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二章
三十六話
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「何貰ったの? ラブレター?」
──ギロッ
「次言ったら殺す」
「ごめんなさい」
そんなもん貰ったら即破り捨てるわ。土下座する結翔に監視を頼んで外に向かう。
担任から預かった紙には『買い出しをお願いします』と書かれていた。わざわざ紙で頼む意味が分からん。LIMEしろよ。
「あ、天使ちゃん! 何処行くの? 俺もついて行って良い?」
「良いわけ無いだろボケナスが」
なんでお前もセットで連れて行くしか無いんだよ。突然現れた寮長を無視して歩く。
「ねぇ······お願いだから! 何か奢ってあげるよ?」
「金には困ってない」
「ッ!? 俺もそんなカッコイイセリフ言ってみたい········」
勝手に言ってれば良いだろ。着いてくんな。
「あぁぁぁああああああ!!!!! 心湊! 俺を置いて何処に行く気だ!」
「チッ·······こっち来んなクソ毬藻」
毎度毎度大声出すの辞めろ。っていうか授業はどうした授業は。
「俺の名前は朝比奈太陽って言うんだぞ!」
「知ってるわボケ」
何回も同じこと言うな。ノイローゼなるわ。
「ねぇ、この子は天使ちゃんのお友達かなにか?」
「は? これが友達に見えるなら今すぐ眼科に行け」
こいつらマジでなんなの。絡んでくんなよ。
──ピタッ
「·············いや、ちょっと待てよ?」
「どうしたの?」
「どうしたんだ!?」
よく考えたら買い物をしたら荷物が増えるわけだ。しかも頼まれた物は差し入れ用の食料。100人以上にそんなの買ってたら俺一人で持てるはずがない。
「······よし、お前ら少し手伝え。騒いだら置いてくからな」
「え、良いの? ありがとう天使ちゃん!」
「心湊のためならなんでも手伝ってやるぞ! 任せてくれ!」
「こいつらアホだな········」
お前らはただの荷物運びだぞ。この学園社畜予備軍多すぎるだろ。
──ギロッ
「次言ったら殺す」
「ごめんなさい」
そんなもん貰ったら即破り捨てるわ。土下座する結翔に監視を頼んで外に向かう。
担任から預かった紙には『買い出しをお願いします』と書かれていた。わざわざ紙で頼む意味が分からん。LIMEしろよ。
「あ、天使ちゃん! 何処行くの? 俺もついて行って良い?」
「良いわけ無いだろボケナスが」
なんでお前もセットで連れて行くしか無いんだよ。突然現れた寮長を無視して歩く。
「ねぇ······お願いだから! 何か奢ってあげるよ?」
「金には困ってない」
「ッ!? 俺もそんなカッコイイセリフ言ってみたい········」
勝手に言ってれば良いだろ。着いてくんな。
「あぁぁぁああああああ!!!!! 心湊! 俺を置いて何処に行く気だ!」
「チッ·······こっち来んなクソ毬藻」
毎度毎度大声出すの辞めろ。っていうか授業はどうした授業は。
「俺の名前は朝比奈太陽って言うんだぞ!」
「知ってるわボケ」
何回も同じこと言うな。ノイローゼなるわ。
「ねぇ、この子は天使ちゃんのお友達かなにか?」
「は? これが友達に見えるなら今すぐ眼科に行け」
こいつらマジでなんなの。絡んでくんなよ。
──ピタッ
「·············いや、ちょっと待てよ?」
「どうしたの?」
「どうしたんだ!?」
よく考えたら買い物をしたら荷物が増えるわけだ。しかも頼まれた物は差し入れ用の食料。100人以上にそんなの買ってたら俺一人で持てるはずがない。
「······よし、お前ら少し手伝え。騒いだら置いてくからな」
「え、良いの? ありがとう天使ちゃん!」
「心湊のためならなんでも手伝ってやるぞ! 任せてくれ!」
「こいつらアホだな········」
お前らはただの荷物運びだぞ。この学園社畜予備軍多すぎるだろ。
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