ツインの剣【剣聖】

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  【1】

 王って。(三)

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【タイトルは、ふざけてませんよ、続きです。】

 王宮ではきさきが物凄く王の事でご立腹、従者やお付きの者達にまで、八つ当たり。
 まぁ、あの様な恥体を見ては、仕方の無い事ではあった。
 蔦の触手で、私を見ては暮れない事と、夜を共にせずに、魔物と致す事であったと后は王に、ご立腹で有る。
(アレは浮気であって、襲われたのでは無い筈。)
 間違った感覚の、后は遣る瀬無さで一杯であった。
 そして一方の王は、彼の蔦触手にご満悦であったが、流石に口にはしない、だが心は虜に成って居た。
 その上欲しいとさえ思っていた、あの長さを…
【すいません私気分悪いです、ゔぇ~っ。】
 王はどの様に仲良くなるべく、考えて居た、そして一つの結論に到達した。
 地下施設(元牢屋です)を改良、触手の施設を作り、繁殖する事に決めた。
【決めんなよ、段々と変な方向に行って仕舞う。】
 そして王は要らない知恵を、付けていった。
 施設の為に、財政をイジった、そして捻出、ごん後の為に実験場を作るとして、言い分も考えていた。
(魔物の減少をする為の、実験施設を作る、逸れを地下で使われない牢屋を改装して、場所の確保と、言った感じであった。)
 まぁ王の困ったちゃんは、この位で、話が変わるのだが、今後此れが元凶となり得た。

 さて一難去って、クロイ、シロイの家では、酔っ払い達が、畑で菜園を駄目にして仕舞った。
 此れは流石に、クロイとシロイは困惑していた。
 元はクロイのテレートが、招いた事態で、シロイが此処に決めた為である。
 とは言え、酔っ払い達は考え無しに、成った物は食べ、その辺でトイレにするし、吐いてさえ居た。 
 まぁ普段はコインでも取るが、流石に酔っ払いでは、追い剥ぎに成る。
 その為簡易の留置場を作り、と言ってもただの折を簡易で作る。
 そして自らも家で、くつろいでいた。
 数時間後、素面しらふの者達から、お茶漬けを差し出し、酒を抜いた後片付けをする。
 その後コインを取り、返したのだが、無い者達は後片付けを指せた。
 中には兵士も数人居た為、その者達には特別に、仕事をさせた。
 仕事とは、残りの者達を担ぎ引き取らせた。
 流石にクロイ、シロイは疲れ、家で中半呆れて居た。
 逸れが今回の、出来事の顛末であった。

 次の日朝から矢張り、クロイは起きて来た。
 シロイは二日続いた、クロイに物凄く驚くが、クロイは壊された畑を回復させる為と、早く起きたのであった。
 この畑はクロイの、食料庫兼、趣味であったので、趣味にはお金を掛けるし、時間も掛けるのが、クロイ成りのやり方であった。
 その為には何を置いても、仕度成るクロイであった。
 せっせと汗を描き、趣味をする、何故底までと思うが、之ばかりは当の本人のみの、特権であろう。
 そして、そのしわ寄せが、シロイに帰ってきた。
 食事を普段の三倍は、作る羽目に成った。
(本気で、よして欲しいわね、コレでは、食料が底を付くわよ。)
 等と思うシロイであった。
 だが以外と、仕事姿のクロイが、好きなシロイであったし、矢張り朝から、早く起きて来た事が嬉しいのであった。
【本気で夫婦の、関係と言えるのでは無いだろうか…とは言え女同士では在るのだが。】
 そしてクロイは、頑張って仕事をしていた、その時事件は起こった。
 畑の陥没であった、クロイは畑の昨切りで、剣農剣の鍬を振り上げ、畑を耕すと地面に大穴が空いて、そのまま落っこちたクロイ。
 地面の底ではクロイが、逆さまになり、そのまま胸まで潜った形で、本人は藻掻いていた。
 シロイは一瞬で、クロイが消えた為に、慌ててその穴まで駆け寄ってきた。
 そして突き刺さるクロイを見て、物凄く笑い転けた。
「うわははは、はぁ~らいた~い、くろ、クロイが刺さってる。」
 本来なら笑い事では無い、クロイが死んでしまいかねないのだが、可笑し過ぎた。
 クロイは自力で這い出て、辺りを確認し、その全貌が明らかに…。
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