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ポーション監修編
第129話 販売開始
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更新が遅くなりすみません…!
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翌日の朝、ディーニャにポーションの味が仕上がった旨を伝える手紙を出すと、その日のうちに返信が来た。
『明日(定休日)そちらに行ってもいいか』とのことだったので、俺は了承の旨を記し返信。
そして迎えた定休日の午後、ディーニャがポーションの試飲にやって来た。
「お休み中にすみませんッス」
「気にしなくていいよ。特にやることもなかったし」
俺はツキネを肩に乗せながら、ディーニャと店のホールに移動する。
シェフの気まぐれのストックがずいぶん溜まったことで、実際に急ぎの用事はなかった。
「はい。これが渡されてたポーションね」
奥のテーブルにディーニャを案内した俺は、6つの瓶をテーブルに置く。
マナポーション、麻痺治しポーション、解毒ポーションの通常タイプと強力タイプだ。
前回の別れ際、サンプル用にディーニャから貰ったものだが、既に味は変更済である。
「こないだのライフポーションは二種類の粉で味を変えただろ? この6つもあれと同じ手順で、それぞれ別の粉を加えてある」
「おお! 統一性があっていいッスね! さっそく試飲してもいいですか?」
「どうぞ」
俺は魔法袋からコップを取り出して、各ポーションを注いでいく。
ポーションをコップに注ぐというのも変な感覚だが、味を考えればジュースと同じである。
「マナポーションからいただくッスね」
ディーニャはそう言って、マナポーションをひと口飲む。
「……っ!! 不思議な味ですけど美味いッス!」
そう言いながら、さらにひと口飲むディーニャ。
「さっぱりしてて飲みやすいッス。何の味なんですか?」
「スポドリ……ほんのりと酸味をきかせたオリジナルのフレーバーだよ。ディーニャが言ったようにさっぱりしてるから、ゴクゴク飲めるだろ?」
「はいッス!」
ディーニャは笑顔で言うと、次のコップに手を伸ばす。
「シュワシュワバージョンも美味しいっッスね! よりさっぱり感が増して好みッス」
強力タイプ――炭酸バージョンのスポドリ味も気に入ってくれたようだ。
ゴクゴクと一気に飲み干し、「ぶはぁ」と豪快に息を吐く。
「次はそうッスね……解毒ポーションを飲んでみるッス!」
楽しそうにコップを選び、解毒ポーションを飲んだディーニャは、「すごいっ!!」と叫んで目を見開く。
「めちゃくちゃ香り高いッス!! どこかワインに似ているような……」
「ああ。葡萄っていう、ワインの原料に似た果物を使ってるからな」
「そうなんスね!」
ディーニャは頷きながら解毒ポーションの匂いを嗅ぐ。
以前ビアから飲ませてもらったことがあるが、この世界でもワインに近しい酒はある。
原料が葡萄とは違う実で、味や香りにも違いがあるものの、ディーニャが近いと感じるのも道理だ。
彼女は相当葡萄味が気に入ったらしく、コップに追加の解毒ポーションを注いで飲んでいる。
「ん……! シュワシュワとの相性も抜群ッスね! 普通にジュースとして常備したいッス」
「はは、別にポーションじゃなくても粉で味は変えられるし、個人的に使う分には構わないよ」
「おお! 本当ッスか!? ありがたく使わせてもらうッス!!」
ディーニャは目を輝かせて言った後、最後のポーション――麻痺治しポーションの試飲に移る。
「あれ? よく見るとこれ、通常タイプにも泡があるッスね」
「それは微炭酸……弱めのシュワシュワを入れてるんだ。フレーバー的にシュワシュワがあったほうが合うかと思ってさ。ちなみに強力タイプのほうには強めのシュワシュワを入れてある」
「なるほど、そんな工夫があるんスね」
ディーニャは麻痺治しポーションをひと口飲むと、はっと驚いたような顔をする。
「おお! これも面白い味っスね! 美味しいのはもちろんですが、何だか元気が出る味ッス!
た」
さきほどの葡萄味も気に入っていたようだが、エナドリ味にも同じくらいハマったようだ。
頬を上気させながら、ゴクゴクと喉を鳴らしている。
「おおお! こっちの強めのシュワシュワもいいっスね! 飲めば飲むほど病み付きになるッス!!」
ディーニャは強力タイプの麻痺治しポーションを完飲し、瓶に余った他のポーションも残らず空にしていく。
一つ一つの瓶が小さめとはいえ、合計で1リットル以上はありそうだ。
全てのポーションを飲み干したディーニャは、腹を抱えて天井を仰ぐ。
「……満腹ッス」
「まあまあな量だったからな。無理に飲まなくてもよかったのに」
「どれも美味しくてつい」
「はは。というか、そんなにポーションを飲んで大丈夫なのか?」
「これくらいなら問題ないッス。ポーションの種類にもよるッスけど。それにウチのポーションは中毒性が低いッスから」
腹をさすりながら言うディーニャ。
以前、ポーションの飲みすぎは中毒の恐れがあると聞いたが、種類によって中毒性が違うようだ。
「それならよかったよ。味のほうは大丈夫そうか?」
「はい!! 完璧な仕上がりッス! どれも最高に美味しくしてくれて感謝ッス!」
ディーニャは満面の笑みで親指を立てる。
「そんなわけで、準備が出来次第販売していきたいんスけど――」
それから俺達は、『グルメの家監修ポーション』の販売について相談する。
主なポイントは監修料と販売開始時期だ。
まずは前者について、本来の監修スタイルであればレシピそのものを一括で売るのが主流だが、俺の場合はレシピではなく粉を納入することになる。
納入は定期的に行っていくため、その際に支払ってもらうお金を監修料と見なすことにした。
要は単に粉を売るだけなので、料理人ギルドに行っている砂糖の定期納入と変わらない。
また販売開始時期については、一週間~二週間後ということになった。
粉の用意自体は数日もあれば可能だが、監修の印として『グルメの家』のロゴを用意してほしいと言われたのだ。
『薬屋ディーニャ』のロゴと並べて、ポーションの瓶に刻むらしい。
ロゴを刻む作業は瓶の発注先である工房に頼むため、その作業期間を考慮する必要がある。
「グルメの家のロゴは何かあるんスか?」
「ロゴねぇ。別に決まったロゴがあるわけじゃ……いや、待てよ」
俺はそう言って、魔法袋をごそごそ漁る。
「たしかここに予備が…………あったあった」
「それは?」
「テイクアウトのドリンク用に使ってるタンブラーだよ」
そう、取り出したのはテイクアウト用の蓋付きタンブラー。
店のロゴとしてフルールがデザインしたツキネのシルエットを入れているのだが、これがなかなか好評だった。
タンブラーの返却による返金システムがあるにもかかわらず、返却せずに自宅用として使うお客さんが多数いるようなのだ。
俺としても気に入っているロゴデザインなので、ポーションのロゴにもぜひ使いたい。
タンブラーをディーニャに渡すと、彼女も「いいロゴッスね!」と褒めてくれた。
「このタンブラー、借りても大丈夫ッスか? ロゴのサンプルとして工房に持っていきたいんスけど……」
「オーケー。店にいくらでも予備はあるから、渡しちゃっても全然いいよ」
「了解ッス! この後工房に持っていきますね!」
「ありがとう。頼んだ」
ディーニャにタンブラーを渡し、必要な相談は全て終わった。
数日中に味変粉を納入することを約束した俺は、工房に行くという彼女を見送る。
そして三日後の営業終わり、生成した各種の粉を約束通り持っていった。
初回分は様子見ということで、ライフポーションとマナポーションの粉を約150本分×2タイプ(通常&強力)、麻痺治しポーションと解毒ポーションの粉を約50本分×2タイプ用意した。
売上の調子が良ければ、今後はもっと大量の粉を納入する予定だ。
工房による瓶のロゴ入れも順調に進んでいるようで、一週間以内に瓶が届くだろうとのこと。
サンプルとしてロゴ入れ済みの瓶を見せてもらったが、タンブラーのロゴが完璧に再現され、お洒落な感じになっていた。
そうして、あとはディーニャの下に瓶が届くのを待つのみとなり、ちょうど一週間が経った時。
『グルメの家監修ポーション』の販売が開始されたと、ディーニャからの報せが届いた。
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翌日の朝、ディーニャにポーションの味が仕上がった旨を伝える手紙を出すと、その日のうちに返信が来た。
『明日(定休日)そちらに行ってもいいか』とのことだったので、俺は了承の旨を記し返信。
そして迎えた定休日の午後、ディーニャがポーションの試飲にやって来た。
「お休み中にすみませんッス」
「気にしなくていいよ。特にやることもなかったし」
俺はツキネを肩に乗せながら、ディーニャと店のホールに移動する。
シェフの気まぐれのストックがずいぶん溜まったことで、実際に急ぎの用事はなかった。
「はい。これが渡されてたポーションね」
奥のテーブルにディーニャを案内した俺は、6つの瓶をテーブルに置く。
マナポーション、麻痺治しポーション、解毒ポーションの通常タイプと強力タイプだ。
前回の別れ際、サンプル用にディーニャから貰ったものだが、既に味は変更済である。
「こないだのライフポーションは二種類の粉で味を変えただろ? この6つもあれと同じ手順で、それぞれ別の粉を加えてある」
「おお! 統一性があっていいッスね! さっそく試飲してもいいですか?」
「どうぞ」
俺は魔法袋からコップを取り出して、各ポーションを注いでいく。
ポーションをコップに注ぐというのも変な感覚だが、味を考えればジュースと同じである。
「マナポーションからいただくッスね」
ディーニャはそう言って、マナポーションをひと口飲む。
「……っ!! 不思議な味ですけど美味いッス!」
そう言いながら、さらにひと口飲むディーニャ。
「さっぱりしてて飲みやすいッス。何の味なんですか?」
「スポドリ……ほんのりと酸味をきかせたオリジナルのフレーバーだよ。ディーニャが言ったようにさっぱりしてるから、ゴクゴク飲めるだろ?」
「はいッス!」
ディーニャは笑顔で言うと、次のコップに手を伸ばす。
「シュワシュワバージョンも美味しいっッスね! よりさっぱり感が増して好みッス」
強力タイプ――炭酸バージョンのスポドリ味も気に入ってくれたようだ。
ゴクゴクと一気に飲み干し、「ぶはぁ」と豪快に息を吐く。
「次はそうッスね……解毒ポーションを飲んでみるッス!」
楽しそうにコップを選び、解毒ポーションを飲んだディーニャは、「すごいっ!!」と叫んで目を見開く。
「めちゃくちゃ香り高いッス!! どこかワインに似ているような……」
「ああ。葡萄っていう、ワインの原料に似た果物を使ってるからな」
「そうなんスね!」
ディーニャは頷きながら解毒ポーションの匂いを嗅ぐ。
以前ビアから飲ませてもらったことがあるが、この世界でもワインに近しい酒はある。
原料が葡萄とは違う実で、味や香りにも違いがあるものの、ディーニャが近いと感じるのも道理だ。
彼女は相当葡萄味が気に入ったらしく、コップに追加の解毒ポーションを注いで飲んでいる。
「ん……! シュワシュワとの相性も抜群ッスね! 普通にジュースとして常備したいッス」
「はは、別にポーションじゃなくても粉で味は変えられるし、個人的に使う分には構わないよ」
「おお! 本当ッスか!? ありがたく使わせてもらうッス!!」
ディーニャは目を輝かせて言った後、最後のポーション――麻痺治しポーションの試飲に移る。
「あれ? よく見るとこれ、通常タイプにも泡があるッスね」
「それは微炭酸……弱めのシュワシュワを入れてるんだ。フレーバー的にシュワシュワがあったほうが合うかと思ってさ。ちなみに強力タイプのほうには強めのシュワシュワを入れてある」
「なるほど、そんな工夫があるんスね」
ディーニャは麻痺治しポーションをひと口飲むと、はっと驚いたような顔をする。
「おお! これも面白い味っスね! 美味しいのはもちろんですが、何だか元気が出る味ッス!
た」
さきほどの葡萄味も気に入っていたようだが、エナドリ味にも同じくらいハマったようだ。
頬を上気させながら、ゴクゴクと喉を鳴らしている。
「おおお! こっちの強めのシュワシュワもいいっスね! 飲めば飲むほど病み付きになるッス!!」
ディーニャは強力タイプの麻痺治しポーションを完飲し、瓶に余った他のポーションも残らず空にしていく。
一つ一つの瓶が小さめとはいえ、合計で1リットル以上はありそうだ。
全てのポーションを飲み干したディーニャは、腹を抱えて天井を仰ぐ。
「……満腹ッス」
「まあまあな量だったからな。無理に飲まなくてもよかったのに」
「どれも美味しくてつい」
「はは。というか、そんなにポーションを飲んで大丈夫なのか?」
「これくらいなら問題ないッス。ポーションの種類にもよるッスけど。それにウチのポーションは中毒性が低いッスから」
腹をさすりながら言うディーニャ。
以前、ポーションの飲みすぎは中毒の恐れがあると聞いたが、種類によって中毒性が違うようだ。
「それならよかったよ。味のほうは大丈夫そうか?」
「はい!! 完璧な仕上がりッス! どれも最高に美味しくしてくれて感謝ッス!」
ディーニャは満面の笑みで親指を立てる。
「そんなわけで、準備が出来次第販売していきたいんスけど――」
それから俺達は、『グルメの家監修ポーション』の販売について相談する。
主なポイントは監修料と販売開始時期だ。
まずは前者について、本来の監修スタイルであればレシピそのものを一括で売るのが主流だが、俺の場合はレシピではなく粉を納入することになる。
納入は定期的に行っていくため、その際に支払ってもらうお金を監修料と見なすことにした。
要は単に粉を売るだけなので、料理人ギルドに行っている砂糖の定期納入と変わらない。
また販売開始時期については、一週間~二週間後ということになった。
粉の用意自体は数日もあれば可能だが、監修の印として『グルメの家』のロゴを用意してほしいと言われたのだ。
『薬屋ディーニャ』のロゴと並べて、ポーションの瓶に刻むらしい。
ロゴを刻む作業は瓶の発注先である工房に頼むため、その作業期間を考慮する必要がある。
「グルメの家のロゴは何かあるんスか?」
「ロゴねぇ。別に決まったロゴがあるわけじゃ……いや、待てよ」
俺はそう言って、魔法袋をごそごそ漁る。
「たしかここに予備が…………あったあった」
「それは?」
「テイクアウトのドリンク用に使ってるタンブラーだよ」
そう、取り出したのはテイクアウト用の蓋付きタンブラー。
店のロゴとしてフルールがデザインしたツキネのシルエットを入れているのだが、これがなかなか好評だった。
タンブラーの返却による返金システムがあるにもかかわらず、返却せずに自宅用として使うお客さんが多数いるようなのだ。
俺としても気に入っているロゴデザインなので、ポーションのロゴにもぜひ使いたい。
タンブラーをディーニャに渡すと、彼女も「いいロゴッスね!」と褒めてくれた。
「このタンブラー、借りても大丈夫ッスか? ロゴのサンプルとして工房に持っていきたいんスけど……」
「オーケー。店にいくらでも予備はあるから、渡しちゃっても全然いいよ」
「了解ッス! この後工房に持っていきますね!」
「ありがとう。頼んだ」
ディーニャにタンブラーを渡し、必要な相談は全て終わった。
数日中に味変粉を納入することを約束した俺は、工房に行くという彼女を見送る。
そして三日後の営業終わり、生成した各種の粉を約束通り持っていった。
初回分は様子見ということで、ライフポーションとマナポーションの粉を約150本分×2タイプ(通常&強力)、麻痺治しポーションと解毒ポーションの粉を約50本分×2タイプ用意した。
売上の調子が良ければ、今後はもっと大量の粉を納入する予定だ。
工房による瓶のロゴ入れも順調に進んでいるようで、一週間以内に瓶が届くだろうとのこと。
サンプルとしてロゴ入れ済みの瓶を見せてもらったが、タンブラーのロゴが完璧に再現され、お洒落な感じになっていた。
そうして、あとはディーニャの下に瓶が届くのを待つのみとなり、ちょうど一週間が経った時。
『グルメの家監修ポーション』の販売が開始されたと、ディーニャからの報せが届いた。
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