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【特別編】カイネ御乱心、本物の強さと…
猫さんと化け物屋敷。③
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カイネは帰る素振りをした時、シツジさんが何かを言い出すが。
カイネはシツジさんが言うタイミングで、逆に話し出す。
「では、我々は明日もう一度来るので、今日の処は帰ります。」
シツジさんはにんまりと口の端が笑うのを、カイネがが見逃す筈は無かった。
そしてカイネは立ち去ろうと、振り向くのを、矢張りシツジサンは見逃す訳は無い。
逸れを待って居たかの様に、複数の人影を察知するカイネが。
「あっ、言い忘れてました、私先程魔法に不穏な物が無いかと、魔法では無くて、不穏な物に魔法を使わせて貰いました。」
すると倒れ込む魔物や、人影が数体。
逸れを驚きと困惑で見たシツジさんが、カイネとの距離を取って離れた。
「な、何故我々の行動が分かった。」
カイネは返答がてら言い放つ。
「おや~、なにか変ですよねぇ。
先程から気配を匂わせ、シツジさんの背後から殺意丸出しで、コ・チ・ラを伺う人の気配に気が付かぬ、とでも言いたげですけど。
私の放った魔法その程度だと、誰が言いました。」
シツジが居る奥から声がした。
「な、何者だ貴様。」
カイネはシツジに話し掛けて居ただけに、横槍を入れられた事に腹を立てた。
「私はシツジさんに話してます、貴方からの答えは求めて無い。」
カイネは無詠唱で、何か呟く様に言いながら、シツジさんの奥に隠れた者を、引きずり出す。
醜い姿を晒す魔物(悪魔種族・シャバストゥロール)、魔法似寄り拘束されては要るが抵抗してる抵で、も尚魔法を破らんとして藻掻いて居る。
「なるほど、貴方が此処にいる者を従わせたリーダー各ですか。」
「如何にも、我は人を騙しさらい壊す事が好きで、盗賊の…ぐわぁ~。」
(ぷち)
蚊が紛れて居た蚊の様に、シャバストゥロールは…おは早い退場となってしまった。
カイネは手を叩く様に。
(♪パンパン。)
とあっさり他の魔物を片付け、残る人の姿の者に言い放つ。
「はい、はい、魔物は今の内に言ってくださいねぇ、で無いと人と言え容赦しませんからねぇ。」
さしものシツジ達盗賊の仲間で在る者達は、命からがらそのまま魔物を置去りに、逃げ出して行く様に走る足が上がらず、のそのそと歩く無様な様に、ネズ公が一言。
「カイネ盗賊は捕まえないと。」
(ハッ、とするカイネが、盗賊達を魔法のロープを詠唱で縛りあげた。
と此処までは良かったのだが、以下にせん倒した魔物の後始末が、カイネにまっていたので在る。
「ねぇ、ネズ公これの後始末、どうにか楽に出来無いかなぁ~。
単に跡が残って、拭くと伸びるんだけど…。」
「カイネさん、魔法でちゃちゃっとで来ますか。」
「出来たら既にやってるって……。
も~ぅ何なのこの赤い後は…。」
「蚊を退治しても出る、エタノール反応でも出る異物だよ。」
「も~ぅどうにかして欲しい。」
「こればかりは、初めから魔物を外で倒すかしたら良かったのに。」
「だって、外に出してしまったら、他の人を巻き込むとかに成るのだけど…。」
「いやいや其処は手加減しようよ。」
「ないわぁ~、手加減出来たらこんな回りくどい事したと思う。」
「だよねぇ、カイネだもんねぇ。」
「まだ幽霊退治もあるんだけどねぇ。」
ネズ公が不思議そうな顔で言う。
「ぇ、えええ~っ。
か、カイネが浄化魔法で倒したのでは、無かったんかい。」
(ゴツン)
ネズ公の頭にちっちゃなハリセンがヒットしてました。
「魔物と人の両方を縛る魔法は、疲れるんだからねぇ、しかも抵抗出来無い様に、麻痺など様々に魔法かけ、行動阻害防御シールド展開して、範囲限定で魔法を放ち、逃げ出せぬ様に工夫までしてるんだよ。」
(襲っそろしい念には念を入れ方だなぁ、其れだけ魔法を一括で展開出来るのもカイネだけど、逸れをあんな短時間で展開出来るものとは。
こんな化け物と戦わなくて良かったと付くづく思ったは。
でも最初は手加減出来てたのに、どうしたんだ…。)
「カイネ…いや矢張り良いや。」
(こんな事カイネに言っても、意味ないからなぁ。)
カイネが振り向き、戸惑ってました
その後ある程度片付き、其処に手に塩と台座、お酒を抱えやって来たギル登場。
カイネを見るや。
「な、なにこの人達。」
ネズ公が察しろと言わんばかりにアゴで物を言う。
「ん…あっ盗賊なんだねぇ。」
変な処で察したギルであった。
「で、幽霊の方は確認は取れたの。」
カイネがやれやれと云う態度で、ギルの手にした品物を受け取り、祭壇を作り、御神酒を置いて。
カイネが目を丸くして言い放つ。
「なんだこの塩…。」
其処には黒ずんだ塩が袋いっぱいに入っていた。
ギルが。
「てへ。」
ギルが解らない行動をすると同時に、突っ込みが入る。
「ギル、何を買って来るんだ。」
ネズ公はやれやれと言う仕草をしてました。
ギルの言い訳。
「だって、商店街で…。」
ギル商店街での出来事。
店を彷徨くが、中々塩にはあり付けない。
(何なの、塩売り切ればかりで、売ってる雑貨屋さん無いんだけど。)
そして其処に目が引き寄せられた。
其れは特売情報のチラシ。
今日限定20名に、イカスミソースとイカの塩焼き、先着順で無料プレゼント。
と言う広告が目に止まる。
「塩~発見。」
(少し分けて貰えば大丈夫だなぁ。)
と言う事で、ギルは急いでその雑貨屋さんまで走る。
其処は既に大量の塩が、豪快に焼かれ黒ずんだ塩と化してました。
「と言う訳。」
カイネはがっかりした感じで、ギルの頭を撫でるのであった。
「辞めてよねぇ、髪の毛乱れるじゃ無い、まったく。」
顔を赤らめて、と言いつつギルは、照れてました。
カイネが真顔で。
「で何このまま使えるの…。」
「其れはカイネが使うんでしょ。」
「使えるかは…知らないけど、水入れて黒い部分を綺麗にしたら、風と太陽で浄化、そして使えばなんとかかなぁ。」
ネズ公が何か、考え込んで居た…。
ギルがネズ公に気が付き。
「とうした、愚ワイでも悪くなったのか。」
ネズ公が顔を上げて、言う。
「光魔法とか、誰が使えるんだ。」
ギルも項垂れて考え込んでしまった。
で、楽観視してる1人が呟く。
「簡単な事でしょう。」
ギルとネズ公は一片にカイネの方を向く。
(!!)
「ん、どうした二人共、何か変な事でも言った。」
脱力感が半端無い二人であった。
ネズ公が、脱力感のまま言う。
「カイネさん、其れが出来れば誰も苦労が無いって。」
カイネが二人の目の前で、塩の浄化を披露した。
「ねぇ、簡単でしょう。」
ギルは考える事を放棄した、ネズ公はカイネならと、楽観的に解決した事を素直に…。
「なんやねん、出来るなら最初からしてよねぇ。」
(ぽか)
余計な事を言った、ネズ公を叩くカイネであった。
その後祭壇を作り、酒、塩、聖寿の葉を捧げ、カイネが教会の真似事をしてました。
すると突然突風が天高く吹き、雲が出て暗くなったと思った矢先、温かい光が頭上から降り注ぎ、空気感が代わる。
余りの浄化された空気で、ギル、ネズ公など温かい温もりに包まれた様な感覚で、顔が緩んで居た。
其処に突然の悲鳴に似た、声が。
「ぎゃ~っ~。」
その声でネズ公、ギルが我に返る。
「な、なんだ。」
悪霊達が天に向かって粒子の粒の様に掻き消えた。
ギルがため息交じりで呟く。
「綺麗…浮かばれ無い魂が天に帰るのねぇ。」
カイネが真顔でギルに。
「そんな訳無いじゃん、有れは悪霊なんだから地獄行きよ。」
ネズ公がやれやれと言う感じで、手を横に…。
と、その時黒いマントに黒尽くめの者が、カイネと対峙して此方を見て居た。
その人物は異様な風貌で、カイネも少し悪寒を覚えた。
そして黒尽くめの者は、そのままカイネに背を向け石つぶてを此方に向けて放った。
カイネは見切った様な感じで右に避けるその時。
カイネの脇腹に石つぶてが当たり、カイネの左足にヒット。
カイネはその場に崩れ込む。
両手を土に付け、脇腹から出血、左足も怪我をした状態で、手を脇腹に当てながら即座に回復魔法をして治癒を施す。
ギル、ネズ公はその場で何が起こったか分からず、カイネの回復を待った。
黒尽くめの者はそのまま掻き消えた。
カイネはシツジさんが言うタイミングで、逆に話し出す。
「では、我々は明日もう一度来るので、今日の処は帰ります。」
シツジさんはにんまりと口の端が笑うのを、カイネがが見逃す筈は無かった。
そしてカイネは立ち去ろうと、振り向くのを、矢張りシツジサンは見逃す訳は無い。
逸れを待って居たかの様に、複数の人影を察知するカイネが。
「あっ、言い忘れてました、私先程魔法に不穏な物が無いかと、魔法では無くて、不穏な物に魔法を使わせて貰いました。」
すると倒れ込む魔物や、人影が数体。
逸れを驚きと困惑で見たシツジさんが、カイネとの距離を取って離れた。
「な、何故我々の行動が分かった。」
カイネは返答がてら言い放つ。
「おや~、なにか変ですよねぇ。
先程から気配を匂わせ、シツジさんの背後から殺意丸出しで、コ・チ・ラを伺う人の気配に気が付かぬ、とでも言いたげですけど。
私の放った魔法その程度だと、誰が言いました。」
シツジが居る奥から声がした。
「な、何者だ貴様。」
カイネはシツジに話し掛けて居ただけに、横槍を入れられた事に腹を立てた。
「私はシツジさんに話してます、貴方からの答えは求めて無い。」
カイネは無詠唱で、何か呟く様に言いながら、シツジさんの奥に隠れた者を、引きずり出す。
醜い姿を晒す魔物(悪魔種族・シャバストゥロール)、魔法似寄り拘束されては要るが抵抗してる抵で、も尚魔法を破らんとして藻掻いて居る。
「なるほど、貴方が此処にいる者を従わせたリーダー各ですか。」
「如何にも、我は人を騙しさらい壊す事が好きで、盗賊の…ぐわぁ~。」
(ぷち)
蚊が紛れて居た蚊の様に、シャバストゥロールは…おは早い退場となってしまった。
カイネは手を叩く様に。
(♪パンパン。)
とあっさり他の魔物を片付け、残る人の姿の者に言い放つ。
「はい、はい、魔物は今の内に言ってくださいねぇ、で無いと人と言え容赦しませんからねぇ。」
さしものシツジ達盗賊の仲間で在る者達は、命からがらそのまま魔物を置去りに、逃げ出して行く様に走る足が上がらず、のそのそと歩く無様な様に、ネズ公が一言。
「カイネ盗賊は捕まえないと。」
(ハッ、とするカイネが、盗賊達を魔法のロープを詠唱で縛りあげた。
と此処までは良かったのだが、以下にせん倒した魔物の後始末が、カイネにまっていたので在る。
「ねぇ、ネズ公これの後始末、どうにか楽に出来無いかなぁ~。
単に跡が残って、拭くと伸びるんだけど…。」
「カイネさん、魔法でちゃちゃっとで来ますか。」
「出来たら既にやってるって……。
も~ぅ何なのこの赤い後は…。」
「蚊を退治しても出る、エタノール反応でも出る異物だよ。」
「も~ぅどうにかして欲しい。」
「こればかりは、初めから魔物を外で倒すかしたら良かったのに。」
「だって、外に出してしまったら、他の人を巻き込むとかに成るのだけど…。」
「いやいや其処は手加減しようよ。」
「ないわぁ~、手加減出来たらこんな回りくどい事したと思う。」
「だよねぇ、カイネだもんねぇ。」
「まだ幽霊退治もあるんだけどねぇ。」
ネズ公が不思議そうな顔で言う。
「ぇ、えええ~っ。
か、カイネが浄化魔法で倒したのでは、無かったんかい。」
(ゴツン)
ネズ公の頭にちっちゃなハリセンがヒットしてました。
「魔物と人の両方を縛る魔法は、疲れるんだからねぇ、しかも抵抗出来無い様に、麻痺など様々に魔法かけ、行動阻害防御シールド展開して、範囲限定で魔法を放ち、逃げ出せぬ様に工夫までしてるんだよ。」
(襲っそろしい念には念を入れ方だなぁ、其れだけ魔法を一括で展開出来るのもカイネだけど、逸れをあんな短時間で展開出来るものとは。
こんな化け物と戦わなくて良かったと付くづく思ったは。
でも最初は手加減出来てたのに、どうしたんだ…。)
「カイネ…いや矢張り良いや。」
(こんな事カイネに言っても、意味ないからなぁ。)
カイネが振り向き、戸惑ってました
その後ある程度片付き、其処に手に塩と台座、お酒を抱えやって来たギル登場。
カイネを見るや。
「な、なにこの人達。」
ネズ公が察しろと言わんばかりにアゴで物を言う。
「ん…あっ盗賊なんだねぇ。」
変な処で察したギルであった。
「で、幽霊の方は確認は取れたの。」
カイネがやれやれと云う態度で、ギルの手にした品物を受け取り、祭壇を作り、御神酒を置いて。
カイネが目を丸くして言い放つ。
「なんだこの塩…。」
其処には黒ずんだ塩が袋いっぱいに入っていた。
ギルが。
「てへ。」
ギルが解らない行動をすると同時に、突っ込みが入る。
「ギル、何を買って来るんだ。」
ネズ公はやれやれと言う仕草をしてました。
ギルの言い訳。
「だって、商店街で…。」
ギル商店街での出来事。
店を彷徨くが、中々塩にはあり付けない。
(何なの、塩売り切ればかりで、売ってる雑貨屋さん無いんだけど。)
そして其処に目が引き寄せられた。
其れは特売情報のチラシ。
今日限定20名に、イカスミソースとイカの塩焼き、先着順で無料プレゼント。
と言う広告が目に止まる。
「塩~発見。」
(少し分けて貰えば大丈夫だなぁ。)
と言う事で、ギルは急いでその雑貨屋さんまで走る。
其処は既に大量の塩が、豪快に焼かれ黒ずんだ塩と化してました。
「と言う訳。」
カイネはがっかりした感じで、ギルの頭を撫でるのであった。
「辞めてよねぇ、髪の毛乱れるじゃ無い、まったく。」
顔を赤らめて、と言いつつギルは、照れてました。
カイネが真顔で。
「で何このまま使えるの…。」
「其れはカイネが使うんでしょ。」
「使えるかは…知らないけど、水入れて黒い部分を綺麗にしたら、風と太陽で浄化、そして使えばなんとかかなぁ。」
ネズ公が何か、考え込んで居た…。
ギルがネズ公に気が付き。
「とうした、愚ワイでも悪くなったのか。」
ネズ公が顔を上げて、言う。
「光魔法とか、誰が使えるんだ。」
ギルも項垂れて考え込んでしまった。
で、楽観視してる1人が呟く。
「簡単な事でしょう。」
ギルとネズ公は一片にカイネの方を向く。
(!!)
「ん、どうした二人共、何か変な事でも言った。」
脱力感が半端無い二人であった。
ネズ公が、脱力感のまま言う。
「カイネさん、其れが出来れば誰も苦労が無いって。」
カイネが二人の目の前で、塩の浄化を披露した。
「ねぇ、簡単でしょう。」
ギルは考える事を放棄した、ネズ公はカイネならと、楽観的に解決した事を素直に…。
「なんやねん、出来るなら最初からしてよねぇ。」
(ぽか)
余計な事を言った、ネズ公を叩くカイネであった。
その後祭壇を作り、酒、塩、聖寿の葉を捧げ、カイネが教会の真似事をしてました。
すると突然突風が天高く吹き、雲が出て暗くなったと思った矢先、温かい光が頭上から降り注ぎ、空気感が代わる。
余りの浄化された空気で、ギル、ネズ公など温かい温もりに包まれた様な感覚で、顔が緩んで居た。
其処に突然の悲鳴に似た、声が。
「ぎゃ~っ~。」
その声でネズ公、ギルが我に返る。
「な、なんだ。」
悪霊達が天に向かって粒子の粒の様に掻き消えた。
ギルがため息交じりで呟く。
「綺麗…浮かばれ無い魂が天に帰るのねぇ。」
カイネが真顔でギルに。
「そんな訳無いじゃん、有れは悪霊なんだから地獄行きよ。」
ネズ公がやれやれと言う感じで、手を横に…。
と、その時黒いマントに黒尽くめの者が、カイネと対峙して此方を見て居た。
その人物は異様な風貌で、カイネも少し悪寒を覚えた。
そして黒尽くめの者は、そのままカイネに背を向け石つぶてを此方に向けて放った。
カイネは見切った様な感じで右に避けるその時。
カイネの脇腹に石つぶてが当たり、カイネの左足にヒット。
カイネはその場に崩れ込む。
両手を土に付け、脇腹から出血、左足も怪我をした状態で、手を脇腹に当てながら即座に回復魔法をして治癒を施す。
ギル、ネズ公はその場で何が起こったか分からず、カイネの回復を待った。
黒尽くめの者はそのまま掻き消えた。
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