先輩は私のお姉ちゃんだけどそれを先輩は知らない

こえだ

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夏休み中の京子と葵(葵ver) ※R18

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「あおい!久しぶりっ!」
と元気よくインターホンを鳴らしたのは京子先輩だ。

「お久しぶりです!」

夏休みがもう終盤に差し掛かってる頃。
先輩の受験勉強と私の部活で中々予定が合わなかったので先輩とは夏休みに入ってから初めて会う。

「ホントに久しぶりだね!なんか痩せた?」

「あー、まあ、部活が忙しかったからですかね。」

「部活お疲れ様だねー!」

「ありがとうございます…。」

「ていうか京子先輩。多分、会いたかったです。」
先輩に抱きつきながらそう言った。

「そっかあ。よしよし。」
そう言いながら頭を撫でてくれた。
先輩はなんだかとても嬉しそうだった。

それから部屋で今まで会わなかった分色んな話をした。
先輩は終始嬉しそうに微笑んでいたが、時々少しだけ寂しそうな顔をしているように見えた。

「やっぱり大変ですね、勉強。」

「んー、まあね。先生もみんなも私ならどこでもいけるよって言ってくれるけどね。」

「無責任な人達ですね。」

「あはは。葵ならそんなこと言うと思った。」

「私も先輩なら大丈夫って言った方がいいですか?」

「いらないよー。正直もううんざりしてたから。」

「そうなんですね。」

すると、先輩が優しいキスをしてきた。
先輩とのキスがとても久しぶりだったからもっと欲しくなったが、先輩にその気が無さそうなのでやめておいた。



「ねえ、今日エッチする?」
しばらく見つめ合って先輩が急にそんな事を言い出すからびっくりした。

「え、あ、私はどちらでも良いです。先輩はどうですか?」

「どっちでもいいのかー。じゃあやめておこうかな。」

と言ったのに先輩が私の胸に飛び込んでベットに押し倒された。

「先輩?どっちなんですか?」

「しばらくこのまま。」

「あ、はい…。」

先輩が私の胸に顔を埋めてじっとしている。その先輩の頭を撫でてギュッとした。
先輩がどんな顔をしているかは全くわからない。

「ねえ、あおい。やっぱりしてくれる?」

数分経った後先輩が言った。
悲しそうな目をしているように見えた。

「はい。」

先輩が私にキスをした。
私はキスをしたまま先輩の上になった。
キスがだんだんと激しくなっていく。
でも、今日は先輩がどうして欲しいのか全然わからなかった。

「あおい、どうかした?」

「いや、先輩がどうして欲しいのか分からなくて…。」

「あー、そうだねー。じゃあ、あおいの好きなようにして。」

「……。わかりました。」

「あ、でも、できればちょっとゆっくりがいいかな。」

「わかりました。」

また、キスをした。だんだんと唇を先輩の耳や首元に移動させながら服を脱がした。下着姿になった先輩の胸元にまた唇を移動させた。


「っん…んん…はぁ…っんあ…あ…おい…。」


先輩のブラを外して舌で乳首を優しく刺激する。

「っあ…ん……ああっ……んあっ…はっ…んんっ」

少しの刺激で反応する先輩がすごく可愛い。もっと反応が見たくなって軽く乳首を噛んだ。

「ああっん…//」

先輩の体が大きく反応した。

一旦止めて先輩の顔を見る。

「京子先輩、かわいい。」

「あおい…」

こうやって目が合うと先輩とは必ずキスをする。だからいつも通りにキスをした。
キスをしながら先輩のパンツを下ろして指を先輩の中に入れる。

「んんっ…あおい…。」

そのまま指をゆっくり動かした。

「はっ…ああっ……んっ…あっ…んあっ……ああんっ…///」

まだ、そんなに早く動かしてないのに先輩の体が大きく跳ねた。

「はぁ……。やっぱダメね。ゆっくりしてもらってもあおいにされるとすぐイッちゃうみたい。」

「なにそれ…。かわいい。京子先輩…。もう一回してもいい?」

「うん。して欲しい…。」

そう言って先輩が私の首に腕を回して唇を重ねた。
それからもう一度先輩の中に指を入れる。
さっきよりも激しく動かす。

「あっ…うっ…ん…ああっ……んあ…あっん……あんっ…はっ…ん…あっ…あん…ああっん…///」

先輩は大きく震えながらイッた。


先輩が私の腕の中で息を整えてそのまま眠りについた。

今まで先輩は大体エッチが終わった後は結構すぐに帰ってたからこんな事は初めてだった。


「ん。ごめん。寝ちゃったみたい。」

しばらくして先輩が目を覚ました。

「いいえ、全然大丈夫です。珍しいですね。」

「ごめんね、重たかったよね、起きるね。」

「あ、いえ、良かったらもうちょっとこのままでいません?」

「じゃー、そうしようかな…。」

と言って先輩が起こしかけた体を元に戻した。
本当に珍しい。

「京子先輩何かありました?」

「何かって?」

「なんか今日いつもと違うくないですか?」

「やっぱり違うかなー。」

「違います!」

「そっかあ…。でも、なんにもないかなぁ。ちょっと勉強で疲れてたかも…。」
 
「そうなんですね…。来てくれてありがとうございます。」

「あはは。どういたしましてっ!」

その後すぐに「よしっ!」と言って先輩が勢いよく立ち上がった。

「帰るね!」

「もう帰るんですか?」

「うん!帰る!」

「駅まで送ってもいいですか?」

「見送りなんていいよー!」

「迷惑ですか?」
そう言って先輩を見つめた。

「もー、その聞き方はずるいよー!じゃあ、送ってってくれる?」

「はい!」

駅に着いた。

「ありがと!次会うのは多分新学期かな?」

「多分そうだと思います。」

「じゃあ、また、新学期ね!」

「はい!また!」

お別れを言って先輩が改札の方へ向かったのを見届けて、帰ろうと反対方向へ振り返った。
すると後ろから誰かに抱きつかれた。京子先輩だった。

「あおい。ありがと。じゃあね。」

先輩はそれだけ言ってすぐに走っていった。

それが何だったのかわからなくて先輩にLINEで聞いてみたけど何も無いと押し切られた。
先輩が言いたがらないから無理には聞かないことにした。

でも、先輩の最後の少し震えた声が中々頭から離れなかった。
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