84 / 86
偽りの聖母
83話 空兜が向き合う気持ち
しおりを挟む
83話 空兜が向き合う気持ち
ふぁ~あ…おはようですわ、空兜
………
ちょっと空兜ー!?無視は酷くありませんー!?
………
スマホを見ているのですの??
どれどれ…
空兜のスマホには
デート 初めて 場所
な、ななな何ですとー!?空兜がデートですってー!?
友梨香は空兜の部屋で大声をあげて驚いた。
………うるさいな。今集中して取り組まないとな事柄に向かってるんだよ。少しだけでいいから静かに出来ないかい?
申し訳なさそうに空兜が言葉をこぼす
わ、わかりましたわ。少し向こうにいっていますわ。
ごめんね。ありがとう
すたすたすた・・・
とはいったものの、絶対なにか怪しいことしていますわ。あれはそうに違いありませんわー!!
それを暴くためにもまずは
ばれずに検索画面を覗きますわよー!!
こうしてあたしのみっしょんいんほっしむんが開始ですわ・・・
でーんでんでんでんでんでんでーん
でーんでんでんでんでんでんでーん
と、このような音楽が響き、あたしの作戦の成功を後押ししてくださっています・・・
これは…いける……!!
いや、バレてるから。それ
なんとーーー!!!空兜を蝕む陰謀を暴き、魔の手から救い出すという計画が……
いや、なんも怪しくなんかないって。友梨香があんなにいうから、ぼくも向き合ってみたくなったのさ。それで、今はその下調べをしてたってだけだよ。
ふ、ふうん…。あ、その相手ってもしかしてあたし?
そりゃあね。友梨香へのぼくの気落ちを確認したいんだから、友梨香以外の人と、ってのはありえないよ。理解できた?
え、ええ・・・理解はできてる、はず・・・
うん、よかった。なら早速、明日の昼にでもでかけないかい?
え!?そんな急に!?
うん。友梨香なら予定を空けてくれるでしょ。
え、ええ!もちろん空けますわよ予定があっても!
ありがとう。それじゃあ明日、よろしくね。
え、ええ。
・・・・・・・・
(な、なんですの!?この微妙な空気は…!?)
ふぁーあっ。どれ、ぼくは少し寝るねー。
お、おやすみ…
うんおやすみー
かっっかっっかっっかっっかっっかっっかっっか、と時間が過ぎ、夕御飯の時間となっても空兜は起きることがなく、心配になり揺すって起こしてみることに。
ちょっと空兜ー?さすがに寝すぎですわよー!?もう夕御飯の時間になりましてよー!!
さっさと起きんかーーーい!!!
……ん?ああ、もうそんな時間かい?
起こしてくれてありがとうね。けど、なんでそんなにカリカリしているんだい?
それは………アンタが起きないからでしょうーー!?いったいどのくらい待ったと思っているんですのー!?
あはは、ごめんって。というか友梨香、まさかずっとそこで待っていたのかい?
そうよ・・・アンタが少しとかいわなきゃお手洗いにもいけたのに、ね・・・
ん?それって・・・ああ、友梨香ってば、その年でおもらしかい?
言わないでよ・・あたしだって恥ずかしいんだから・・・
あはは、ごめんごめん。けどぼくはそういうの、気にしない性格だから、安心してよ。
空兜・・・・
うん?
それって性格じゃなくて性癖じゃない…!!空兜のへんたいー!!もう知らないっ!
ええーー、それじゃあ明日の約束は??
当然、なしに決まっていますわ!第一、2人っきりでもないのでしょう?だったら――
いや?2人っきりだよ?さっきもいったけど、これは友梨香への気持ちに向き合いたいって話だって。だから、友梨香と2人だよ。他の人を交えてなんてありえない。
そ、そう、、、2人っきりね……わるくないわ……。
え?なんて?
明日の話、当日まで考えておくわ!さ、食事にしましょ!……もう冷めちゃってるけれどね。
大丈夫。もう一回暖めれば元通り。ううん、前よりももっと暖かくなるかもだよ?
ほんと、アンタのそういうところ、磨けないのかしらね。そうすれば、女性だってアンタのところにいくらでも寄って来るはず、ですのに。
そう?でもぼくは隣に友梨香がいればそれでいいかな。むしろ、友梨香じゃないとか、興味が湧かないよ。
そう・・・
ですわ口調のキミもツンっとしてるキミも、それらが入り交じっておかしなことになってるキミも
みーんなぜんぶかわいいよ
そ。それはもはやこ、こく、こここここここコケーーーー!
ぷしゅ~と音を立てながら頭蓋骨の上部で蒸気を逃がし、顔を真っ赤にして膝から崩れ落ちた友梨香をぼくは、急いでぼくのベッドに寝かせ、慣れない着替えをしてはスポーツドリンクを調達しに外出した。
実は5ヶ月ぶりだったりする。外出は
ふぁ~あ…おはようですわ、空兜
………
ちょっと空兜ー!?無視は酷くありませんー!?
………
スマホを見ているのですの??
どれどれ…
空兜のスマホには
デート 初めて 場所
な、ななな何ですとー!?空兜がデートですってー!?
友梨香は空兜の部屋で大声をあげて驚いた。
………うるさいな。今集中して取り組まないとな事柄に向かってるんだよ。少しだけでいいから静かに出来ないかい?
申し訳なさそうに空兜が言葉をこぼす
わ、わかりましたわ。少し向こうにいっていますわ。
ごめんね。ありがとう
すたすたすた・・・
とはいったものの、絶対なにか怪しいことしていますわ。あれはそうに違いありませんわー!!
それを暴くためにもまずは
ばれずに検索画面を覗きますわよー!!
こうしてあたしのみっしょんいんほっしむんが開始ですわ・・・
でーんでんでんでんでんでんでーん
でーんでんでんでんでんでんでーん
と、このような音楽が響き、あたしの作戦の成功を後押ししてくださっています・・・
これは…いける……!!
いや、バレてるから。それ
なんとーーー!!!空兜を蝕む陰謀を暴き、魔の手から救い出すという計画が……
いや、なんも怪しくなんかないって。友梨香があんなにいうから、ぼくも向き合ってみたくなったのさ。それで、今はその下調べをしてたってだけだよ。
ふ、ふうん…。あ、その相手ってもしかしてあたし?
そりゃあね。友梨香へのぼくの気落ちを確認したいんだから、友梨香以外の人と、ってのはありえないよ。理解できた?
え、ええ・・・理解はできてる、はず・・・
うん、よかった。なら早速、明日の昼にでもでかけないかい?
え!?そんな急に!?
うん。友梨香なら予定を空けてくれるでしょ。
え、ええ!もちろん空けますわよ予定があっても!
ありがとう。それじゃあ明日、よろしくね。
え、ええ。
・・・・・・・・
(な、なんですの!?この微妙な空気は…!?)
ふぁーあっ。どれ、ぼくは少し寝るねー。
お、おやすみ…
うんおやすみー
かっっかっっかっっかっっかっっかっっかっっか、と時間が過ぎ、夕御飯の時間となっても空兜は起きることがなく、心配になり揺すって起こしてみることに。
ちょっと空兜ー?さすがに寝すぎですわよー!?もう夕御飯の時間になりましてよー!!
さっさと起きんかーーーい!!!
……ん?ああ、もうそんな時間かい?
起こしてくれてありがとうね。けど、なんでそんなにカリカリしているんだい?
それは………アンタが起きないからでしょうーー!?いったいどのくらい待ったと思っているんですのー!?
あはは、ごめんって。というか友梨香、まさかずっとそこで待っていたのかい?
そうよ・・・アンタが少しとかいわなきゃお手洗いにもいけたのに、ね・・・
ん?それって・・・ああ、友梨香ってば、その年でおもらしかい?
言わないでよ・・あたしだって恥ずかしいんだから・・・
あはは、ごめんごめん。けどぼくはそういうの、気にしない性格だから、安心してよ。
空兜・・・・
うん?
それって性格じゃなくて性癖じゃない…!!空兜のへんたいー!!もう知らないっ!
ええーー、それじゃあ明日の約束は??
当然、なしに決まっていますわ!第一、2人っきりでもないのでしょう?だったら――
いや?2人っきりだよ?さっきもいったけど、これは友梨香への気持ちに向き合いたいって話だって。だから、友梨香と2人だよ。他の人を交えてなんてありえない。
そ、そう、、、2人っきりね……わるくないわ……。
え?なんて?
明日の話、当日まで考えておくわ!さ、食事にしましょ!……もう冷めちゃってるけれどね。
大丈夫。もう一回暖めれば元通り。ううん、前よりももっと暖かくなるかもだよ?
ほんと、アンタのそういうところ、磨けないのかしらね。そうすれば、女性だってアンタのところにいくらでも寄って来るはず、ですのに。
そう?でもぼくは隣に友梨香がいればそれでいいかな。むしろ、友梨香じゃないとか、興味が湧かないよ。
そう・・・
ですわ口調のキミもツンっとしてるキミも、それらが入り交じっておかしなことになってるキミも
みーんなぜんぶかわいいよ
そ。それはもはやこ、こく、こここここここコケーーーー!
ぷしゅ~と音を立てながら頭蓋骨の上部で蒸気を逃がし、顔を真っ赤にして膝から崩れ落ちた友梨香をぼくは、急いでぼくのベッドに寝かせ、慣れない着替えをしてはスポーツドリンクを調達しに外出した。
実は5ヶ月ぶりだったりする。外出は
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる