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第一部 星誕

第一話 前夜

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 薄暗い山道を、三騎の軽快な馬蹄の音が横切っていく。

 十年ぶりに見る景色と、次第に急がせる馬の蹄の音は、先頭をいく男性の心音と重なり、手綱を握る手に必要以上の力を込めさせた。馬の主は、かすかな月明かりの下でも、整った顔立ちだと察しがつく。色白の肌に、印象的な青みがかった瞳、透明感のある雰囲気をまとい、一心に夜道の行く先を見つめている。その目を縁取る長いまつげの隙間には、こみ上げてくるものが時折ちらと光った。

「若様!」

 必死にその後ろをついていくのは、齢十四ほどの少年である。よく鍛えているらしい主人とは違い、すでに疲労困憊の色がある。

「危険です! 馬足を落として下さい。この暗さでは…」

「心配ない、東雨。夜目はきくし、よく知る道だ!」

「よく知る道って……獣道じゃないですか! しかも、最後に通ったのは、十年も前なんでしょう?」

「無駄だ、東雨。星が止まるもんか」

 最後尾を走っていた長身の男が、東雨と呼ばれた少年に馬を寄せてくる。更に器用に馬を御して、少年を追い越し、星と呼ばれた青年の横につける。

「ここからは俺が先導する。ついてこい」

「頼む、涼景」

 先頭に立った男が、にやりと口元を緩める。

 先をいく二人には、どうやら地の利も体力もあるらしい。東雨少年だけが一人、歯を食いしばって息を切らしている。彼にとって、いつ果てるともない時間をそうして耐え、ついに根をあげそうになったころ、ようやく、先頭の燕涼景が馬足をゆるめた。

 湯気のたつ馬体を撫でて休ませながら、

「ここからは問題なかろう。山賊たちも振り切ったしな」

「さ、山賊!」

 呼吸を荒げながら、東雨が大声を上げる。

「気がつかなかったのか? だから無理を承知で突っ切った。こんな夜道で揉め事はごめんだからな」

 犀星が、当然のような顔で答える。

「何で追われている、って教えてくれなかったんですか?」

「教えてどうなる?」

「若様ったら、人が悪いですよ!」

「逆だな」

 涼景が割って入る。

「お前を不要に怖がらせないための、星なりの配慮だろう。第一、一番道に慣れている俺が、途中からしんがりについたことを、不思議に思わなかったのか?」

「そ、それは、特には……」

「燕将軍様が後ろを固めていた。感謝するんだな」

「お前もな、星」

 全てを知っていた二人は、先ほどまでの窮地など忘れたかのように笑い合う。東雨一人が、ふくれっ面でため息をつく。

「俺はこのまま燕家に行くが、お前たちはどうする?」

「俺たちも、一度、犀家に向かう。父上に挨拶せねば」

「そうだな」

「涼景、明日、昼前には玲家へ行きたい」

 不意に、犀星の声が低く震えた。

「同行してもらえるか?」

「勿論だ」

 犀星に反して、燕涼景の声は明るい。と、いうより、無理にそう演じているようでさえある。

「涼景、お前、やっぱり、陽のことを何か知っているんじゃ……」

「東雨、お前の『若様』をしっかり守れよ。これでも親王様だ」

「わ、わかっています!」

 東雨を出汁にして、燕涼景は話をそらすと、二人を残して別の方角へと馬を駆った。

「若様、急ぎましょう。お屋敷ではみなさまがお待ちですよ」

「ああ……」

「どうしたんですか? 十年ぶりに故郷へ帰りたい、と言い出したのは若様ですよ」

「ああ……」

「ほら、急がないと、また山賊がきちゃうかもしれませんし」

「……山賊、か。まだ、出るんだな、このあたりは」

 犀星は実家の方へと道を選びながら、ゆっくりと馬を進めた。

「昔から多いんですか? ここら辺って、若様の犀家と、涼景様の燕家、それから、地方豪族として一番歴史がある玲家の接する場所ですよね? 大家が集中しているのに、そんな物騒な状況が収まらないなんて、何だかもやもやします」

 走らなくて良い、とわかった東雨が、安心したように多弁になる。

 普段から口数の多くない犀星は返事をしなかったが、ちらりと東雨を振り返って苦笑を浮かべた。

「この山は燕家の管轄でしょう? 涼景様は暁(あかつき)将軍なのだから、ご自身のご領地を守るために、一軍を割くこともできるでしょうに……」

「私欲で動く奴じゃない」

「だったら、若様のご生家の警護として、この一帯全部の治安維持ってことで……」

「東雨、そんなことをしたら、俺の父上の面子は丸潰れだろう」

「あ……そうか、自分の領地を管理できない人、ってことに?」

「あいつが動かない理由がわかったか?」

「そういうことなら……ただ、けちなのかと思っていました」

「けち? 俺が知る限り、あいつほど欲のない男はいない」

「そんなことありません。若様の方が……」

「もう着くぞ。あの灯が外門だ」

 話に夢中になっていた東雨を、静かに犀星が遮った。

 山林を抜けた先の、切り立つ崖の上にその屋敷は静かに佇んでいた。これから待ち受ける、数々の悲劇を知らぬままに。​​



 十年ぶりに訪れる懐かしい我が家、のはずだった。

 ただ、犀星の心は既にそこにはなく、何か見えないものを必死に探るように視線をさまよわせ、迎えに出てきた年を経た家人たちを直視するでもなく、導かれるままに、邸宅奥へと進む。

 夜もふけ、通常であれば皆が寝静まっている時刻でありながら、嫡子が帰宅するとの報に、皆がその帰りを待ち望んでいた。おそらく、最も望んでいなかったのは、本人かもしれない。先に東雨を休ませ、犀星は一人、奥の部屋へ足を踏み入れた。長い道のりを駆け通し、身なりは良いとは言えなかったが、それでも、彼を待ちわびていた父親は笑顔でその姿を迎えれた。
「よく、戻られた」

 襖を開けるや、犀星の前に駆け寄った父は、記憶より随分とやつれたように思われる。だが、肥沃な土地の領主らしからぬ、粗末な着物のいでたちは、当時と変わることはない。

「長きにわたり、ご無沙汰致しましたこと、お許し願いたく……」

「何を仰せか。さぁ、こちらへ」

 犀星の育ての父、犀遠は、部屋の奥の上座を指した。同時に、犀星の顔が曇る。

「父上、わたくしは……」

 養父の顔を直視できず、犀星は息を詰まらせながら、

「わたくしは、親王として戻ったのではございません。一人の人として、あなたに育てられ、恩を受けた者として、ここにいるのです。約束下さったではありませんか! 何があろうと、時が経とうと、お前は我が子であると……」

「そのような戯言を、よもやお信じになられるとは。今や、都でその手腕を知らぬ者なき、第四親王様をお迎えするのです。これも当然のこと」

「何をおっしゃられますか! 十年も親不孝をしたわたくしに、これ以上、父上をないがしろにせよと? この犀星、そのような無礼者に育てられた覚えはございませぬ! 上座に座れと仰せならば、ここで自刃するも良し!」

「おい、待て! 早まるな!」

 犀星の言葉に、犀遠は長いため息をつく。

「変わらんな、お前は」

「父上?」

「都でちやほやされて、すっかり高飛車になって戻ってきたかと思えば……」

「わ、わたくし……お、俺を試したんですか!」

 深夜の犀家に、久しくなかった笑い声が溢れた。

「どうだ、驚いたか?」

 まるで、人が変わったように、犀遠は意地悪く笑うと、自分より背の伸びた息子の頭を撫でた。

「十年分の親不孝の仕返しだ」

 呆気に取られたまま、棒立ちになっていた犀星は、されるがままに首を垂れた。

「父上……冗談が過ぎます。俺は本当に……」

「うん? お前、泣いているのか?」

 犀星の顔を覗き込んで微笑むと、犀遠はそのまま、たくましくなった息子の肩を抱いた。幼児をあやすように、背中を優しく叩いてやると、押し殺した犀星の嗚咽と、体の震えが伝わってくる。

「よく、生きて戻ってくれた。都は地獄であったろう?」

​ その言葉に、全ての緊張が解けたように、犀星は父に身を委ね、体勢を崩した。ゆっくりと息子を座らせながら、ただその体を愛おしげに抱く犀遠の目にも、静かに涙が溢れていた。



​ 燕家の直系は、涼景とその妹の春の二人きりである。

 山林を中心とした領内は、決して豊かとは言えなかった。材木業を営むにも、木材を安定して他領へ運び出すことは困難だった。水運として利用できる川もなく、馬力に頼るには、丘陵が多すぎる。狩猟を主に生活の糧としていたが、それも昨今の厳しい生活に耐えかねて若者が流出し、今はわずかな平地を耕し、細々と自給自足の暮らしを送る者が残るばかりである。

 燕家の近親者たちは平野部へと移ったが、本家の屋敷は今でも、険しい山中にある。

 先代領主は、長年守り続けてきたこの屋敷を離れることはなかった。涼景はそんな衰退の一途を辿る一族の嫡男として生を受け、父親からは幼い頃から、領主としての心構えを常に教え込まれた。

​ その彼が、都の親族の元に預けられたのは、わずか五歳の頃である。

 このままでは、どれほど涼景が力を尽くそうとも、燕家の将来は目に見えている。周辺には、この土地を狙う友好関係の薄い領主たちもいる。

 領地を失ったとしても、涼景がその身を立てていけるよう、彼の父は、宮中へと彼を送り込んだのである。

 幼いながらに、涼景は自分の立場をよく理解していた。

 学問も、武術も、周囲が目を見張るほどの才能を開花させた。

 それは、彼の不断の努力によるものであったが、宮廷内の者たちは、才知溢れる逸材として、彼を重宝した。

 わずか十二歳で、内務次官を任され、十五の時には軍部へと移籍した。

 知恵者であり、剣術にも優れ、また、生まれ持った優れた容姿は、瞬く間に都の人々を虜にした。

 若き英雄の誕生である。

 涼景が十二を迎えた年、実家から彼を喜ばせる頼りが届いた。

 病弱だった母が、第二子として、妹を産んだというものだった。

 まずは祝いに、と、皇帝の許可を取り付け、涼景は懐かしい山中の屋敷へと飛んで帰った。

 初めての兄妹の誕生を喜ぶと同時に、涼景の心には、不安にも似た感情がよぎった。

 男である自分でさえ、この家を出て、都の荒波の中で苦労に苦労を重ねなければならない時に、このか弱い女子が、いかにして幸せに生きることができるのだろうか。

 涼景のその不安は、わずか三年後、的中する。

 山中での貧しい生活の中で、体の弱かった母が亡くなり、そのすぐ後に、父もまた、流行病であっけなくこの世を去った。

 一人、山中の屋敷に残されたのは、まだ三つになったばかりの、幼い少女だけだった。

 涼景は信頼できる自分の部下の中から、数人の侍女を選び出し、妹の世話を任せた。

 毎月の仕送りも欠かさなかった。侍女たちには読み書きを教えるよう頼み、自らも簡単な文字で頻繁に手紙を送った。

 そして、どれほど多忙でも、わずか数刻しか滞在できない時でも、彼は馬を駆って故郷へ帰り、妹と過ごす時間を大切にした。

 春と名付けられたその少女は、兄の想いを知ってか知らずか、健やかに年を重ねていったが、母親譲りの病弱さだけは、どうしても改善する気配がなかった。

 それでも、兄が戻ると、どんなに体調の悪い時でも、屋敷の奥から駆け出してきては、その身体に飛びついて、細い腕で涼景を抱きしめてくれた。

 涼景にとって、燕春は心を許せる唯一の存在であると同時に、自分の生きる理由となっていた。

 彼女を幸せにすることだけが、涼景の望みであり、涼景の笑顔だけが、燕春の喜びだった。

 やがて、燕春にも、兄が置かれている立場がわかるようになると、その想いはより一層、増していった。

 山中の古い屋敷に、侍女と共に閉じ込められているような生活でありながら、書を読み、兄に手紙を書き、詩を作り、着物を縫い上げた。

 同い年の少女たちより身体は弱かったが、心の強さは比べようもないほど強く、そこに、兄に似た気質を感じ取らせるようであった。



 星たちと別れた涼景は、より細い山道を馬の手綱を引いて注意深く上がり、切り開かれたわずかな土地に建つ屋敷へとたどり着いた。

 犀家とは異なり、迎えに出る者もない。

 馬小屋に自ら馬を繋ぎ、鞍と轡を外して体を拭いてやり、水と草、わずかな塩を与えてから、ようやく、涼景は軋む門を叩いた。

 錠前が内側から下りている。帰宅することは伝えてあるが、大抵は待ちきれずに眠ってしまう侍女たちである。

 昼間は山賊対策に地域の男たちを雇うこともあるが、涼景自身が、燕春のそばに男を近づけることを好まなかった。自分の目が行き届かない中、燕春の成長にどのような影響を与えるか知れない。

 侍女長は信頼のおける人物を抜擢しているが、若い侍女たちが、山中での禁欲生活に耐えられるほど聖人であるとは、涼景も思ってはいない。宮中の泥沼の愛憎に、何度も巻き込まれてきた経験から、彼はその点に関しては神経質とも言えるほど、慎重だった。

「涼景だ。今、帰った!」

 開かない扉の前で、彼はよく通る声で叫んだ。

 と、がたり、と扉が内側から揺れた。

「兄様!」

 燕春の声だ。どうやら、扉に寄りかかって眠っていたらしい。

「今、開けます!」

 手間取りながら閂を外す音がして、扉が押し開けられる。

「涼兄様!」

 開いた扉の隙間から身を滑り込ませると、同時に、まだ閂を持ったままの春が、涼景を力いっぱい抱きしめた。

「ご無事でよかった!」

 すでに涙目になっている妹を抱き返して、涼景はその髪を撫で付けると、自ら閂を受け取り、鍵をかける。

「こんなところで寝ていたら、風邪をひくぞ。もう、外は秋だ」

「でも、ここが一番早く、兄様に会える場所ですもの」

 そう言って、にっこりと微笑む燕春の笑みに、涼景はつられて頬を緩めた。そこには、暁将軍と恐れられた戦士の面影はなく、ただ、愛しくてたまらない妹を思う、兄の顔である。

「湯殿の支度をしております。どうぞこちらへ」

 まるで、涼景の妻のように、燕春は甲斐甲斐しく兄を案内した。

「春、少し、背が伸びたか?」

「三ヶ月で、そんなに変わりはしませんわ」

「そうか。心なしか、大人っぽく見える」

「嬉しい!」

 無邪気に、春は手を叩いた。

「兄様にそう言っていただけると、苦労した甲斐があります」

「苦労? どうした、何か不自由があったか?」

 心配して春の顔を覗き込み、涼景ははっと息を飲んだ。

「お前……化粧を?」

「はい。侍女に習いました」

「そ、そうか……だが、まだ、早くないか? お前にはまだ……」

「私も来月には十六歳になります。都なら、私くらいの娘は、もうお嫁入りをしても良い年だと聞きましたわ」

「よ、嫁入り?!」

 これが、敵を震え上がらせた真名国(まなこく)の将軍か、と思われぬほど、涼景は完全に度肝を抜かれた顔で立ち止まった。

「お、お前が、嫁入り……?」

「好いた殿方と結ばれるのが、女子(おなご)の幸い、だと」

「それも侍女が言ったのか?」

「はい。私はもう、子供じゃありませんわ」

「好いた男が……いるのか?」

 星が聞いたら笑いを堪えきれないほど、完全に動揺している涼景を、燕春は悪びれた様子もなく振り返った。

「はい、私はずっと前から、決めておりますから。兄様も御存知のはず」

 そう言うと、燕春は静かに真顔になり、目を細めて真っ直ぐに涼景を見上げた。

「私は、兄様と結ばれとうございます」

「!」

 子供の戯言。兄を慕う幼い妹なら、誰でも一度は口にする言葉だと、涼景も、今まで気にも留めていなかった。

 滅多に会えない自分を慕ってくれる、幼い妹のはずだった。成長と共に、自分から離れていくであろうことも、覚悟していた。そういうものなのだ、と自分に言い聞かせ、燕春と再会するたびに、そこに情愛を感じる己の心を殺してきた。

 そんな涼景には、燕春の真っ直ぐな視線はあまりにも熱く、目を逸らすことができない。

「しゅ…ん。俺をからかうな」

 精一杯に、無理な作り笑いを浮かべた涼景の一瞬の隙をついて、春は涼景の首に腕を回して引き寄せると、紅をさした唇を寄せる。

 化粧の香りが鼻先を掠めるのと、涼景が春を押し返すのは、同時だった。

「馬鹿な真似はよせ!」

 普段は決して、燕春を怒鳴りつけることのない涼景が、この時ばかりは冷静さを欠いて叫んだ。

「湯は使わせてもらう。お前はもう、休め」

 足早に燕春の脇をすり抜けて、歩き出した涼景の背後で、春の声が強く響いた。

「私たちは、もう、逃げられないのよ」

​ 彼女の言葉は、涼景の胸に楔となって刺さり、ずっと隠してきた黒い欲望の渦を呼び覚ますに十分だった。

 兄に抱きついたとき、腹部に触れた硬い感触。

 彼女はもう、子供ではない​。
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