14 / 100
ちょっと一服するなら、青茶にしよう!
諸葛家の長男は、色々裏工作をしています。
しおりを挟む
久しぶりに孔明は、家で一人のんびりと書をしたためていた。
孔明が持っているのは竹簡。
竹を切り割って文字を書き記す、今で言う紙の代わりである。
実は今日は、ようやく行方が判った兄や義母に便りを書いていた。
二人に、特に苦労が多かったであろう義母に安心して貰えるよう、近況……姉二人はそれぞれ嫁ぎ、子供が生まれたことと、弟の均も婚約が決まりそうだと言うことも書き記した。
均の婚約……これがどうしてトントン拍子に進んだのか……女装はどうなっているかは、書簡には記さないでおく。
でなければあの最強の兄でも、卒倒しかねないかもしれないからだ。
一端筆を置き、墨を乾かすのと同時に文面を読み返す。
都合の悪い、兄が混乱して騒動を起こしそうな話題は削り取らなければ、あの兄のことである。
周囲を破壊しまくり、大暴走もあり得る。
出来る限り、細心の注意を払わなければ……何が起こるか恐ろしい。
孔明の回りには天才児の季常に、破壊魔の姉二人。
月英に完璧とお墨付きを貰った女装家の弟と、あの人をおもちゃにしてからかう士元がいる。
義兄弟の元直と月英がまだまともの域の為、普通に生活できるが、もしあの頃の兄のまま現れたら、孔明の生活は崩壊の危機だろう。
「瑾は本当に『てんさい』だね」
「そうねぇ……亮は普通の秀才なのに、瑾は『てんさい』だわ」
と、亡き両親は良く溜め息を吐きながら言っていたものだが、今思えば、兄は『てんさい』は『てんさい』でも季常のような『天才』ではなく、『天災』なのだ。
あの『天災』の兄を主君、孫仲謀に紹介したのは、魯子敬といい、ここ荊州で言う黄承彦のような江東でも有数の豪族の当主。
あの周公瑾と言う参謀兼将軍も頭が上がらないと言うことは、もしかしたら『第二の天災』の可能性もある……。
と、つらつらと考えていた孔明は、段々恐ろしくなる想像にハッと我にかえると、自分を納得させるように呟く。
「いやいや……兄上のような人が二人もいたら……しかも、本人には全く被害が及ばないのに、その被害を一手に引き受けてしまう、違った意味の『天災』の人がいるなんて……いない……よ、な……」
顔がひきつるを通り越し、青ざめる。
「……怖い……あり得そうで怖い。もしかしたら、その『天災』引き受け人が、あの周公瑾殿だったりしたら……」
孔明は祈る。
『天災』の被害を一手に引き受けてしまう体質の人が、江東に居ないことを。
ちょうどその頃、江東のとある場所で軍事演習を行っていた周公瑾こと、文字通り被害を一手に引き受ける羽目に陥った不幸な『天災受難者』は、痛むこめかみを指でグリグリとしていた。
「どうしましたか?周将軍」
部下の問いかけに、彼の凄絶とも言われている整った美貌が僅かに陰り、ふっと吐息を漏らす。
その悩ましげな溜め息に、気が遠くなりかけた男は必死に立ち直り、再び問い掛ける。
「な、何か、ありましたか?」
「……あぁ、いや」
無意識だろうか、色気を撒き散らしながら微笑んだ公瑾は、首をすくめて見せる。
「子敬殿と子瑜殿は、本当に色々と楽しい方々だね。子敬殿のご家族にはお会いしているけれど、今行方不明だと聞いている子瑜殿のご家族に、会ってみたいね……是非とも」
「そ、そうですか……?」
軍事の方に関わる職務に着く彼だが、政務を担う友人が何人かいる。
しかも、その彼らが揃えて口にするのが、
「魯子敬と諸葛子瑜という二人の軍師は、危険性の高い『天災』だ」
ということ。
本人達に悪気はなくとも、動けば何かが破壊、もしくは粉砕。
口を開けば目の前の人の野心や、主、孫仲謀の暗殺計画を公表。
見つけた裏切り行為は数知れず。
まだ一応、魯子敬の方が現実的だが、諸葛子瑜の方は天然記念物並に夢見がちで言葉がふわふわとしていて理解不能の時もあるらしい。
あの黄巾賊の乱から董仲穎の圧政の間に、遊学先から大きな馬車に書物を積んで、武器どころか最近まで猛毒が塗ってあると信じていた、書簡の書き直す為の小刀だけを手にスルッと逃げ出したという話は当初、眉唾物などと言われていたが、最近真実だとまことしやかに囁かれている。
「いや……ね?最近まで知らなかったけれど、子瑜殿は今いる妹殿以外にも、兄弟が多いらしい。すぐ下には二人の年子の妹殿。7歳下と、その4歳下に弟殿たち。一応別々に別れたけれど、叔父君の所に行った後行方不明と聞いて、調べてみたんだよ」
「そうなのですか……」
彼は、そんなに『天災』がいるのかと気が遠くなりかける。
「そう。で調べてみたら、荊州の襄陽近辺に4人共に住んでいたらしくてね」
公瑾は、考えるように腕を組む。
「上の妹殿は荊州の4家の1つ馬家に嫁いで、その下の妹殿は同じく龐家に嫁いだ。そして、7歳下の弟殿は黄家の一人娘と結婚の約束を取り交わしている上に、司馬徳操先生の塾生として『臥龍』、『伏龍』と呼ばれているそうだよ」
「えっ?」
「その下の弟殿も4家とは少し格は落ちるけれど、習家の令嬢と結婚間近だそうだ。しかも、この強固な繋がりを作ったのは子瑜殿の7歳下の弟殿……らしい」
組んでいた腕をほどき、顎に拳を当てる。
「子瑜殿に相談して……それだけの手腕を埋もれさせるのはどうか……提案するのも、いいかもしれないね」
「無理ですよぉ~?」
突然のんびりした声が響く。
「り……孔明はぁ、私が幾ら誘っても着いてこなかったですし、元々参謀の素質はありません。うちの一族は戦闘不得意です!」
おっとりとした小柄で天然系の子瑜が、突然真顔になる。
「孔明は普通の子なので、無理ですよ。あれこそ、黄家との繋がりを絶って平和な……穏やかな暮らしをさせてやりたいものです。あれは主君にまみえたとしても、この私が出仕を握り潰します。何としても……です。もしそれでも、孔明を所望するなら……こちらにも覚悟を決めさせて戴きます」
にぃっ……。
唇を歪め、公瑾を見つめる。
「私が馬鹿なふりをしている間に、とっとと働いて貰いたいね。先代のみならず先先代の威光をかさにきた田舎者共が、参謀のみならず主君を見下して天下を取った気になっている。広大なこの国のたった南東の一部を手に入れただけの分際で……」
はっ……っと吐き捨て、凍りつくような冷めた眼差しで公瑾を見る。
「……お前も、権を馬鹿にするなよ……アイツは孫家の当主。そしててめえらの主だろう? 権を先代とやらに託されたんなら、放り出すんじゃねぇ。アイツをこの地域の代表だと内外に示し、てめえが補佐として形ばかりでも忠誠を誓いやがれ!」
「……も、もしかして」
顔をひきつらせながら、公瑾は問い掛ける。
「それが、素デスカ? 子瑜殿」
「悪いか? これでいたら、り……上の弟に大泣きされたんだ!」
「弟殿……好きとか……?」
「当然だ! 孔明は、私の大事な大事な、可愛い可愛すぎる位いい子な弟なんだ!」
何故か一瞬とろけるような笑顔になったが、すぐに真顔になり言い切ってくれる。
「他のは死のうが、何しようが気にもしないが、孔明だけは誰にもやらん! 嫁も来るな! 孔明は私のもの!」
子瑜の恐ろしい一面を目の当たりにした公瑾は、重すぎる愛を現在受け取らずにすんでいる、孔明という青年の肩を叩いてやりたくなった。
それと、子瑜を絶対に敵に回さないようにしようと心に誓ったのであった。
孔明が持っているのは竹簡。
竹を切り割って文字を書き記す、今で言う紙の代わりである。
実は今日は、ようやく行方が判った兄や義母に便りを書いていた。
二人に、特に苦労が多かったであろう義母に安心して貰えるよう、近況……姉二人はそれぞれ嫁ぎ、子供が生まれたことと、弟の均も婚約が決まりそうだと言うことも書き記した。
均の婚約……これがどうしてトントン拍子に進んだのか……女装はどうなっているかは、書簡には記さないでおく。
でなければあの最強の兄でも、卒倒しかねないかもしれないからだ。
一端筆を置き、墨を乾かすのと同時に文面を読み返す。
都合の悪い、兄が混乱して騒動を起こしそうな話題は削り取らなければ、あの兄のことである。
周囲を破壊しまくり、大暴走もあり得る。
出来る限り、細心の注意を払わなければ……何が起こるか恐ろしい。
孔明の回りには天才児の季常に、破壊魔の姉二人。
月英に完璧とお墨付きを貰った女装家の弟と、あの人をおもちゃにしてからかう士元がいる。
義兄弟の元直と月英がまだまともの域の為、普通に生活できるが、もしあの頃の兄のまま現れたら、孔明の生活は崩壊の危機だろう。
「瑾は本当に『てんさい』だね」
「そうねぇ……亮は普通の秀才なのに、瑾は『てんさい』だわ」
と、亡き両親は良く溜め息を吐きながら言っていたものだが、今思えば、兄は『てんさい』は『てんさい』でも季常のような『天才』ではなく、『天災』なのだ。
あの『天災』の兄を主君、孫仲謀に紹介したのは、魯子敬といい、ここ荊州で言う黄承彦のような江東でも有数の豪族の当主。
あの周公瑾と言う参謀兼将軍も頭が上がらないと言うことは、もしかしたら『第二の天災』の可能性もある……。
と、つらつらと考えていた孔明は、段々恐ろしくなる想像にハッと我にかえると、自分を納得させるように呟く。
「いやいや……兄上のような人が二人もいたら……しかも、本人には全く被害が及ばないのに、その被害を一手に引き受けてしまう、違った意味の『天災』の人がいるなんて……いない……よ、な……」
顔がひきつるを通り越し、青ざめる。
「……怖い……あり得そうで怖い。もしかしたら、その『天災』引き受け人が、あの周公瑾殿だったりしたら……」
孔明は祈る。
『天災』の被害を一手に引き受けてしまう体質の人が、江東に居ないことを。
ちょうどその頃、江東のとある場所で軍事演習を行っていた周公瑾こと、文字通り被害を一手に引き受ける羽目に陥った不幸な『天災受難者』は、痛むこめかみを指でグリグリとしていた。
「どうしましたか?周将軍」
部下の問いかけに、彼の凄絶とも言われている整った美貌が僅かに陰り、ふっと吐息を漏らす。
その悩ましげな溜め息に、気が遠くなりかけた男は必死に立ち直り、再び問い掛ける。
「な、何か、ありましたか?」
「……あぁ、いや」
無意識だろうか、色気を撒き散らしながら微笑んだ公瑾は、首をすくめて見せる。
「子敬殿と子瑜殿は、本当に色々と楽しい方々だね。子敬殿のご家族にはお会いしているけれど、今行方不明だと聞いている子瑜殿のご家族に、会ってみたいね……是非とも」
「そ、そうですか……?」
軍事の方に関わる職務に着く彼だが、政務を担う友人が何人かいる。
しかも、その彼らが揃えて口にするのが、
「魯子敬と諸葛子瑜という二人の軍師は、危険性の高い『天災』だ」
ということ。
本人達に悪気はなくとも、動けば何かが破壊、もしくは粉砕。
口を開けば目の前の人の野心や、主、孫仲謀の暗殺計画を公表。
見つけた裏切り行為は数知れず。
まだ一応、魯子敬の方が現実的だが、諸葛子瑜の方は天然記念物並に夢見がちで言葉がふわふわとしていて理解不能の時もあるらしい。
あの黄巾賊の乱から董仲穎の圧政の間に、遊学先から大きな馬車に書物を積んで、武器どころか最近まで猛毒が塗ってあると信じていた、書簡の書き直す為の小刀だけを手にスルッと逃げ出したという話は当初、眉唾物などと言われていたが、最近真実だとまことしやかに囁かれている。
「いや……ね?最近まで知らなかったけれど、子瑜殿は今いる妹殿以外にも、兄弟が多いらしい。すぐ下には二人の年子の妹殿。7歳下と、その4歳下に弟殿たち。一応別々に別れたけれど、叔父君の所に行った後行方不明と聞いて、調べてみたんだよ」
「そうなのですか……」
彼は、そんなに『天災』がいるのかと気が遠くなりかける。
「そう。で調べてみたら、荊州の襄陽近辺に4人共に住んでいたらしくてね」
公瑾は、考えるように腕を組む。
「上の妹殿は荊州の4家の1つ馬家に嫁いで、その下の妹殿は同じく龐家に嫁いだ。そして、7歳下の弟殿は黄家の一人娘と結婚の約束を取り交わしている上に、司馬徳操先生の塾生として『臥龍』、『伏龍』と呼ばれているそうだよ」
「えっ?」
「その下の弟殿も4家とは少し格は落ちるけれど、習家の令嬢と結婚間近だそうだ。しかも、この強固な繋がりを作ったのは子瑜殿の7歳下の弟殿……らしい」
組んでいた腕をほどき、顎に拳を当てる。
「子瑜殿に相談して……それだけの手腕を埋もれさせるのはどうか……提案するのも、いいかもしれないね」
「無理ですよぉ~?」
突然のんびりした声が響く。
「り……孔明はぁ、私が幾ら誘っても着いてこなかったですし、元々参謀の素質はありません。うちの一族は戦闘不得意です!」
おっとりとした小柄で天然系の子瑜が、突然真顔になる。
「孔明は普通の子なので、無理ですよ。あれこそ、黄家との繋がりを絶って平和な……穏やかな暮らしをさせてやりたいものです。あれは主君にまみえたとしても、この私が出仕を握り潰します。何としても……です。もしそれでも、孔明を所望するなら……こちらにも覚悟を決めさせて戴きます」
にぃっ……。
唇を歪め、公瑾を見つめる。
「私が馬鹿なふりをしている間に、とっとと働いて貰いたいね。先代のみならず先先代の威光をかさにきた田舎者共が、参謀のみならず主君を見下して天下を取った気になっている。広大なこの国のたった南東の一部を手に入れただけの分際で……」
はっ……っと吐き捨て、凍りつくような冷めた眼差しで公瑾を見る。
「……お前も、権を馬鹿にするなよ……アイツは孫家の当主。そしててめえらの主だろう? 権を先代とやらに託されたんなら、放り出すんじゃねぇ。アイツをこの地域の代表だと内外に示し、てめえが補佐として形ばかりでも忠誠を誓いやがれ!」
「……も、もしかして」
顔をひきつらせながら、公瑾は問い掛ける。
「それが、素デスカ? 子瑜殿」
「悪いか? これでいたら、り……上の弟に大泣きされたんだ!」
「弟殿……好きとか……?」
「当然だ! 孔明は、私の大事な大事な、可愛い可愛すぎる位いい子な弟なんだ!」
何故か一瞬とろけるような笑顔になったが、すぐに真顔になり言い切ってくれる。
「他のは死のうが、何しようが気にもしないが、孔明だけは誰にもやらん! 嫁も来るな! 孔明は私のもの!」
子瑜の恐ろしい一面を目の当たりにした公瑾は、重すぎる愛を現在受け取らずにすんでいる、孔明という青年の肩を叩いてやりたくなった。
それと、子瑜を絶対に敵に回さないようにしようと心に誓ったのであった。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
出撃!特殊戦略潜水艦隊
ノデミチ
歴史・時代
海の狩人、潜水艦。
大国アメリカと短期決戦を挑む為に、連合艦隊司令山本五十六の肝入りで創設された秘匿潜水艦。
戦略潜水戦艦 伊号第500型潜水艦〜2隻。
潜水空母 伊号第400型潜水艦〜4隻。
広大な太平洋を舞台に大暴れする連合艦隊の秘密兵器。
一度書いてみたかったIF戦記物。
この機会に挑戦してみます。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
三国志 群像譚 ~瞳の奥の天地~ 家族愛の三国志大河
墨笑
歴史・時代
『家族愛と人の心』『個性と社会性』をテーマにした三国志の大河小説です。
三国志を知らない方も楽しんでいただけるよう意識して書きました。
全体の文量はかなり多いのですが、半分以上は様々な人物を中心にした短編・中編の集まりです。
本編がちょっと長いので、お試しで読まれる方は後ろの方の短編・中編から読んでいただいても良いと思います。
おすすめは『小覇王の暗殺者(ep.216)』『呂布の娘の嫁入り噺(ep.239)』『段煨(ep.285)』あたりです。
本編では蜀において諸葛亮孔明に次ぐ官職を務めた許靖という人物を取り上げています。
戦乱に翻弄され、中国各地を放浪する波乱万丈の人生を送りました。
歴史ものとはいえ軽めに書いていますので、歴史が苦手、三国志を知らないという方でもぜひお気軽にお読みください。
※人名が分かりづらくなるのを避けるため、アザナは一切使わないことにしました。ご了承ください。
※切りのいい時には完結設定になっていますが、三国志小説の執筆は私のライフワークです。生きている限り話を追加し続けていくつもりですので、ブックマークしておいていただけると幸いです。
【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部
山本 双六
歴史・時代
たくさんの人が亡くなった太平洋戦争。では、もし日本が勝てば原爆が落とされず、何万人の人が助かったかもしれないそう思い執筆しました。(一部史実と異なることがあるためご了承ください)初投稿ということで俊也さんの『re:太平洋戦争・大東亜の旭日となれ』を参考にさせて頂きました。
これからどうかよろしくお願い致します!
ちなみに、作品の表紙は、AIで生成しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる