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第3話

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 午後の授業が終わり、放課後になる。そのタイミングを図っていたかのようにスマホから着信が鳴る。それはすぐ屋上に来てほしいというメールで、士はすぐさまそこへむかった。

「士くん、待ってたよ」

 士に気づくなり、笑顔でそう言ってきたのは神崎かんざきセシリア。イギリス人のクォーターである彼女は舞の友人で、彼女が両親を失くして路頭に迷っていたところを拾ってくれた恩人でもあるのだ。

「どうしたのセシリア。急に呼びだしてたりして」
「急に呼びだしてごめんね。ちょっとお昼にいいものを見ちゃったものだから♪」

 言われてドキリとする。あの時は行為に熱中していて周りのことなんて見えていなかった。そもそもこの屋上は昼間は人が来ることが少ない。注意力に欠けていたのはそれ故だ。

「単刀直入に言っちゃうけど士くん、ここで舞ちゃんとシてたでしょ?」

 言い逃れはできないと思い、士はあっさり肯定する。

「そこはいいんだけど、ちょっと寂しかったな。お昼……それもああいうことするならセシリアも誘ってくれればいいのにって」

 本当に寂しそうに言うセシリアに罪悪感を覚える。思えば事前にセシリアを誘うことはできたはずなので、尚更。そう考えたらますます申し訳なくなって、士はセシリアを抱き寄せた。セシリアは驚いた様子だったが、離れることはしなかった。

「ごめんね?寂しい思いさせて。お詫びに埋め合わせするよ」
「……じゃあ」

 抱き返しながら、セシリアは士を見上げる。

「セシリアにも舞ちゃんと同じこと、シてくれる?」

 その意味を理解した士は了承し、キスを交わす。最初は優しく触れ合わせては離してを繰り返した後、舌を入れてセシリアの口内を蹂躙していく。

「んっ……ちゅっ♡じゅるっ、んはっ♡あふっ、ちゅぱっ♡えへへぇ、つかさくぅん♡」

 腕に首に回して強く抱きしめながら、セシリアが甘えるような声を出す。溜まりに溜まった寂しさを埋めてと言わんばかりに求めてくるセシリアに愛おしさを覚えつつ、士は制服をはだけさせ、ぷっくりとふくらんだ乳首を弄りはじめた。

「あっ、んんっ♡そこっ……キモチいいっ♡んぅんっ♡」

 舞とは対照的に素直にキモチを伝えるセシリア。セシリアは「触る前から乳首は勃起していた。普段ならキスだけで乳首が勃起することはないのだが、これは舞との行為を見たことで性的興奮が高まったせいだろう。

「そろそろここ、ぬれてきたんじゃない?」

 そう言って秘部に触れると、案の定ぬれていた。士は先ほど舞にしたようにナカにゆびを挿しこみ、愛撫していった。

「やっ、あぁっ♡そこ、一番キモチいいところだからぁっ♡」
「だから触ってるんだよ?」

 言いながら、指の動きを早める。するとセシリアの嬌声はさらに大きくなる。

「あっ、あっ♡ダメッ、そんなやられたら、いっ、イクッ♡イッちゃうからぁっ♡」
「イかせるためにやってるんだから、いいんだよ。イッて」

 そうやって士に促されると、セシリアは盛大に愛液を噴きださせた。だが、息を整えさせる間もなく、士はセシリアを松葉崩しの体勢にさせ、肉棒を挿入。それを奥まで挿入れると、腰を動かして子宮を突いていった。

「う゛あぁ゛あ゛あっ♡ぐうぅ゛っ、や゛ぁ゛あぁ゛ああ゛っ♡あ゛っ、キモチいいっ♡奥突かれるのすごく、キモチいいよぉっ♡」
「このまま突いてあげるから、もっとキモチよくなって」

 腰の動きを早めると、セシリアの嬌声が大きくなると同時に水音も大きくなっていく。

「あ゛ぁあ゛あっ♡くぁあ゛あっ、あっ♡出るっ♡さっき出したばかりなのにまた、出ちゃう゛ぅうう゛ぅっ♡」
「いいよ。僕もキミのナカに注ぐからっ」

 言った直後、2人は同時に果てた。精液はセシリアの体内に注がれ、子宮がそれで満たされるのを感じて、セシリアの口元は自然と吊りあがる。

「んへへ……いつか3人でヤろうね♡」

 もう一度キスを交わした後に笑顔でそう言ったセシリアに士は”そうだね”と笑顔で返すのだった。

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