とし子の日常食堂

ここには少し特殊な飲食店がある。
それはとし子がお店を回している「日常食堂」
ここの食堂は周りにある飲食店とは少し変わったシステム。
それは、お客さんが作って欲しい料理の材料をお客さん自身が買って持っていき、作って欲しい料理をとし子に作ってもらうと言うシステム。
お金、ではないのだ。
食材、材料なのだ。
自分が与えられているものは、必ずしもお金で与えられるというわけではない。
他の形で何かしら与えられて生きている。

飲食店にもこーゆー形があってもいいのではないか!
そんな元飲食店従事者の作者が考えた、
ありそうでなさそうな食堂。

日常食堂。
きっとそこには、且つての飲食店の基本がある。
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