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番外編を集めてる^_^ ねこネコ(=^ェ^=)
番外編……彩映とボク2
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「えっ? なななんで? なんで? ボクの部屋でみんなで撮影会と、放映会してるの!」
おはようございます。
千夏です。
完全覚醒しました。
そうしたらボクの部屋で、母さんの妹の月ちゃんとレクおじさんとレクおじさんの奥さんのふぅちゃんが嬉しそうにわきゃわきゃしてます。
それに僕の従姉になるミアお姉さんが目を輝かせていました。
ちなみにふぅちゃん夫婦の長女。
ミアお姉さんは愛称。実は本人も自分の本名を覚えてないと胸を張ってました。
ふぅちゃんたちは三人の子供がいて、後、ミアお姉さんのお兄さんと弟がいます。
ミアお姉さんのお兄さんは、カズール家の凛音のお父さんです。
そして、レクおじさんによると、今、末っ子はマガタ公爵領の寄宿舎で半年間勉強してます。
騎士になる気はあまりないらしいです。
うーん……ボクは騎士にもなりたいし、医師にもなりたい。
でも、目の前の公開処刑のような鑑賞会はやめて~!
しかも風深が、
「いいなぁ。にーに。風深も一緒に寝たかったのに」
って言ってる。
やだよ。
風深は絶対彩映にしがみつくんだから。
ボクが彩映に抱きつかれたいんだから!
でも……父さんの服を引っ張る。
「朝から何で集まってるの?」
「だから言ったのに。今日は月姉やレクとふぅちゃんが来るって言ってたでしょ?」
「ね、寝ぼけてたんだもん! それに、忘れてたよ。でも、誰が撮ってたの?」
「わたくしよ? だってとっても可愛かったのですもの」
コロコロ笑うのは、彩映の守護竜のマレーネさま。
「ヴァーソロミューさまや清婉の王に相談して、これをいただいてよかったわ。可愛い彩映を一生撮り溜めないと」
「ドラゴンが何で撮り溜めるの? それに、もらうって何?」
「わたくし、清婉の王から正式に彩映の守り手として命ぜられたの。そうすると形ばかりは後宮騎士団所属となってしまったのね? 後宮騎士団というのはわたくしにはよくわからないのだけれど、彩映のためにって言われたから了承したの。でも、お給料っていうものが発生したのね? それもよくわからなかったけれどお金って基本的にわたくしたち必要ないでしょう? 代わりに彩映のためのものを集めたいってお伝えしたら、清婉の王がいろいろ紹介してくださったの。それにたくさん支援もいただいたわ」
ものすごく嬉しそう。
それに何?
その髪飾りとか、靴とか……。
「あっ! そのリボン! カズールのおばさまのお店のだ!」
「そうなの? ほら、白地のリボンと銀糸金糸で刺繍されていて、美しいと思って」
「ずるい……ボク、今度お手伝いして貯めてたお小遣いで買おうと思ってたのに……」
セイおじさんの奥さんのエリーゼおばさまは、職業婦人……というか、芸術家だ。
デザイナーとして有名なのは、レイル・マルムスティーン家のメオの大おばさまや大おばあさまにあたる方たちだけど、エリーゼおばさまは布から自分で織り上げるため、糸を作る虫や植物を育てて、染色していく。
その間にデザインを考え、色々な専門の職人を教育する。
リボンや小さい刺繍の雑貨もその合間に作り、ボクたち甥姪にも着ぐるみパジャマとか、仮装用衣装も提供する、趣味に生きる人。
何の因果か父さんや母さん、ふぅちゃん、ボクと風深と彩映が可愛くて仕方ないと公言する人。
そういえば、幸矢おじさんや蒼記おじさん……こう言わないとくすぐりの刑をされるんだよね? ……が口癖のようにいうけれど、巨人のように大きい、うちの父さんのどこが可愛いのか……不思議だ。
「どうしたの?」
ボクの視線に父さんが首を傾げる。
「……父さんって、可愛いのかなって思って。セイおじさんは言わないけど、幸矢おじさんたちとエリーゼおばさまはよく、父さんのこと、可愛い可愛いって言ってるなぁって」
「……忘れなさい。過去の黒歴史だから」
「昔から可愛いって言ってたわね。これも貰ったわ」
「わぁぁ! それは、それはぁぁ!」
慌てる父さんの手を避けて楽しそうだ。
「何でそんな闇が流失してるんです?」
「オレと取引したんだ~悪いな、ちぃ」
「取引しないで!」
「いいじゃん」
乱暴な口調だけど、実はとっても繊細な月ちゃんは、細い指でサンドイッチをつまむ。
今日は正式なお茶会じゃないので、サンドイッチの具……パンの間に挟むものはハムや卵、野菜といろいろだ。
でも彩映はアレルギーがあるから、食べられないものが多い。
パンは米粉という特別な粉と、美味しい水で作ってるみたい。
ボクはどっちも好きだな。
紙には、ボクの写真……。
アレ? こんなピンクのワンピース着たことないけど……。
「それ、千夏に似てるけど、ちぃだから。隣がひゅうか」
「……母さん、可愛い。あれ? お隣は……」
「暗黒時代のオレだ」
卵サンドを食べ終えた月ちゃんは、次はツナサンドだ。
きゅうりサンドは苦手みたいだね。
でも、母さんも月ちゃんも可愛いと思うのに、なんで黒歴史みたいにいうのかな?
隣の部屋との扉が開いた。
一応、ボクの部屋の隣が彩映の部屋。
さっき、母さんがぐずぐずしてごきげん斜めの彩映を連れて行ったんだ。
着替えてきたのかな?
そう思ったら、母さんにしがみついてる彩映。
アレ? さっきのパジャマのままだ。
「どうしたの? 日向夏」
「ちぃ……ちょっと、ヴィクトローレおじさまをよんできてくれないかしら?」
「ママ、だっこ……」
ぐずぐず……顔を赤くしてべそをかいてる彩映。
「はいはい」
母さんは後ろを向いて、膝をつくと彩映を抱きしめる。
背中をポンポン叩いてるのは、あやしてるんだね。
「おやすみしましょうか。ママとお隣にいきましょうね」
ゆっくり口を動かして話す、母さん。
書いている時間がもったいないもんね。
その間にレクおじさんが部屋を出て行った。
父さんの代わりに、ヴィクトローレおじいちゃんを呼びに行ったみたい。
「彩映~パパが抱っこするよ?」
彩映がびっくりしないように笑いながら、手を伸ばす。
「パパ……」
「ほーら、だっこ」
抱き上げて、
「悪い。月姉、ふぅちゃん。千夏と風深を頼むね」
と言いながら隣の部屋に二人で消えていく。
「うーん……風邪かな。まぁいいことだ」
月ちゃんがふぅちゃんの飲んでいるカップにお茶を注ぎながら笑う。
「月ちゃん。風邪、大変だよ?」
「違う違う。病気になるのがいいことじゃなくて……うーん、甘えるのが可愛いのはいいことだと思ってな?」
「彩映はいつも可愛いよ?」
大丈夫かな?
昨日、冷えちゃったのかな……。
早く遊べますように……。
僕は祈ったのだった。
おはようございます。
千夏です。
完全覚醒しました。
そうしたらボクの部屋で、母さんの妹の月ちゃんとレクおじさんとレクおじさんの奥さんのふぅちゃんが嬉しそうにわきゃわきゃしてます。
それに僕の従姉になるミアお姉さんが目を輝かせていました。
ちなみにふぅちゃん夫婦の長女。
ミアお姉さんは愛称。実は本人も自分の本名を覚えてないと胸を張ってました。
ふぅちゃんたちは三人の子供がいて、後、ミアお姉さんのお兄さんと弟がいます。
ミアお姉さんのお兄さんは、カズール家の凛音のお父さんです。
そして、レクおじさんによると、今、末っ子はマガタ公爵領の寄宿舎で半年間勉強してます。
騎士になる気はあまりないらしいです。
うーん……ボクは騎士にもなりたいし、医師にもなりたい。
でも、目の前の公開処刑のような鑑賞会はやめて~!
しかも風深が、
「いいなぁ。にーに。風深も一緒に寝たかったのに」
って言ってる。
やだよ。
風深は絶対彩映にしがみつくんだから。
ボクが彩映に抱きつかれたいんだから!
でも……父さんの服を引っ張る。
「朝から何で集まってるの?」
「だから言ったのに。今日は月姉やレクとふぅちゃんが来るって言ってたでしょ?」
「ね、寝ぼけてたんだもん! それに、忘れてたよ。でも、誰が撮ってたの?」
「わたくしよ? だってとっても可愛かったのですもの」
コロコロ笑うのは、彩映の守護竜のマレーネさま。
「ヴァーソロミューさまや清婉の王に相談して、これをいただいてよかったわ。可愛い彩映を一生撮り溜めないと」
「ドラゴンが何で撮り溜めるの? それに、もらうって何?」
「わたくし、清婉の王から正式に彩映の守り手として命ぜられたの。そうすると形ばかりは後宮騎士団所属となってしまったのね? 後宮騎士団というのはわたくしにはよくわからないのだけれど、彩映のためにって言われたから了承したの。でも、お給料っていうものが発生したのね? それもよくわからなかったけれどお金って基本的にわたくしたち必要ないでしょう? 代わりに彩映のためのものを集めたいってお伝えしたら、清婉の王がいろいろ紹介してくださったの。それにたくさん支援もいただいたわ」
ものすごく嬉しそう。
それに何?
その髪飾りとか、靴とか……。
「あっ! そのリボン! カズールのおばさまのお店のだ!」
「そうなの? ほら、白地のリボンと銀糸金糸で刺繍されていて、美しいと思って」
「ずるい……ボク、今度お手伝いして貯めてたお小遣いで買おうと思ってたのに……」
セイおじさんの奥さんのエリーゼおばさまは、職業婦人……というか、芸術家だ。
デザイナーとして有名なのは、レイル・マルムスティーン家のメオの大おばさまや大おばあさまにあたる方たちだけど、エリーゼおばさまは布から自分で織り上げるため、糸を作る虫や植物を育てて、染色していく。
その間にデザインを考え、色々な専門の職人を教育する。
リボンや小さい刺繍の雑貨もその合間に作り、ボクたち甥姪にも着ぐるみパジャマとか、仮装用衣装も提供する、趣味に生きる人。
何の因果か父さんや母さん、ふぅちゃん、ボクと風深と彩映が可愛くて仕方ないと公言する人。
そういえば、幸矢おじさんや蒼記おじさん……こう言わないとくすぐりの刑をされるんだよね? ……が口癖のようにいうけれど、巨人のように大きい、うちの父さんのどこが可愛いのか……不思議だ。
「どうしたの?」
ボクの視線に父さんが首を傾げる。
「……父さんって、可愛いのかなって思って。セイおじさんは言わないけど、幸矢おじさんたちとエリーゼおばさまはよく、父さんのこと、可愛い可愛いって言ってるなぁって」
「……忘れなさい。過去の黒歴史だから」
「昔から可愛いって言ってたわね。これも貰ったわ」
「わぁぁ! それは、それはぁぁ!」
慌てる父さんの手を避けて楽しそうだ。
「何でそんな闇が流失してるんです?」
「オレと取引したんだ~悪いな、ちぃ」
「取引しないで!」
「いいじゃん」
乱暴な口調だけど、実はとっても繊細な月ちゃんは、細い指でサンドイッチをつまむ。
今日は正式なお茶会じゃないので、サンドイッチの具……パンの間に挟むものはハムや卵、野菜といろいろだ。
でも彩映はアレルギーがあるから、食べられないものが多い。
パンは米粉という特別な粉と、美味しい水で作ってるみたい。
ボクはどっちも好きだな。
紙には、ボクの写真……。
アレ? こんなピンクのワンピース着たことないけど……。
「それ、千夏に似てるけど、ちぃだから。隣がひゅうか」
「……母さん、可愛い。あれ? お隣は……」
「暗黒時代のオレだ」
卵サンドを食べ終えた月ちゃんは、次はツナサンドだ。
きゅうりサンドは苦手みたいだね。
でも、母さんも月ちゃんも可愛いと思うのに、なんで黒歴史みたいにいうのかな?
隣の部屋との扉が開いた。
一応、ボクの部屋の隣が彩映の部屋。
さっき、母さんがぐずぐずしてごきげん斜めの彩映を連れて行ったんだ。
着替えてきたのかな?
そう思ったら、母さんにしがみついてる彩映。
アレ? さっきのパジャマのままだ。
「どうしたの? 日向夏」
「ちぃ……ちょっと、ヴィクトローレおじさまをよんできてくれないかしら?」
「ママ、だっこ……」
ぐずぐず……顔を赤くしてべそをかいてる彩映。
「はいはい」
母さんは後ろを向いて、膝をつくと彩映を抱きしめる。
背中をポンポン叩いてるのは、あやしてるんだね。
「おやすみしましょうか。ママとお隣にいきましょうね」
ゆっくり口を動かして話す、母さん。
書いている時間がもったいないもんね。
その間にレクおじさんが部屋を出て行った。
父さんの代わりに、ヴィクトローレおじいちゃんを呼びに行ったみたい。
「彩映~パパが抱っこするよ?」
彩映がびっくりしないように笑いながら、手を伸ばす。
「パパ……」
「ほーら、だっこ」
抱き上げて、
「悪い。月姉、ふぅちゃん。千夏と風深を頼むね」
と言いながら隣の部屋に二人で消えていく。
「うーん……風邪かな。まぁいいことだ」
月ちゃんがふぅちゃんの飲んでいるカップにお茶を注ぎながら笑う。
「月ちゃん。風邪、大変だよ?」
「違う違う。病気になるのがいいことじゃなくて……うーん、甘えるのが可愛いのはいいことだと思ってな?」
「彩映はいつも可愛いよ?」
大丈夫かな?
昨日、冷えちゃったのかな……。
早く遊べますように……。
僕は祈ったのだった。
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