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第1章〜起
初笑い
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今日は、眼鏡の調子が悪いので、かけずにタブレットを操作していた。
私はかなりのど近眼で、50センチ離れるとパソコンの画面もタブレットも、スマホの画面も見えない。
その為、ゲームの友人に、ゲーム内のチャットで、
「すみません、眼鏡の調子が悪くて、裸眼でします」
と送ったつもりが、
「しゅいましぇん、ねがねのちょいしがわryky、rsがんでしなす」
と送り、ギルドチャットが混乱した。
「えっ?死なす?」
「玻璃さーん?」
次々の返答に、じっとタブレットを見ていると、もう少しでタクシーにひかれそうになり、
「たくし。ひかれしうになっts。(タクシーにひかれそうになった。)」
「託しって何~?」
「だいじょぶみまるまふぇげ。むあとで(大丈夫になるまでゲーム後で)」
それ以前にも横断歩道で止まるたびに、送っていたので大丈夫だと切り、安全な病院に向かうための駅に到着すると、
「無事到着なり」
と送ると、
「生きていたか~!」
と返り、読み返して、凄まじい文章に爆笑した。
向こうに説明と謝罪して納得してもらったのだが、最近ストレスがたまっているだろう妹に、
『ゲームのチャットでね~』
とメールを送ると、大爆笑で、
「新年初笑いやー」
と二人で言ったのでした。
私はかなりのど近眼で、50センチ離れるとパソコンの画面もタブレットも、スマホの画面も見えない。
その為、ゲームの友人に、ゲーム内のチャットで、
「すみません、眼鏡の調子が悪くて、裸眼でします」
と送ったつもりが、
「しゅいましぇん、ねがねのちょいしがわryky、rsがんでしなす」
と送り、ギルドチャットが混乱した。
「えっ?死なす?」
「玻璃さーん?」
次々の返答に、じっとタブレットを見ていると、もう少しでタクシーにひかれそうになり、
「たくし。ひかれしうになっts。(タクシーにひかれそうになった。)」
「託しって何~?」
「だいじょぶみまるまふぇげ。むあとで(大丈夫になるまでゲーム後で)」
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「無事到着なり」
と送ると、
「生きていたか~!」
と返り、読み返して、凄まじい文章に爆笑した。
向こうに説明と謝罪して納得してもらったのだが、最近ストレスがたまっているだろう妹に、
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とメールを送ると、大爆笑で、
「新年初笑いやー」
と二人で言ったのでした。
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