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二章 初めての王都と父の実家
実食!異世界のトマト🍅
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「通販」スキルの能力としてトマトをだしてみた後に、父がとりあえず食べてみようと言い出したのでみんなで食べてみることに。
出所がスキルの謎な食べ物をよくすぐ食べる気になるな…と思ったんだけど、伯父さんが「毒検知」スキルを持ってるらしい!
おおー!しれっと毒殺とかされなくていい便利なスキルじゃん!!
大手の商会を継ぐ(多分)伯父さんには良さそうなスキルだね…!
商品に毒が混ざってないかも確認出来るしね。
部屋で待っていると、メイサさんが商会の食堂でトマトを切ってきてくれた。
(パパンのためにさりげなく塩も持ってきてる…素敵)
爪楊枝のようなものが刺さったカット済みのトマトが1人1切れづつ手渡される。
もちろん私もだ!
「では、食べてみましょうか」
伯父がそう言い、みんなで一斉に食べる。
そして食べてからしばらくみんな無言になり…
「「「「「「…うまい!!!!」」」」」」
と騒ぎ出した。
わかるよー!わかる!
日本にいた時は別に何も感じてなかったんだけど、こっち(異世界)のトマトってなんかすっぱすぎるしモサモサしてて微妙なんだよね…
通販スキルは異世界PCの異世界版ブラウザで通販ページを開けば、異世界の商品も買えるんだけど、この世界で食べれるものを出してもつまらないから、ここは日本版にしてみた!
心の中で日本の商品ドヤ!!ってしたいしね!笑
「なんだこの水々しさは!?」
「トマトが酸っぱくない!?」
「これがトマトなの…?」
「なんじゃこのトマトは!?トマトが嫌いなワシでも食べられるぞ!?」
と、まだザワザワしている。
ふふふ…これが日本のクオリティですよ!とか自分が作ったわけじゃないけどなんだか嬉しい。
農家さんが丹精込めて作ったやつだからそりゃぁ美味しいですよ!!
ドヤァですよドヤァ!
あ、でもこの世界の農家さんだって丹精込めて作ってるよね、ごめんよ。
「これが2銅貨…これなら2銀貨…いや…トマト自体が値上がりしている今なら3銀貨でも売れるぞ…!!」
と伯父さんが新しい商品になり得るトマトを見て目を輝かせている。
3銀貨は日本円で3000円くらいだから…
1個売ると2800円くらいの利益!?
何それボッタクリでは???
「リリーちゃん、もし良ければこのトマト…うちの商会に卸してくれないか?こちらとしては身内だし、利益の3割をもらえれば問題ない!売り先も高級店や貴族にしぼって…」
子ども相手にそんな話をしてもわからないだろうに。
伯父さんは興奮してそこまで頭が回っていないようなので、とりあえず3歳児としてわからないフリをしようとすると
「アランさん、リリーにそんなこと言ってもまだわからないわ」
と、間に母が入ってくれた。
「あぁ…すまない。つい興奮してしまって…」
「商談の話は大人でやりましょう。リリー、さっき出してくれたトマトは何個だせるかわかるかしら?他にスキルで買える商品はあった?」
私は母に多分個数に制限は無いことを伝え、異世界でも食べたことあると思う野菜やフルーツを色々とだしていく。
伯父さんは
「こ、こんなに色んな種類を買えるのか!?…これは!?春にしか収穫出来ないフルーツ!?!?あぁ…これは…」
と、ずっとブツブツ呟き
購入した色んな食べ物を食べるたびに、みんなめちゃくちゃ反応してくれるので楽しくなる。
グルメ漫画のワンシーンみたいだ。
一個一個どんな反応かお伝えしたらキリがないのでそこらへんはご想像にお任せします!
いやぁ…やっぱ日本の食材って美味しいよね???ふふふ…
ニヤニヤが止まらないぜ!!!
なんで食材だけにしたかって??
とりあえずですよ!!馴染みがあるものから攻めて、どんどん色んなものをだしていく作戦です…!
スキルレベルが上がってこんなもの買えるようになったみたい…って徐々にだしていったほうが自然だと思ったのでね…!
ふふふ…!
出所がスキルの謎な食べ物をよくすぐ食べる気になるな…と思ったんだけど、伯父さんが「毒検知」スキルを持ってるらしい!
おおー!しれっと毒殺とかされなくていい便利なスキルじゃん!!
大手の商会を継ぐ(多分)伯父さんには良さそうなスキルだね…!
商品に毒が混ざってないかも確認出来るしね。
部屋で待っていると、メイサさんが商会の食堂でトマトを切ってきてくれた。
(パパンのためにさりげなく塩も持ってきてる…素敵)
爪楊枝のようなものが刺さったカット済みのトマトが1人1切れづつ手渡される。
もちろん私もだ!
「では、食べてみましょうか」
伯父がそう言い、みんなで一斉に食べる。
そして食べてからしばらくみんな無言になり…
「「「「「「…うまい!!!!」」」」」」
と騒ぎ出した。
わかるよー!わかる!
日本にいた時は別に何も感じてなかったんだけど、こっち(異世界)のトマトってなんかすっぱすぎるしモサモサしてて微妙なんだよね…
通販スキルは異世界PCの異世界版ブラウザで通販ページを開けば、異世界の商品も買えるんだけど、この世界で食べれるものを出してもつまらないから、ここは日本版にしてみた!
心の中で日本の商品ドヤ!!ってしたいしね!笑
「なんだこの水々しさは!?」
「トマトが酸っぱくない!?」
「これがトマトなの…?」
「なんじゃこのトマトは!?トマトが嫌いなワシでも食べられるぞ!?」
と、まだザワザワしている。
ふふふ…これが日本のクオリティですよ!とか自分が作ったわけじゃないけどなんだか嬉しい。
農家さんが丹精込めて作ったやつだからそりゃぁ美味しいですよ!!
ドヤァですよドヤァ!
あ、でもこの世界の農家さんだって丹精込めて作ってるよね、ごめんよ。
「これが2銅貨…これなら2銀貨…いや…トマト自体が値上がりしている今なら3銀貨でも売れるぞ…!!」
と伯父さんが新しい商品になり得るトマトを見て目を輝かせている。
3銀貨は日本円で3000円くらいだから…
1個売ると2800円くらいの利益!?
何それボッタクリでは???
「リリーちゃん、もし良ければこのトマト…うちの商会に卸してくれないか?こちらとしては身内だし、利益の3割をもらえれば問題ない!売り先も高級店や貴族にしぼって…」
子ども相手にそんな話をしてもわからないだろうに。
伯父さんは興奮してそこまで頭が回っていないようなので、とりあえず3歳児としてわからないフリをしようとすると
「アランさん、リリーにそんなこと言ってもまだわからないわ」
と、間に母が入ってくれた。
「あぁ…すまない。つい興奮してしまって…」
「商談の話は大人でやりましょう。リリー、さっき出してくれたトマトは何個だせるかわかるかしら?他にスキルで買える商品はあった?」
私は母に多分個数に制限は無いことを伝え、異世界でも食べたことあると思う野菜やフルーツを色々とだしていく。
伯父さんは
「こ、こんなに色んな種類を買えるのか!?…これは!?春にしか収穫出来ないフルーツ!?!?あぁ…これは…」
と、ずっとブツブツ呟き
購入した色んな食べ物を食べるたびに、みんなめちゃくちゃ反応してくれるので楽しくなる。
グルメ漫画のワンシーンみたいだ。
一個一個どんな反応かお伝えしたらキリがないのでそこらへんはご想像にお任せします!
いやぁ…やっぱ日本の食材って美味しいよね???ふふふ…
ニヤニヤが止まらないぜ!!!
なんで食材だけにしたかって??
とりあえずですよ!!馴染みがあるものから攻めて、どんどん色んなものをだしていく作戦です…!
スキルレベルが上がってこんなもの買えるようになったみたい…って徐々にだしていったほうが自然だと思ったのでね…!
ふふふ…!
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