聖衣カウンター【聖女】

はじめの物語 （第一歩）

ネズ公に聞く。

　まだギルドです。
　其れはグリスベアを持って来た時、ギルが聞いてきた。
　腰の猫、どうしたんです。
（猫、？。）
「えぇと、猫ですか、サァ、見てませんが。」
　ギルは何かを見るが、解らない。
「貴方て、カイネさんは。」
　其れを聞き、言う。
「貴方でいいわよ。」
「では、なえ～と、何の話だっけ、あゝ、そう何故じゃない、もぅ。」
　いつも以上にテンパるギル。
（何なの、この子の心が読めない、こんな事初めてよ。）
「貴方の住んでいた、処はどこなの。」
「この国よ。」
（あれ、猫見てないつて、）
「では、腰の処のものは何。」
「え、あゝネズミですよ。」
（へ、何なのこの子。）
「貴方ネズミて何か知ってる。」
　カイネはつまんでネズミを見せる。
　ネズ公はまだ気をうしなっていた。
「で、此れがネズミと云う訳ね。」
「取り敢えず、私達は猫て云うけど。」
　カイネが、混乱する。
　ネズ公が起き、周囲をキョロキョロと確認する。
「すいません、私はネズミネズ公で、カイネと一緒に来ました。」
　ギルはネズミと云うこれをみた。
「さっきもいつたけど、私は貴方の事を猫ていいますよ。」
「俺かよ、ネズミだろ。」
　カイネも頷く。
【すいません結構くどくなって仕舞いました。
　この世界で、ネズミとは大型のモンスターで、犬を云い表す、増えるんです物凄く居るんです犬は。】
　その後ネズミなのにと言いつつ、猫と云う事に成りました。
（納得がいかん、ネズミだろ。）
　ネズ公はそのまま他の者ギルド職員に、可愛がられ、ご満悦。
　周囲を女の人に囲まれ、ネズ公はちやほやされ、小さな体なので、スカートの中を見放題と云う歓喜でいっぱい。
（まぁ、良いか。）
　カイネはネズ公を、つまんで胸ポケットに仕舞う。
（極楽だ、本当良いのかよ。）
　ハッキリ言って、胸に押し込むのがネズミとはね。
　　一抹の不安は有る物の、ネズ公は色々と役に立つ。
　カイネはそんな感じに考えた。

　そしてグリスベアに付いて。
　本来ならモンスターの、一部を持って来れば良い。
　まあ一部と言っても、決まって要る。
　例えば、今回はグリスベアーでは、舌とかに成る。
　其れをまるまる一頭とは、このギルド始まって以来初であった。
「ね、こんなのグリズベアーどうするんです、今後の課題ですよ。」
「まるまる一頭て、本当初めてだから、でもこのお肉とても高いし、売っちゃう。」
「そうね、皆で鍋なんてどう。」
「それより、売っちゃうのよ。」
　等と言い争いは続く、その時ギルが言う。
「これは皆で、食べます。」
　凄い歓声がわく、だが高いの声にカイネ『だけ』が反応、金が無いカイネ。
「解りました、ギルドで買い取ると云う訳だ。」
　それをギルが聞き、言い直す。
「矢張り売り払います。」
　超物凄い『ブウイング』の嵐。
（ブヴゥーフヴゥーウ）
（仕方無い、今回は折れるか。）
「では、お前ら肉を食いたくば、金を出せ。」
（シーーーン）
　流石に金を出せと言われて、静まり返り、沈黙が続いて。
　だが勇敢な一人が堪らずに。
「私、払いますよ。」
　その言葉に虎王して、他の者も言う。
「私も、払います。」
　その後、可成りの金をカイネが稼ぐ。
　因みに、まだギルド内の人は、知らないけど、その後にもカイネは持ってきます、味を占めて。
　ホクホクのカイネは、一緒に肉も堪能していた。
　流石のちゃ借り物です。
　ネズ公もね一緒に、クマ肉を食べた。
　そしてその後は、ギルドでレベルを調べるが、レベル1のままと云う。
　本当に人なのかとカイネは、疑われた。
　人の革を被る化物、人で無い人で無しと成。
　カイネは称号を貰う。
　レベルゼロの人と、守銭奴の人。