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第1章〜起
新年早々、もう我慢しなくてもいいですか?
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昨日、友人が、
『お年玉がわりに』
とgoogleの5000円カードを送ってくれました。
やったぁ!絶版になった本が読める~とサイトに入り、カードに番号を入力すると、私のサイトに5000円が。
その上、画面をチェックしていると一冊400円以上購入したら、400円引きになるクーポンを二枚貰い、
「やったぁぁ!えっと欲しかった本は……」
と調べると二冊とも割引価格432円。
そして、ワクワクしながら購入して、残額4936円。
「うわぁ……うわぁ、うわぁ……嬉しい~(´;Д;`)こんな大金、幸せすぎる~。ありがとう~次、何の本を買おうかな。無駄遣いはしないぞ~!」
と電子書籍を読んでいると、ふと用事を思い出し、妹に電話をかけました。
すると、
「姉ちゃん。姉ちゃんの家に任天堂DSある?」
と聞かれ、
「はぁ?ひな。姉ちゃん、持ってないよ?それにひなも知ってると思うけど姉ちゃん、ロープレや育成系とかは得意だけど、ほら、いくら好きな『テイルズ』もボタン操作苦手で特技、必殺技?とかダメだったじゃない。一回にいちゃんに貸してもらったけど返したよ。持ってるのはPSPだよ?」
「だよねぇ?なのにね?昨日、にいちゃんから電話がキー(弟)にかかってきて、『玻璃に連絡が取れんのや!あいつ、俺の家からDS取って返さんのや!返せって言え!泥棒!』だって」
「はぁぁ?私、にいちゃんともう、ばあちゃんが死んで4年で、それより半年以上前に会うのを病院から禁止されたから、四年半やで?そんな昔に借りとるもん、大事なもんやったらちゃんと返すし、会いたくなかったら実家に持って帰ってって他のものと置いとる!しかも、何を今更!」
ムカつきました。
しかも、結婚当時から13年間、妹弟の私たちにあれだけイベントじゃ何だと振り回して、毎回お金をたかっておき、わがまま放題する命令する兄夫婦にその子供達。
金品全部返してくれと訴えたいのはこちらで、病気になって参っている妹に対して『泥棒』とはどういうことだ!
「……い、いい加減にせえよ……あのクズ兄貴!死にさらせ!わ(地域の方言、私)はとっとらせんわ!父さんには?キー君には?」
「キーは、『姉ちゃんがとるか。バカじゃないんか。それにわに電話すんなや!ボケ!死にさらせ!』で、ガチャ切り。でも、『こんな電話があったで。姉ちゃんにストレスかからんかな~』て。しんどいかも知れんけど、こんなことがあったって伝えておこうかと……」
「……もう、もう……嫌だぁぁ~あぁぁぁぁ~うわぁぁ~」
朝食後の薬を飲まずに、友人にもらったのだと報告したかったので、パニックと言うか興奮、混乱、怒り、悲しみがごちゃまぜになり、一種の錯乱状態を起こしたようです。
泣きじゃくっていると、電話口で妹から代わった父が、
「ど、どうしたんぞ!玻璃!」
「もう嫌や~なんで?新年早々、昨日は本当に穏やかで、幸せだったのに、何で、今更?しかも泥棒って何?」
「いや、泥棒とは言ってないらしいぞ!落ち着かんか!呼吸がおかしいぞ!病院……」
「もう嫌やぁぁ!会うの拒否するようになってもう5年近くも経つのに、知らんゲーム一つで奪ったとか、泣きよるうちがおかしいんや~!父さんはにいちゃんじゃなくうちが全部おかしい、悪いんや~あぁぁぁぁ!」
馬鹿にしてる、馬鹿にしてる、五年前のゲームごときで、どうして『泥棒』『返せ』なんだ。
「もういい、父さんもみんなもうちがしたんやっておもとんやったら、もういい!わぁぁん!」
「思っとらん!それに、あいつにそんなん知らんってお前から言え!」
「そんなの嫌!怖くてできん!もう、いい……父さんもみんなも、思っとるんや。たったもう5年も前のゲームで……そんなん、兄嫁がネットフリマで売っとるんや!うちにいくつもネットフリマ紹介して紹介料せしめたくせに!売りよったくせに!でも、うちは触ったかも知れん、けど操作できんゲームを盗るなんて無駄はせん!向こうはうちのものを散々奪っていったけど、うちはせん!うちは、うちは……わぁぁん……」
と泣きじゃくりながら、意識が途切れたのでした。
「……ちゃん!姉ちゃん!」
耳元で悲鳴が聞こえる。
目を開け、周囲を見回し、スマホをとると妹の声だった。
「姉ちゃん!姉ちゃん!……返事がないわ!救急車呼ばな!」
「……ひな……起きとる……」
「起きた?大丈夫?父さんとすぐそっちに行くけん!」
「……もういい……こんといて……もう、大嫌いや……ただのゲーム機一つで、妹を泥棒扱い……こりごりや……もう会わん……」
電話を切り、しばらく泣き続けました。
正月の本当に心が軽くなった、ほんわかとした、でも物静かで透き通るような空気が、一気にどす黒い、年末までの空気が押し込まれ、胸の奥が重苦しく息苦しさに、何度か息を吐いたのでした。
5年前のゲーム本体を盗んだと新年早々因縁をつける兄夫婦と、私はどう向き合えばいいのか……会わない状態でこの感じです。
新年早々の事件に、頭痛がして、吐きました。
熱が出て、解熱剤を飲んで寝込んでいましたが、ようやく起きられました。
よく考えたら、5年前のゲームを今更思い出し、返せと言う兄たちも馬鹿だなと思いますが、すぐにストレスを感じると意識を失う自分が大丈夫かと思う自分もいます。
新年、改めて検査をお願いしようと思いました。
それに、馬鹿兄貴と心底縁を切りたいです。
『お年玉がわりに』
とgoogleの5000円カードを送ってくれました。
やったぁ!絶版になった本が読める~とサイトに入り、カードに番号を入力すると、私のサイトに5000円が。
その上、画面をチェックしていると一冊400円以上購入したら、400円引きになるクーポンを二枚貰い、
「やったぁぁ!えっと欲しかった本は……」
と調べると二冊とも割引価格432円。
そして、ワクワクしながら購入して、残額4936円。
「うわぁ……うわぁ、うわぁ……嬉しい~(´;Д;`)こんな大金、幸せすぎる~。ありがとう~次、何の本を買おうかな。無駄遣いはしないぞ~!」
と電子書籍を読んでいると、ふと用事を思い出し、妹に電話をかけました。
すると、
「姉ちゃん。姉ちゃんの家に任天堂DSある?」
と聞かれ、
「はぁ?ひな。姉ちゃん、持ってないよ?それにひなも知ってると思うけど姉ちゃん、ロープレや育成系とかは得意だけど、ほら、いくら好きな『テイルズ』もボタン操作苦手で特技、必殺技?とかダメだったじゃない。一回にいちゃんに貸してもらったけど返したよ。持ってるのはPSPだよ?」
「だよねぇ?なのにね?昨日、にいちゃんから電話がキー(弟)にかかってきて、『玻璃に連絡が取れんのや!あいつ、俺の家からDS取って返さんのや!返せって言え!泥棒!』だって」
「はぁぁ?私、にいちゃんともう、ばあちゃんが死んで4年で、それより半年以上前に会うのを病院から禁止されたから、四年半やで?そんな昔に借りとるもん、大事なもんやったらちゃんと返すし、会いたくなかったら実家に持って帰ってって他のものと置いとる!しかも、何を今更!」
ムカつきました。
しかも、結婚当時から13年間、妹弟の私たちにあれだけイベントじゃ何だと振り回して、毎回お金をたかっておき、わがまま放題する命令する兄夫婦にその子供達。
金品全部返してくれと訴えたいのはこちらで、病気になって参っている妹に対して『泥棒』とはどういうことだ!
「……い、いい加減にせえよ……あのクズ兄貴!死にさらせ!わ(地域の方言、私)はとっとらせんわ!父さんには?キー君には?」
「キーは、『姉ちゃんがとるか。バカじゃないんか。それにわに電話すんなや!ボケ!死にさらせ!』で、ガチャ切り。でも、『こんな電話があったで。姉ちゃんにストレスかからんかな~』て。しんどいかも知れんけど、こんなことがあったって伝えておこうかと……」
「……もう、もう……嫌だぁぁ~あぁぁぁぁ~うわぁぁ~」
朝食後の薬を飲まずに、友人にもらったのだと報告したかったので、パニックと言うか興奮、混乱、怒り、悲しみがごちゃまぜになり、一種の錯乱状態を起こしたようです。
泣きじゃくっていると、電話口で妹から代わった父が、
「ど、どうしたんぞ!玻璃!」
「もう嫌や~なんで?新年早々、昨日は本当に穏やかで、幸せだったのに、何で、今更?しかも泥棒って何?」
「いや、泥棒とは言ってないらしいぞ!落ち着かんか!呼吸がおかしいぞ!病院……」
「もう嫌やぁぁ!会うの拒否するようになってもう5年近くも経つのに、知らんゲーム一つで奪ったとか、泣きよるうちがおかしいんや~!父さんはにいちゃんじゃなくうちが全部おかしい、悪いんや~あぁぁぁぁ!」
馬鹿にしてる、馬鹿にしてる、五年前のゲームごときで、どうして『泥棒』『返せ』なんだ。
「もういい、父さんもみんなもうちがしたんやっておもとんやったら、もういい!わぁぁん!」
「思っとらん!それに、あいつにそんなん知らんってお前から言え!」
「そんなの嫌!怖くてできん!もう、いい……父さんもみんなも、思っとるんや。たったもう5年も前のゲームで……そんなん、兄嫁がネットフリマで売っとるんや!うちにいくつもネットフリマ紹介して紹介料せしめたくせに!売りよったくせに!でも、うちは触ったかも知れん、けど操作できんゲームを盗るなんて無駄はせん!向こうはうちのものを散々奪っていったけど、うちはせん!うちは、うちは……わぁぁん……」
と泣きじゃくりながら、意識が途切れたのでした。
「……ちゃん!姉ちゃん!」
耳元で悲鳴が聞こえる。
目を開け、周囲を見回し、スマホをとると妹の声だった。
「姉ちゃん!姉ちゃん!……返事がないわ!救急車呼ばな!」
「……ひな……起きとる……」
「起きた?大丈夫?父さんとすぐそっちに行くけん!」
「……もういい……こんといて……もう、大嫌いや……ただのゲーム機一つで、妹を泥棒扱い……こりごりや……もう会わん……」
電話を切り、しばらく泣き続けました。
正月の本当に心が軽くなった、ほんわかとした、でも物静かで透き通るような空気が、一気にどす黒い、年末までの空気が押し込まれ、胸の奥が重苦しく息苦しさに、何度か息を吐いたのでした。
5年前のゲーム本体を盗んだと新年早々因縁をつける兄夫婦と、私はどう向き合えばいいのか……会わない状態でこの感じです。
新年早々の事件に、頭痛がして、吐きました。
熱が出て、解熱剤を飲んで寝込んでいましたが、ようやく起きられました。
よく考えたら、5年前のゲームを今更思い出し、返せと言う兄たちも馬鹿だなと思いますが、すぐにストレスを感じると意識を失う自分が大丈夫かと思う自分もいます。
新年、改めて検査をお願いしようと思いました。
それに、馬鹿兄貴と心底縁を切りたいです。
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