Ad Libitum(アドリビトゥム)
赤ずきんの少女・春芽 火色(はるめ こいろ)は母のお使いで森で独り暮らしの祖母の元へ出かけていく。
祖母は亡き祖父との音楽家だった頃の楽しい思い出を語って聞かせ、火色はそんな時だけは元気になる祖母にまた音楽を聞かせてあげたいと思っていた。
そんな火色の耳に生まれて初めて聞く楽器の音色が届く。その音を辿ると、森の奥でひっそりフルートを奏でる少年と出会った。
火色は祖母の為に、彼の演奏を聞かせてあげてほしいと頼み込むが…―――。
祖母は亡き祖父との音楽家だった頃の楽しい思い出を語って聞かせ、火色はそんな時だけは元気になる祖母にまた音楽を聞かせてあげたいと思っていた。
そんな火色の耳に生まれて初めて聞く楽器の音色が届く。その音を辿ると、森の奥でひっそりフルートを奏でる少年と出会った。
火色は祖母の為に、彼の演奏を聞かせてあげてほしいと頼み込むが…―――。