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転生者の少女の章
えっ! 本気でおじさまだったんですか?
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六人に案内されたのは、居間……というものでしょうか?
そしてその場にいらっしゃったのは……何度か遠目に……そう、遠目でお会いしたことのある。
「エリーゼ!」
おわぁ!
び、びび、びっくりした!
ナオミが通常呼びだったから、エリーゼなんて呼ばれたことなかった!
しかも、イケメンです。
言葉が出ません。
見た目キラキラ、紳士でイケメンのパシヴァルさまです。
「あぁぁ! よかった! やっぱりあのバカを信用するんじゃなかった! 本当にすまない!」
大股で歩いてこられたパシヴァルさまが、ハグです!
イケメンにハグされました!
見た目以上に胸板厚い!
でも父より軽く優しくてあったかい!
それに頬ずりとか匂いを嗅ぐような父じゃないので嬉しい。
柔らかそうな金髪の髪はふわふわされています。
「えと、パシヴァルさま……」
「おじさまでいいぞ? 本当に実の伯父なんだ」
「えっ……」
「嘘でしょ? 本気でその設定だったんですか? 嘘でもいいですが、ほんとだったら落ち込みますよ? 私。それに、うちの父、身長そんなに高くないし、目つき悪いし、髪の毛も硬くてゴワゴワで、昔は自称かっこよかったらしいですけど、今じゃ親父ですよ? オヤジ! 髭面であくびしながらお腹かいて……でも、パシヴァルさまはかっこいいですよ? 憧れですもん!」
「エリーゼ……口に出てる……」
はうぁ!
後ろでシエラさまが笑ってる!
本気で口に出して言ってました?
「あの単純明快、策略不可の馬鹿が俺の弟で、本当に俺が伯父なんだよ。この童顔だが、俺が長男、すぐ下の愚弟がアルファリドルだ」
「ま、全く似てませんね……パシヴァルさ……おじさまの方がお若くてカッコいいです」
「あはは! 姪に言われると嬉しいが照れくさいな」
朗らかに照れ笑う……なんて、イケメンなんでしょう!
前世の外国映画の俳優さんのようです。
どうしましょう……ここ最近、イケメンと美人さんにしかお会いしていません。
「それよりも、エリーゼ! しばらく家に行かないかな? お前にとってはおじいさま、おばあさまも首を長くして待っているんだ」
「えっ? 本当にですか? えっと……父って、本当に」
「本当なんだ。はっきり言っておくけれど、俺とアルファリドルは父も母も同じ! 俺たちの弟二人もそうだから!」
「ナオミも戻ってみたら~? 絶対、自分の血筋を自覚できると思うから」
シエラさまが笑ってる……やっぱり私は……
平々凡々の自分のレベルの低さに、落ち込もうとした時に、パシヴァルおじさまが両手を握りしめた。
「エリーゼ、しっかりと今のうちに伝えておくけれど……お前、一般人ですって思っているみたいだが、一般じゃないから! お前の裁縫スキルに変なもの好かれるスキルに、目に見たものを再現できるスキルは異常だから! だから言ったんだ! リドルに! もっと小さい頃にうちに引き取らせてくれ! もしくは俺の親友のレイノルドか、前までカズールの騎士団長だったリュシオン・フィルティリーアに預けてくれって何度も言ったのに!」
「……えっ?」
どういうことですか?
そしてその場にいらっしゃったのは……何度か遠目に……そう、遠目でお会いしたことのある。
「エリーゼ!」
おわぁ!
び、びび、びっくりした!
ナオミが通常呼びだったから、エリーゼなんて呼ばれたことなかった!
しかも、イケメンです。
言葉が出ません。
見た目キラキラ、紳士でイケメンのパシヴァルさまです。
「あぁぁ! よかった! やっぱりあのバカを信用するんじゃなかった! 本当にすまない!」
大股で歩いてこられたパシヴァルさまが、ハグです!
イケメンにハグされました!
見た目以上に胸板厚い!
でも父より軽く優しくてあったかい!
それに頬ずりとか匂いを嗅ぐような父じゃないので嬉しい。
柔らかそうな金髪の髪はふわふわされています。
「えと、パシヴァルさま……」
「おじさまでいいぞ? 本当に実の伯父なんだ」
「えっ……」
「嘘でしょ? 本気でその設定だったんですか? 嘘でもいいですが、ほんとだったら落ち込みますよ? 私。それに、うちの父、身長そんなに高くないし、目つき悪いし、髪の毛も硬くてゴワゴワで、昔は自称かっこよかったらしいですけど、今じゃ親父ですよ? オヤジ! 髭面であくびしながらお腹かいて……でも、パシヴァルさまはかっこいいですよ? 憧れですもん!」
「エリーゼ……口に出てる……」
はうぁ!
後ろでシエラさまが笑ってる!
本気で口に出して言ってました?
「あの単純明快、策略不可の馬鹿が俺の弟で、本当に俺が伯父なんだよ。この童顔だが、俺が長男、すぐ下の愚弟がアルファリドルだ」
「ま、全く似てませんね……パシヴァルさ……おじさまの方がお若くてカッコいいです」
「あはは! 姪に言われると嬉しいが照れくさいな」
朗らかに照れ笑う……なんて、イケメンなんでしょう!
前世の外国映画の俳優さんのようです。
どうしましょう……ここ最近、イケメンと美人さんにしかお会いしていません。
「それよりも、エリーゼ! しばらく家に行かないかな? お前にとってはおじいさま、おばあさまも首を長くして待っているんだ」
「えっ? 本当にですか? えっと……父って、本当に」
「本当なんだ。はっきり言っておくけれど、俺とアルファリドルは父も母も同じ! 俺たちの弟二人もそうだから!」
「ナオミも戻ってみたら~? 絶対、自分の血筋を自覚できると思うから」
シエラさまが笑ってる……やっぱり私は……
平々凡々の自分のレベルの低さに、落ち込もうとした時に、パシヴァルおじさまが両手を握りしめた。
「エリーゼ、しっかりと今のうちに伝えておくけれど……お前、一般人ですって思っているみたいだが、一般じゃないから! お前の裁縫スキルに変なもの好かれるスキルに、目に見たものを再現できるスキルは異常だから! だから言ったんだ! リドルに! もっと小さい頃にうちに引き取らせてくれ! もしくは俺の親友のレイノルドか、前までカズールの騎士団長だったリュシオン・フィルティリーアに預けてくれって何度も言ったのに!」
「……えっ?」
どういうことですか?
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