力は見る機会がないと思うよ。」
そう言ってにっこりと笑うクラウド少佐。何やら少し・・・、いや、かなり不気味だ。
そうして短い事情聴取が終わり、私は解放されることになった。まだ、タツさんやマスターは中に居るらしい。クラウド少佐曰くタツさんは今日中には解放されるとの事だったが、マスターは少なくとも数日は留置されるようだ。
早く出て来れたらいいのに。
外に出た時にはすでに日は傾いていた。硬貨の入った皮の袋は日に日に軽くなっていく。
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