姉妹の愚痴〜心身障害者への理解を〜

刹那玻璃

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第3章〜転

病院に行ったら、びっくりされたのだ。

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 少し重い頭痛と、鼻水、軽い咳を繰り返していたので病院に行った。
 インフルエンザとかひどい風邪の時にも驚かれたのだが、今回は、

「せ、刹那さんが37度超えの熱を出してます!」
「えぇぇぇ!あの、低体温の?」
「えぇぇぇ!体温計見せて!」

 受付のお姉さんの声に、看護師さんが4人駆けつけ、まじまじと体温計を見て、

「インフルエンザの検査しますか!先生!」
「いらん」
「じゃぁ、風邪ですか?」
「風邪。病人の前で騒がない。呼んで」

 先生に呼ばれ、診てもらうと、

「季節風邪というか、気象病だね。数日寝てなさい」
「はい……」
「又熱が続くなら、明日も来なさい」
「はい……」

 雨だし来たくないな……と思いつつ頷く。
 注射と風邪薬を飲み帰ったが、普段、35度程の体温なので、37度と言うのはちょっとだるいなぁとおもった。
 布団に潜り、昼寝をしようと思った。
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