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交流と日常(1)
72話 共生する3人の木漏れ日の1日・前編
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72話 共生する3人の木漏れ日の1日・前編
今日はこの間唯我のところに遊びに行った時に
朱里たちと約束した買物の日だな。まあ男の俺が
なんの為になるかはわからんが、まあ行くか。
春途は出かける準備を整え、外に出た。
おはよう!春!
あ、おはよう冥、早いんだな。
それはまあ…楽しみだったから
ツンツン…
どわっ!?なんだなんだー!?…って、朱里かよ…脅かすなって
ごめんごめ~ん♪けど無視は酷いよ~
それもそうか。すまんな。おはよう
いーよっ、おはよっ
さあ行こう!楽しい楽しいショッピングだあっ!
おう!
うん!
少し遠いとこ行くからバス乗るよ~!
あ~…なら俺が出すよ、バス代くらい。
おお~いいの?春途
姉さま!だめでしょそれは。
えーいいじゃん春途が出すって言うんだし
だめです。さあ、各自出しましょう。
ちぇ~
あまり時間もなかったので春途たちはバス停へ走った。
ふぅ~!着いたー!いやあ、危なかったねえ!
姉さまが無駄にジタバタしたせいですね。
いや違うでしょ~?
違くないです。あ、来たよバス!
お、時間ぴったりだな。それにしてもなんで態々隣町まで行くんだ?近所にもショッピングモールくらいあるだろ?
近所のじゃだめなの。
なんで?
なんででも!
そ、そうか…。
煮えきらない気持ちのまま春途は2人についていく
発進するまで少し猶予があった。春途は一番前の席、朱里と冥は、2つ後ろの横長い席に座った。
春途たちが乗り込んでから少しすると、他の客も乗り込んできて車両はあっという間に満席となった。そして発進した。
えーと、俺たちが向かう場所は……?
春途は目線を右上のバス停マップにやる。
あと4ついったところか。確かに少し遠いしバスだなこれは
部活動の一環として徒歩でもよかった、そうも思っていたが、4つ先となれば話は違う。
ちょっと掛かるみたいだし、寝るか。
春途はその場で眠りについた。
起きて!
春途~!起きてってば!
………ダ~メだ全然起きないよ。どうする?
ならこうします!
チャキッ…
春~?早く起きないと喉が斬れちゃうよ~?
んぅ…?冥…?って、うわわっ!??や、やめろおおおお!!
冥はネビュラを春途の喉元に突きたて脅していた。実体のある刀剣なので、本当にカッ斬れる。
だってぇ……これくらいしないと起きてくれない春も悪いんだよ?
いや待て。なぜそうなる
ソウダゾソウダゾ~!春途が悪いんだ!!
姉さまは黙ってて。
はいごめんなさーい
もういいよ。さ、降りよう。
あ、ああ。
それで、どこに向かうんだ?
あそこだよ春、いこう。
なあなあ、朱里姉さまは~?無視なの~?
うるさいですよ。
ギギギ…
いだ!?いだだだだ!!なにすんのさー!
耳を引っ張っただけですけど?何をそんなに痛がって
あー、言ったなー?そおれっ!
っ!?痛い!痛いです姉さま!!
ほぉれほれ~!何をそんなに痛がって~!
仲のいい2人はいつまでも眺めてられるなと感じながら歩みを進めていると、そこについた。
おお…!ここが―――
ショッピングモール ナナセ
今日はこの間唯我のところに遊びに行った時に
朱里たちと約束した買物の日だな。まあ男の俺が
なんの為になるかはわからんが、まあ行くか。
春途は出かける準備を整え、外に出た。
おはよう!春!
あ、おはよう冥、早いんだな。
それはまあ…楽しみだったから
ツンツン…
どわっ!?なんだなんだー!?…って、朱里かよ…脅かすなって
ごめんごめ~ん♪けど無視は酷いよ~
それもそうか。すまんな。おはよう
いーよっ、おはよっ
さあ行こう!楽しい楽しいショッピングだあっ!
おう!
うん!
少し遠いとこ行くからバス乗るよ~!
あ~…なら俺が出すよ、バス代くらい。
おお~いいの?春途
姉さま!だめでしょそれは。
えーいいじゃん春途が出すって言うんだし
だめです。さあ、各自出しましょう。
ちぇ~
あまり時間もなかったので春途たちはバス停へ走った。
ふぅ~!着いたー!いやあ、危なかったねえ!
姉さまが無駄にジタバタしたせいですね。
いや違うでしょ~?
違くないです。あ、来たよバス!
お、時間ぴったりだな。それにしてもなんで態々隣町まで行くんだ?近所にもショッピングモールくらいあるだろ?
近所のじゃだめなの。
なんで?
なんででも!
そ、そうか…。
煮えきらない気持ちのまま春途は2人についていく
発進するまで少し猶予があった。春途は一番前の席、朱里と冥は、2つ後ろの横長い席に座った。
春途たちが乗り込んでから少しすると、他の客も乗り込んできて車両はあっという間に満席となった。そして発進した。
えーと、俺たちが向かう場所は……?
春途は目線を右上のバス停マップにやる。
あと4ついったところか。確かに少し遠いしバスだなこれは
部活動の一環として徒歩でもよかった、そうも思っていたが、4つ先となれば話は違う。
ちょっと掛かるみたいだし、寝るか。
春途はその場で眠りについた。
起きて!
春途~!起きてってば!
………ダ~メだ全然起きないよ。どうする?
ならこうします!
チャキッ…
春~?早く起きないと喉が斬れちゃうよ~?
んぅ…?冥…?って、うわわっ!??や、やめろおおおお!!
冥はネビュラを春途の喉元に突きたて脅していた。実体のある刀剣なので、本当にカッ斬れる。
だってぇ……これくらいしないと起きてくれない春も悪いんだよ?
いや待て。なぜそうなる
ソウダゾソウダゾ~!春途が悪いんだ!!
姉さまは黙ってて。
はいごめんなさーい
もういいよ。さ、降りよう。
あ、ああ。
それで、どこに向かうんだ?
あそこだよ春、いこう。
なあなあ、朱里姉さまは~?無視なの~?
うるさいですよ。
ギギギ…
いだ!?いだだだだ!!なにすんのさー!
耳を引っ張っただけですけど?何をそんなに痛がって
あー、言ったなー?そおれっ!
っ!?痛い!痛いです姉さま!!
ほぉれほれ~!何をそんなに痛がって~!
仲のいい2人はいつまでも眺めてられるなと感じながら歩みを進めていると、そこについた。
おお…!ここが―――
ショッピングモール ナナセ
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