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【1】
王よ、(一)
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花見で、のけのも扱いの王は、要らん事に、物凄く拗ねた。
ハキッリ言って、駄々っ子の如く浮かばれない兵士に、八つ当たりして、物凄く拗ねた。
そして…
その頃、魔物達は、ツツジの花の匂いに誘われて、徐々に徒党を組むまでに集まって来た。
その数、数千であった。
さて前に話した、何故此処に来たのかは、この花見自体関係無く、毎年恒例の魔物退治である。
この辺りの魔物は、毎年匂いに誘われて来る、その退治も、恒例で有った為、矢張り見物を楽しむ風物詩であった。
で、王は何かを忘れて、そのまま魔物寄せに成って締まった。
初めは蔦の魔物が出来た、王は歩いていた時に足を何かに、捕まれ転けた。
続いて、蜂の魔物が、頭上から襲ってきた。
逸れを手で交わしながら、後ろに後退して、崖から転げ落ちた。
崖下では、棍棒を持った魔物の群れが、王と目線が有った。
王は転げ落ちた拍子に、腰が痛く、立てなかった、そして魔物が近づく、『万事休す』。
と云うところ迄、シロイは崖上から見て居た。
シロイは横で食べていたクロイに、話した。
王は殺られたと思う時、その辺の警備兵に、助けられた。
警備兵は手持ちの槍を、投げつけ、魔物と王の前に突き刺さる。
そして兵は走り、王を庇い魔物と対峙していた。
この兵士は良く、クロイ、シロイの家に来た、兵士であった。
普段はのほほんとした兵士であったが、その実力はお墨付きであった。
王は兵士を見て思った。
(儂、惚れて舞う、男に庇いてもうたら。)
本気で胸キュンの王であったが、兵士は言い放つ。
「王は早く逃げて、ください、此処は私が抑えます。」
本気格好いい、兵士であった。
【兵士の名は考えて、おりません。】
王は腰が痛く、這いずってその崖をよじ上がる。
しかし殆ど同じ場所であった。
兵士はなるべく王に向かって来ぬ様に、魔物を誘導するが、如何せん数が多く、引きつけ難い。
でクロイ達は、お腹を満たし、下を見てたまに兵士の前方の、魔物を少し排除していた。
なんで殺ったのかは、その辺の小石を礫と云う石を指先で、投げ付ける昔の忍びの極意です。
【因みに、昔の忍び者では、火炎と云う、油(馬や犬らしい)油を使って、口から吐きつけた後に(霧にして)、逸れを燃やす観たいな~(?)事です。
ガソリンは無かったので…明治初頭までは日本には無い筈。(?)
不確かなので参考まで。】
そしてクロイは、言った。
「たまにはシロイが殺ったら。」
解ったとばかりに、シロイが荷物から剣を取り出し、慣れた用に、軽々と崖を下まで駆け下りて、王を抱え王の腰に、手を当て背中を擦る。
王は腰が良くなり、立ち出して、シロイは兵士に、キスをほっぺにして、魔物に向かって魔法(ブレストフレア)出あたり一面業火にして、魔物を焼き殺す。
その後魔法(ジヨロゥレイン)で辺りを豪雨が襲う。
業火の炎を消し去った。
だが又半数以上の魔物達であった。
そちらには、質ぜん的に、クロイが当たっていた。
では等の本人は、剣劇を観衆に披露するかの如く、魔物を切り伏せていた。
【すいません今回は、少し変態行為有り(升)。
誠に申し訳ありません。】
クロイの演舞を見た観客達は、お捻りを投げていた。
それ等は兵士が拾い、募金箱に収集。
そして其れは公庫に入る。
理不尽で無く、決まり事である、その為派手な演出も、クロイ達はし無ければ成らない。
王国からは、クロイ達は決まった額を貰うので、殆ど当たり前であった。
そして崖下の王は、兵士と共に上に来ていた。
王は何事も無い感じで、王座に座り、二人を眺めていた。
シロイの方も、パホーマンスが始まり、観客を魅了した。
魔物達は堪らず、少し下がり出す。
本来なら大型の魔物まで、出て来る筈であったが、前回クロイ達の親が倒した為、小型ばかりであった。
シロイ、クロイの活躍で、魔物は半数を失った、そして後の魔物達は逃げ出した、まるで蜘蛛の子を散らす様に。
逸れを見たシロイは、そのまま帰ってきた。
クロイはまだ、戦い魔物の数を減らす事に、やっ気になっていた。
王は安堵と、観客を見て催す、トイレに向かい、用を足す逸れを見て居たシロイは、不意に敵感知で、王の後ろの数メートルでモンスターを確認する。
(まぁ見なかった事に、しますか。)
そのモンスターは初めに、王の足を掛けた、触手であり王でも倒す事が可能と、判断を下した為、見なかった事にした。
王は下半身を晒して、うんチングスタイルであった為……。
触手は難なく、トイレに向かった。
力む王の、トイレの囲い下から触手は王の背後に、向かった。
触手はムチの様な、棒状の触手を、王の身体に巻き付ける。
王の口に入る触手の先端。
声を挙げられず、王は藻掻く。
胸元に忍び寄る触手達、一方は前方下一方は後ろに、忍び寄る。
生暖かい触手の感触に、身体を攀じる王である。
其処へ王の居る、トイレの戸がノックされ、誰かが叩く。
王は助かったと思うが。
(やばい、戸の鍵が開いている。)
トイレのノブが回る、そして開けられた。
后が、ドワを開けた、一声が。
「貴方、浮気ね、触手と浮気なのね。」
首を降る王。
「変態だったなんて、もう知りません。」
后はそのまま扉を、締めた。
中で王は物凄く、首を降り泣いていた。
【王はどの様に、なったのかは、ご想像に任せます。】
その後シロイ、クロイ達は王国寄り、いつもの様に報奨を貰った。
(シルバーコイン5100枚)
王の事を、『ケダモノ』と場内(后のみ)が王に言っていた。
何が無くとも、王も助かったと思いたい。
(シクシク、生きてるは。)
ハキッリ言って、駄々っ子の如く浮かばれない兵士に、八つ当たりして、物凄く拗ねた。
そして…
その頃、魔物達は、ツツジの花の匂いに誘われて、徐々に徒党を組むまでに集まって来た。
その数、数千であった。
さて前に話した、何故此処に来たのかは、この花見自体関係無く、毎年恒例の魔物退治である。
この辺りの魔物は、毎年匂いに誘われて来る、その退治も、恒例で有った為、矢張り見物を楽しむ風物詩であった。
で、王は何かを忘れて、そのまま魔物寄せに成って締まった。
初めは蔦の魔物が出来た、王は歩いていた時に足を何かに、捕まれ転けた。
続いて、蜂の魔物が、頭上から襲ってきた。
逸れを手で交わしながら、後ろに後退して、崖から転げ落ちた。
崖下では、棍棒を持った魔物の群れが、王と目線が有った。
王は転げ落ちた拍子に、腰が痛く、立てなかった、そして魔物が近づく、『万事休す』。
と云うところ迄、シロイは崖上から見て居た。
シロイは横で食べていたクロイに、話した。
王は殺られたと思う時、その辺の警備兵に、助けられた。
警備兵は手持ちの槍を、投げつけ、魔物と王の前に突き刺さる。
そして兵は走り、王を庇い魔物と対峙していた。
この兵士は良く、クロイ、シロイの家に来た、兵士であった。
普段はのほほんとした兵士であったが、その実力はお墨付きであった。
王は兵士を見て思った。
(儂、惚れて舞う、男に庇いてもうたら。)
本気で胸キュンの王であったが、兵士は言い放つ。
「王は早く逃げて、ください、此処は私が抑えます。」
本気格好いい、兵士であった。
【兵士の名は考えて、おりません。】
王は腰が痛く、這いずってその崖をよじ上がる。
しかし殆ど同じ場所であった。
兵士はなるべく王に向かって来ぬ様に、魔物を誘導するが、如何せん数が多く、引きつけ難い。
でクロイ達は、お腹を満たし、下を見てたまに兵士の前方の、魔物を少し排除していた。
なんで殺ったのかは、その辺の小石を礫と云う石を指先で、投げ付ける昔の忍びの極意です。
【因みに、昔の忍び者では、火炎と云う、油(馬や犬らしい)油を使って、口から吐きつけた後に(霧にして)、逸れを燃やす観たいな~(?)事です。
ガソリンは無かったので…明治初頭までは日本には無い筈。(?)
不確かなので参考まで。】
そしてクロイは、言った。
「たまにはシロイが殺ったら。」
解ったとばかりに、シロイが荷物から剣を取り出し、慣れた用に、軽々と崖を下まで駆け下りて、王を抱え王の腰に、手を当て背中を擦る。
王は腰が良くなり、立ち出して、シロイは兵士に、キスをほっぺにして、魔物に向かって魔法(ブレストフレア)出あたり一面業火にして、魔物を焼き殺す。
その後魔法(ジヨロゥレイン)で辺りを豪雨が襲う。
業火の炎を消し去った。
だが又半数以上の魔物達であった。
そちらには、質ぜん的に、クロイが当たっていた。
では等の本人は、剣劇を観衆に披露するかの如く、魔物を切り伏せていた。
【すいません今回は、少し変態行為有り(升)。
誠に申し訳ありません。】
クロイの演舞を見た観客達は、お捻りを投げていた。
それ等は兵士が拾い、募金箱に収集。
そして其れは公庫に入る。
理不尽で無く、決まり事である、その為派手な演出も、クロイ達はし無ければ成らない。
王国からは、クロイ達は決まった額を貰うので、殆ど当たり前であった。
そして崖下の王は、兵士と共に上に来ていた。
王は何事も無い感じで、王座に座り、二人を眺めていた。
シロイの方も、パホーマンスが始まり、観客を魅了した。
魔物達は堪らず、少し下がり出す。
本来なら大型の魔物まで、出て来る筈であったが、前回クロイ達の親が倒した為、小型ばかりであった。
シロイ、クロイの活躍で、魔物は半数を失った、そして後の魔物達は逃げ出した、まるで蜘蛛の子を散らす様に。
逸れを見たシロイは、そのまま帰ってきた。
クロイはまだ、戦い魔物の数を減らす事に、やっ気になっていた。
王は安堵と、観客を見て催す、トイレに向かい、用を足す逸れを見て居たシロイは、不意に敵感知で、王の後ろの数メートルでモンスターを確認する。
(まぁ見なかった事に、しますか。)
そのモンスターは初めに、王の足を掛けた、触手であり王でも倒す事が可能と、判断を下した為、見なかった事にした。
王は下半身を晒して、うんチングスタイルであった為……。
触手は難なく、トイレに向かった。
力む王の、トイレの囲い下から触手は王の背後に、向かった。
触手はムチの様な、棒状の触手を、王の身体に巻き付ける。
王の口に入る触手の先端。
声を挙げられず、王は藻掻く。
胸元に忍び寄る触手達、一方は前方下一方は後ろに、忍び寄る。
生暖かい触手の感触に、身体を攀じる王である。
其処へ王の居る、トイレの戸がノックされ、誰かが叩く。
王は助かったと思うが。
(やばい、戸の鍵が開いている。)
トイレのノブが回る、そして開けられた。
后が、ドワを開けた、一声が。
「貴方、浮気ね、触手と浮気なのね。」
首を降る王。
「変態だったなんて、もう知りません。」
后はそのまま扉を、締めた。
中で王は物凄く、首を降り泣いていた。
【王はどの様に、なったのかは、ご想像に任せます。】
その後シロイ、クロイ達は王国寄り、いつもの様に報奨を貰った。
(シルバーコイン5100枚)
王の事を、『ケダモノ』と場内(后のみ)が王に言っていた。
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