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一章 異世界生活開始します

チートの確認(鑑定と魔法)

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さぁ、特殊スキルの確認を進めていきましょうかね!

アイテムボックスの確認も終わったし、次は鑑定の確認。


これは、鑑定したいと思って注視するとかでいけるかな…?とりあえずやってみよう。


ブォンッ

==========

《積木》

リリーの積木。
リリーが雑に扱うので少し塗装が剥げている。

==========


おお!

積木を注視してみたら、ちゃんと鑑定出来た。こんな感じに表示されるんだね!

って、「雑に扱うので」とかうるさいわ鑑定!



まぁでも鑑定はこんな感じか。なるほど。


次は人物も見てみたいので…母を鑑定してみようと、台所に立つ母を注視してみると

ブォンッ

==========

《マリー・シャロン》

【年齢】20歳

【種族】人間 

【職業】主婦

【スキル】

・料理
・礼儀作法
・威圧

==========


おおー!でた!!


って20歳なのか!若くないうちの母親?

私が3歳ってことは…17歳の時に産んで…
だと16歳とかに結婚したのかな…?

見た目若いなーとは思ってたけど、本当に若かったよ。

てっきり年齢より若くみえるー!パターンかと。そのままでしたね。

でもそうするとパパンはいくつなんだろう。
25歳とかかなぁ…。


そして主婦って職業なのか…?まぁいいか。


ん…?あれ、スキルの欄は特殊スキルじゃなく普通のスキルって表示になってる。

通常のスキルと特殊スキルに分けられてるのか、見えないスキルのレベルみたいなのもので特殊スキルに進化する感じのどっちかみたいな感じかな…?

ふむ…転生後の見た目とかの条件と、つけて欲しいスキルの話しかしてないからわからない事が多いなぁー。



…って、お母様…?(震え)

スキル欄に一個おかしなものが…

威圧…威圧ってあれですか?
たまにパパンを怒ってる時にだすドス黒いオーラ(見えないけど)だしてる時のピリピリしたやつですか…?



うわぁ………これは本当にママンを怒らせないように気をつけよう…。



よし、まぁ気になるところもあるけど、鑑定はこの辺でいいでしょう。


あとは………そう!

待ちに待った魔法の確認です!

アイテムボックスも鑑定も十分すごいんだけど、自分で火をだしたり怪我を直したり空を飛んだりってめちゃくちゃ憧れてたんだよね。

地球は科学が発達してたから火なんてすぐつくし、医学も進んでるから怪我もある程度は治るけど…それとはファンタジーで出てくるような魔法ってまた違うじゃない?
特に空を飛ぶなんて飛行機とか乗り物に乗ってないと無理なことだし。


…でも私の特殊スキル欄にる創造魔法ってなんだろう?

魔法を使えるようにはお願いしたけど…

光魔法とか火魔法とか決められた属性しか使えないんじゃなくて、自分が考えた様な魔法を使えるってことかな…?

……。

え…そんなチートもらっていいの?
めちゃくちゃ良くない?本当?

世界を壊さない程度なら好き勝手やっていいとは言われたけど、いくら何でも好き勝手やれすぎるのでは?
後半なんでもいいや状態になってたからそのせいか…?


………ま、まぁ、とりあえずこれも使ってみないと…
わ、わからないよね…!

そこまでチートじゃないかも知れないし!




よし、じゃあまずは何しようかな…

火とか水とかはどんな形で使えるかもまだわからないし、安全なやつにしよう。


うーん…
あ!そういえば昨日はしゃぎしすきて転んで膝を擦り剥いたんだった。


これでまた定番のあれを試してみようかな…!よし!


大事なのはイメージ!
大事なのはイメージ!
大事なのはイメージだよおお!

忘れるな...イメージするものは常に最強の自分だ…ってこれは違うな。


うぉぉ!小説とかアニメで見た感じを想像して…


「ヒールっ…!(小声」


するとなんということでしょう…!
傷口が薄らと光って、怪我する前の綺麗な膝になったではないですか!!


こ…これが魔法…。す、すごいな…。


いや、でもヒールはきっと定番の魔法だし、もしかしてこの世界では誰でも使えるのかも知れない。

創造魔法を試すにはまだまだ実験が必要ですな…!


---------------------

…そうして楽しくなってしまった私は
積木を浮かせたり、服の汚れを落としたり、部屋で出来そうな事を色々試し…
魔力切れ?のような状態になり、部屋でぶっ倒れたのであった。


私が倒れてるの気がついた母が顔を青ざめ、帰ってきた父が大騒ぎしたのは言うまでもないだろう…。

パパン、ママンすまない。



だって楽しかったんだもん!!(反省してない)



そして、色々と試した結果…
創造魔法は本当にすごく…すごくチートでした!(ありがとうございます)

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