姉妹の愚痴〜心身障害者への理解を〜

刹那玻璃

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第1章〜起

考えすぎも良くないが、近くには助けにならない人ばかりなんだよ。

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 考えすぎて眠れなかった。
 あぁ、もうすでに、薬の仕分けが嫌だし、お金が持つのが苦手、掃除もできなくなったし、洗濯物も溜まっている。
 昔はできていたのに……と責めすぎないようにしているが、今更ながら昔の自分は今の自分を想像しただろうか……?

 こんな情けない、恥ずかしい、自分をどう思うのだろうか?

 部屋の模様替えがしたい。
 汚れた部屋は嫌だ。

 もう疲れた……梨香さまに教えていただいたが、同時期の受賞者はやはりストップしたままだったらしい。

 私のクレーム……ではなく、訴えにようやく腰を上げ、連絡をもらったらしい。
 でも、ご本人もおっしゃっていたが、待たされた期間が長く、今更なぁ……と思っている方もいるらしい。



 あの会社は、入賞という餌で私たちを釣っておいて、そのまま放置……新鮮度もない骨だけにしてしまったのだ。
 真摯に謝罪と、出版に関してきちんとしてもらわないと、信用も落ちる……すでに落ちてるだろうが。



 それ以上に、私の命を削って書いた作品を踏みにじった怒りは、何倍にしてでも受け取ってもらうつもりである。
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