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一章 異世界生活開始します
幼女は金欠なり
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「異世界PC」の性能はなんとなくわかったけど、ここで1つ問題が…
それは…
通販で日本のものを買うお金の問題である!!!
さっき試しにママゾン(前世の大手通販サイト)で商品を購入してみたが、お金は前世の口座から支払えるようだ。
どうして前世の口座の残高が使えるのかよくわからないけど、きっと天使くんが何かしてくれたんだろう。
支払いを選択する画面に「銀行口座から引き落とし」だけじゃなく、「アイテムボックスから支払う」って欄もあったので、この世界の貨幣を手に入れたらそこからの支払いも出来るみたいだ!
換金レート?みたいなのはこの世界の貨幣をまだ持ってないからわからないけど…。
まぁでも前世の口座が使えるのであれば、社畜時代の稼ぎはある程度貯金してある。
ただ、それにしたって限度があるんだよねぇ…
わたしはまだまだオタ活をしたいのだ…
うーん…日本の品を通販で購入してこの世界で販売したらめちゃくちゃ稼げそうだけど、3歳のお子ちゃまがそんなことをするわけにはいかないし…。
大人になるまで今の貯金でどうにかするか…?
…でも3年分のオタクグッズとか漫画を色々買ったらかなりお金なくなるし…
大人になるまでにもいっぱい発売されるわけだし…
うぅ…どうしたものか…。
ちなみに通販で買った日本の商品はアイテムボックスに勝手に収納されるらしく、ダンボールとか余計なものをどうしようとかいう心配はないみたい。
さっき試しに買ってみた固形の石鹸がしれっとアイテムボックスに入っていたのでわかった。
うちでも石鹸は使ってるんだけど、なんか泡立ちが悪くて慣れないんだよねぇ…。
と、まぁそれは置いておいて
お金をどうするかだ。
「…うーん」
と部屋で1人で唸っていたら、部屋の外から両親の声がしたので急いで異世界PCをアイテムボックスにしまう。
そしてしまい終わった瞬間、ガチャっと部屋のドアが開いた。
ギリギリセーフ!!
「リリー!!!起きてたんだね!!」
そう言ってパパンからの抱きほっぺスリスリ攻撃…!!
うぐっ…嬉しいけど病み上がり?の幼児にはもうちょっと優しくして欲しいものだ。
「リリー、体調はどう?お医者さんは特に病気ではないから休ませておけばいいって言ってたけど…」
今度はママンが私の額に手を当てながら心配そうな声で話しかけてきた。
私が意識を失った後に、お医者さんまで呼んでたのか…申し訳ない…。
ただ魔法で遊びすぎただけなのです…。
「だいじょーぶ!リリーげんきだよ!」
3歳児らしく?返事をすると、両親は安心したようで、本当に良かった…心配したんだよ…と繰り返す。
あぁ…こうやって心配してくれる両親っていいな…とちょっと喜んでしまったけど、心配はかけないように気をつけないとだね…!
念のため今日は安静にしなさいと言われたので、今日はリビングじゃなくお部屋でご飯を食べた。
パパンがあーんしてくれるし、ママンのご飯は美味しいし、なんだか幸せな気分!
うん。いい気分なので!!
お金の事は明日考えようと思います!!
と、考えるのがめんどくさくなり、現実逃避をするリリーであった。
おやすみなさい!
それは…
通販で日本のものを買うお金の問題である!!!
さっき試しにママゾン(前世の大手通販サイト)で商品を購入してみたが、お金は前世の口座から支払えるようだ。
どうして前世の口座の残高が使えるのかよくわからないけど、きっと天使くんが何かしてくれたんだろう。
支払いを選択する画面に「銀行口座から引き落とし」だけじゃなく、「アイテムボックスから支払う」って欄もあったので、この世界の貨幣を手に入れたらそこからの支払いも出来るみたいだ!
換金レート?みたいなのはこの世界の貨幣をまだ持ってないからわからないけど…。
まぁでも前世の口座が使えるのであれば、社畜時代の稼ぎはある程度貯金してある。
ただ、それにしたって限度があるんだよねぇ…
わたしはまだまだオタ活をしたいのだ…
うーん…日本の品を通販で購入してこの世界で販売したらめちゃくちゃ稼げそうだけど、3歳のお子ちゃまがそんなことをするわけにはいかないし…。
大人になるまで今の貯金でどうにかするか…?
…でも3年分のオタクグッズとか漫画を色々買ったらかなりお金なくなるし…
大人になるまでにもいっぱい発売されるわけだし…
うぅ…どうしたものか…。
ちなみに通販で買った日本の商品はアイテムボックスに勝手に収納されるらしく、ダンボールとか余計なものをどうしようとかいう心配はないみたい。
さっき試しに買ってみた固形の石鹸がしれっとアイテムボックスに入っていたのでわかった。
うちでも石鹸は使ってるんだけど、なんか泡立ちが悪くて慣れないんだよねぇ…。
と、まぁそれは置いておいて
お金をどうするかだ。
「…うーん」
と部屋で1人で唸っていたら、部屋の外から両親の声がしたので急いで異世界PCをアイテムボックスにしまう。
そしてしまい終わった瞬間、ガチャっと部屋のドアが開いた。
ギリギリセーフ!!
「リリー!!!起きてたんだね!!」
そう言ってパパンからの抱きほっぺスリスリ攻撃…!!
うぐっ…嬉しいけど病み上がり?の幼児にはもうちょっと優しくして欲しいものだ。
「リリー、体調はどう?お医者さんは特に病気ではないから休ませておけばいいって言ってたけど…」
今度はママンが私の額に手を当てながら心配そうな声で話しかけてきた。
私が意識を失った後に、お医者さんまで呼んでたのか…申し訳ない…。
ただ魔法で遊びすぎただけなのです…。
「だいじょーぶ!リリーげんきだよ!」
3歳児らしく?返事をすると、両親は安心したようで、本当に良かった…心配したんだよ…と繰り返す。
あぁ…こうやって心配してくれる両親っていいな…とちょっと喜んでしまったけど、心配はかけないように気をつけないとだね…!
念のため今日は安静にしなさいと言われたので、今日はリビングじゃなくお部屋でご飯を食べた。
パパンがあーんしてくれるし、ママンのご飯は美味しいし、なんだか幸せな気分!
うん。いい気分なので!!
お金の事は明日考えようと思います!!
と、考えるのがめんどくさくなり、現実逃避をするリリーであった。
おやすみなさい!
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