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問4 追跡者

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「うん大丈夫」

そういうと彼は立ち上がろうとするがしかし

「あれれ?あれ?」

この暑さと疲労のせいだろうか上手くたつことができていなく、彼の足下はおぼつかないといった様子だ。

「肩を貸してやる。保健室に連れていくから俺につかまれ」

「そんな悪いよ」

「いいから早くしろ」

彼は遠慮しながらも俺の行為に甘えることにしたようだがその時

「やっと追いついたよ倉敷くーんw」

首から上が丸い球体のような野球部らしき面持ちの彼らの姿がそこにはあった

「さぁ倉敷くん話があるから一緒に来てくれない?」

倉敷?この眼鏡の彼のことか

俺はふと朝聞こえてきた噂話の内容が脳裏によぎった

そうかこいつが......

「君たちはいったい何をいっているんだ?彼は今こんな状態なんだぞ?俺はこれから保健室に連れていってやるつもりだから話とやらは後にしてくれ」

俺はそいい放ってこの場を切り抜けようとしたがしかし

「じゃあ俺らが連れていきますよ!それなら問題ないでしょう?」

そうくるか

倉敷とやらはあからさまに「やばい」といったような表情をしている。

理由はともかく助けてやるべきだろう。

「それはグッドアイデアだ」

俺はそういった





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