42 / 82
新章の前です。
赤龍…炎龍の配下の者ですけど…(その2)
しおりを挟む
カイネ達は、副官の持って来た依頼内容に目を通す。
【カイネ宛。
此度ギルド寄り『トウリカ』方面の、山岳との音信が途絶えた、その為ギルド冒険者数名を派遣する事に成りました。
1番近いギルドで有るカイネ様のギルドへ。
付いては貴殿のギルドに置いても確認をする冒険者を派遣して貰う、少しの情報で構わないので、音信の途絶えた範囲の捜索をお願い致します。
ギルドマスターバートン寄り。】
カイネはこの手紙を二度に渡り確認。
もう一通のギルからの依頼書をカイネは読んだ。
【トウリカ方面の情報が来ないので責任持って確認して欲しい。
何が有っても敵を倒す事は駄目。
生きている人が居たら必ずギルドまで送り届ける事。
全責任はカイネが持つ事。
ギルドに責任を押し付けない事。
以上。
ギル寄り。】
カイネ考え中……。
カイネは肩の上に居る副官に言った。
「キャンセルって駄目かなぁ~。」
副官はゆっさゆっさ去れながら、哀れみの顔で言った。
「多分~、無理でしょう、前回の事も有るので確かギルさんの宝物を全部灰にしたのでは、その時の付けと思って引き受ける方が得策かと。」
「手痛い付けだなぁ~、ん……まぁ何とかなるかなぁ~…。」
そしてカイネはサラサを見て、サラサはそのまま姿を消し何処かに向かって行った。
カイネは独り言の様に、副官には聴こえて居たのだが、つぶやいた。
「はぁー何処かに有能な…。」
此処ぞと計り起き出したネズ公が、して演られた感丸出しで、カイネの方を見た。
(ちぃ悪どさには参る、カイネのやっ解りながら嫌な事を押し付けてきた。)
などと思うネズ公であったが、満更で無いネズ公なのであった。
「まぁ仕方無い、それ寄り先に副官を降ろしてあげてはどうなのだ。」
我れ冠さずのカイネ、面白がりながら、ネズ公の言い分を右から左に受け流すのであった。
そして散々おもちゃにしても、話しが進ま無いので、このまま進むネズ公。
「カイネょ、場所は把握しているのか。」
自然と副官がネズ公に目が行った。
「あっなるほど、だが……だよなぁ。」
意外に理解が早いと、副官はネズ公を見て思っていた。
副官としては、ネズ公は単なるネズミだが、有能なネズミで在るとは理解の外であった。
(この様なネズミでは、単に足手まといでは無いのだろううか。)
まぁ副官で無くても、一般の人から見た時のネズ公は、単なる(此処ではネコ)で在る。
まぁその桃李だが、学者の知識はそ辺の人と比べて数倍以上であった事は言うまでも無い。
薄っぺらな、知識だけどカイネはネズ公の作戦自体は結構利用してます。
そして一行はトウリカ方面に出向く事に成った。
【トウリカ方面、寒暖の差も無い果てしない砂漠に有るオアシス的な場所、だが、行く迄は平坦な道路が整備され、両脇に水路、飲料水と成為の物が並走して走っって居る。
その為処々では水路が離れたり戻ったりの道路である。
トウリカとはこの辺では、次の場所経の中間地点です。】
さてカイネは、道路を並走する水路から偶に水を汲んでは、食事を変わり代わりに作り、休みを入れた。
水路にはその為の補給所的な物が点在しています。
稀では有るがたまに人々ともすれ違う事が有ってもトウリカ方面からの人々にはまだ合う事が無い様であった。
ネズ公はその事を抱く心配するのであった。
「カイネ、この分だとトウリカでの事変は大事だぞ、人々の往来が物語るこんな事はあり得ない、もしかしたらだが何か良からぬ事でも有っても不思議では無い。」
などと少し恐ろしげにネズ公は、カイネ達へ言った。
【カイネ宛。
此度ギルド寄り『トウリカ』方面の、山岳との音信が途絶えた、その為ギルド冒険者数名を派遣する事に成りました。
1番近いギルドで有るカイネ様のギルドへ。
付いては貴殿のギルドに置いても確認をする冒険者を派遣して貰う、少しの情報で構わないので、音信の途絶えた範囲の捜索をお願い致します。
ギルドマスターバートン寄り。】
カイネはこの手紙を二度に渡り確認。
もう一通のギルからの依頼書をカイネは読んだ。
【トウリカ方面の情報が来ないので責任持って確認して欲しい。
何が有っても敵を倒す事は駄目。
生きている人が居たら必ずギルドまで送り届ける事。
全責任はカイネが持つ事。
ギルドに責任を押し付けない事。
以上。
ギル寄り。】
カイネ考え中……。
カイネは肩の上に居る副官に言った。
「キャンセルって駄目かなぁ~。」
副官はゆっさゆっさ去れながら、哀れみの顔で言った。
「多分~、無理でしょう、前回の事も有るので確かギルさんの宝物を全部灰にしたのでは、その時の付けと思って引き受ける方が得策かと。」
「手痛い付けだなぁ~、ん……まぁ何とかなるかなぁ~…。」
そしてカイネはサラサを見て、サラサはそのまま姿を消し何処かに向かって行った。
カイネは独り言の様に、副官には聴こえて居たのだが、つぶやいた。
「はぁー何処かに有能な…。」
此処ぞと計り起き出したネズ公が、して演られた感丸出しで、カイネの方を見た。
(ちぃ悪どさには参る、カイネのやっ解りながら嫌な事を押し付けてきた。)
などと思うネズ公であったが、満更で無いネズ公なのであった。
「まぁ仕方無い、それ寄り先に副官を降ろしてあげてはどうなのだ。」
我れ冠さずのカイネ、面白がりながら、ネズ公の言い分を右から左に受け流すのであった。
そして散々おもちゃにしても、話しが進ま無いので、このまま進むネズ公。
「カイネょ、場所は把握しているのか。」
自然と副官がネズ公に目が行った。
「あっなるほど、だが……だよなぁ。」
意外に理解が早いと、副官はネズ公を見て思っていた。
副官としては、ネズ公は単なるネズミだが、有能なネズミで在るとは理解の外であった。
(この様なネズミでは、単に足手まといでは無いのだろううか。)
まぁ副官で無くても、一般の人から見た時のネズ公は、単なる(此処ではネコ)で在る。
まぁその桃李だが、学者の知識はそ辺の人と比べて数倍以上であった事は言うまでも無い。
薄っぺらな、知識だけどカイネはネズ公の作戦自体は結構利用してます。
そして一行はトウリカ方面に出向く事に成った。
【トウリカ方面、寒暖の差も無い果てしない砂漠に有るオアシス的な場所、だが、行く迄は平坦な道路が整備され、両脇に水路、飲料水と成為の物が並走して走っって居る。
その為処々では水路が離れたり戻ったりの道路である。
トウリカとはこの辺では、次の場所経の中間地点です。】
さてカイネは、道路を並走する水路から偶に水を汲んでは、食事を変わり代わりに作り、休みを入れた。
水路にはその為の補給所的な物が点在しています。
稀では有るがたまに人々ともすれ違う事が有ってもトウリカ方面からの人々にはまだ合う事が無い様であった。
ネズ公はその事を抱く心配するのであった。
「カイネ、この分だとトウリカでの事変は大事だぞ、人々の往来が物語るこんな事はあり得ない、もしかしたらだが何か良からぬ事でも有っても不思議では無い。」
などと少し恐ろしげにネズ公は、カイネ達へ言った。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
父が死んだのでようやく邪魔な女とその息子を処分できる
兎屋亀吉
恋愛
伯爵家の当主だった父が亡くなりました。これでようやく、父の愛妾として我が物顔で屋敷内をうろつくばい菌のような女とその息子を処分することができます。父が死ねば息子が当主になれるとでも思ったのかもしれませんが、父がいなくなった今となっては思う通りになることなど何一つありませんよ。今まで父の威を借りてさんざんいびってくれた仕返しといきましょうか。根に持つタイプの陰険女主人公。
真実の愛のお相手様と仲睦まじくお過ごしください
LIN
恋愛
「私には真実に愛する人がいる。私から愛されるなんて事は期待しないでほしい」冷たい声で男は言った。
伯爵家の嫡男ジェラルドと同格の伯爵家の長女マーガレットが、互いの家の共同事業のために結ばれた婚約期間を経て、晴れて行われた結婚式の夜の出来事だった。
真実の愛が尊ばれる国で、マーガレットが周囲の人を巻き込んで起こす色んな出来事。
(他サイトで載せていたものです。今はここでしか載せていません。今まで読んでくれた方で、見つけてくれた方がいましたら…ありがとうございます…)
(1月14日完結です。設定変えてなかったらすみません…)
父が再婚してから酷い目に遭いましたが、最終的に皆罪人にして差し上げました
四季
恋愛
母親が亡くなり、父親に新しい妻が来てからというもの、私はいじめられ続けた。
だが、ただいじめられただけで終わる私ではない……!
五年目の浮気、七年目の破局。その後のわたし。
あとさん♪
恋愛
大恋愛での結婚後、まるまる七年経った某日。
夫は愛人を連れて帰宅した。(その愛人は妊娠中)
笑顔で愛人をわたしに紹介する夫。
え。この人、こんな人だったの(愕然)
やだやだ、気持ち悪い。離婚一択!
※全15話。完結保証。
※『愚かな夫とそれを見限る妻』というコンセプトで書いた第四弾。
今回の夫婦は子無し。騎士爵(ほぼ平民)。
第一弾『妻の死を人伝てに聞きました。』
第二弾『そういうとこだぞ』
第三弾『妻の死で思い知らされました。』
それぞれ因果関係のない独立したお話です。合わせてお楽しみくださると一興かと。
※この話は小説家になろうにも投稿しています。
※2024.03.28 15話冒頭部分を加筆修正しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる