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メレンゲクッキーの悲劇
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皆さんはメレンゲというものをご存知だろうか。
そう、砂糖と共に卵白のみを泡立てて作るスイーツの事を。
「ねぇ、お母さん! わたし卵割りたい!!」
卵を冷蔵庫から出そうとしている母親に少女が言った。
「んー………良いわよ?」
母親は、何かを少し考えたようだが許可を出した。
「黄身が少しでも入ったらダメだからね?」
「⁇ どうしてダメなの?」
少女が聞くと
「ふふふっ、それは入っちゃった時のお楽しみ、ね!」
そう言って母親は卵を少女にわたした。
少女が卵を割る間、母親はオーブンの用意をする。クッキングシートを引き、砂糖のグラムを測り出す。
少女は卵を割るのはだいぶ上手なようで、殻が混じる事なく器用に白身だけをボウルに落とす。
いくつか割り落とした時のこと、殻に引っかかった黄身が割れて、一滴二滴混じってしまう。
「あ~ん……少し入っちゃったー…………」
残念そうと言うよりは悔しそうに、少女は言った。
「じゃぁ、黄身が混じった時はどうなるのか、試せるわねー?」
母親は砂糖を持ってスタンバイしている。
少女はこれ以上落としてなるものか! と気合の入った表情で残りの卵を割り、なんとか白身だけをボウルに入れた。
そして、ある程度固くなるまでミキサーで混ぜ、クッキングシートにスプーン一杯分づつ等間隔に置いていき、オーブンで焼く。
オーブンからの匂いはとても美味しそうで、少女は出来上がりの味を想像して少女はゴクリと喉を鳴らした。
時間が来て、焼き上がったメレンゲクッキーは………
「ふむふむ、黄身が入るとこうなるのね~!」
「…………わかってたなら教えてよ~‼︎ もぅ!」
お母さんの意地悪! とむくれる少女だったが、味見をして一言。
「まぁ……いっか。一応食べれるし」
そう言って作った半分くらいを一人で食べてしまった。
登場人物の心情はかけれない書いたらいけない、
これは三人称のどれに当てはまるんだろうか?
っていうかこれで良いのか???_(:3 」∠)_
二、三日おいたらも一回確認してみよう(漬物か)
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そして、ある程度固くなるまでミキサーで混ぜ、クッキングシートにスプーン一杯分づつ等間隔に置いていき、オーブンで焼く。
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時間が来て、焼き上がったメレンゲクッキーは………
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「まぁ……いっか。一応食べれるし」
そう言って作った半分くらいを一人で食べてしまった。
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○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
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