聖衣カウンター【聖女】

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 ♪寝ぼけた弾みでばばんば〜ん!。

 クマの心クマった人々。

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 ハイレーインと言う国から訪れた1人の凄腕の若き冒険者『キッスル』男が、可成り長い長剣を背負う様に小柄な成りをして歩く姿は、滑稽と言わざる得ない。
 だが、その姿を見た魔物達は、一撃で半身を切られ真っ二つに成るなど正に凄腕と言える者であった。
 在る場所の洞窟に入って、奥に進む、入口近くの敵を容赦無く薙ぎ倒す、そのまま奥に向かうのであった。
 可成り最奥で、要約休憩を取る為に、剣を背中に戻し※腰を降ろし座ると当然腰が剣に寄り空気椅子の様に宙に浮く。
 そのまま腰から下げたカバンからコップや、食べ物を出してくつろぐのであった。
 
 さてその頃カイネ達は遺跡では無く、洞窟に教えられて来て居ます。
 此処の洞窟では、クマの好みの餌となる蜂『エボールビー』が生み出す『蜂蜜』を求め蜂が息して居る住処、その為ヱロルートに案内をして貰って居た。
 蜂は危険なので、入口近くで火を使い、特殊調合した魔物の排出物を乾燥した物を入口を塞ぐ様に山積みで置き、洞窟内部の魔物を燻す様に………ヱロルートが支度をしてカイネ達と火を付けた。
 物凄い煙が洞窟内部を進む。
 洞窟内部では蜂達が、煙を吸い込むとボトボトと地面に横たわる。
 中の魔物達は、煙から逃げ惑う様に奥にと進む。
 その洞窟中では盗賊達が巻き込まれ、魔物が盗賊を襲いつつ奥に突き進む。
 奥に同様に進む盗賊達が、自身達が仕込んだトラップに引っかかリつつ、最奥で………悲鳴をあげる。
「ぎゃー!」

 その後2時間経過。
 洞窟内部では酸欠状態の魔物、盗賊、蜂が………ピクピクと地面に横たわる場所を横目に進むカイネ達。
 ホクホクなカイネは蜂蜜を大量にゲットして、しかも盗賊達が集めた戦利品を拝借【重要】カイネ達は蜂蜜を集めが主体の為、横たわる人などゴミ同然で、放置してます。
 
 その頃洞窟で、休憩中のキッスルは殺気を敏感に察知した。
 見慣れぬ冒険者が手に手に異様な武器を持ち、操られた様に襲い来る。
 一般人を殺める事は、冒険者では禁忌の為に、キッスルは殺気を感じても手が出せ無い状態であった。
「何者だ。」
 キッスルの苦言に何も応えない、そのままキッスルの方に向かって来る冒険者達は、目が異様な輝きを見せながらキッスルに襲い架かる。
 流石に自身の身を守る行為自体禁止は無いので、剣を構え向かい合う様に、再度話す。
「私を襲っても、何も、」
 お構い無しで冒険者が手にした剣が振り下ろされる。
「何を言っても無駄な様ですねぇ、では歯向かい致します。」
 鼻先をかすめる剣がキッスルを捉える様に振り下ろされる。
 キッスルも寸での処で左右に交わす。
 今度は後方から来た冒険者の剣を上から叩きつけ、前の冒険者にキッスルは体当たり、したのだが剣と剣がぶつかり鍔迫り合いの様に、押し込まれたキッスルは寸でのタイミングで斜め後方に交わす。
 尚も必要に迫られる、が魔物が襲い来る。
 そのまま出口まで逃げる様に、キッスルは逃げて出口まで辿り着く。
 魔物と冒険者達はそのまま攻撃し合う事で難を逃れたキッスルで有った。 
(やばかった、あのまま攻撃してたら死人も出てたかも。)
 キッスルは洞窟を跡に、他の場所逃げて行くのであった。
 
 その頃カイネも又洞窟を跡に、遺跡へ向かう。
「カイネ、その戦利品は…。」
 ネズ公は宝飾品の中にヤバイ品物が在る事を懸念事項にカイネに言うが、当の本人は気にする様子が無いまま、ヱロルートに渡してしまった。
 ヱロルートは其れ等を貰い、自身の住む街に帰って行った。
 カイネ達はヱロルートと別れ、遺跡に到着。
 此処は、遺跡でも比較的新しい場所の様であった。
 広範囲に及ぶ遺跡だが、遺跡入口と成る場所には、可成り人の出入りが極最近まであった様に見える。
 至る場所には火を起こした竈跡がみて取れる。
 冒険者などは此処で中に入る前の準備をした様である。
 まぁ見た目が大きいが中は余り大きいとは言い難い。
 左右には崩れた場所や、何に使われたか分からない異物か横たわる。
 ほぼ瓦礫の様であるが、魔物達にしたら住処となり、様々に居る事は明らかで在ろう。
 カイネは自然と入口らしき場所から中の様子を伺う。
 中ではくまが居る様には思えない場所であった。
「此処は此処で中に入ってみたいけど、何も居そうに無いわねぇ、次の場所に向かうは。」
 など言い残すとサクサク次の場所に歩みを進める。
 その様な感じで、4ヶ所目の遺跡に到達。
 小さ目な遺跡だが、中は中々広く感じ取ったカイネで在る。
「此処はヤバイ場所の様ねぇ。」
 ネズ公は不思議とカイネの言葉を聴いて、同じ様に思った。
 今までの遺跡とは明らかに異質で、入口自体開け放たれ、中は見えずとも多くの魔物が居る様に思えた。
 其れは経験に基づく直感で在るが、カイネに言われ確信に変わった瞬間であった。
「ヤバイ、此処はやばすぎるぞ、カイネ。」
「ぇ…。」
「不用意に入れば、痛い目に合う様に思える。」
「私を誰だと思ってる、ネズ公。」
 今までに無い返答に、ネズ公はカイネの顔を覗き込む。
(狂戦士の様に見えるが…。)
「カイネ分かってると思うが、慎重に進む方が良いぞ。」
 カイネは高ぶる鼓動に変な好奇心まで見せて居た。
 其れは魔物とは呼べない悪魔的な魔の気配で、今まで叩きのめした魔物とかは格段に魔を醸し出す分気で、得体が知れない空気間を出すのであった。
 一般の人は此の空気間まで分かる筈も無いのだが、密閉空間特有の嫌な気配とかはし無い感じで在る。
 入って仕舞えば、死しても気が付かない様な感じで在ろう。

 その頃キッスルは先に此処の遺跡の中で、探査を開始してクマ『※メーガグリズ』退治を開始してました。
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