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二章 初めての王都と父の実家

その後 2

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そして、通販で買った商品の売れた利益の7割が私に入る事に…!

お金は通販スキルにいれておけばいつでも自分で取り出せる(アイテムボックスから出してるだけだけど)って言ってあるから、通販スキルを貯金箱を代わりとして使うってことで、丸っともらえる事になりました!

よくある子供のお年玉、親が預かるが大人になっても渡されない…
みたい悲劇が生まれないシステムである!!
ありがたい!!!

まぁ実家やら職業の話を聞いて、両親がそんなことするとは思わないけど、お金を自分で持ってないと色々と好きなものを買えないので困るのだ。

オタクグッズとか便利な日本の商品とかね…!

貯金箱の代わりってレベルの額じゃないから両親が反対してたけど、何か新しい商品が出た時にすぐ買って教えて欲しいから…って伯父さんが両親を説得してくれた。
ナイスプレーだよ!!


ちなみに5歳になった今でも商品の数はあまり増やしてない。

後々は増やすつもりではあるけどね!


今はこちらの世界にある野菜やフルーツを20種類くらい卸しつつ…

去年から1つだけ商品を増やした。

それは…オ・ム・ツ!!


そう!!うちの!!弟が!!!
去年産まれたんですよ!!!!!

名前はジャックって言って、もーーめちゃくちゃ可愛いんです…!!

パパン似の赤髪で緑目で、ぷくぷくほっぺで笑顔が可愛くて、もう私はメロメロ…

最近はママ、リリー、パパ…だけは言えるようになって…もう初めて呼ばれた時は号泣しましたよ!!!

うちの弟マジ天使!!!!
何でもお世話しちゃいますよ??


と、まぁそんなこんなでブラコンになった私はママンの育児を子供なりに手伝ってたんですが…
この世界のオムツ的なやつがめちゃくちゃ酷い…。
全然吸収しないし洗うのがめんどくさいやつだった。

前世で姪っ子ちゃんのオムツ替えをした事あったから、この世界とオムツ的なものと前世のオムツをどうして比べちゃってモヤモヤ…。

なので、可愛い弟のお尻事情も考えて、ママンにオムツを渡してみました…!!

これで育児も少し楽になるし、弟のお尻も守れる…!!

オムツをジャックに使ってみたママンは楽さに感動して、「こんな画期的なものが買えるの…!?通販様…」と通販スキルに感謝を述べてました。

作ったのは日本のメーカーさんだけどね。
(開発したのは誰かわからない)

そしてうちの弟もお尻の不快感がなくなって、泣く事が減りました!
可愛いお尻の平和を守れてお姉ちゃんは満足です…!


オムツはしばらくはうちでだけ使ってたんだけど、回覧板を回しにきた御近所さんにオムツ替えの瞬間を見られて「それな何…?便利そうね…?」と隣の奥様にバレてしまい、誤魔化しきれなくなったママンが商会の新商品のテストをしてる言ってしまったそうで、いつ発売なのか、私たちもテストさせてもらえないのか…と近所のママさん達に詰められたそうな。

すまないママン…。

その事を伯父さんに報告したら是非卸して欲しい!!と言われたので通販の新規商品としてオムツを出す事になりやした。

食べ物じゃないし、全然今までと違うけど大丈夫かな?
と思いきや、弟が産まれたのがきっかけでスキルが進化したんだと思われたようだ。

これからはそんな感じに、これがあったから進化したみたいって理由つけて商品を増やしてこう…!

そしてオムツを渡して以降、ママンにジャックに使えそうな新しい商品が増えていないかちょいちょい聞かれるようになった。

何でも渡してあげたいけど、オムツみたいに周りにバレると大変だからなるべく渡さないようにしてる。
(一部のベビーグッズは周りにバレないように気をつけて家でだけ使ってるけどね)

売る商品は増やすと仕入れも受け渡しもめんどくさいしね!

私は働きたいわけではないし、この2年の売り上げだけで、既にお金にはほぼ困っていないのである!

この世界のママさん達に申し訳ないけど、ベビーグッズを増やすよりも、
まずこの世界でのオタ活が楽しくなるように、オタク文化を広めてオタ友を作りたいんです……!!

前世みたいに一緒に推しについて語れる友達を作るぞー!!!
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