先輩は私のお姉ちゃんだけどそれを先輩は知らない

こえだ

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クリスマスイブ⑤ (葵ver) ※R18

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風呂から上がったら美咲が眠っていた。
今日は確かにハードだったから疲れたんだろうな。

「美咲。」
名前を呼んだらすぐに起きた。

「あ、私勝手にすみません!」

「ごめんね、できれば寝させてあげたかったんだけど。」

「いやいや!起こしてもらってよかったです!」

「はい、これ着替え。お風呂の使い方教えるよ。」

お風呂場へ案内し、使い方を説明して部屋へ戻った。
ドライヤーで髪を乾かし終えて美咲の帰りを待った。

怖かった。本当に怖かった。
どうするのが正解なのか全然わからなかった。
そして、これからどうしたらいいのかもわからない。

わからないけど美咲と一緒にいたい。
それだけは確かだった。

「すみません。上がりました。」

お風呂上がりの美咲が部屋のドアを開ける。

「あ、お疲れ様。こっちおいで。」
私はドライヤーを持って私のすぐ前に座るように合図をした。

「失礼します。」

すぐに美咲の髪をドライヤーで乾かした。
美咲の髪から私のシャンプーの香りがする。それだけで少し興奮してしまう私の身体はどうしようもない。

「はい、できた。」

「ありがとうございます。」

「うん、もう寝よっか。」

美咲も今日は疲れているだろうと思いすぐにそう提案した。
明日は部活も休みだからゆっくりできる。

一緒にベッドに入る。

「先輩。」

「うん?」

「あの、今日本当にありがとうございます。あと、このネックレスすごく嬉しかったです。私感動のあまりちゃんとお礼言えてなかったですよね。あ、寝る時は流石に外した方がいいですかね。」

美咲がこちらを向いて笑顔で話す。
その顔を見て妙に安心した。

「待って、向こう向いて。」

「え?わかりました。」

後ろから美咲を抱きしめた。

「あんまり外さないで。ごめん、これただの自己満なんだ。」
顔を見て話すのが恥ずかしくてそのまま話す。

「自己満…?」

「うん。美咲にさ、どこにも行って欲しくなくて。どっか行っちゃうのが怖くて。首輪みたいな感じかな。束縛とかそんなのしたく無いと思ってたのに。」

「そうなんですか。私、先輩にならどんどん束縛されたいですけど。それに、とても嬉しかったです。」

「うん。なら良かった。あ、でも束縛はあんまり良くないから気をつけるね。」

「えー。」

「えーじゃない。」

「えへへ。すみません。」

「うん。あと、今日怒ってくれてありがとう。私さ、正直怖かった。美咲のお母さんに怒られて。このまま美咲と離れなきゃいけないのかなって。」

「そ、そんな!あれはウチの母親が圧倒的に悪いですよ!先輩にあんなこと言うなんて…。」

「ちょっと言っちゃダメなことも言っちゃったけどねー。」

「やっぱりそう思いますよね…。」

「ちゃんと話さないとね。私ももう1回ちゃんと謝るし。」

「先輩はもう絶対謝らないで下さい!私のお母さんに謝って貰います!」

「でも、美咲の成績落ちたの私のせいだし。」

「そ、それは先輩の責任じゃ無くて私のせいです。それに、元々1番取れたのも先輩のおかげだし全部わかってもらえるように私から話します!」

「ありがとう。」

もう1度ギュッと美咲を抱きしめる。
そして、そろそろ限界だった。

「美咲。そろそろ無理かも。」

「え?何がですか?」

「ちょっとだけ。」

「ちょっとって…んんっ…」

後ろから抱きしめた状態のまま美咲の服の中へ手を入れた。

「せ、先輩…。ダ、ダメです。」
それでも手が止まらない。
ブラのホックを外して服と一緒に捲る。
そのまま両手で乳首をコリコリと刺激をする。

「あっ…んんっ…せんっ…んあっ……ぱいっ…っん」

「声抑えて。」

「いやっ…あっ…むりっ……です…んっ…」

美咲の顔をこちらに向けてキスをして口を塞いだ。
そして、この状況だからかすぐにトロトロになってしまった美咲の中へ指を入れる。
声が漏れるといけないのでいつもよりもゆっくりと動かす。

「はっ……んんっ…はんっ……んっんん…」

美咲が何か話したそうにしていたので一旦唇を離した。

「どうしたの?」

「その……もっと……はげ…しく……してほしいです…。」

暗くて良く見えないが多分顔を真っ赤にしている。とても熱い。

もう一度、美咲にキスをして口を塞いだ。

それから美咲の言葉に興奮してしまった私はいつもよりも激しく動かした。

「んっ…んんっ……はっ……んはっ……っん……はんっ……んっ…はっ…んんっ////」

美咲がイッタのがわかった。
でも、そのまま刺激を続けた。

「んっ…んんっ……はんっ……んんっ…んんっ…」

首元にはネックレスが光っていて、美咲が少し苦しそうにしている姿にとても興奮してしまう。

美咲が首を横に振って限界を伝えてくる。

「もう少しだから。」

そして、そのまま口を塞いで美咲が果てるまで動かした。
イッタと同時に美咲はゆっくりと意識を失った。







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