いつかは魔王にもセクハラを

にしんのこ

文字の大きさ
上 下
4 / 4
始まりはセクハラと共に

ステータス

しおりを挟む
翌朝
「おはようー」

結局昨日の夜はなにもなかった。
・・・ほんとだよ?なにもなかった。

「おはようございます。」
「お前朝早いのな」

俺もなかなかの早起きだと思うのだが、俺があいさつをすると
朝御飯の用意をしながらあいさつを返してくれた。
俺はあくびをしながら

「朝御飯作ってもらうなんて悪いな」

とお礼の言葉を述べた。

「私は旅をする前はずっとこんな生活でしたよ。むしろ停めてもらったんですからこのくらいのことは
しますよ。材料は持ってきたものを使ったので大丈夫です。」

なるほど。こいつも色々大変だったんだな。昨日は変態としか思っていなかったが考えを改める必要がありそうだ。

しかしそんな俺の願いが叶うことは無く

「まぁ、別に襲ってくださってもよかったんですが」

やはりろくでもないやつだったようだ。


「さて朝御飯も食べたし、俺は昨日受けたクエストをこなしにいくが、どうする?」
「あっその前に待ってください。」

そう言うと俺の手に手を重ねてきた。目の前に画面が写し出される。

ハルヤ

23才

レベル82

HP999
MP0

スキル 剣術5 生活魔法 隠密 ???の魔法 ???の秘術

状態異常 魔王アルトの呪い ???の加護

「おお、ステータスを使えるのか」

魔王アルト あぁ思い出したらムカついてきた。あの余裕を見せる大人の女性スタイル。絶対にぶち破ってやるからな。

さて、それじゃあギルドにいくかな。
俺は出掛けるしたくをするのであった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

もう死んでしまった私へ

ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。 幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか? 今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!! ゆるゆる設定です。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...