5 / 95
第一章……ゲームの章
3……drei(ドライ)
しおりを挟む
あまり寝心地の良くないマットから起き上がった瞬はため息をついた。
夢だと信じたかった光景が目の前にある。
「夢じゃなかった……」
「姫さま。おはようございます。奥様がお呼びです」
「おはよう。ベアタ。奥様……お母様が?」
「はい」
「解りました。すぐ起きます」
体を起こすと、ベアタたちがすぐに新しいドレスを用意する。
しかしそれも香水がきつく、うんざりするが、黙っておく。
朝でもあり、髪を結い上げず、軽く編んで横に流す。
シンプルだが一番愛らしい姿である。
通常13歳前後で貴族の娘の結婚は決まるのだが、父親のエルンストは、妻によく似たアストリットを溺愛し、婚約者を見つけなかった。
それに、提督として戦場の指揮に携わっていた彼は、なるべく恋愛結婚をしてほしいと願っていた。
だが、アストリットは乗馬をし、鷹を飼い、チェスを習い、歌や詩の朗読や歴史の勉強に費やした。
それ以外にも刺繍をし、絵を描いたり、街の生活の為と布を集めて孤児院の子供たちに寄付する服を仕立てたり、時には孤児院に赴き勉強を教えたりしていた。
それだけではない。
貴族の夫人の見本でもある母親の姿を見て育った為、一緒にパンを焼き、ビールやエールを醸造し、Butter……バター……やKäse……チーズを作り、煮たり燻したりして保存食を作り、ろうそくを作った。
ろうそくは、やはりほとんど獣脂から作られていた。
料理も作ることができる。
このほぼ全ては貴族の女性の、夫人の最低限の教養で……それを覚えて育ったアストリットは、両親から見れば十分立派な奥方になれるだろうと思われていた。
瞬も何となくだが、自分が教養を持っていることと、それにプラスして元の世界の知識を持っていた為、今日からでも水を蒸留する方法、料理を変えることを考えようと思っていた。
ついでに近くの畑にハーブでもないかと思っていた。
侍女たちに案内され、母親のいる私室に向かう。
この後、伯爵夫人である母は昼食を作る時間である。
トントン……扉を叩く。
「お母様。アストリットです。お待たせ致しました」
「入りなさい」
侍女に扉をあけてもらい、入っていくと、お腹のだいぶん膨らんだ母親の姿。
「お母様。おはようございます。お加減はいかがですか?」
「うーん……まだ、あまりね」
エリーザベトは物憂げに呟く。
30代の妊娠、それは当時では高齢出産の上、当時の平均寿命は30代……特に、女性の死因は出産の時が多く、それは戦争で男性が死ぬ確率よりも高かった。
そして大体、女性は生涯で4~5人子供を産むが、そのうち1人から2人は3歳までに死んでしまい、12歳までには半分が死んでしまう。
つまり、3人の子供が成人していることは奇跡に近い。
しかし、アストリットの妹と弟は生まれてすぐ死んでしまった。
そして、この歳で再び妊娠とは、エリーザベトにとっては文字通り命がけである。
「アストリットの結婚……見られないかもしれないわ」
「何を弱気な……お母様。大丈夫ですわ。お母様が赤ん坊を……私の妹か弟を抱いて、私の姿を見送ってくれると信じてますわ」
母の手を握る。
「お母様。今日のディナーはどうされますか? 私が作りましょうか?」
「あぁ、今日は、ばあやと料理人が作ってくれるそうよ」
「そうでしたか……では、お母様は少しゆっくりされてください。私は、ばあやの手伝いに行きますわ。お母様の料理も大好きですけれど、もっと私もお母様の手伝いができるように……」
「まぁ、貴女は頑張りすぎよ? もうすでに、私がいなくても、この城を采配できるのだから……貴女が出来るからカシミールとフレデリック……特にカシミールが結婚もしないで……跡取りだと言うのに……困った子だわ。フレデリックはあの子で、やんちゃだから……婿にと言う事もまだまだだし……困ったわね」
因みに長兄は18、次兄は17。
一般の家庭では母親が母乳で育てる為、次の子供は間が空いていることが多いが、貴族の家庭では乳母がおり、子供の年が近い。
そして、一般の女性の結婚は17歳頃だが、貴族の令嬢の結婚はかなり早かった。
逆に、男性の平均結婚年齢は20歳過ぎが多く、貴族の嫡子以外の子供は20代後半になる事もあるらしい。
「カシミールお兄様は婚約者がおられますもの。フレデリックお兄様は、帝国の何処かに向かわれるの?」
「そうね……お父様は優れた統率者として知られていますからね。その息子のどちらかをと言われているの。本当は……」
言葉を切った母を見つめる。
「お母様。もしかしてカシミールお兄様が? そ、そんな……! お兄様はこの領地に……」
「お父様が、お断りになったそうよ。2人を差別することはないけれど、カシミールは自分の後継で、この領地を守るように教育した。フレデリックは外に出しても恥ずかしくないと。納得してくださったわ」
「……お母様。私、カシミールお兄様とフレデリックお兄様……」
言葉を切り俯く娘に、エリーザベトは苦笑する。
アストリットはあまり表情は出さないが、カシミールと一緒にいると笑顔が時々溢れる。
しかし、フレデリックの近くでは無表情よりも強張っているというか、親にだけは分かる、泣きそうな顔になっている。
元々温厚で、妹を溺愛傾向にあるカシミールと違い、小さい頃からいたずら好きで成長するにつれて体が大きくなり、妹を大声で怒鳴りつけるフレデリックは恐怖でしかないらしい。
「大丈夫よ。あの子も不器用なだけで、悪い子ではないの。貴方の事を嫌いではないのよ?」
「……はい」
扉が叩かれ、
「母上。お加減は如何ですか?」
「あら、カシミール。入って頂戴」
「はい」
扉が開き、現れたプラチナブロンドと青い瞳のカシミールは、にっこりと微笑む。
「母上だけではなくて、アストリットも一緒だったんだね。おはよう」
「あらあら、カシミールは、私よりもアストリットが目的だったの?」
近づいてきたカシミールは、軽々と小さい妹を抱き上げている。
「可愛い私の【Kleine Prinzessin】……小さなお姫様……」
冷静にアストリットを演じていたものの、ドアップで美少年から美男子になりつつある端正なカシミールに抱き上げられ、動揺する。
母親エリーザベトによく似た顔はさほど変わりないが、成長し精悍さも備えた体つきになっている。
ちなみに、主要キャラクターの1人であるカシミールから聞こえる声は、演ずる声優の声である。
ひょいっと抱き上げられたアストリットも瞬と同じ、現代よりも小柄な筈のこの時代でも小さいらしい。
「あ、あの、あの……」
「カシミール? アストリットも15歳なのだから、小さいお姫様はやめなさいな」
苦笑する母親を尻目に、高い高いをし、クルクル回るカシミールにされるがままである。
ひとしきりカシミールはスキンシップを取り、妹を抱いたまま椅子に座る。
人形か……テディベアか……私は。
いや、まだこの時代、テディベアはいない筈……。
半分目を回していた瞬は考える。
ついでに、このペットか何かのように妹を溺愛する兄がいて、もう1人の兄は嫌悪丸出しとはどういう事だ……。
その耳には母と兄の会話が届いた。
「そう言えば、母上。ディーデリヒが是非とも会いたいとか」
「あら、昨日お会いしたでしょう?」
「いえ、正式に」
「まぁ……」
放心していたアストリットは、母親と上からの視線に我に帰る。
「え、と、お母様、お兄様?」
「この姿ではダメですね。可愛いけれど、地味」
「そうね。ドレスを……それとも化粧を……」
「お、お母様。け、化粧はしたくありません……それなら、自分の部屋に戻ります。ディナーは皆さんで……」
慌てて逃げ出そうとしたのだが、突然目の前に6面体が二つ現れると、宙に転がった。
出た目はどちらとも【1】。
『脱出大失敗!』
と、無情な声が響いた。
ついでに、腰に回っていたカシミールの腕が逃げる事を許さず、
「はい、アストリット。化粧は諦めても良いけれど、ドレスは着替えてくるんだよ? 大事なお客様だからね? ドレスは前に私が選んだものにするんだよ?」
「ディナーにあのドレスは……あのっ、ディナーは別にとります。後でお邪魔するのは……」
「そう言って逃げるのは誰だったかな? それとも、このまま抱っこして連れて行こうかな? 母上。どう思われます?」
「そのまま連れて行きなさいな。ディナーではドレスが汚れると心配するのなら、そのままがいいのではなくて?」
とコロコロと楽しげにエリーザベトは促す。
「えぇぇ? お、お母様?」
「そうですね。このまま連れて行きます。母上は後で父上が迎えにくると伝言です」
「あら、ありがとう。じゃぁ、カシミール、アストリットをよろしくね?」
「はい。大丈夫ですよ。じゃぁ、私の【Kleine Prinzessin】。行こうか」
無情にも低身長、低体重が仇となり、兄にお持ち帰りされてしまう娘の姿を、母親は楽しげに見送ったのだった。
『【Würfel】の指示はこの世界の掟。逆らうことはできない……』
夢だと信じたかった光景が目の前にある。
「夢じゃなかった……」
「姫さま。おはようございます。奥様がお呼びです」
「おはよう。ベアタ。奥様……お母様が?」
「はい」
「解りました。すぐ起きます」
体を起こすと、ベアタたちがすぐに新しいドレスを用意する。
しかしそれも香水がきつく、うんざりするが、黙っておく。
朝でもあり、髪を結い上げず、軽く編んで横に流す。
シンプルだが一番愛らしい姿である。
通常13歳前後で貴族の娘の結婚は決まるのだが、父親のエルンストは、妻によく似たアストリットを溺愛し、婚約者を見つけなかった。
それに、提督として戦場の指揮に携わっていた彼は、なるべく恋愛結婚をしてほしいと願っていた。
だが、アストリットは乗馬をし、鷹を飼い、チェスを習い、歌や詩の朗読や歴史の勉強に費やした。
それ以外にも刺繍をし、絵を描いたり、街の生活の為と布を集めて孤児院の子供たちに寄付する服を仕立てたり、時には孤児院に赴き勉強を教えたりしていた。
それだけではない。
貴族の夫人の見本でもある母親の姿を見て育った為、一緒にパンを焼き、ビールやエールを醸造し、Butter……バター……やKäse……チーズを作り、煮たり燻したりして保存食を作り、ろうそくを作った。
ろうそくは、やはりほとんど獣脂から作られていた。
料理も作ることができる。
このほぼ全ては貴族の女性の、夫人の最低限の教養で……それを覚えて育ったアストリットは、両親から見れば十分立派な奥方になれるだろうと思われていた。
瞬も何となくだが、自分が教養を持っていることと、それにプラスして元の世界の知識を持っていた為、今日からでも水を蒸留する方法、料理を変えることを考えようと思っていた。
ついでに近くの畑にハーブでもないかと思っていた。
侍女たちに案内され、母親のいる私室に向かう。
この後、伯爵夫人である母は昼食を作る時間である。
トントン……扉を叩く。
「お母様。アストリットです。お待たせ致しました」
「入りなさい」
侍女に扉をあけてもらい、入っていくと、お腹のだいぶん膨らんだ母親の姿。
「お母様。おはようございます。お加減はいかがですか?」
「うーん……まだ、あまりね」
エリーザベトは物憂げに呟く。
30代の妊娠、それは当時では高齢出産の上、当時の平均寿命は30代……特に、女性の死因は出産の時が多く、それは戦争で男性が死ぬ確率よりも高かった。
そして大体、女性は生涯で4~5人子供を産むが、そのうち1人から2人は3歳までに死んでしまい、12歳までには半分が死んでしまう。
つまり、3人の子供が成人していることは奇跡に近い。
しかし、アストリットの妹と弟は生まれてすぐ死んでしまった。
そして、この歳で再び妊娠とは、エリーザベトにとっては文字通り命がけである。
「アストリットの結婚……見られないかもしれないわ」
「何を弱気な……お母様。大丈夫ですわ。お母様が赤ん坊を……私の妹か弟を抱いて、私の姿を見送ってくれると信じてますわ」
母の手を握る。
「お母様。今日のディナーはどうされますか? 私が作りましょうか?」
「あぁ、今日は、ばあやと料理人が作ってくれるそうよ」
「そうでしたか……では、お母様は少しゆっくりされてください。私は、ばあやの手伝いに行きますわ。お母様の料理も大好きですけれど、もっと私もお母様の手伝いができるように……」
「まぁ、貴女は頑張りすぎよ? もうすでに、私がいなくても、この城を采配できるのだから……貴女が出来るからカシミールとフレデリック……特にカシミールが結婚もしないで……跡取りだと言うのに……困った子だわ。フレデリックはあの子で、やんちゃだから……婿にと言う事もまだまだだし……困ったわね」
因みに長兄は18、次兄は17。
一般の家庭では母親が母乳で育てる為、次の子供は間が空いていることが多いが、貴族の家庭では乳母がおり、子供の年が近い。
そして、一般の女性の結婚は17歳頃だが、貴族の令嬢の結婚はかなり早かった。
逆に、男性の平均結婚年齢は20歳過ぎが多く、貴族の嫡子以外の子供は20代後半になる事もあるらしい。
「カシミールお兄様は婚約者がおられますもの。フレデリックお兄様は、帝国の何処かに向かわれるの?」
「そうね……お父様は優れた統率者として知られていますからね。その息子のどちらかをと言われているの。本当は……」
言葉を切った母を見つめる。
「お母様。もしかしてカシミールお兄様が? そ、そんな……! お兄様はこの領地に……」
「お父様が、お断りになったそうよ。2人を差別することはないけれど、カシミールは自分の後継で、この領地を守るように教育した。フレデリックは外に出しても恥ずかしくないと。納得してくださったわ」
「……お母様。私、カシミールお兄様とフレデリックお兄様……」
言葉を切り俯く娘に、エリーザベトは苦笑する。
アストリットはあまり表情は出さないが、カシミールと一緒にいると笑顔が時々溢れる。
しかし、フレデリックの近くでは無表情よりも強張っているというか、親にだけは分かる、泣きそうな顔になっている。
元々温厚で、妹を溺愛傾向にあるカシミールと違い、小さい頃からいたずら好きで成長するにつれて体が大きくなり、妹を大声で怒鳴りつけるフレデリックは恐怖でしかないらしい。
「大丈夫よ。あの子も不器用なだけで、悪い子ではないの。貴方の事を嫌いではないのよ?」
「……はい」
扉が叩かれ、
「母上。お加減は如何ですか?」
「あら、カシミール。入って頂戴」
「はい」
扉が開き、現れたプラチナブロンドと青い瞳のカシミールは、にっこりと微笑む。
「母上だけではなくて、アストリットも一緒だったんだね。おはよう」
「あらあら、カシミールは、私よりもアストリットが目的だったの?」
近づいてきたカシミールは、軽々と小さい妹を抱き上げている。
「可愛い私の【Kleine Prinzessin】……小さなお姫様……」
冷静にアストリットを演じていたものの、ドアップで美少年から美男子になりつつある端正なカシミールに抱き上げられ、動揺する。
母親エリーザベトによく似た顔はさほど変わりないが、成長し精悍さも備えた体つきになっている。
ちなみに、主要キャラクターの1人であるカシミールから聞こえる声は、演ずる声優の声である。
ひょいっと抱き上げられたアストリットも瞬と同じ、現代よりも小柄な筈のこの時代でも小さいらしい。
「あ、あの、あの……」
「カシミール? アストリットも15歳なのだから、小さいお姫様はやめなさいな」
苦笑する母親を尻目に、高い高いをし、クルクル回るカシミールにされるがままである。
ひとしきりカシミールはスキンシップを取り、妹を抱いたまま椅子に座る。
人形か……テディベアか……私は。
いや、まだこの時代、テディベアはいない筈……。
半分目を回していた瞬は考える。
ついでに、このペットか何かのように妹を溺愛する兄がいて、もう1人の兄は嫌悪丸出しとはどういう事だ……。
その耳には母と兄の会話が届いた。
「そう言えば、母上。ディーデリヒが是非とも会いたいとか」
「あら、昨日お会いしたでしょう?」
「いえ、正式に」
「まぁ……」
放心していたアストリットは、母親と上からの視線に我に帰る。
「え、と、お母様、お兄様?」
「この姿ではダメですね。可愛いけれど、地味」
「そうね。ドレスを……それとも化粧を……」
「お、お母様。け、化粧はしたくありません……それなら、自分の部屋に戻ります。ディナーは皆さんで……」
慌てて逃げ出そうとしたのだが、突然目の前に6面体が二つ現れると、宙に転がった。
出た目はどちらとも【1】。
『脱出大失敗!』
と、無情な声が響いた。
ついでに、腰に回っていたカシミールの腕が逃げる事を許さず、
「はい、アストリット。化粧は諦めても良いけれど、ドレスは着替えてくるんだよ? 大事なお客様だからね? ドレスは前に私が選んだものにするんだよ?」
「ディナーにあのドレスは……あのっ、ディナーは別にとります。後でお邪魔するのは……」
「そう言って逃げるのは誰だったかな? それとも、このまま抱っこして連れて行こうかな? 母上。どう思われます?」
「そのまま連れて行きなさいな。ディナーではドレスが汚れると心配するのなら、そのままがいいのではなくて?」
とコロコロと楽しげにエリーザベトは促す。
「えぇぇ? お、お母様?」
「そうですね。このまま連れて行きます。母上は後で父上が迎えにくると伝言です」
「あら、ありがとう。じゃぁ、カシミール、アストリットをよろしくね?」
「はい。大丈夫ですよ。じゃぁ、私の【Kleine Prinzessin】。行こうか」
無情にも低身長、低体重が仇となり、兄にお持ち帰りされてしまう娘の姿を、母親は楽しげに見送ったのだった。
『【Würfel】の指示はこの世界の掟。逆らうことはできない……』
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる