本日2024/06/10　新連載版第１話を読み、作者名のリンクから辿って参りました。異世界系それも何かと殺伐としがちで絵面が爆裂的派手な忙しいダンジョンシーカー系マンガばかりが数多ある中、こうした「ゆるっとモノローグ」なオフビートの異世界ダンジョン系マンガは珍しいかと思います。例えば2024年07月からアニメ化される「ダンジョンの中のひと」もこうした異世界ダンジョン系ゆるモノローグ語りマンガですが、彼方はチョコチョコ物騒な対人バトルやダンジョン運営のシリアス悲哀ノウハウエピが挟まりますので、何処かの独りキャンプ△マンガの類な「ゆるゆるアウトドア」を日常系エピソードに徹して描くマンガに此方が為れば、これは他に類を見ないマンガになってくれるやもと期待します。今のところは御嬢ひとりのマンガですが、柱アオリに拠れば学園日常エピも読めそうですので、きっと学園には独り（と書いて〝ぼっち〟と読む）御嬢を遠巻きに見守っている友人知人（けれど変人）も多いでしょうし、それらと御嬢を結んでくれるキーパーソンも直に登場してくれるでしょう。そのキーパーソンが初心者以前のド素人で、この街に引っ越してきた当日に何故かこの初心者向けフィールドに迷い込み、疲れて居眠りしていた間に深夜になって大いに迷っていた所へ御嬢が通りかかり、泣いて縋って追い詰めテント前の焚き火を囲んで「迷子？」「へぅ」な会話から始まるやり取りで凡そポンコツな面を見せた後、姉の出迎えで帰ってゆく彼女を見送りながら御嬢が「騒がしい奴だ。まぁもう遭わないだろ」と油断していたら、翌朝の登校風景で御嬢が学園の下駄箱で履き替えている後ろを、その彼女がニコニコ「今日から転校〜」と通りすがるカットがある、とまぁアニメ化第１話がラストまで脳内上映できました。その後のエピソードも２シーズン２４話＋オマケアニメまで全て脳内再生できそうですので、どうか当作品もアニメ化実現まで末永く連載を続けられますよう願い応援しています。なお新連載版第１話のコメントには小銃の登場と使用に違和感を覚える旨のコメントがされていますが、それもこれも銃器の扱い（銃撃シーンのみならず装填にもメンテにも保管にも）にプロチックな描写が為されればアッサリ引っ込む類ですので、作者の方には色々と映画やマンガから描写ノウハウを見取られる事をお勧めします。「GUN SMITH CATS」とか