夜に溶ける。

1日常

すみません、僕を買いませんか？

｢あ？うるせぇ邪魔だ」
｢どっか行け」

すみません、、



すみません、僕を買いませんか？

｢え？いいよ僕いくら？」

｢あ、一回1000円です」

｢いいよぉーじゃあ、行こっかぁ」

｢ありがとうございます」

｢ホテル代もったいないからここでいいよね」

｢はい」
ついたのは人気のない公園とトイレ
僕は今からこの人とする。


｢はぁはぁ、、早くしゃぶれよ」

じゅぷじゅぷ

苦しい

｢挿れるぞ」

｢うっっ、」

｢声出すな！」





｢はぁあーもういく、出すぞ！」

｢いくいくいく！はぁはぁ、、、」

｢うぅ」

｢ちゃんと綺麗にしろよ」

｢ゔぅ」

｢お前いくらだっけ」

｢、、1000円です、」

｢おまえに1000円はたけぇよ」
じゃらじゃら
「じゃあ」

結局貰ったのは168円
なんかのお釣りだろう


｢まぁ貰えただけマシかな、」　　

とりあえず適当に中に出されたのをトイレで掻き出した。

今何時、親から貰ったおもちゃみたいな格安携帯で時間を確認した。

“7:58”

もうそんな時間、、

帰ろう

今日は朝まであの家帰らなくて良いんだっけ
とりあえずどこでもいいから寝たい

僕はフラフラした足をたたいて歩いた

ここでいい

ホームレスの人がいそうな路地裏

別に寝れればどこでもいい

適当にしゃがんで寝よう。