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床に落ちたクッキー
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ニルス様は次の日学園に来たみたいで廊下を歩いているとなんか私の後ろから視線を感じたが振り向くとさっと柱に隠れ切れてないニルス様らしき金髪が見えていた。
バレていないと思っているだろうから放っておくとマリーがやってきた。
「イサベル!これからクッキー作りね!頑張ろう!」
と言われ、次の授業は調理実習でありお菓子作りをすることを思い出す。
柱の影でピクンと揺れる金髪。
まぁとりあえず無視して私はマリーと調理実習で普通にクッキーを作る。
マリーが焼き上がったクッキーを一口くれた。調理部だけありマリーの腕はいい。
「美味しいね!マリーのクッキー!」
「へへ!どれどれ?イサベルのはどうかな?」
とパクリと食べたマリーの感想は
「うん!普通!何もかもがきっちり普通ね!!」
と言い笑い
「何それあはは」
と私は久しぶりに友達と笑い合った。
「でもたくさん作ったね?まぁ私もクラスの男子たちに恵んでやるつもりだけどさ!イサベルは?」
「え?別に…普通に持って帰ろっかな…」
と言うが私は実はニルス様にあげようと思っていた。柱の影から聞いていたしもしかして好きな子からのプレゼントなら喜んでくれるかも。
…言われるのは酷いことかもしれない。
でもきっと内心は喜んでくれたり……?
…あれ?なんで私はニルス様を喜ばせようと?ええ?おかしいな。別にどうだっていいのに。
「どうしよう…」
結局歩きながら2学年の廊下の方を覗いて見ると…
「…あら!?何してるの?イサベルさん!」
と声をかけられた!
ゲッ!アンナ先輩!!
相変わらず皮肉にも美人な水色の髪の毛はキラリと光りアクアマリンの瞳をニヤリと歪ませた。
「ええと…その…」
とクッキーを後ろに隠していると
「何隠してるの?」
バッと腕を掴まれてクッキーを見られる!
ひいっ!
「あら?クッキー?…調理実習のかしら?貴方が作ったの?」
「…は、はい」
「それで?これをまさかニルス様に渡そうとしたの?…ふふっ!貴方何も知らないの?ニルス様はね、甘いものがお嫌いなのよ!?」
「え?」
…嘘だ。だっていつもお茶会の時に食べているし…そんなはずない。
「貴方はニルス様の好みも何もかも知らないのね?婚約者としてどうなの?そう言うこと聞いた事もなく嫌いなもの押し付けて可哀想!」
とアンナ先輩はクッキーを取り上げる!
「あっ!か、返してください!」
「ふん!うるさいわね!」
とアンナ先輩はクッキーの袋を開けて床にばら撒いた!!
「あ…」
酷い!もう食べれない!
しかもその落ちたクッキーを一つ足でぐしゃりと潰してくる!!
「や!やめてください!!」
とクッキーを守るように手を出したら手を踏まれる。
グリグリと踏まれ
「そんな床に落ちたもの早く捨てることね!汚い!誰もゲロ吐き女のあんたのものなんか食べないから!」
と耳打ちされ泣きそうになる。
アンナ先輩がまた片足を振り上げた所でその足を掴まれた。
「…何してんだアンナ…」
ニルス様だった。
「あ、あらニルス様…」
「この状況は?」
と私とアンナ先輩を交互に見る。私の手は真っ赤に腫れている。床に散らばったクッキー。靴裏についたクッキーのかけらで
「あら、…どうもイサベルさんがクッキーを落としてしまって私踏んづけたから拾おうと思って…」
と言い訳をした。
「…アンナ…お前…どう見てもお前が踏んだように見えるが」
と言うと
「酷いわ!私…本当に手伝おうと思ってたのよ?」
「じゃあなんでこいつの手が赤くなってるんだ?」
「…っ!それは知らないわよ?火傷でもしたんじゃないの??」
と出たら目を言うアンナ先輩。
「ここには今…アンナとイサベルしかいなかったから目撃者もいない」
「そうよ?だから本当なのニルス様?信じてくれるわよね?」
スルッとアンナ先輩はニルス様の腕に引っ付こうとしてバッと腕を振り解かれる。
「言い忘れてた。俺はトイレからちょっとだけ扉を開けお前らのやり取りを最初から一部始終見てたんだがな!!」
とニルス様の後ろのトイレのドアが少し開いてた。
「え…?見てたの?嘘よ?」
「お前俺が甘いのが嫌いだのなんだの言ってたよな?」
とニルス様は床に落ちたクッキーを一つ摘み口に含んだ!!
「「ああっ!汚いっっ!!」」
と思わずアンナ先輩と声が揃った!!
モグモグ食べてゴクンと飲んだ!
「ニルス様!そ、そんな汚いもの食べて!こんなのもうゴミよ!?」
とアンナ先輩は震えて…
「俺はな!甘いものが好きだ!昔から!」
「嘘よ!データではそんなはずないわ!」
とアンナ先輩が言う。
「なんの話だ??データとか。とにかく俺は甘いものが大好きだ。お祖父様とよく買い物に行く。お前だっていつもお茶会で見たろ?嫌いだったら食うわけないだろ?」
と更にもう一つ口に入れる。
「あ!おお、お腹を壊しちゃいますよ?」
「別にここの床は綺麗だしいい」
と気にしないのを見てアンナ先輩は叫んだ!
「おかしいわ!このイサベルが来てから!ニルス様は私に靡かない!!何か術を使ったの?それともあんたも…そうなの?」
「!?…何がですか??」
「アンナ?お前一体さっきから変な事を…病気か?頭の…」
と言い、睨むニルス様にアンナ先輩は震えて
「こんなの信じないから!あんたの正体も暴いてやるわ!」
と走り去る。
「なんだあいつ?訳がわからん!」
とニルス様はまた落ちたクッキーを食べた!
「あの!本当にもうやめてください」
「なんだと?俺は食べ物を無駄にすることはできん!」
「でもニルス様!クッキーならまた作りますから!落ちたものを食べるなんて…」
しかしニルス様はまだひょいひょい拾って食べてしまった!!
「お前が作ったとかは知らないが俺は食べ物は粗末にしない!」
と言い手を掴まれて
「医務室に行きその手を薬塗ってもらえ!なんとかしろ!みっともない!見てられん!」
と掴んだままふいっと横を向く。耳が少し赤い。
なんだか…
嬉しい…。
「は…はい…すみません」
「また謝る!直ぐに謝るんじゃない!」
と手を掴まれて私達は医務室へと行く。
「ああ、お前のクッキーは何もかも普通過ぎたな!もっと砂糖足した方がいいと思う」
と言われた。マリーにも言われた。
「あ…はい…。そうします…」
と言うとニルス様が一瞬だけ微笑みドキッとした。
直ぐに戻ったけど
「…本当に甘いものお好きなんですね」
正直私はアンナ先輩に言われて本当に嫌いなのかと思ってしまった。
「?本当だ。お祖父様に確認しろよ!お前まで疑うとはな!心外だ!」
「ご、ごめんなさい!聞きます」
と言うと
「なら……別に無理にとは言わないがまたうちにいつか来いよ…。お前の時間を奪ってまで来いとは言わん」
あれ?何か少し素直…。いつもならこんな事を言わないのにまさか
「ニルス様?本物のニルス様ですか?ちょっと頭をぶつけたとか??」
と言うとかっとして
「そんな訳ないだろ!本物だ!!」
と怒られた。
「すみません…」
と言いながら私はか細く笑った。
バレていないと思っているだろうから放っておくとマリーがやってきた。
「イサベル!これからクッキー作りね!頑張ろう!」
と言われ、次の授業は調理実習でありお菓子作りをすることを思い出す。
柱の影でピクンと揺れる金髪。
まぁとりあえず無視して私はマリーと調理実習で普通にクッキーを作る。
マリーが焼き上がったクッキーを一口くれた。調理部だけありマリーの腕はいい。
「美味しいね!マリーのクッキー!」
「へへ!どれどれ?イサベルのはどうかな?」
とパクリと食べたマリーの感想は
「うん!普通!何もかもがきっちり普通ね!!」
と言い笑い
「何それあはは」
と私は久しぶりに友達と笑い合った。
「でもたくさん作ったね?まぁ私もクラスの男子たちに恵んでやるつもりだけどさ!イサベルは?」
「え?別に…普通に持って帰ろっかな…」
と言うが私は実はニルス様にあげようと思っていた。柱の影から聞いていたしもしかして好きな子からのプレゼントなら喜んでくれるかも。
…言われるのは酷いことかもしれない。
でもきっと内心は喜んでくれたり……?
…あれ?なんで私はニルス様を喜ばせようと?ええ?おかしいな。別にどうだっていいのに。
「どうしよう…」
結局歩きながら2学年の廊下の方を覗いて見ると…
「…あら!?何してるの?イサベルさん!」
と声をかけられた!
ゲッ!アンナ先輩!!
相変わらず皮肉にも美人な水色の髪の毛はキラリと光りアクアマリンの瞳をニヤリと歪ませた。
「ええと…その…」
とクッキーを後ろに隠していると
「何隠してるの?」
バッと腕を掴まれてクッキーを見られる!
ひいっ!
「あら?クッキー?…調理実習のかしら?貴方が作ったの?」
「…は、はい」
「それで?これをまさかニルス様に渡そうとしたの?…ふふっ!貴方何も知らないの?ニルス様はね、甘いものがお嫌いなのよ!?」
「え?」
…嘘だ。だっていつもお茶会の時に食べているし…そんなはずない。
「貴方はニルス様の好みも何もかも知らないのね?婚約者としてどうなの?そう言うこと聞いた事もなく嫌いなもの押し付けて可哀想!」
とアンナ先輩はクッキーを取り上げる!
「あっ!か、返してください!」
「ふん!うるさいわね!」
とアンナ先輩はクッキーの袋を開けて床にばら撒いた!!
「あ…」
酷い!もう食べれない!
しかもその落ちたクッキーを一つ足でぐしゃりと潰してくる!!
「や!やめてください!!」
とクッキーを守るように手を出したら手を踏まれる。
グリグリと踏まれ
「そんな床に落ちたもの早く捨てることね!汚い!誰もゲロ吐き女のあんたのものなんか食べないから!」
と耳打ちされ泣きそうになる。
アンナ先輩がまた片足を振り上げた所でその足を掴まれた。
「…何してんだアンナ…」
ニルス様だった。
「あ、あらニルス様…」
「この状況は?」
と私とアンナ先輩を交互に見る。私の手は真っ赤に腫れている。床に散らばったクッキー。靴裏についたクッキーのかけらで
「あら、…どうもイサベルさんがクッキーを落としてしまって私踏んづけたから拾おうと思って…」
と言い訳をした。
「…アンナ…お前…どう見てもお前が踏んだように見えるが」
と言うと
「酷いわ!私…本当に手伝おうと思ってたのよ?」
「じゃあなんでこいつの手が赤くなってるんだ?」
「…っ!それは知らないわよ?火傷でもしたんじゃないの??」
と出たら目を言うアンナ先輩。
「ここには今…アンナとイサベルしかいなかったから目撃者もいない」
「そうよ?だから本当なのニルス様?信じてくれるわよね?」
スルッとアンナ先輩はニルス様の腕に引っ付こうとしてバッと腕を振り解かれる。
「言い忘れてた。俺はトイレからちょっとだけ扉を開けお前らのやり取りを最初から一部始終見てたんだがな!!」
とニルス様の後ろのトイレのドアが少し開いてた。
「え…?見てたの?嘘よ?」
「お前俺が甘いのが嫌いだのなんだの言ってたよな?」
とニルス様は床に落ちたクッキーを一つ摘み口に含んだ!!
「「ああっ!汚いっっ!!」」
と思わずアンナ先輩と声が揃った!!
モグモグ食べてゴクンと飲んだ!
「ニルス様!そ、そんな汚いもの食べて!こんなのもうゴミよ!?」
とアンナ先輩は震えて…
「俺はな!甘いものが好きだ!昔から!」
「嘘よ!データではそんなはずないわ!」
とアンナ先輩が言う。
「なんの話だ??データとか。とにかく俺は甘いものが大好きだ。お祖父様とよく買い物に行く。お前だっていつもお茶会で見たろ?嫌いだったら食うわけないだろ?」
と更にもう一つ口に入れる。
「あ!おお、お腹を壊しちゃいますよ?」
「別にここの床は綺麗だしいい」
と気にしないのを見てアンナ先輩は叫んだ!
「おかしいわ!このイサベルが来てから!ニルス様は私に靡かない!!何か術を使ったの?それともあんたも…そうなの?」
「!?…何がですか??」
「アンナ?お前一体さっきから変な事を…病気か?頭の…」
と言い、睨むニルス様にアンナ先輩は震えて
「こんなの信じないから!あんたの正体も暴いてやるわ!」
と走り去る。
「なんだあいつ?訳がわからん!」
とニルス様はまた落ちたクッキーを食べた!
「あの!本当にもうやめてください」
「なんだと?俺は食べ物を無駄にすることはできん!」
「でもニルス様!クッキーならまた作りますから!落ちたものを食べるなんて…」
しかしニルス様はまだひょいひょい拾って食べてしまった!!
「お前が作ったとかは知らないが俺は食べ物は粗末にしない!」
と言い手を掴まれて
「医務室に行きその手を薬塗ってもらえ!なんとかしろ!みっともない!見てられん!」
と掴んだままふいっと横を向く。耳が少し赤い。
なんだか…
嬉しい…。
「は…はい…すみません」
「また謝る!直ぐに謝るんじゃない!」
と手を掴まれて私達は医務室へと行く。
「ああ、お前のクッキーは何もかも普通過ぎたな!もっと砂糖足した方がいいと思う」
と言われた。マリーにも言われた。
「あ…はい…。そうします…」
と言うとニルス様が一瞬だけ微笑みドキッとした。
直ぐに戻ったけど
「…本当に甘いものお好きなんですね」
正直私はアンナ先輩に言われて本当に嫌いなのかと思ってしまった。
「?本当だ。お祖父様に確認しろよ!お前まで疑うとはな!心外だ!」
「ご、ごめんなさい!聞きます」
と言うと
「なら……別に無理にとは言わないがまたうちにいつか来いよ…。お前の時間を奪ってまで来いとは言わん」
あれ?何か少し素直…。いつもならこんな事を言わないのにまさか
「ニルス様?本物のニルス様ですか?ちょっと頭をぶつけたとか??」
と言うとかっとして
「そんな訳ないだろ!本物だ!!」
と怒られた。
「すみません…」
と言いながら私はか細く笑った。
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