漫画家へGO プロ漫画家インタビュー

No. 3異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています
村上ゆいち先生

わたしの履歴書

第2回 村上先生の制作環境&スケジュールを大公開!

趣味は1日10時間続けられる、アレ?

――オフの日はどう過ごしていますか? 

趣味の絵を思う存分描いています! 

――言い切りましたね!(笑)

1日10時間以上やれるものなんて、もう趣味としか言えないというか(笑)。仕事の絵を描いている休憩時間にも趣味の絵を描いていますから、描くことが当たり前で普通なんですよ。でも趣味で絵を描くのは、萌えの発散以外にもちゃんと意味があって、仕事でいきなり提出するのは難しそうな塗りや、いつもとちょっと違うタッチ等を好きに試せるという利点があるんですよね。

趣味も絵、そう言ってサクサクとリィーンを描いていく村上先生。その作画所要時間、なんと10分足らず!

――なるほど。その他、公式プロフィールでは「趣味:映画鑑賞、散歩」とありますが。

先ほども言いましたが、映画は好きですね。散歩は……趣味というより、起きた時に目を覚ますための日課兼息抜きです。イラストレーターとして駆け出しの頃、仕事を詰めすぎて座りっぱなしになったせいで、階段を転げ落ちそうになるくらい脚力が弱った時があったんですよ。これは人として危険だと思って、今はたとえ50メートルでも、毎日家を出て歩くようにしていますね。

――やっぱり少しでも体を動かすことが大事ですよね。漫画家の職業病と言われる、肩こりや腰痛はありますか?

肩はこりすぎて、辛さに気付けないようになってしまいました……。人に揉まれて「固!」と言われてはじめて、あ、こってるんだ〜と思うような感じです。でも幸いなことに、痔や腰痛はありません。だから体の作りが今の仕事に合ってるのかもしれないですね。

――天性のものがあるのかもしれませんね(笑)。趣味といえば、ゲームはいかがですか? 『癒し手』はゲームの知識がないと、描き手としてピンと来ない部分もあると思うんですが。

アクションゲームが好きで、PS Vitaでずっと「ゴッドイーター」(BANDAI NAMCO Entertainment Inc.)をやっていたりはしたんですけど、ゲーマーと名乗れるほどやりこめていないというか……好きだからこそ名乗りたくないという感じなんですよ。『癒し手』に関してはリィーン自身がライトゲーマー寄りなんで、逆に誰でも知ってるようなレベルの知識で抑えておいた方が、リィーン目線に立てるのでいいかな、と思っています。とはいえ「ペルソナ5」(ATLUS)のためだけにPS4を買ったりはしているんですが(笑)

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