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第一部 第四章 これが私の生きる道
45・迷い
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エリオットがお店を出て行ったのはいつだったでしょう。
そろそろ体が腐り始める頃だとは思っていましたが、この洞窟に居るスライムがエリオットだとしたら、完全に腐りきってしまったのでしょうか。
「なんで戻ってこなかったの……エリオット」
「まだ決まったわけではありません。それに魔物がエリオットでもそうでなくても、どっちでもいいじゃないですか」
そんな……一度生き返らせておいて、また殺すとでも言うの?
「回復魔法で、なんとかなるわよね?」
「そうですね。戻らなかったらそのまま討伐してしまいましょう」
「怖い事言わないで、カーマイル」
近くの村から来たという男性に、確認しなければならない事があります。
「あの……この洞窟でその魔物によって被害は出ているのでしょうか?」
村の男性三人が揃って顔を合わせた後、その中の一人が私に告げます。
「最初に採掘作業中に三人、その後調査に入ったランクAの冒険者パーティーが四人、殺されました。冒険者パーティーは五人でしたが魔法使いの者が一人だけ、隠蔽術式を使ってなんとか逃げ帰りました。その者の報告により魔物が不死身のスライムだと発覚、そしてランクA指定となったのです」
目の前が真っ暗になりました。
もしエリオットがエリオットとしての意識を保っていたのであれば、そんな無駄な殺生はするはずがないのです。
ただの冒険者。一介のトレジャー・ハンターなのですから。
心まで魔物になってしまったのでしょうか。
いえ、でもまだ彼だと決まったわけではありません。
すぐに確認しなければなりませんね。
「情報ありがとうございます。これより調査に向かいます。その間皆さんは入って来ないようにお願いします」
「はい、勇者様。決して邪魔はいたしません。どうかご無事で」
馬車を適当な木を見つけて繋ぎ、私は天使二人を連れて洞窟に向かいました。
「どうか、エリオットじゃありませんように……」
私の呟きはとても小さく、最後は不安に飲み込まれて消えました。
◇ ◇ ◇
洞窟に入るとすぐに私は、背中に背負っていた大剣、聖剣エクスカリバーを手持ちに切り替えました。
長いので地面に引きずりながら歩きます。
「この洞窟も、中は結構明るいのね」
神様の居た洞窟と同じように、岩肌の細かい結晶たちが、仄かに洞窟内を照らしていました。
照明器具が要らないくらいには明るいのです。
「岩光虫の一種ですね。岩の成分とか水を食料にして自ら発光して、その光を頼りに他の虫も集まっているのです」
「虫だったの!?」
ずっと岩そのものが光っているのだと思っていました。
「もちろん岩の中にも、光る石とか混ざってますよ。虫の方が多いですけど」
まだまだこの世界の事は初心者の私です。
知らない事がいくらでもあります。
元の世界でも、洞窟探検などした事はないのですけれど。
「エリオットが出て行ってから、まだ一年も経っていないわよね。完全に腐ってしまうには早すぎない?」
「それは環境によっていくらでも変わってくるでしょう。食べ物を冷暗所に保存するのと、外で太陽の下に晒して置いておくのとでは、どちらが腐りやすいか一目瞭然ですよね」
「こーな」
ラフィーも相槌を打ちます。
「洞窟なら冷暗所みたいなものじゃない?」
「太陽の下でなくても、このような洞窟に籠って魔物たちの気にあてられていたら、余計に腐食が進む事もあるかもしれません。その場合、腐食というよりも、……魔物化と言った方が良いかもしれませんけど」
「こーな」
「魔物化?」
「まあ、元々アンデッドでしたからね。変化と言いますか」
「こーな」
確かにそうかもしれないけれど……心まで魔物になってしまう事なんてあるのでしょうか。
「サオリ様。戦闘になりましたら、どうか私にお任せください」
合体しているフォレスが、不安に沈みがちな私を心配してくれています。
でも……もしエリオットだったなら、出来れば殺さずに――
「それは難しい問題ですね、サオリ様。既に犠牲者が出ているのです。対象がエリオットでもそうでなくても、勇者が出て来た以上、討伐しなければ誰も納得しないでしょう」
フォレスの言っている事は分かります。
分かるのですけど――
思わず聖剣の柄を、ギュッと握りしめました。
それがスイッチだったのでしょうか、グンッと魔力が吸い上げられて行きます。
みるみる魔力が減って行くのが分かる程に、勢いよく吸われています。
「ちょっと、なにこれ。この剣……魔力を吸い過ぎじゃないの?」
カーマイルが、フッと歪んだ笑みを私に向けます。
「聖剣と魔剣は紙一重とはよく言ったものです。それに耐えられなければ勇者とは言えな――ふにゃあ!」
話途中のカーマイルに触れて、『エナジードレイン』を発動。
ちょっと魔力を補給させてもらいます。
「何してくれちゃってるんですか……この……ふにゃあ……」
歩みを止め、脱力状態のカーマイルに今度は回復魔法を施そうと、持参したショルダーバッグからノートと羽根ペンと――
「あれ? インク壺がない!」
先日インクが切れそうなので、新しいものと交換しようとして確か――
「バックルームのデスクの上に置きっぱなしだ!」
やってしまいました。……これでは魔法がいっさい使えません。
「取りに戻るからちょっと待ってて、カーマイル」
「アホでふか。インクが無ければ転移で戻る事も出来ないじゃないでふか」
呂律の回らないカーマイルに指摘されて、自分の馬鹿さ加減に呆れました。
「あう……どうしよう」
「悩んでる暇はないでふよ。来まふ」
カーマイルの言葉と同時に、前方からゆっくりと何かがこちらに移動して来る気配が……。
「何?」
「こーな?」
「お目当てのやつでふよ」
ゆっくり、ゆっくりと、影が近づいて来ます。
それは人の大きさくらいなのに、人の形をしていませんでした。
岩光虫の微かな明かりを反射させて、ヌルリと現れたものはやはり――
「スライム?」
「もう、サオリの馬鹿。私の魔力がまだ回復していませんよ」
「ラフィー、がんばる」
水色と緑色が入り混じった斑模様のその体は、決まった形をとらずに絶えず流動する――スライム。
「インクも無く、カーマイルの魔力をドレインしてしまったこのタイミングで!?」
「だから馬鹿だと言ったのです。本当に考えなしですねサオリは」
スライムまで約十五メートル。私は一縷の望みを抱いて声を掛けます。
「エリオット? エリオットなの!?」
以前、体が腐ってスライム状になったエリオットには、顔がありました。
今、目の前に居るスライムは、そんな人の名残など少しも残っていないようです。
「どうしよう……回復魔法を掛けないと、エリオットなのか確認できないわ」
スライムは答えてくれません。
少しずつ接近して来ます。
これがエリオットなのだとしたら、回復魔法で姿を取り戻せるはずなのです。
どうする!? どうする私!!
「向こうはやる気ですよ。ラフィー、私の魔力が戻るまで時間を稼いでください」
「こーな!」
ラフィーが私たちの前に出て、左手をスライムに向けました。
「お願い! まだ殺さないで!」
私のその叫びが、ラフィーの行動を一瞬遅らせたと後悔したのは、次に見た光景の後です。
そう……いつだって後悔は先に立たないのです。
スライムの体の一部が変形して、触手のようなものが何本も現れ、ラフィーに襲い掛かかり――
「ラフィー!」
私は何度、ラフィーやエリオットを傷つけたら、気が済むのでしょう。
そろそろ体が腐り始める頃だとは思っていましたが、この洞窟に居るスライムがエリオットだとしたら、完全に腐りきってしまったのでしょうか。
「なんで戻ってこなかったの……エリオット」
「まだ決まったわけではありません。それに魔物がエリオットでもそうでなくても、どっちでもいいじゃないですか」
そんな……一度生き返らせておいて、また殺すとでも言うの?
「回復魔法で、なんとかなるわよね?」
「そうですね。戻らなかったらそのまま討伐してしまいましょう」
「怖い事言わないで、カーマイル」
近くの村から来たという男性に、確認しなければならない事があります。
「あの……この洞窟でその魔物によって被害は出ているのでしょうか?」
村の男性三人が揃って顔を合わせた後、その中の一人が私に告げます。
「最初に採掘作業中に三人、その後調査に入ったランクAの冒険者パーティーが四人、殺されました。冒険者パーティーは五人でしたが魔法使いの者が一人だけ、隠蔽術式を使ってなんとか逃げ帰りました。その者の報告により魔物が不死身のスライムだと発覚、そしてランクA指定となったのです」
目の前が真っ暗になりました。
もしエリオットがエリオットとしての意識を保っていたのであれば、そんな無駄な殺生はするはずがないのです。
ただの冒険者。一介のトレジャー・ハンターなのですから。
心まで魔物になってしまったのでしょうか。
いえ、でもまだ彼だと決まったわけではありません。
すぐに確認しなければなりませんね。
「情報ありがとうございます。これより調査に向かいます。その間皆さんは入って来ないようにお願いします」
「はい、勇者様。決して邪魔はいたしません。どうかご無事で」
馬車を適当な木を見つけて繋ぎ、私は天使二人を連れて洞窟に向かいました。
「どうか、エリオットじゃありませんように……」
私の呟きはとても小さく、最後は不安に飲み込まれて消えました。
◇ ◇ ◇
洞窟に入るとすぐに私は、背中に背負っていた大剣、聖剣エクスカリバーを手持ちに切り替えました。
長いので地面に引きずりながら歩きます。
「この洞窟も、中は結構明るいのね」
神様の居た洞窟と同じように、岩肌の細かい結晶たちが、仄かに洞窟内を照らしていました。
照明器具が要らないくらいには明るいのです。
「岩光虫の一種ですね。岩の成分とか水を食料にして自ら発光して、その光を頼りに他の虫も集まっているのです」
「虫だったの!?」
ずっと岩そのものが光っているのだと思っていました。
「もちろん岩の中にも、光る石とか混ざってますよ。虫の方が多いですけど」
まだまだこの世界の事は初心者の私です。
知らない事がいくらでもあります。
元の世界でも、洞窟探検などした事はないのですけれど。
「エリオットが出て行ってから、まだ一年も経っていないわよね。完全に腐ってしまうには早すぎない?」
「それは環境によっていくらでも変わってくるでしょう。食べ物を冷暗所に保存するのと、外で太陽の下に晒して置いておくのとでは、どちらが腐りやすいか一目瞭然ですよね」
「こーな」
ラフィーも相槌を打ちます。
「洞窟なら冷暗所みたいなものじゃない?」
「太陽の下でなくても、このような洞窟に籠って魔物たちの気にあてられていたら、余計に腐食が進む事もあるかもしれません。その場合、腐食というよりも、……魔物化と言った方が良いかもしれませんけど」
「こーな」
「魔物化?」
「まあ、元々アンデッドでしたからね。変化と言いますか」
「こーな」
確かにそうかもしれないけれど……心まで魔物になってしまう事なんてあるのでしょうか。
「サオリ様。戦闘になりましたら、どうか私にお任せください」
合体しているフォレスが、不安に沈みがちな私を心配してくれています。
でも……もしエリオットだったなら、出来れば殺さずに――
「それは難しい問題ですね、サオリ様。既に犠牲者が出ているのです。対象がエリオットでもそうでなくても、勇者が出て来た以上、討伐しなければ誰も納得しないでしょう」
フォレスの言っている事は分かります。
分かるのですけど――
思わず聖剣の柄を、ギュッと握りしめました。
それがスイッチだったのでしょうか、グンッと魔力が吸い上げられて行きます。
みるみる魔力が減って行くのが分かる程に、勢いよく吸われています。
「ちょっと、なにこれ。この剣……魔力を吸い過ぎじゃないの?」
カーマイルが、フッと歪んだ笑みを私に向けます。
「聖剣と魔剣は紙一重とはよく言ったものです。それに耐えられなければ勇者とは言えな――ふにゃあ!」
話途中のカーマイルに触れて、『エナジードレイン』を発動。
ちょっと魔力を補給させてもらいます。
「何してくれちゃってるんですか……この……ふにゃあ……」
歩みを止め、脱力状態のカーマイルに今度は回復魔法を施そうと、持参したショルダーバッグからノートと羽根ペンと――
「あれ? インク壺がない!」
先日インクが切れそうなので、新しいものと交換しようとして確か――
「バックルームのデスクの上に置きっぱなしだ!」
やってしまいました。……これでは魔法がいっさい使えません。
「取りに戻るからちょっと待ってて、カーマイル」
「アホでふか。インクが無ければ転移で戻る事も出来ないじゃないでふか」
呂律の回らないカーマイルに指摘されて、自分の馬鹿さ加減に呆れました。
「あう……どうしよう」
「悩んでる暇はないでふよ。来まふ」
カーマイルの言葉と同時に、前方からゆっくりと何かがこちらに移動して来る気配が……。
「何?」
「こーな?」
「お目当てのやつでふよ」
ゆっくり、ゆっくりと、影が近づいて来ます。
それは人の大きさくらいなのに、人の形をしていませんでした。
岩光虫の微かな明かりを反射させて、ヌルリと現れたものはやはり――
「スライム?」
「もう、サオリの馬鹿。私の魔力がまだ回復していませんよ」
「ラフィー、がんばる」
水色と緑色が入り混じった斑模様のその体は、決まった形をとらずに絶えず流動する――スライム。
「インクも無く、カーマイルの魔力をドレインしてしまったこのタイミングで!?」
「だから馬鹿だと言ったのです。本当に考えなしですねサオリは」
スライムまで約十五メートル。私は一縷の望みを抱いて声を掛けます。
「エリオット? エリオットなの!?」
以前、体が腐ってスライム状になったエリオットには、顔がありました。
今、目の前に居るスライムは、そんな人の名残など少しも残っていないようです。
「どうしよう……回復魔法を掛けないと、エリオットなのか確認できないわ」
スライムは答えてくれません。
少しずつ接近して来ます。
これがエリオットなのだとしたら、回復魔法で姿を取り戻せるはずなのです。
どうする!? どうする私!!
「向こうはやる気ですよ。ラフィー、私の魔力が戻るまで時間を稼いでください」
「こーな!」
ラフィーが私たちの前に出て、左手をスライムに向けました。
「お願い! まだ殺さないで!」
私のその叫びが、ラフィーの行動を一瞬遅らせたと後悔したのは、次に見た光景の後です。
そう……いつだって後悔は先に立たないのです。
スライムの体の一部が変形して、触手のようなものが何本も現れ、ラフィーに襲い掛かかり――
「ラフィー!」
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