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二章 初めての王都と父の実家
その後 1
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その後…私リリーは5歳になりました!!
え?いきなりすっ飛ばしすぎだって??
まぁ待ってくださいって。
もう色々あったので、もはやまとめてご説明しますよ!
あの日私が商会で両親や祖父の前で商品を出したり食べたりした後から…
それはそれは色んな事がありました!
まず、伯父さんは私が購入した異世界の(異世界のものとは知らない)野菜やフルーツは貴族を相手にする高級レストランに卸したようで、そこに食べにきた貴族の人達の中で「こんな美味しいものは食べたことがない!!今まで食べてたのはなんだったんだ!!」と王都でかなり話題になりました!
これには伯父さんもニヤニヤ。
連日商会に貴族の使いが押し寄せるという嬉しい悲鳴が。
(これを見越して人員を増やしてた伯父さん…出来る子…!)
あ、ちなみに異世界で元々食材を作ってた農家さんの恨みをかわないように、かなりの値段で卸してるそうですよ。
そしてなんと!
貴族の噂を聞いて王宮からも食材を卸すようにと御達しがあったようで、祖父(商会長)は王様に謁見もしたそうな…
ひ、ひぇぇー!!
これはやばいと思いつつも
王様はなかなか話がわかる人のようで、出所を探らないでいてくれるそうだ。
ただし、今回の食材のような新しいものが出た場合はすぐに王へ献上する…という条件つきみたいだけど。
それでも色々探られないのは都合が良い!
貴族については公爵家でおさえられるし、唯一どうにかしなきゃ…な王族の問題もこれで解決だ。
献上するくらいで面倒ごとを回避出来るならありがたいよ本当。
前世の小説とかアニメでやばい王様とかの話色々みたからね…!!
そういう王様の国じゃなくて良かったー!!
そんなこんなで
私が商会に卸す量は日に日に増え…1ヶ月に1度だった商品の受け渡しが今では週に1回…。
それでも少ないと言われてるくらいだ。
住んでる町が遠いんだから仕方ない。
伯父さんに王都に住んで欲しいと何度も言われたが、両親は子供のうちは自然が多い場所で子育てしたいと譲らず、今も住み慣れた家に住んでいる。
なので商品の受け渡しのために
商会の使いの人は時間停止の機能がついた、大手の商会が1袋持ってるかどうかのレアアイテム「収納袋・大」を持って毎週こちらに来てくれる。
馬車3台分も入るそうだ。
ただ、最初この商品の受け渡しがめちゃくちゃ大変だった。
創造魔法を使えば効率化出来るけど、通販スキル以外のスキルはまだ両親にも話してないし、周りに話すかも決めてないのでなるべく使わないようにしよう…と、当初は購入した商品をアイテムボックスから地道に出して…を繰り返していたのだ。
最低限アイテムボックス内でこの世界にもある麻袋だったり木箱にいれさせてはもらいましたよ…。一個一個は冗談じゃ無い量だ。
(ちなみにアイテムボックスから出した瞬間重さがくるので、商会の人が歪みの下で収納袋を待機する式だよ)
幼女をこき使い過ぎた!!もうヤダ!!
と思っていた時、取り出さなくても指定した場所にまとめて置ける…っていう通販スキルの機能があるって言えば楽になるんじゃね??って事に気がついて、一気にこの件が解決した。
気がついて本当に良かったよ…!!
え?いきなりすっ飛ばしすぎだって??
まぁ待ってくださいって。
もう色々あったので、もはやまとめてご説明しますよ!
あの日私が商会で両親や祖父の前で商品を出したり食べたりした後から…
それはそれは色んな事がありました!
まず、伯父さんは私が購入した異世界の(異世界のものとは知らない)野菜やフルーツは貴族を相手にする高級レストランに卸したようで、そこに食べにきた貴族の人達の中で「こんな美味しいものは食べたことがない!!今まで食べてたのはなんだったんだ!!」と王都でかなり話題になりました!
これには伯父さんもニヤニヤ。
連日商会に貴族の使いが押し寄せるという嬉しい悲鳴が。
(これを見越して人員を増やしてた伯父さん…出来る子…!)
あ、ちなみに異世界で元々食材を作ってた農家さんの恨みをかわないように、かなりの値段で卸してるそうですよ。
そしてなんと!
貴族の噂を聞いて王宮からも食材を卸すようにと御達しがあったようで、祖父(商会長)は王様に謁見もしたそうな…
ひ、ひぇぇー!!
これはやばいと思いつつも
王様はなかなか話がわかる人のようで、出所を探らないでいてくれるそうだ。
ただし、今回の食材のような新しいものが出た場合はすぐに王へ献上する…という条件つきみたいだけど。
それでも色々探られないのは都合が良い!
貴族については公爵家でおさえられるし、唯一どうにかしなきゃ…な王族の問題もこれで解決だ。
献上するくらいで面倒ごとを回避出来るならありがたいよ本当。
前世の小説とかアニメでやばい王様とかの話色々みたからね…!!
そういう王様の国じゃなくて良かったー!!
そんなこんなで
私が商会に卸す量は日に日に増え…1ヶ月に1度だった商品の受け渡しが今では週に1回…。
それでも少ないと言われてるくらいだ。
住んでる町が遠いんだから仕方ない。
伯父さんに王都に住んで欲しいと何度も言われたが、両親は子供のうちは自然が多い場所で子育てしたいと譲らず、今も住み慣れた家に住んでいる。
なので商品の受け渡しのために
商会の使いの人は時間停止の機能がついた、大手の商会が1袋持ってるかどうかのレアアイテム「収納袋・大」を持って毎週こちらに来てくれる。
馬車3台分も入るそうだ。
ただ、最初この商品の受け渡しがめちゃくちゃ大変だった。
創造魔法を使えば効率化出来るけど、通販スキル以外のスキルはまだ両親にも話してないし、周りに話すかも決めてないのでなるべく使わないようにしよう…と、当初は購入した商品をアイテムボックスから地道に出して…を繰り返していたのだ。
最低限アイテムボックス内でこの世界にもある麻袋だったり木箱にいれさせてはもらいましたよ…。一個一個は冗談じゃ無い量だ。
(ちなみにアイテムボックスから出した瞬間重さがくるので、商会の人が歪みの下で収納袋を待機する式だよ)
幼女をこき使い過ぎた!!もうヤダ!!
と思っていた時、取り出さなくても指定した場所にまとめて置ける…っていう通販スキルの機能があるって言えば楽になるんじゃね??って事に気がついて、一気にこの件が解決した。
気がついて本当に良かったよ…!!
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